ネタバレ★★★★☆　あちこちで評判の一冊なので図書館で半年待ちました。Amazonの紹介では「圧巻のクライム・サスペンス」とありますが、なぜか黄美子や花を応援したくなる…応援したく「させる」のが著者の筆力ですね。「黄色い家」というタイトルはやはりゴッホとゴーギャンの生活からイマジネーションを拡げたということでしょうか？読み応えがありました。

ネタバレ★★★★☆　文庫版の発売を機に本作を知りました。裕ニと千遥のどこか似通った二人の日々に、ツラく感じたり応援したりしながら気がつけば物語に吸い込まれていました。終盤に序章との結びつきが分かり、最後は温かく穏やかな気持ちで読み終えることができました。

ネタバレ★★★★☆　大学時代のバンド仲間の「それぞれ」を描いた作品。小野寺史宜さんに共通する不器用で平凡な若者たちの物語なので、バンドで大成功するというような展開はないですが、その分静かに心に沁み込んでくる、まさに心地よい歌声でした。

ネタバレ★★★★☆　普段仕事をしながら「若手」に対して感じる思いを整理してもらったように感じました。「育て方改革」は確かに必要ですね。「質的負荷」を高めた先で、時には「量的負荷」も高くなるような経験もできると、逞しく成長してくれそうです。褒めるだけでないコミュニケーションも充実させないと。

ネタバレ★★★★☆　あちこちで評判の一冊なので図書館で半年待ちました。Amazonの紹介では「圧巻のクライム・サスペンス」とありますが、なぜか黄美子や花を応援したくなる…応援したく「させる」のが著者の筆力ですね。「黄色い家」というタイトルはやはりゴッホとゴーギャンの生活からイマジネーションを拡げたということでしょうか？読み応えがありました。

ネタバレ★★★★☆　月村了衛さんらしい力のこもった物語でした。前半の「カタラ」と後半の「アドルーラー」という一般的には全く異質の組織が、同じような芯を持った存在として読者に突き付けられるようでした。翔太と海斗の「その後」も気になります（翔太には幸せになってほしいな）。