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2024年3月の読書メーターまとめ

テディ
読んだ本
5
読んだページ
1200ページ
感想・レビュー
5
ナイス
347ナイス

2024年3月に読んだ本
5

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • 轟直人

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

テディ
ネタバレ私小説的な短編集。飄々として煙に巻かれるような作品であった。「石のまくらに」一夜を過ごしたバイトで知り合った女性から送られた短歌の綴り。「クリーム」案内状に従ってリサイタル会場に行くも無人であった建物。その近くの公園で老人から聞く人生の格言。「チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ」大学時代にチャーリーの架空の演奏記事を執筆。大人になりNYで偶然一度だけそれと同じレコードを発見するも見失う。夢で演奏をしてくれたチャーリー。「ウィズ・ザ・ビートルズ」高校時代に付き合っていた彼女の兄。大人になり偶然再会。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
5

テディ
ネタバレ再読。頭脳明晰で大学生で司法試験にも合格してしまう賢一郎。一方で道徳的観念や倫理観が著しく欠落している。スポンサーの叔父のお金持ちの令嬢との婚約が決まるも一方で家庭教師の教え子である登美子を妊娠させ縁が切れない状況となり最悪の行動を起こしてしまう。あらゆる場面においても法律の条文が頭に浮かび常に物事を冷酷、伶俐に考えて行動する件は、不快であった。留置所において亡くなった胎児の血液により登美子に騙されていた事を知る結末は非常にインパクトがあった。解説でも書かれているが老巧練達な作者の手腕によるものであろう。
が「ナイス!」と言っています。
テディ
企業参謀の続編。1986年の執筆であり産業の構図は著しく変わっている。変化していない事は、戦略家としての参謀の考え方である。リスクを回避し機動的に市場に対応出来る柔軟性。製品系列別のPPM法をベースにして成功の鍵(KFS)を握る事が成功につながる。本書が書かれた時代は、インフレの持続的継続前提や低成長時代が見えて来た頃であり製品やサービスのコモディティ化やGAFAのプラットフォーム確立による市場独占を想定していない。ただし相対的優位性に基づく企業戦略や新基軸の展開に基づく戦略は、色褪せず現代でも通ずる。
が「ナイス!」と言っています。
テディ
読み易い本であったが人間で最も重要な「時間」について深く考察されている。人間は有限な時間を与えられておりその活用が人生である。我々は、時間の隙間を埋めるために活動し、世の中の全ての道具は時間を生むために作られ極端な事を言うと購買という行為でさえも時間の売買に直結する。これを読んだ事で睡眠や息抜きは必要であるものの他人に自分の人生の貴重な時間を委ねたり無為な時を過ごす恐ろしさを感じた。残りの人生で有意義な時間を過ごす為に本当にやりたいことを選択しワクワクした事を積み上げて行きたい。先ず会社と距離を置く事だ!
が「ナイス!」と言っています。
テディ
アナウンサーという職業の裏側を知りたく手に取った。内容としては、NHK退社を区切りとした有働さんのこれまでの振り返りであったがそれでもアナウンサーの苦労が伝わった。視聴者の立場として有働さんは安定力があり安心できる存在であったが分刻みの調整が必要な紅白歌合戦司会や海外駐在時の語学のハンデ等を知った。本書で面白いのは、自らを客観的に見て綴った黒ウドウと白ウドウである。人間の二面性を上手く伝えていたと思う。一点理解できなかったのが良いお見合いを断った件である。才女の有働さんに相応しいお相手ではなかったのか?
が「ナイス!」と言っています。
テディ
ネタバレ私小説的な短編集。飄々として煙に巻かれるような作品であった。「石のまくらに」一夜を過ごしたバイトで知り合った女性から送られた短歌の綴り。「クリーム」案内状に従ってリサイタル会場に行くも無人であった建物。その近くの公園で老人から聞く人生の格言。「チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ」大学時代にチャーリーの架空の演奏記事を執筆。大人になりNYで偶然一度だけそれと同じレコードを発見するも見失う。夢で演奏をしてくれたチャーリー。「ウィズ・ザ・ビートルズ」高校時代に付き合っていた彼女の兄。大人になり偶然再会。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/08/19(4267日経過)
記録初日
2012/07/16(4301日経過)
読んだ本
2299冊(1日平均0.53冊)
読んだページ
690461ページ(1日平均160ページ)
感想・レビュー
2244件(投稿率97.6%)
本棚
743棚
性別
血液型
A型
職業
事務系
現住所
東京都
自己紹介

【性格】熱しやすく冷めやすく恥ずかしがり屋です。
【職業】金融機関勤務の会社員です。
【読メに対しての強い姿勢】
(1)年齢、職業、おかれている環境は、人それぞれである事、好みのジャンル、多読家・精読家の別があること等を鑑み基本的に全ての考え方を受け止めること!(例えば正反対の感想を持っている人からは新たな視点を学べる事が出来ます。)
(2)読後は、なるべく速やかにその作品の感想を記憶が鮮明なうちに打ち込むこと。これは自分の読書の足跡のみならず読メの仲間への直接的且つ間接的な情報提供にも繋がる。(既読者に対しては作品のストーリーを思い出すきっかけを作り未読者に対しては、それを読む動機になりうる。)
【読書に対して】
(若い頃の後悔)読書の楽しみが分かりませんでした。好奇心も乏しく勉強も出来ない視野が狭い人間でした。
(現在)遅ればせながら読書が人生の幅を広げることに気が付きました。本を沢山読む人は、物事の考え方が広い、知識がある、文章を書かせたら上手!論理的な思考回路が出来ている!
(未来の希望)上記の通り読書を通じて多くの疑似体験を行い人生を広く楽しめるようになりたいです。また人間としても成長したく思います。
全国の皆様どうぞ宜しくお願い致します。

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