科学 2024年2月号 >> 違う号の感想だったので、ここで。135頁からの「人とAIの共生を考えるには『文化』が重要である」は、文化経済学をやっているので関心を抱いた。法的規制や倫理基準。そしおて、差別の文化差といった論点があるようだ。ジェンダー、宗教の偏見だ。結果のバイアスもあるようだ。多様性をどう確保したらいいかが大きな課題と読める。社会の中でAIが人間よりも重要な位置づけになると、人の存在意義が問われる。人が判断する社会や機能でありたい。
ヒステリーという言葉は、女性の子宮の痛みから来る異常な攻撃性を指す偏見に満ちた言葉(121頁上段)というのはつゆ知らずである。1か月前、おばさんたちに叱責されて1か月早く退社したことを思い出した。ヒステリーなのもやむなしな労働だったから。。
ソムードとは、そこに踏みとどまってがんばる「抵抗」を意味する。ヨルダン川西岸の人が入植者や占領軍迫害に抗し、西岸にとどまる(217頁下段)も読み落とせない箇所であった。編集後記の上段に、経済学者の複眼思考を指摘された(254頁上段)。接眼レンズとしてのビジネスマンの側面、対物レンズとしての価値判断指標で規範分析を進化させる側面だ。複眼思考を心がけたい。
人生半世紀自分史
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お仕事:英語教師(©1.2manen)
改名歴は、
①おんどくchan
②知の6次産業塾(6G)
③1万縁冊
④壱萬弐仟縁
で、今日に至る。
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