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2024年2月の読書メーターまとめ

rokubrain
読んだ本
4
読んだページ
1105ページ
感想・レビュー
4
ナイス
97ナイス

2024年2月に読んだ本
4

2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

rokubrain
シンガポールで知り合いの日本人の商社で働く台湾生まれの青年 梁光前のアイデンティティはどこにあるのか? 華人には華僑社会があり、大本の祖国は国民党と共産党で割れている。出身の台湾は日本帝国統治下にあり、自分は帝国臣民である。それらの個人的な複雑な事情が、シンガポールやその周辺が置かれていた複雑な国際状況に相まって、新たな「大東亜」での戦争状態が作られていった。そして首相であり陸軍大臣である東条英機が改名した昭南島に歴訪にやってくる。本当の昭南島の蘭は何だったか?佐々木さん一流のヒューマニズムが流れていた。
が「ナイス!」と言っています。

2024年2月の感想・レビュー一覧
4

rokubrain
実家で眠っていた。奥付を見ると40年前の本。 我々外国人の場合は、英単語を覚える際、自国語との1対1で対応させる点 (spot)で捉えがちだが、 ここでは、基本19語の英米人が持つ概念を自分の中で広げていく(area)アプローチに主眼が置かれている。 著者の竹村健一氏は既に5年前に鬼籍に入られているが、昔はよくテレビの政治番組に出ていた。 「だいたいやねえ」が口ぐせのお馴染みの評論家だった。 今回、英語の教育者としても達人だったんだなあと、遅まきながら感心した次第。
が「ナイス!」と言っています。
rokubrain
シンガポールで知り合いの日本人の商社で働く台湾生まれの青年 梁光前のアイデンティティはどこにあるのか? 華人には華僑社会があり、大本の祖国は国民党と共産党で割れている。出身の台湾は日本帝国統治下にあり、自分は帝国臣民である。それらの個人的な複雑な事情が、シンガポールやその周辺が置かれていた複雑な国際状況に相まって、新たな「大東亜」での戦争状態が作られていった。そして首相であり陸軍大臣である東条英機が改名した昭南島に歴訪にやってくる。本当の昭南島の蘭は何だったか?佐々木さん一流のヒューマニズムが流れていた。
が「ナイス!」と言っています。
rokubrain
第2次世界大戦は、日本においては、太平洋戦争、あるいは大東亜戦争とも呼ぶ。 前者は地域的な呼称だが、後者は当時の日本の思想的な意味合いも加味されている印象がある。 よって今はあまり好んで使われないのかもしれない。 今回は、そんな大東亜戦争の側面をシンガポール(昭南島)を舞台に描いた作品だった。 絶妙な登場人物たちの配置が当時の置かれていた空気感をリアルに作り出している。
が「ナイス!」と言っています。
rokubrain
蛇(じゃ)の道は蛇(へび)。 その道の人にしか分からない専門的な世界がある。 裏社会で稼ぐ裏稼業の仕組みが見えてきた。 銀座の高級クラブ → 製薬会社への企業恐喝 → 競輪 → ノミ屋 → 株の空売り。 信用は金で買えない、というけれど、それを逆手にとった物語で「常識」がひっくり返る面白さがあった。 楡さんの作品の中では異色かもしれないが、世の中のことを勉強できるのは、いつもながら。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/05/07(4335日経過)
記録初日
2012/05/04(4338日経過)
読んだ本
569冊(1日平均0.13冊)
読んだページ
195757ページ(1日平均45ページ)
感想・レビュー
568件(投稿率99.8%)
本棚
0棚
性別
血液型
O型
職業
営業・企画系
現住所
神奈川県
URL/ブログ
http://blog.livedoor.jp/rokubrain/
自己紹介

テーマを持って読書していきたいと思っていますが
雑読かな。。
年間50冊くらい
継続は力なり

感想はブログに書いたものの抜粋です
おおもとの文章はもう少し長かったりします
http://blog.livedoor.jp/rokubrain/


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