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2024年2月の読書メーターまとめ

いちこ
読んだ本
11
読んだページ
2769ページ
感想・レビュー
11
ナイス
159ナイス

2024年2月に読んだ本
11

2024年2月のお気に入られ登録
1

  • 中玉ケビン砂糖

2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

いちこ
ネタバレ読んでいて気持ちのいいお話だったなあ。 旅する凪ちゃんの連作短編かと思っていたので、ちょっと残念な気持ちも。 でも先日読んだばかりの「あなたは、誰かの大切なひと」に出てきた旅先の二人が出てきてびっくり。 表題作と「冬空のクレーン」がすき。北海道行きたくなった。 スズカさん、お高くとまっているなあとも思うけど「最悪な事態に直面したとき、一時間後に立ち直ってる自分を想像できるか。それができる人は、一年後、十年後、必ず成功する人です」って考え、素敵だなあって思う。
が「ナイス!」と言っています。

2024年2月にナイスが最も多かったつぶやき

いちこ

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が「ナイス!」と言っています。

2024年2月の感想・レビュー一覧
11

いちこ
ネタバレ連作短編集のタイトルでもある「彼女が天使でなくなる日」。彼女というのが宿泊客だったのが違和感だったけど、ラストで「神は絶対であり、その神に仕える天使は善であり、対抗しうる力を持つものは悪とされる」ということを踏まえて「天使になどならせてはいけない。誰ひとり」になるんだな。すごい仕掛けだ。理津子が民宿えとうみたいな場所を作る話も読みたいな。 途中で出てきた蜂蜜は「今日のハチミツ、あしたの私」の蜂蜜かな?他は気付けなかったけど、こんな仕掛けがあるなら理津子さんの話もある気がしてしまう。
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いちこ
ネタバレ3人の友情がとても素敵。和奈は自分を特別じゃないと思っていたけど、隣に立てる人になりたいと思ったり、美令の両親に訴えて友人を守った和奈は特別で素敵な人だと思う。私もこの両親嫌い。 人間も誰かの悲しみを比較しないで、犬のように「察した悲しみや辛さを、そのまま受け止める」ができたらいいな。 読み進めているうちにアヤミが仲良くなりたい人が誰か分かったり、点が結ばれていくのも面白かった。 10年後もみんなで友達でいられたらいいなあって感じる青春だった。 他の感想を読んで前作があったことを知る。そちらも読もう。
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いちこ
ネタバレ自分と感覚が似てる人が、心地よく生きる方法を言語化してくれた感覚。 自尊心が低い人は自身を過大評価しているって話に納得。自分はまあこれくらいの人間なのだと思うことは生きやすくなる。例え話にリスを多用する法輪和尚の話気になる。 丁度観葉植物に興味を持った時期だったので、自身がみずみずしさを失ってから、みずみずしいものが好きになったという言葉に衝撃を受けた。 ただどうしても、フォントを変えてる部分のフォントが気になってしまって…。ちょっと説得力なくなる…。
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いちこ
ネタバレ女であるが故に今まで感じていた感情を言語化してもらった。 おじさんに少女が見えなくなる世界、めっちゃいいな〜!と思ってしまう程度に、私もこの性差に晒されていたと実感。なんなら、おじさんには女性全員が認識できなくなったらいいと思ってしまった。 恐らくおじさんが少女が見えなくなった世界で過去のアイドルの研究をする5人、そのアイドルに現在進行形でハマる敬子の2つの時系列から描かれている話。 それぞれの深掘りした話も読みたい。現代日本、本当にこのくじを引いたのでなければ納得できないよなあ。ウテナ、私も好きです。
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いちこ
ネタバレbrother編を読んだ後だからか、こちらの方が内容が入ってきやすかった。brother編に比べて事件の解決したい点が明確だからかも。とはいえ、絶賛されるほどの魅力は感じられず。 どちらの視点でも書道部の話は登場人物も多く、それぞれの関係性が入り組んでいて特に分かりにくい印象。 脅迫文もどうして自分たちの並び替えにそんなに自信を持てるのか…とついていけない部分も多々。 brother編に比べて、こちらは事件の概要が明確な分、後味の悪い話ばかり。私はこの事実を知ったら前のように商店街を愛せないかも。
