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2024年3月の読書メーターまとめ

フク
読んだ本
7
読んだページ
1161ページ
感想・レビュー
7
ナイス
695ナイス

2024年3月に読んだ本
7

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

フク
返却期限に追われ精読には至らなかったが、再読してみたい一冊。自分の感情をよく見て、理解するということは、以前ティク・ナット・ハンの言葉で知ったことと似ていて、自分の激しい感情を掌に乗せて、よく眺め、なだめてやることだと彼は言っていた。その過程で客観的になれるということなのだと思う。良し悪しを判断しないこと、これも自分の価値観を絶対視するところから生まれる怒りや苦しみから解放される大切な工程だと感じる。自分を正しいと思う心は「慢」「みんな、よく頑張っているな」「お役に立てればよし」これらの言葉も印象に残る。
山川欣伸(やまかわよしのぶ)
2024/04/10 23:22

感情を客観的に見ること、それってなかなか難しいけど、すごく大切なことですよね。ティク・ナット・ハンの言葉、素晴らしい!

フク
2024/04/11 00:11

共感、ありがとうございます。傷ついたり、感情に揺さぶられることを否定するのではなく、自分の心が傷ついたり揺れていることをきちんと自覚して、それをもう一人の自分が癒すという考えが素晴らしいと思いました。

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

フク

「はい、今日はもう終わりです。」と言われている図。

「はい、今日はもう終わりです。」と言われている図。
ふう
2024/03/10 00:16

いい相棒😊

フク
2024/03/10 07:27

ふうさん、残業時間抑制システムと夜更かし防止機能付き、癒し効果により血圧と心の安定を保つ優れた性能が実証された、猫型相棒です🐈‍⬛

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
7

フク
返却期限に追われ精読には至らなかったが、再読してみたい一冊。自分の感情をよく見て、理解するということは、以前ティク・ナット・ハンの言葉で知ったことと似ていて、自分の激しい感情を掌に乗せて、よく眺め、なだめてやることだと彼は言っていた。その過程で客観的になれるということなのだと思う。良し悪しを判断しないこと、これも自分の価値観を絶対視するところから生まれる怒りや苦しみから解放される大切な工程だと感じる。自分を正しいと思う心は「慢」「みんな、よく頑張っているな」「お役に立てればよし」これらの言葉も印象に残る。
山川欣伸(やまかわよしのぶ)
2024/04/10 23:22

感情を客観的に見ること、それってなかなか難しいけど、すごく大切なことですよね。ティク・ナット・ハンの言葉、素晴らしい!

フク
2024/04/11 00:11

共感、ありがとうございます。傷ついたり、感情に揺さぶられることを否定するのではなく、自分の心が傷ついたり揺れていることをきちんと自覚して、それをもう一人の自分が癒すという考えが素晴らしいと思いました。

が「ナイス!」と言っています。
フク
「茶趣をひろげる歳時記百科」(分厚い!)に少し似ているが、ボリュームとしては普通の単行本で、写真ではなくイラストが豊富。四季のうつろいに関係の深い言葉を主軸にしつつ、感謝の言葉や労いの言葉、時を表す言葉やめでたさを表す言葉などのコラム的な頁があり、全体として人の暮らしによりそった大和言葉集になっている。今の言葉では表現しきれない、豊かな感受性に溢れた言葉の美しさを、再認識させられる。柔らかな大人の言葉遣いを身につけたい方や、茶杓の銘・茶席の会話などに膨らみを持たせたい茶道お稽古中の方にお勧め。
が「ナイス!」と言っています。
フク
獣医として東日本大震災のペット連れ避難の支援に入った経験と、その後の熊本地震で当事者となりペット同伴避難を受け入れた経験を持つ著者。2つの巨大地震の教訓がいかされた防災ハンドブック。素晴らしいのは、支援者として感じた課題の解決方を考え、すぐに九州の自分の病院に活かすべく具体的な行動をとっていたこと。その実行力があったからこそ5年後の同伴避難受け入れに繋がったし、そこで得られた知見をこうして読むことができる。震災を恐れているばかりで、具体的にイメージした行動をとれていない飼い主(私)への大切なメッセージだ。
みさどん
2024/03/30 20:08

熊本市の竜之介動物病院って有名なんですよ。ラジオのコーナーあって的確なアドバイスをされています。

フク
2024/03/30 23:19

そうなんですね。きっとキャラ立ちした方なんだろうなっていう雰囲気は本からも伝わってきます。でもそういう人がリードしていかないと、いろいろ変わっていかないですもんね。自分の病院を耐震化して、地震後4時間くらいでペットと飼い主の避難を受け入れるってSNS発信するの、すごいなと思いました。

