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2024年4月の読書メーターまとめ

A.T
読んだ本
3
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2049ページ
感想・レビュー
3
ナイス
216ナイス

2024年4月に読んだ本
3

2024年4月のお気に入り登録
1

  • NORI

2024年4月のお気に入られ登録
1

  • NORI

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

A.T
1982年の単行本より加筆されたコッチの文庫本がおすすめ。85年のつくばみらい博の「ソ連館見学記」を今読むと、ソ連崩壊を予感させるようでもあり、そして今の日本の「失われた30年」が外から見られるとこんな感じじゃないか…とも読めてしまう。切ない。思えば、2019年に亡くなった橋本治の遺作の時代設定が1993年で途切れていたのも、同じ空白の30年にも思えてくる。ああゝ。
A.T
2024/04/29 18:08

オネエ言葉の治ちゃん節によるエッセイ集。萩尾望都大島弓子倉多江美山岸凉子美内すずえに谷岡ヤスジを天才って言ってたのは治ちゃんだったか。ひさうちみちお植田まさし大友克洋永井豪に手塚治虫。まだ読んでなかった「アドルフに告ぐ」は早速にも読まないと…80年代はシンプルだった。それより「ラブレターの書き方」は参考になる。好きです… 1回じゃダメ、2回書かないと。

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

A.T

重量1474グラム、2段組1370頁の橋本治「人工島戦記」を少しずつ読んでます。登場人物の父母が全共闘世代設定が面白い、というのが今半ばまで読んだ感想。その後の現代史がたのしみ。写真は一昨日の新国立劇場の田中泯坂本龍一高田史郎のアートイベント渋かった〜2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:5冊 読んだページ数:935ページ ナイス数:284ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/279835/summary/monthly/2024/3

重量1474グラム、2段組1370頁の橋本治「人工島戦記」を少しずつ読んでます。登場人物の父母が全共闘世代設定が面白い、というのが今半ばまで読んだ感想。その後の現代史がたのしみ。写真は一昨日の新国立劇場の田中泯坂本龍一高田史郎のアートイベント渋かった〜2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:5冊 読んだページ数:935ページ ナイス数:284ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/279835/summary/monthly/2024/3
A.T
2024/04/07 14:35

坂本龍一 一周忌に合わせてのイベントだったから、能のような生死観を基調にした演出だったのだろう。水が媒介する 幽玄の世界を現代美術で表現した…

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
3

A.T
1982年の単行本より加筆されたコッチの文庫本がおすすめ。85年のつくばみらい博の「ソ連館見学記」を今読むと、ソ連崩壊を予感させるようでもあり、そして今の日本の「失われた30年」が外から見られるとこんな感じじゃないか…とも読めてしまう。切ない。思えば、2019年に亡くなった橋本治の遺作の時代設定が1993年で途切れていたのも、同じ空白の30年にも思えてくる。ああゝ。
A.T
2024/04/29 18:08

オネエ言葉の治ちゃん節によるエッセイ集。萩尾望都大島弓子倉多江美山岸凉子美内すずえに谷岡ヤスジを天才って言ってたのは治ちゃんだったか。ひさうちみちお植田まさし大友克洋永井豪に手塚治虫。まだ読んでなかった「アドルフに告ぐ」は早速にも読まないと…80年代はシンプルだった。それより「ラブレターの書き方」は参考になる。好きです… 1回じゃダメ、2回書かないと。

が「ナイス!」と言っています。
A.T
負けない力、というのは知性のこと。読んでスパスパわかって、頭がよくなりそうな役立つ本ではないが、少しずつ自分を変えてゆける標になるような。コロコロと環境の変化に追いつくのに必死で根無し人間みたいな自分には耳が痛い。好きな読書も実は自分には毒になっているんじゃないかとも思えてしまう。「みんなはどう思うかな?」と最初の一歩で思いがちなところには「空気を読む」にしかならず、「みんなはこんなふうに考えているらしい」「今は自分も近代的でなきゃ」「今は軍国主義でお国のためが第一だ」…
A.T
2024/04/28 19:01

となって、最終的に「みんながしてるようにしないと社会の負け組になってしまう」という考え方がしっかり根付いてしまう…まさに。そうならずに、ブレずに自分自身の展開を目指せるようになるために、本来の知性を鍛える、もっと考えることでしかない。

が「ナイス!」と言っています。
A.T
第二百四十章 1258ページで唐突に終わってしまう未完の書。国立大学2年のテツオが1993年の5月「こんなのいらねーよなー」と呟いて、仲間を増やして、福岡をモデルにした架空の街「比良野市」の開発事業「人工島」に対して「デモ」を行うことを決心するくらいの8月まで。「産業構造」の変化に3世代の登場人物たちはどう関わっていくのか? いよいよ街を巻き込むところでピリオド。インターネットも震災もオウムも9・11もパンデミックもウクライナもない、ちょっと前の現代は、ちょっと今より小さい世界な気がする。
A.T
2024/04/28 16:52

1993年の大学生、の親世代が学生運動をやってて、そのまた親世代は大正生まれで…と登場人物も家庭環境、住むまちの地理、歴史の設定がとにかく細かい。というか設定がほぼ全てのような小説。設定だけでも十分面白いのは、今の日本の縮図をイメージした描き方が上手いからなんだろう。一人ひとりが自分の時代を生きている。

A.T
2024/04/28 17:02

現代人の状況の解きほぐしが読み応え、真骨頂。例えば「…ぼんやりしていれば〝主役〟である。だから、エラソーな自分を保持していたいのだったら、他との関わりを避けてぼんやりとしていればいい」「〝男と女の違い“はいくらでもあるが、その最大のものは〝観念“なるものの扱い方であろう…男とは、自分の観念の中に自分の現実を発見する…できなきゃ、「ボーとしていてつまらない」…出来れば「目がキラキラ輝いて嬉しい」…男達にとって、観念とは夢…麻薬…酒であり…自分で観念を構築出来なくなった時、男は本物の酒やドラッグに手を出す…」

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/11/03(4348日経過)
記録初日
2012/11/04(4347日経過)
読んだ本
665冊(1日平均0.15冊)
読んだページ
199274ページ(1日平均45ページ)
感想・レビュー
553件(投稿率83.2%)
本棚
1棚
現住所
東京都
自己紹介

読書傾向は4方向くらいに分類されるみたいです。ほぼ通勤の友ですので積読本が消化できない傾向ですがー。
① ザックリ、映画鑑賞の副読本
② ザックリ、美術関連書
③ ザックリ、旅行関連書
④ ザックリ、21世紀に生きるための教養文学

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