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2024年3月の読書メーターまとめ

おーすが
読んだ本
13
読んだページ
2552ページ
感想・レビュー
13
ナイス
152ナイス

2024年3月に読んだ本
13

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

おーすが
ネタバレ黄色いカーディガンの女は誰かに似ているむらさきのスカートの女に興味を持つ。淡々と語られるむらさきのスカートの女の日常。黄色いカーディガンの女の視線はどこまでもそれを追うことができ、実在性が薄まっていく。終盤、語り部の正体が明かされた時、むらさきのスカートの女は姿を消す。入れ替え可能な主体と対象が不気味。黄色いカーディガンの女を監視するのは誰か。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
13

おーすが
読みたかったやつ。生活保護をテーマにしっかり丁寧に面白く描かれるケースワーカーの実態。労働は国民の義務!!と言われるといっそ清々しい。柏木ハルコはいいなあ。
が「ナイス!」と言っています。
おーすが
冴えない数学教師が麻薬王になる海外ドラマってのが昔あったけど、これはおとなしい太っちょ中年男が自家製バイアグラで男の沽券を取り戻そうとするはなし。主人公が“いい人”なだけにちょっと胸がいたむなあ。浦沢直樹っぽくもある。
が「ナイス!」と言っています。
おーすが
ネタバレ黄色いカーディガンの女は誰かに似ているむらさきのスカートの女に興味を持つ。淡々と語られるむらさきのスカートの女の日常。黄色いカーディガンの女の視線はどこまでもそれを追うことができ、実在性が薄まっていく。終盤、語り部の正体が明かされた時、むらさきのスカートの女は姿を消す。入れ替え可能な主体と対象が不気味。黄色いカーディガンの女を監視するのは誰か。
が「ナイス!」と言っています。
おーすが
小児科医のまこ先生の優しさだけではなく、父親との確執やYouTuberまこちゃんの迷走ぶりも描かれ、気づけば好きになっている。押し付けがましくない倫理観もいいと思った。漫画がうまいなあと思ったら『テセウスの船』の作者さんかあ。
が「ナイス!」と言っています。
おーすが
なんとなく医学部に入ってしまった主人公(!)が医学を志すとはなんぞや、というところから悩み成長する物語。いつもながら足腰の強い三田作品でそこそこ面白い。ブルーピリオドの医学部版。
が「ナイス!」と言っています。
おーすが
様々に偏執的なキャラクターが面白い。一巻のほうが面白かったけど、まだまだこれから?
が「ナイス!」と言っています。
おーすが
メンデルの遺伝法則のように、美しいからこそ法則で、それは人生よりも尊い(というか、それを超えた物理である)という価値観にわたしは弱い。チは地動説のチか、それとも。
が「ナイス!」と言っています。
おーすが
話題になっていた小説の漫画版。ハルの合理的で明るい性格に清々しさを感じるものの、女性性をモノとして扱われることへの割り切りが、どうも腑に落ちず、物凄くモヤモヤする。人は、人権を奪われることも、メタ認知で乗り越えて、例えば女子会で発散するというような、日常的消化ができるのか。都合の良い女性の解釈にも思えるし、それができるのならという希望にも思える。
が「ナイス!」と言っています。
おーすが
帯に惹かれて読んだ。自分より少し年上の、でもギリ同世代であるジェーン・スーさんからの、仕事がんばってるわたし、や友達への励ましエッセイ。意外と型にはまったはなしが多かった印象。思いっきり50代になるのが楽しみ、と思わせてほしかったかな。
が「ナイス!」と言っています。
おーすが
ドイルのスピリチュアルへの傾倒の真髄がわかり良かった。ドイルほどの懐疑派でも、信じるべきと思わせる当時の霊媒ブームはすごい。ドイルによると人間は発生からの20万年、一度も堕落などしていない。キリスト教こそ堕落し、怠慢をしている。我々の周りにある霊の世界に目をむけろと力強く啓蒙する。ただその根拠は科学的検証ではなく降霊術からの経験則であり、物質化写真などあまりにアレで、当時の熱狂なくして受け止めるのに勇気がいる。
が「ナイス!」と言っています。
おーすが
民話や怪異の専門ライターたちが座談会形式で日本各地の「ひどい民話」について語る。艶話を抜きにするとウンコとオナラの話が多く、まあまあ低俗(笑。意外に少ないオシッコ話。民話の締め言葉「とっぴんぱらりのぷう」「どっとはらい」の話、チラとだけ出てきたが、ここ気になる。もっと読みたかった。4人の中ではやはり京極夏彦の語りが素晴らしく、さすが。
が「ナイス!」と言っています。
おーすが
たった一発の銃弾でヒグマと闘うのは不可能だと思うが、なかなか良いコンビで面白い。
が「ナイス!」と言っています。
おーすが
全く前情報なしに読み始めたのでしばらくエッセイだと気づかなかったが、やがてエッセイ風の小説なのだなと思い直した。気づけば別の何かを読まされているという浮遊感はこの作家の白眉だった。そうだった。クールでかっこいくて、器用な小川哲節だ。プロローグの村上春樹風の恋愛描写に若干いらついたけど、表題作ほかは面白かった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/05/18(4360日経過)
記録初日
2012/05/06(4372日経過)
読んだ本
951冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
249867ページ(1日平均57ページ)
感想・レビュー
748件(投稿率78.7%)
本棚
2棚
性別
血液型
B型
職業
クリエイター系
自己紹介

好きなのはSFとエビフライ。

参加コミュニティ1

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