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2024年2月の読書メーターまとめ

二分五厘
読んだ本
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読んだページ
4622ページ
感想・レビュー
15
ナイス
671ナイス

2024年2月に読んだ本
15

2024年2月のお気に入り登録
1

  • meetontheledge

2024年2月のお気に入られ登録
2

  • 中玉ケビン砂糖
  • meetontheledge

2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

二分五厘
ネタバレ誰か一人を生贄にしなければ、この『方舟』から脱出することはできない。誰が生贄になるのか?それはもちろん、殺人を犯した人物であるべきだ。突然の地震により、地下廃墟に閉じ込められた10人。即座に起こった殺人、更に浸水溺死のタイムリミット一週間に加え、一人が犠牲になれば他は脱出できる極限状態。この状況だからこそ起こる殺人。そしてある一つの事象を反転させることで、その状況の天地はひっくり返る。まさに悶絶。真犯人だけがカッコ良く、凄いと思わされたのも初めて。「じゃあ、さよなら」うわぁぁ『十戒』にこう続いていたのか。
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2024年2月にナイスが最も多かったつぶやき

二分五厘

2024年1月の読書メーター 読んだ本の数:17冊 読んだページ数:4870ページ ナイス数:562ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/214005/summary/monthly/2024/1

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2024年2月の感想・レビュー一覧
15

二分五厘
ネタバレ九巻が見つからないために、先に十巻を。商売仲間のうづが巻き込まれる、お花大尽の嫁取り騒動が。毎巻必ず登場して、お昼のおにぎりをいただいている娘だけに小藤次さん、今回は父親の気持ちで事に当たります。裏ん家の綾香様と眼千両の岩井半四郎、これから小藤次に関わってくるのかな。一巻飛ばしただけで駿太郎様がえらく成長したような。幼児にして吉原に登楼したし(笑)
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二分五厘
日本史上天下を取った人物数あれど、何を考えて行動してるのか(自分的に)理解できないNo.1・足利尊氏。その生涯が常に支え続けた二人、弟の直義と執事の高師直の視点で徹底的に語り尽くされる。「兄はいったい何を考えて生きているのだろう」天然である故の″邪気なき鵺″、無類の人望と大人の軍才を発揮して、天下を掌握していく尊氏。だが二人は知っている「軍神は何も考えていない」武門の棟梁としては全くの不覚者、本当の極楽者。それを見捨られないからこそ対立していく二人。彼らが去る頃に尊氏が覚醒していくのは歴史の皮肉なのか。
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二分五厘
ネタバレ日本人観光客が巻き込まれる、グアムならではの事件を、解決に導くイーストマウンテン・リサーチ社の事件簿第三弾。スカイダイビング中の観光客が空中で消失する『第一話』グアムでは症状が良くなる原因不明の病気を持つ少女と、その家族を狙う影『第二話』消えた大学教授と、残された謎のメッセージ『第三話』軍人が日本人観光客にのみ言いがかりをつけて尋問する事態に『第四話』大地主達の行方不明案件は殺人事件に発展『第五話』事件の謎自体魅力的だけど、その裏に更に伏線を張られた秘密も。今回は若い女性絡みの案件が多いなって思ってたら。
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二分五厘
ネタバレ西日本各府県につき、一人の戦国武将をテーマに綴った掌編小説集。それだけ短いのに戦国武将達が魅力的に描かれています。カッコいい逸話を膨らませた豊臣秀吉(大阪府)に足利義昭(京都府)、くすりと笑わせる毛利元就(広島県)や大内義興(山口県)、武士の意地や孫への愛を貫く北畠具教(三重県)に蜂須賀家政、らしい″その後″黒田官兵衛(兵庫県)や雑賀孫一(和歌山県)。意表を突いたキャスト有馬晴信(長崎県)、影はあれど形が無い尼子経久(島根県)。中でも戸次道雪(大分県)と立花宗茂(福岡県)は高橋紹雲と併せて長編化希望です。