が「ナイス!」と言っています。
フク
フェミニズム的主張が多少気になるものの、著者の主張には同感でき、これまで読んできた本とは違う視点で家族の問題を解決してゆく考え方が新鮮。日本の文化の中で神聖視されてきた家族の絆、父性と母性、親子の愛。それはファンタジーに過ぎないのではないか。夫婦・親子であっても別個の「私」と「私」であり、その間には境界があるはずだ。境界を犯し、自分の中に誰かを取り込んだり、取り込まれたりして、愛という美名のもとに苦しんでいる家族は多い。愛に溺れずに絆を手放して信じて見守ることは、犠牲になり続けるよりも難しい。
フク
2024/03/28 16:32

「私」には理解できない「あなた」がいることを認めないところから、いろんな問題が起こっている●「理解し合う」」は、使い勝手のいいことばである。~よくよく考えてみれば、どちらかが一方的に「理解させられている」場合が多い。つまり「理解し合おう」と言いつつ、話し合いを重ねているうちに、論理力のあるほうが、ないほうをからめとっていくのだ。●タフラブは、相手にわかってもらおう、相手にわからせようとすることのない愛といえる。また、わかってあげようとしない愛でもある。

フク
2024/03/28 16:33

●「タフラブ」はこのように、「相手の反応」がどんなものであろうとそれでも揺るがない「タフネス」を必要とする。そして、常に立ち戻る地点をつくっておくことだ。そうすることは間違っていないという地点にいつも立ち戻るのだ。揺れることは構わない。戻る地点さえブレなければ。これがきれいに切るコツである。●揺るがないために必要なのは、支えになることば・人・経験などだ。これらをふだんからちゃんと用意しておこう。「あの人のあのことば」「あの人の存在」といった自分が立ち戻ることができる何かをできるだけたくさん用意しておくこと

が「ナイス!」と言っています。
フク
まるで握れば死んでしまう小鳥の雛のように、風に飛ばされる花びらのように、子どもの命もまた、一昔前まではほんとうに儚かった。軽くなって、遠くなって、空に昇ってゆくように。野口雨情作詞の「シャボン玉」は夭折した子を想って書いたと聞いたことがあるが、そんな切なさを「病む子の祭」にも感じる。
が「ナイス!」と言っています。
フク
平家物語の登場人物の名がついた九章からなる、それぞれ独立した物語が、様々な人の目線で語られる。必ずしも章の名のついた一人が主人公とも限らず、例えば九郎判官義経の章の前半は義経主役だが、後半は壇ノ浦で身を投げた小督の最期の心情を描いている。どれもさらりと読みやすいのだが、一度はフルコースの平家物語を通読した上でこそ楽しめるアラカルト版という気がする。死後の魂が、同門平家の人々の最期の戦いを見つめる試みの章は、しみじみと伝わってくるものがあった。琵琶法師の章は、語り口にもう少し琵琶法師らしさが欲しかった。
なお
2024/03/20 07:30

フクさん、表紙が物語っていましたね(^^)滅びゆくもの皆美しく…

フク
2024/03/20 12:14

なおさん、そうなんですよね。瀬戸内海ですから猛々しい海ではなく、暮れてゆく様も美しくて優し気で。この波の下にも都があると言われた幼子のことを思うと切ないな。

が「ナイス!」と言っています。
フク
図書館でも順番待ちの人気本だから期待しすぎたか。目新しいアイディアや視点は感じられず、この本ならではの「すごい工夫」とまではいかなかった印象。また、発売は新しいのに、階段に本棚という、災害対策的には疑問符のつく収納方法がお薦めされているのはどうなんだろう。浴室の窓についても、確かに視線の抜けを作り、視覚的に広がりが感じられる方法ではあるけれど、風呂場の窓は寒いだけで健康や光熱費的な視点から採用しないという考えが主流になりつつあるのでは?大好きなエクスナレッジだけど、個人的にはちょっと残念。表紙は好き(笑)
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/07/25(4292日経過)
記録初日
2011/03/11(4794日経過)
読んだ本
1790冊(1日平均0.37冊)
読んだページ
384058ページ(1日平均80ページ)
感想・レビュー
1574件(投稿率87.9%)
本棚
36棚
性別
自己紹介

1960年代生まれ・女性です。

●古い時代を扱った小説や、少々古風な文体のもつ雰囲気など、時を巻き戻したような本の世界を愉しみます。
児童書・絵本や実用本なども頻繁に手に取ります。
必要に迫られた読書も多く、長い小説がなかなか読めていないのが悩み。
現在、積読消化につとめています。

●マイベスト:宮城谷昌光さん。読メ登録以前に読んでいた宮城谷作品は多く、レビューのために再読することを楽しみに、当面感想ナシで読了の登録だけしました。

●読書の他に、英語、着物、茶道、猫、お香、日本家屋、日本画、古美術、きれいな紙、自然、ほの暗い部屋、細い路地、弦楽器の音色、ひとりぼっち、カスタードとチーズ・・・

●家族の事情でメンタル疾患関連、高齢者介護本なども読むようになりました。実用書は、多くの中から自分の必要に適った信頼できる一冊を選ぶことが難しいもの。私のレビューはあくまでも一個人の受け止めですが、記録を残すことで、同じように困っている方の小さな援けになれたら嬉しいです。私も皆さんの情報を拝見し、役立てています。

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