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いちこ
ネタバレsister編と合わせて読むと面白いとのことだったけど、ひとまずこちらから先に読了。 単体だとあまりハマらなかったかなあ。ずっといつ面白くなるのか待ってたというか…。 3話であんなに長い脅迫文を切り抜きで作っているのに、自分が並び替えた文章が正しいと突き進んで調査したり、なんだかなあ…。 sister編も同じタイミングで図書館から届いたので、そちらに期待。
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いちこ
ネタバレ細切れに読んでいたけど、めっちゃ面白かった! 登山をしないし、山小屋にお邪魔したこともないので、知らない世界を知る面白さというのもあるけど、著者の文体や価値観が好きだなあ。 危険もある山だからこその話もあるけど教訓めいた話にせず、「こんなことがあってね」ってお話を聞いてるみたいで楽しかった。 私も「この中で誰が好み」苦手なので、その苦手な感覚を言語化してもらったり、ヘリ待機みたいな完全に想像つかなかったけど確かに必要だよねと思うような仕事の話が聞けて興味深かった。他の作品も読みたいな。
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いちこ
ネタバレ遥名の中学生の頃の生きにくさに近いものを経験してきて、私は当時の喋り方が癖になってしまったなあと振り返ったりなど。 傷付きたくなくてばかなふりをしている遥名、学生生活の狭さに自分が埃のような気分だったハル。出会うべくして出会った気もするけど、出会ってからが急展開すぎてついていけなかったなあ。でもそれも「勘」なのかな。そして勘を磨くためのこれまでだったのかなあ。 ハルが配電図に対して「自分が何を扱っているのか、わかる」という感覚を持ったこと、嬉しかったし、読んでいる私も興奮した。
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いちこ
ネタバレ読んでいて気持ちのいいお話だったなあ。 旅する凪ちゃんの連作短編かと思っていたので、ちょっと残念な気持ちも。 でも先日読んだばかりの「あなたは、誰かの大切なひと」に出てきた旅先の二人が出てきてびっくり。 表題作と「冬空のクレーン」がすき。北海道行きたくなった。 スズカさん、お高くとまっているなあとも思うけど「最悪な事態に直面したとき、一時間後に立ち直ってる自分を想像できるか。それができる人は、一年後、十年後、必ず成功する人です」って考え、素敵だなあって思う。
が「ナイス!」と言っています。
いちこ
ネタバレカフカ推しの方と出会ったのもあり、100分で名著が好きなのもあり、思わず手に取った一冊。 「変身」の虫は「人間にとって有益でない動物」というのが目から鱗。それを知るだけで見え方が変わるし、これは過去の私だとも思う。翻訳の難しさ、意図していない脚色も最近感じていたことなのでタイムリー。 これはカフカにハマるのも分かるし、今回の知識を踏まえて一度読んでみたい。この時の100分で名著見たいな。
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いちこ
ネタバレ某Podcastで薦められたのだけど、私は苦手だった。 まず前半の「生き方の問題」が本当に気持ち悪くて…。薦められてなければ読めなかった。生々しすぎて気持ち悪かったのもあるので、その点では評価すべきなのかもしれないけど、ひたすら文体が気持ち悪い。苦行。 その余韻を引きずっていたので、表題作も楽しめなかった。家族の会話は可愛くて微笑ましかったのだけど(特に5年前に食べた炒飯が美味しすぎて、他の炒飯を食べなかった弟)、話がとっ散らかっている印象。あまり理解できなかった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/09/08(4221日経過)
記録初日
2010/08/10(4981日経過)
読んだ本
687冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
185419ページ(1日平均37ページ)
感想・レビュー
632件(投稿率92.0%)
本棚
5棚
性別
年齢
33歳
血液型
AB型
外部サイト
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