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二分五厘
ネタバレ『旅屋おかえり』続編。「帰りたい、とは思うものの、諸般の事情で、いまなお帰れずにいるのです」旅屋への依頼は、おかえりのアンタッチャブル″北海道″への旅。「花開くまでは決して帰らない」依頼を受けないつもりのおかえりだったが……。ただひとりの肉親同士である姉と妹が、お互い″相手さえいなければ″と思ってしまった結果の十八年。元凶の″丘の上の馬鹿″が、何でもできるくせに何クソ不器用なこと言って(やって)んだ?って苛々するんですよね。お母さんがデキた人だけに、余計に。おかえり修学旅行編漫画とフーテンのマハSPつき。
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二分五厘
ネタバレ高校事変を読んでたから、久しぶりに千里眼に戻ってきたら…岬先生、恵まれてるなぁ(笑)名古屋駅周辺をF1マシンでぶっ飛ばし、更に小牧でF15Jをちょっと拝借して岐阜までかっ飛んでも、お叱り程度って🤣岐阜の底辺工業高校内で″酸素欠乏症を起こさせる爆弾″を起爆させた医師。その直後、生徒会長が高校の『独立国家』宣言を発し、一人の女生徒を血祭りに挙げ、生徒達は校舎に籠城する。高校国と日本と警察と教育委員会に親、そして岬先生。果たしてどう解決されるのか。つい血生臭い方向に考えてる自分、高校事変に毒されてるなぁ。
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二分五厘
ネタバレ犯罪者予備軍の駆け込み寺―そのNPO法人には、罪を犯す寸前の人が相談にやって来る。相談員は彼らの犯行計画を聞き出した上で、その穴を次々と指摘していく。それが殺人計画であったとしても。殺した後に自分が捕まってもいいならともかく、相談に来る悩める人間は、犯行後も自分の生活は守りたい自分勝手な方ばかり。そんな人の計画を、論理立てて不備を突いていく相談員さん、一体犯罪者予備軍達をどうしたいんだろう。冷静に計画を論破された彼らが、その後どうなるのかが見所ですね。計画を練り直して本懐を遂げようとするも………。
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二分五厘
前回帰ってきてた真一郎さんと鳳さん、速攻でいなくなってた(笑)まーそうだよね、あの人達いると二人が目立たない。というか花穎と衣更月の雰囲気が似ていて、一人称視点だとたまに区別つかなくなったり。一巻のバカップル、だけではなく一族に(また…)振り回される『永遠の国の王子様』赤目さんとの関係が元サヤのようでなにより『生命の木と魔法のお菓子』密室に閉じ込めた猫と逃げたパイの謎。『高潔な白猫』うちの執事が言うことには、当主は堂々としていれば良いらしい。○○を幻惑した、今巻ベスト『王子と乞食と仮面の執事』
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二分五厘
ネタバレシリーズ三巻にして最終巻、だそうです。『こぶとり奇譚』殺人事件の証拠はこぶにあり?だけど鬼に取ったりつけたりされてて……『陰陽師、耳なし芳一に出会う。』芳一の耳にだけ経文を書き忘れた理由とは『女か、雀か、虎か』はてさて、作兵衛じいさんはどこで間違えたんじゃろうのう。つづらと井戸をめぐるリドルストーリーの結末は『三年安楽椅子太郎』『金太郎城殺人事件』一章使って太郎の活躍を描きながら、大舞台で出番なし(笑)お城の中で″そして誰もいなくなった″鬼の腕を手に入れたのは……うーん、めでたしめでたし、なのか?
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二分五厘
ピクニックバスケット第三巻。「サンドイッチって、誰でもつくれるのに」「サンドイッチてゆうたら、ハムやレタスをはさんだらしまいや」誰でもつくれるサンドイッチ。だからこそ普通にふだんに食べたいと思う。自分でもつくれるけど、ちょっと奮発すればもっと変わったものがお店でも味わえる。笹ちゃんが語る、お店の定義が奥深い。今回は蕗ちゃんと一斤王子が織り成す一進一退の恋愛模様を中心に、サンドイッチが語られる。各章とも、メインの四人がお話から離れた時点で後はお任せ、または後日談で語られるのがさっぱりしていていいですね。
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二分五厘
