書店でよくみる「世界でいちばん素敵な○○の教室」のシリーズ。なんとなく海に触れたい気分だったので「海の教室」を手にとってみた。基本的には雑学本だが、オールカラーで写真が多くきれいなので、半分は写真集的な感覚で読む感じ。癒されました。文字数も多くないので読みやすいです。

同名映画のノベライズ。おそらく映画も大きくは違わないのかなと想像。2時間の映画でちょうど収まりそうな感じの長さなので、小説としては短く、あっさり読めてしまうが。映画は「孤狼の血」チームが手がけるというので、かなり血まみれになりそう。小説でもそのへんの描写も容赦なく。罪人が集められて決死の任につくというのは、プロットとしては珍しくないかなと思うが、この手の展開だと誰がどのように生き延びるのかが気になりますね。ある種の異能者の集団が戦うというものなので、ノベライズに冲方丁は適任だったように思います。