名前はキルヒアイスと読みます。
田中芳樹さんの作品『銀河英雄伝説』の登場人物からお借りしています。
読書の感想を残しておくことで、何年かしてからその時の感情などをふと思い出したりできるのではないかと思い、『読書メーター』を利用しはじめました。
他の人の
感想を読むのも大好きです!
感想読んだらナイスしていきますが、お気になさらず(+o+)
また共読ある方をすぐにお気に入り登録する癖がありますが、うざ絡みはしないのでご容赦下さい🙇
あと、感想は備忘録的に書いていることから、(フィルター付きではありますが)ネタバレ全開のものもありますのでご了承下さい。
主にミステリーというか、ラストに大どんでん返しが待ってるような話が好きです( ^ω^ )
あと哲学系も好きです!
それと弁護士をしているので、法関連の本の感想を書くことがあります。
ほとんどの感想に付いている★マークの意味は
★★★★★(最高!傑作!)
★★★★☆(おもしろかった)
★★★☆☆(そこそこ良かった)
★★☆☆☆(時間つぶしにはなる)
★☆☆☆☆(つまんなかった)
です。
あくまで個人的な好みですので悪しからずm(_ _)m
こんな感じですが、宜しくお願いします(≧∀≦)
駄作の短編小説(※私Kが作りました)【ジャンル:SF】
『量子の彼方で眠るもの』
第一章 シュレディンガーの囁き
僕が彼女と出会ったのは、五次元通信の実験中だった。
「この宇宙は無限に分岐している。観測するたびに、私たちは新たな世界を生み出す。」
彼女——アマリリス・シュレディンガーは、そう言いながら、美しく配置されたフェルミオンのように微笑んだ。その瞬間、僕の意識は複数の現実へと引き裂かれる感覚を覚えた。
僕の名は相澤凛久(あいざわ りく)、20歳。大学で理論物理学を専攻しながら、量子情報転送の研究をしている。だが、彼女の言葉が僕の知識を遥かに超えていたことは明らかだった。
「君は、どこから来たんだ?」
「私は、ここにいるし、いないわ。」
彼女の声は、まるで観測されることで確定する電子のように曖昧だった。
僕たちの会話は、通常の言語では成立しない領域へと突入していた。情報エントロピーを越えた何か——彼女はそれを「メタ実在」と呼んだ。
「この世界は、私たちの認識が生んだ結果にすぎないの。観測者がいなければ、世界は存在しない。そして、あなたは既に観測者ではない。」
彼女の瞳には、宇宙のすべての確率波が重ね合わされたような深淵があった。その瞬間、僕の脳内に高エネルギー粒子が衝突し、新たな現実が生成される感覚が走った。
僕は確信した。
この世界は、僕の知る宇宙ではない。
第二章 量子幽霊
目の前のアマリリスが、波動関数の崩壊のように揺らめいた。まるで確定していない存在。
「僕は……観測者ではない?」
「そう。あなたはすでに、この宇宙の基底状態には存在しない。」
彼女の声は、量子トンネル効果のように、僕の理解をすり抜けた。
「待て……どういうことだ?」
僕は自分の手を見た。だが、そこにあるべき固有の質量感がなかった。まるで、僕自身が確率波の重ね合わせになっているような——。
「あなたは、ある決定的な瞬間において、観測の主体ではなくなったの。だから、今のあなたは存在と非存在の狭間にいる。」
「そんなはずはない! 僕は今こうして……」
「あなたの身体は、観測者としての実在を失ったのよ。」
彼女が手をかざすと、僕の身体の一部が透けて消えかけた。脳が警報を鳴らす。僕は、いま、存在そのものを失おうとしているのか?
