【所蔵】グループディスカッションというものを自分は経験したことがないので今の就職活動って大変だな〜と思っていたら、先日娘の大学入試の課題がグループディスカッションだった。絶対自分には無理な課題だと思うので、無難にこなせる人を尊敬してしまう。映画化が発表されて主演2人が決まって、残りの4人が誰になるのかとても楽しみ。読みながらその2人のイメージでピッタリだと思った。前半は何て嫌な話なんだ…と気が滅入る感じだったけど、後半は読んでいて爽快だし、読み終わったら不思議と登場人物みんな好きになっていた。雨白かった。

【所蔵】雨穴さんのホラードラマ「何かおかしい」を一度だけ見てあんまり好みじゃなかったのでこの本も読むつもりはなかったのだけど、ホラー苦手な娘が珍しく興味を持ったようで購入してきたので読ませてもらった。実話っぽく書いてあるけどフィクションなんだよね。にしてはめっちゃ荒いというか、いろいろ強引過ぎない？妄想でよくそこまで思いつくな〜ってことが悉く当てはまっちゃうからちょい白け気味。この題材で本格的なホラー作家さんが書いたらめちゃくちゃ怖くなりそうだから怖くないのが惜しいし、ふ〜んそうなんだで終わってしまった。

【所蔵】わあ面白い！不謹慎だけどワクワクしてしまった笑。「ファイナルガール」を読んだ時みたいな爽快感。冷静に想像したらめちゃくちゃ怖いし、実写化されたら怖くて見られないと思うけど（でもコミカライズされてるのね…読みたいような読みたくないような…）、ピエタとトランジふたりの関係性が心地良くて、トンデモ設定なのにいろいろ心にストンと落ちてくる本だった。途中途中に出てくる登場人物たちもみんな可愛くて面白くて最高だった。ピエタがどういうものかはすぐ検索したけど、トランジの方は怖くて検索出来ない。最後の台詞が好き。

【所蔵】書いてある言葉は難しくないのに何故かとても読みにくい本だった。登場人物たちの会話の受け応えがどうしてそうなるのか理解出来なかったり、その台詞を言われた方がどうしてそういう思考になるのか納得いかなかったり、会話の意味が判らなくてどこか読み飛ばしてしまったのかと頁を戻って探しても見つからなかったり、いろいろストレスを感じる読書だった。登場人物はたくさん出てくるけど、全体的に誰かの見ている夢の話というか、1人の頭の中だけで成立している世界なのかなと思った。冬眠する病の設定や最後の展開は好みだったけど…。

【所蔵】グループディスカッションというものを自分は経験したことがないので今の就職活動って大変だな〜と思っていたら、先日娘の大学入試の課題がグループディスカッションだった。絶対自分には無理な課題だと思うので、無難にこなせる人を尊敬してしまう。映画化が発表されて主演2人が決まって、残りの4人が誰になるのかとても楽しみ。読みながらその2人のイメージでピッタリだと思った。前半は何て嫌な話なんだ…と気が滅入る感じだったけど、後半は読んでいて爽快だし、読み終わったら不思議と登場人物みんな好きになっていた。雨白かった。

【所蔵】映画の監督が甲府市出身で夕方の県内ニュースに出ていたのを見て読みたくなって。可愛らしい表紙とは裏腹な重く辛い話に挫けそうになった。特に貴瑚が母親にされてきたことは甲府の事件の加害者の境遇に似過ぎていて怖くなった。読みながら何度も泣いてしまい頭が痛くなった。きっと今こうしている時にも52ヘルツのクジラたちは何処かにいて…現実には誰にも気づかれずに鳴いているかもしれない。そういう子たちにこの本が届けばいいな。この本を読んだ人たちに聴こえたらいいな。文庫特典のカバー裏のショートストーリーにほっこりした。

【所蔵】シリーズ三部作の掉尾…でも独立した長篇としても読める作品。前ニ作をぼんやりとしか覚えていない状態で読んでしまったけれど充分楽しめた。でも読んだら前作を絶対再読したくなる。独立戦争中のアメリカ。開拓者と先住民の間に生まれたアシュリー。エドはアシュリー殺害の犯人として投獄されていた。構成が複雑で物語がどこに行き着くのか判らなくてとても面白かった。その面白い物語の中に軸としてある開拓者たちの先住民への残酷な仕打ち…「独立記念日」や「開拓者」という言葉が自分の中でとても残酷な印象に変わってしまったと思う。