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2024年3月の読書メーターまとめ

青山尚之
読んだ本
14
読んだページ
4259ページ
感想・レビュー
9
ナイス
13ナイス

2024年3月に読んだ本
14

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

青山尚之
この流れでアリエル王女方面の話が動き出すのか。いつかは来ると思っていたけれど、大きな展開の中の一幕に収められてしまった感。ルーデウス的にはどうしても打算的な関わりにならざるをえず、のるかそるかの大勝負になりそうな当事者たちに対して心情的にやや距離感のあるまま進んでいくのが独特な味わい。シルフィのためにも、うまくいってほしいですね。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
9

青山尚之
ものすごい展開を見た。すれ違っても、傷つけられても、それでも一緒にいたいと思うのは、やり直していきたいと思えるのは、相手のことが好きだから。お腹が痛くなってきそうなほどのドロドロ展開からの颯爽とした急展開が丁寧に描かれた一冊。これはスタンディングオベーション級。
青山尚之
休暇中でも体を動かしていないと落ち着かなくなってくる練習の虫ぶりも向上心の塊ゆえ。作品ごとに様々な踊りがあり、作品の解釈によって踊りの振付などが変わってきて、ダンサーの個性の発揮のしかたによって踊りの見せ方もまた違ってくる。あらゆる演目、あらゆるダンサーが持つバレエの面白さ奥深さを見出していく奏さんの姿に刺激を受ける思いがします。
青山尚之
この流れでアリエル王女方面の話が動き出すのか。いつかは来ると思っていたけれど、大きな展開の中の一幕に収められてしまった感。ルーデウス的にはどうしても打算的な関わりにならざるをえず、のるかそるかの大勝負になりそうな当事者たちに対して心情的にやや距離感のあるまま進んでいくのが独特な味わい。シルフィのためにも、うまくいってほしいですね。
が「ナイス!」と言っています。
青山尚之
どれだけ努力を積み重ねても認められずに叱責され疎んじられるばかりだった少女が、愛しあたたかく見守ってくれる人たちに囲まれておだやかな再出発をはじめていく。やさしい世界。とてもいい。
青山尚之
忌み嫌う春画家の才能を男色家の暴君に見いだされふり回されることになる話。ユン・スンホの暴君ぶりがすがすがしく、抵抗を続けるナミンの心情に寄り添いつつもどこかではあらぬ展開に期待をかけてしまうバランスの展開がおもしろい。
青山尚之
肌の色や言語、文化の違いなど、目で見て耳で聞いて、実際に関わりを持つことで感じる人と人の違いは数あれど、遺伝子的にみればそうした集団間よりも集団内部のほうが違いが大きい傾向にあるというのはなかなかの驚き。多様な出自を持つ人々が、後天的な育ちの環境によってそれぞれの民族になっていく感じなんだろうか。数学的には数百年以上前のいろんな偉人の子孫でありうる話とかを読んでいると、今この時代に日本で生まれ育ったことの巡りあわせとか、異なる出自を持つ人と理解しあえる関係が持てる可能性とかを考えてみたくなった。
青山尚之
悪に報いを与えることと、正義を為すこと。重なり合う部分も小さくない二つのあり方の違いとは、と問いかけられるような話だった。その意味で、舞台がスペイン内戦の激戦地だった地域であるのもうまい。かつて善悪定かならぬほどに血が流された悲惨な時代が存在した地で、現在に生きる主人公が正義と悪を問われるのだから。読んでいて、『レ・ミゼラブル』をはじめとして、19世紀の文学作品を読んでみたいと思わされる話でした。
が「ナイス!」と言っています。
青山尚之
連載で読んだ話ではあるけれど、一冊でまとめて読むと、そういえばこういう流れだったと再認識できていい。やっぱり、まじめな展開から急にギャグはさんで笑いをとってくる描写がうまいんですよね。特に、一話完結の第8話とか、発展途上の研修医の奮闘話としても、ハイテンポなコメディとしてもすごくまとまりがよくって。巻末も続きが気になる引きで終わってるところといい、次の話を読むのが楽しみになってきますね。単行本の追加としては、専門の医師による病気へのコメントがあったりして、短いながらも現場の知見に触れられて、これも面白い。
青山尚之
ネタバレ事ここに及んでもなお素直に好意を表現することができない同士のふたりが愛おしいほどに可愛い。長年婚約者として接しつづけてきてこれなのは、だいぶこじらせてるなという気はするけれど、そこがまた。そしてそんな状態で行われるものだから、Rシーンの雰囲気が倒錯的でとてもいいもの。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/08/10(5371日経過)
記録初日
2008/01/23(5936日経過)
読んだ本
2303冊(1日平均0.39冊)
読んだページ
739737ページ(1日平均124ページ)
感想・レビュー
808件(投稿率35.1%)
本棚
16棚
性別
外部サイト
URL/ブログ
http://takayuki-blog.seesaa.net/
自己紹介

かつてのラノベ読み。今は雑多な本読み。気が向けばあれこれ読むけれど偏食度も高い気がする。

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