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2024年3月の読書メーターまとめ

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読んだ本
8
読んだページ
1298ページ
感想・レビュー
8
ナイス
79ナイス

2024年3月に読んだ本
8

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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架空の黒蟹県は、昔栄えた地区から中心地が移ったとか、合併の話でもめたとかで、隣の市町村と微妙な関係にある、どこにでもありそうな田舎の県。きんつば派と落雁派で対立しているとか、ありそうでなさそうな話を含めて、架空の地方の細かい描写が面白い。現実に存在するものと架空のものが織り交ぜられ、奇妙な空間が創造されている。そこに生活する人の日常を描いている中に、神が紛れ込むことで、微妙に不思議な現象が起きる。絲川秋子は芥川賞、川端康成文学賞など、様々な文学賞を受賞している。初めて読んだが他の作品も読んでみたい。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

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2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:3冊 読んだページ数:804ページ ナイス数:55ナイス 2月に読み終わった3冊からベスト1を選ぶと、大澤真幸『資本主義の〈その先〉へ』 ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/276620/summary/monthly/2024/2

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2024年3月の感想・レビュー一覧
8

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イギリスの西南の端にあるコンウォールという名の半島の先端近くのゼナーという小さな村を舞台とする5つの物語。はじめにの最後に、意味深な感じで「物語を読み始める前に、みなさんにひとつお願いがある。どうかこの本におさめられた五つのお話をすべて、順番どおりに読んでほしい。その理由は本をよみおえたときにわかるだろう。 ゼナーにて M・M」と書かれている。なんだろうといぶかりながらも順番に読み進めた。本全体の構造がそうなっていたのか、と最後に分かったときは、そうか、と読み返したくなった。
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ネタバレパン屋にやってきた小さな2匹のネコを巡る物語が展開する。町で一番小さかったルビの弟分ができた感じだったが、普通に生まれたらしいことが分かり、ほこりから生まれたルビは落ち込む。2匹のちっちゃな看板ネコが、自分らで粉をこねて作るパンのおいしさに涙する。毎回、ほんわかした、いい感じのエピソードが続く。
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いっちょかみスクールシリーズは第3巻を最初に読んでから、第1巻、第2巻と読んできた。本書が第2巻。様々な専門的な教室があるいっちょかみスクールだが、泥棒教室を表立って掲げることはなかったが、裏ではかなりの受講生がいた。亡くなった先生の意思を継いで、怪盗の後継者となるのは誰か、あいかわらずのドタバタだが、なかなか楽しめる。
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プロのサッカー選手を目指す太陽が、違う学校で、身体的に恵まれている月人を遠目に意識しながら、過ごした中学時代の物語。知らない世界だけに、プロに至る道がいろいろあるのだな、それぞれに厳しさがあるのだな、そのときの上位にいるチームが最適な選択であるとは限らないのだな、とか、いろいろ気づかされることが多かった。情熱を持ち続けて上を目指すことの困難さ、重要さ軸に、感動的なシーンも多かった。
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架空の黒蟹県は、昔栄えた地区から中心地が移ったとか、合併の話でもめたとかで、隣の市町村と微妙な関係にある、どこにでもありそうな田舎の県。きんつば派と落雁派で対立しているとか、ありそうでなさそうな話を含めて、架空の地方の細かい描写が面白い。現実に存在するものと架空のものが織り交ぜられ、奇妙な空間が創造されている。そこに生活する人の日常を描いている中に、神が紛れ込むことで、微妙に不思議な現象が起きる。絲川秋子は芥川賞、川端康成文学賞など、様々な文学賞を受賞している。初めて読んだが他の作品も読んでみたい。
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宗田理の「いっちょかみスクール」シリーズの第1巻。「いっちょかみ」とは関西の言葉で、何にでも興味を持ち、首を突っ込みたがる人のことを指す。いっちょかみスクールは、さまざまなジャンルのさまざまな講師が千人以上も在籍し、子どもたちのありとあらゆる好奇心に対応するデパートのような塾である。魔法の先生、3Dプリンターの先生、何でも修理する先生など、楽しい先生たちがいる「塾」で繰り広げられる展開は、何が起こるが分からない。
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ジンという若い音楽家が気ままに旅をしながら作曲している中で、四国のいなか町の小さな宿に泊まったときの話。不思議な女の子が持ってきたカンカン石で楽器を作る。女の子は実は子ぎつねで、夢中になって楽器を演奏しているうちに、きつね姿に戻ってしまう。ほわっとして、やさしい雰囲気の漂う物語だった。カンカン石は「サヌカイト」のこと。昨年10月に魚津で小松玲子さんのサヌカイト演奏を聞いたときには、その音色の美しさに感動した。
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「妖怪一家九十九さん」シリーズのヌラリヒョン・パパがドロロン村の役場で働いている。住民は3人のおばあさんというドロロン村に新しい住民として2組の人間家族、3組の妖怪たち、一柱の龍神さま、龍神さまのお使いカワズ一族がやってきたところでのお話。図書館の児童書新刊コーナーにあって手に取ったが、これもシリーズになっていて、本書が3巻めのようだ。既刊の2冊も読んでみよう。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/10/25(4201日経過)
記録初日
1992/08/12(11580日経過)
読んだ本
7469冊(1日平均0.64冊)
読んだページ
1243734ページ(1日平均107ページ)
感想・レビュー
1913件(投稿率25.6%)
本棚
1棚
性別
年齢
66歳
血液型
AB型
職業
IT関係
現住所
東京都
外部サイト
URL/ブログ
http://www.facebook.com/atsushi.iizawa
自己紹介

読書は好きで、毎日通勤途中、入浴中、就寝前と時間があれば読書しています。ジャンルにはこだわらず多様な本は読んでいて、よく自己紹介では、以下のように記載しています。

趣味: 読書(1年に200冊~250冊くらい)、折り紙
・ソーシャルメディア関連、アート関連、イノベーション関連、電子書籍関連、デジタルアーカイブ関連、観光学系、時代小説、児童書、SF・ファンタジー、情報系、ソフト工学系、図書館学系、経営論系、経済学系、社会学系、哲学系、数学系、、、
・佐伯泰英、上橋菜穂子、今井絵美子、和田はつ子、高田郁、 あさのあつこ、宮部みゆき、那須正幹、米澤穂信、奥泉光、原研哉、司馬遼太郎、、、

以前は本屋で気になった本はその場で買わないと二度と出会えないかもしれないという恐怖心から買っていたのですが、置き場所に困るようになり、最近はもっぱら図書館で借りることが多くなっています。

折り紙は、川崎敏和「バラと折り紙と数学と」に出会って以来、川崎ローズの魅力に取りつかれました。その後出版された「折り紙 夢WORLD 花と動物編」にある折り方を何人もの方に教えたことがあります。

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