ネタバレミステリーが読みたいなと思ってた矢先、少女たちのクライム・サスペンス、というあおり文句に惹かれて読んでみて…思ってたのと全然違った（笑）いやいやいや、クライムサスペンスじゃなくて、息苦しいほどの人間ドラマでしょう？倉本聰の北の国からとか吉田修一の犯罪小説集とか思い出してしまった。違ったと思ったのに500頁超を読み切らせる力強さがこの作品にはあるのだけれど。親ガチャに外れた人の人生、これを読んで何を思い、何を行動に反映すればいいのか、私にはまだよくわからない。

ネタバレミステリーが読みたいなと思ってた矢先、少女たちのクライム・サスペンス、というあおり文句に惹かれて読んでみて…思ってたのと全然違った（笑）いやいやいや、クライムサスペンスじゃなくて、息苦しいほどの人間ドラマでしょう？倉本聰の北の国からとか吉田修一の犯罪小説集とか思い出してしまった。違ったと思ったのに500頁超を読み切らせる力強さがこの作品にはあるのだけれど。親ガチャに外れた人の人生、これを読んで何を思い、何を行動に反映すればいいのか、私にはまだよくわからない。

ネタバレ久しぶりのラノベだった。年をとって西尾維新あたりについていけなくなって久しいが、落ち着いた文体のおかげかさらさらと読みやすく楽しかった。少し勿体ないくらいに次から次へとネタが展開されては去っていくので、隙間時間に読むのにちょうどよかった。化学ネタも中高生の教科書レベルなので若い子に人気というのもよくわかる。私が中高生だったら猫猫に憧れただろうな。薬学部に進む子も増えるかもしれない。続きもたくさんあるというので読みたい。

ネタバレ中島京子氏はあまり読まないのだけど、歳時記コンセプトの話は好みなので、長い予約の列を待って拝読した。果たして、まあ、すげー面白い!!止まらねえ!!寝不足だぜ!!とはならなかったけれども、何となく名作四コマ集を読んだような滋味深さはあった。何となく、読後、心がキュッと切なくなるような。夕暮れの気分になるような話であった。あと、エナガの巣は一度見てみたい。