ずっと読もうと思って積読していたシリーズに，ようやく手を出しました。ある程度あらすじを把握していたので，すんなりと読むことができました。ミリタリ小説好きなので面白かったけど，ちょっと突飛すぎるな設定だなと。現代の社会の闇の部分を過大に膨らませている感じがする。いくら半グレとともに生活していても，結衣みたいに武器に精通するのだろうか。また，この惨状を現代の若者が受け入れるとは思えないんだよな。それだけ，日本は平和になれすぎてしまっていると思う。小説としては面白かったので次巻以降も楽しみです。

ずっと読もうと思って積読していたシリーズに，ようやく手を出しました。ある程度あらすじを把握していたので，すんなりと読むことができました。ミリタリ小説好きなので面白かったけど，ちょっと突飛すぎるな設定だなと。現代の社会の闇の部分を過大に膨らませている感じがする。いくら半グレとともに生活していても，結衣みたいに武器に精通するのだろうか。また，この惨状を現代の若者が受け入れるとは思えないんだよな。それだけ，日本は平和になれすぎてしまっていると思う。小説としては面白かったので次巻以降も楽しみです。

二二六事件について山口一太郎大尉を深掘りすることで解き明かしていく意欲作。二二六事件関連の本を何冊か読んできたけど，山口一太郎大尉に関してはあまり知らなかったので，この作品で彼の人となりを知ることができて面白かった。内容としては，山口一太郎大尉個人を捜査していくことによって，二二六事件の真相，そして事件を陸軍がどう利用していこうとしているのかを探求していく。自分なりに事件に対する考えを持っていたけど，それをさらに補強してくれた感じがします。