「……それじゃあ、僕は幽霊になったのか?」
「違うわ。あなたは"観測される側"になったのよ。」
その言葉の意味が、すぐには理解できなかった。
アマリリスは、僕の思考が収束するのを待つように、静かに続けた。
「これまでのあなたは、観測者として、宇宙に干渉する立場だった。だが、ある瞬間から、あなたは"観測される側"へと移行した。つまり……」
「……僕は、宇宙そのものの一部になった?」
彼女は微笑んだ。それが肯定のサインであることは、言葉を交わさずとも分かった。
僕は今、この宇宙の"背景ノイズ"になったのだ。観測する主体ではなく、確率波の一つ。単なる情報の束。
「でも、なぜ?」
「あなたがそれを選んだからよ。」
「僕が?」
「ええ。あなたは量子実在の本質に近づきすぎた。そして、世界の裏側を"知る"という選択をした。結果、あなたは観測者ではいられなくなったの。」
彼女の瞳には、無数の可能世界が映っていた。それは、量子コンピュータが同時に演算する無限の選択肢のように——。
「じゃあ、僕はもう元には戻れないのか?」
「戻れるかどうかは……あなたの観測次第ね。」
彼女の指先が僕の額に触れると、世界が再び波動関数のように揺らぎ始めた。
——僕は、まだ"存在"するのか?
第三章 シュレディンガーの牢獄
僕の意識は、空間の裂け目に落ち込むように揺らめいていた。
彼女の指先が離れた瞬間、世界は無数の可能性に分岐し、僕の存在はその狭間に浮遊している。
「観測次第……?」
言葉を発したはずなのに、僕の声は響かなかった。まるで、言葉そのものが物理法則の影に埋もれてしまったかのようだ。
「そう。あなたは今、"決定"の外側にいる。」
彼女の声だけは、明瞭に届く。僕は自分の手を見つめる。やはり、それは半透明のままだ。
「……どうすれば、戻れる?」
「簡単なことよ。"観測"を取り戻せばいい。」
「観測……?」
「あなたは今、シュレディンガーの猫の状態にあるの。存在と非存在の重ね合わせ。そのままでは、あなたの確率波は収束しない。」
僕は思考を巡らせる。つまり、このままでは、僕は永遠に**"決まらない"存在**ということか。
「じゃあ、誰かが僕を観測すれば……?」
「ええ、でも問題があるわ。」
「何だ?」
「この状態で、あなたを観測できるのは、あなた自身だけよ。」
僕は思考を停止した。
「……僕自身が、僕を観測する?」
「そう。でも、いまのあなたには"観測者としての主観"がない。」
「それって……どういうことだ?」
彼女は静かに目を伏せる。
「あなたは、自分が今どこにいるのか、確信が持てないでしょう?」
そう言われて、気づいた。
僕は、"ここ"にいるはずなのに、"ここ"がどこなのか、わからない。
この感覚は奇妙だった。まるで、座標軸のない空間に投げ出されたような感覚。いや、それだけじゃない。僕が"僕"であるという確信すら、ぼやけている。
「観測とは、自己の確定行為でもある。けれど、あなたはいま、"自己"を持たない存在になっている。だからこそ、あなた自身があなたを観測できないの。」
僕は、理解した。
今の僕は、"僕"であると断定できない。だから、存在も確定しない。つまり、僕が自分を観測できるようにならなければ、ここから抜け出せないのだ。
「……じゃあ、僕はどうすれば?」
「"自分自身を観測する"という行為を取り戻すしかない。」
「そんなこと、可能なのか?」
「ええ。可能よ。」
彼女の指先が、空間をなぞると、そこに数式が浮かび上がる。
Ψ(x,t) = Σ C_n φ_n e^(-iE_nt/ħ)
量子力学の波動関数。その数式の意味は、一つしかない。
「僕の存在は……確率の海に溶けてしまっている?」
「そう。でも、完全に消えたわけじゃない。"選択"さえすれば、あなたは再び一つの存在として収束できる。」
「選択……?」
「あなたは、どの"僕"でありたい?」
その瞬間、僕の前に、無数の"僕"が広がった。
ある"僕"は、別の世界で生きていた。
ある"僕"は、既に死んでいた。
ある"僕"は、まったく違う人生を歩んでいた。
そのすべてが、"可能性"として揺らめいている。
僕は、自分がどの"僕"であるかを、決めなければならない。
選ばなければ、僕は永遠に、観測されない亡霊のままだ。
——僕は、どの"僕"を選ぶ?