どこかホロ苦いけど、少しだけ光も見いだせる余韻を残す、夫婦と愛犬・シャルロットのミステリ短編集第二弾。迷子のトイプードルと謎の飼い主『シャルロットと迷子の王子』引っ越して来たお向かいさんの不思議。「家族三人」って、しっかり言ってるよな…『…と謎のお向かいさん』宿泊客全ての愛犬の迷子札が盗まれた理由。絶対ダメでしょ『…と紛失した迷子札』スクール閉鎖の理由が、闇深い『…のアルバイト』○○という名前の召使い、多数決という名前の○○『天使で悪魔と…』うまくまとめて大団円(終わり)にはしないでくださいね『家族』
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二分五厘
ネタバレ「お前は烏丸家の執事か?僕の執事か?」執事は家に付くのか、人に付くのか。鳳さんのように、主人に従順でありたいと願う衣更月。だが己の主人の花穎は余りに未熟で自分本位で……。主人ガチャに失敗したと思い悩んでいた衣更月が、花穎の覚悟を見て執事の自覚に目覚める。それは花穎にしても同様で。暗躍していた○○がついに本性をあらわした三巻。あくまでも余興を楽しむようにウキウキと、花穎に奪われたものを取り戻すために。使用人達まで傷つけられ、全てを無くした二人は、各々自分の『輪』を守るため○○に迫る。
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二分五厘
「愛人を連れた中年男は、みなグアムに行きたがる」しかし、その中年男が失踪。「存在しなかった男」の失踪にレイは…。単純な浮気調査が二転三転の展開を見せる『スキューバダイビングの幻想』続けて女性同伴で事件捜査をする羽目になるレイ。だけど今回はかなり熱くなっているようで『ガンビーチ・ロードをたどれば』拉致されて船に閉じ込められた模様の五人(レイ含む)。GPSをたどれば…山間部の地上三百フィート!?『天国へ向かう船』シリーズ初の殺人事件はアリバイ崩し『シェラトン・ラグーナ…』他『センターコート…』
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二分五厘
ネタバレ誰か一人を生贄にしなければ、この『方舟』から脱出することはできない。誰が生贄になるのか?それはもちろん、殺人を犯した人物であるべきだ。突然の地震により、地下廃墟に閉じ込められた10人。即座に起こった殺人、更に浸水溺死のタイムリミット一週間に加え、一人が犠牲になれば他は脱出できる極限状態。この状況だからこそ起こる殺人。そしてある一つの事象を反転させることで、その状況の天地はひっくり返る。まさに悶絶。真犯人だけがカッコ良く、凄いと思わされたのも初めて。「じゃあ、さよなら」うわぁぁ『十戒』にこう続いていたのか。
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二分五厘
ネタバレ警察学校を首席卒業の五十嵐いずみ(コマンドーだね)が配属されたのは、警視庁本部庁舎地下三階の史料編纂室。前任者から託されたのは古びたパソコン『ポルタ』そして意味深な一言『一日署長。よく覚えておくんだ。一・日・署・長。いいね』おぉ、特殊設定ミステリに、このパターンがまだあったか。将来に絶望しながら過去の捜査資料を打ち込むいずみを、ポルタは気まぐれ?で事件当時の過去に飛ばす。捜査署の署長にたった一日だけ憑依させて、事件に決着をつけるために。権限はあれど外見はおっさん。面白いけど、ドラマ映えはしないだろうなぁ。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/04/27(4355日経過)
記録初日
1983/12/16(14715日経過)
読んだ本
6459冊(1日平均0.44冊)
読んだページ
1858826ページ(1日平均126ページ)
感想・レビュー
5824件(投稿率90.2%)
本棚
1176棚
性別
血液型
B型
職業
技術系
現住所
島根県
自己紹介

基本面白ければなんでもありの雑食。中でもミステリーと歴史モノが好物。
書店とブックオフと図書館を回遊して本(獲物)をゲット。ただし手に入れたらそこで満足してしまうため、部屋に山なす積読本。それなのにまた狩りに出かける日々…もはや病気の域。
こんな本バカは周りにいないので、自分が変なんだと思い込んでいましたが、もっとひどい(笑)人がいることに感動。勇気づけられました。
お陰さまで前にも増して日頃のストレスから逃避するべく、書物の世界を旅しています。本によってはなかなかこちらの世界に帰ってこれないことも…それもまた幸せ。
そんな本に出逢いたいがため、皆さんの感想を参考にさせていただいています。
感謝(^人^)

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