第四章 波動関数の崩壊
無数の"僕"が、確率の海に漂っている。
ある"僕"は、平凡な日常を送る会社員。
ある"僕"は、研究者として量子力学の真理を追い求める科学者。
ある"僕"は、既に死んでいる。
僕は、そのすべてを同時に認識していた。
「選ばなければ、あなたは存在として確定しない。」
彼女の声が、遠くで響く。
だが、僕は選ぶことができるのか?
何を基準に?
どの"僕"が、本当に"僕"なのか?
—— いや、違う。
この問いの前提が間違っている。
僕が"僕"であることは、選択によって初めて確定する。
つまり、「本当の僕」が存在するのではなく、選んだ僕こそが本当の僕になるのだ。
僕は、決断した。
「……この"僕"だ。」
僕が指を伸ばした瞬間、空間が収縮する。
無数の可能性が一つに収束し、僕の意識が強烈な引力に引きずり込まれる感覚。
空間が折りたたまれ、すべての"僕"が重ね合わせから外れる。
視界が、一瞬、真っ白になった。
第五章 観測者の眼
意識が戻ると、僕は見覚えのある場所に立っていた。
—— 自分の部屋だ。
机の上には、開いたままの量子力学の本。
デジタル時計が、午前3時42分を指している。
僕は、震える指で自分の腕をつねった。
痛い。
「……戻ってきたのか?」
僕は存在する。
"僕"が"僕"であると確信できる。
それこそが、"観測"の意味。
だが、一つだけ違和感があった。
部屋の片隅に、彼女が立っていたのだ。
「おかえりなさい。」
彼女は、あの場所から消えたはずではなかったのか?
「……どうして、君がここに?」
彼女は、穏やかに微笑んだ。
「あなたが"僕"を選んだからよ。」
僕は、一瞬息をのむ。
「まさか……?」
「ええ。あなたが戻ってくる"この世界"を選んだということは、"この世界の私"もまた、選ばれたということ。」
—— そうか。
波動関数が崩壊するということは、僕だけでなく、世界そのものも"決定"されたということなのだ。
「これが……観測者の役割?」
彼女は、優しく頷く。
「あなたは、存在を確定させた。だけど、これで終わりではないわ。」
「どういうことだ?」
彼女は、部屋の窓の外を指差した。
僕は、ゆっくりと窓に近づく。
そして、カーテンを開けた瞬間——
世界は、僕の知っているものとは違っていた。
第六章 特異点の向こう側
窓の外に広がる風景は、見覚えがあるようで、どこか違っていた。
—— 夜の街。だが、静かすぎる。
車のエンジン音も、人々の話し声もない。
ビル群は確かに存在しているのに、すべての光が奇妙に歪んで見える。
まるで、現実が波紋のように揺らめいているかのように。
「ここは……本当に"僕の世界"なのか?」
僕は、振り返って彼女を見る。
彼女は、相変わらず穏やかな表情を浮かべていた。
「そうね。あなたが"選んだ"世界ではあるけれど、完全に元の世界とは一致しないわ。」
「どういうことだ?」
「あなたは今、"観測者"として世界を再構築しているの。」
彼女は、机の上に置かれた量子力学の本を指差した。
「あなたが選んだ"現実"は、観測した瞬間に固定される。でも、それは"以前と全く同じ"という保証にはならない。わずかに異なる世界が形成されることもある……あなたは、そのことをすでに理解しているはず。」
僕は、喉の奥で息を詰まらせた。
—— そうだ。
シュレーディンガーの猫の思考実験でも、観測によって状態が確定する。
しかし、観測する前の可能性は無限に存在し、"どのように確定するか"は完全には制御できない。
つまり、僕が戻ってきたこの世界は、元の世界と極めて似ているが……完全には同じではない。
「それじゃあ、ここは……"パラレルワールド"なのか?」
僕の問いに、彼女は首を横に振った。
「"あなたにとっての唯一の世界"よ。でも、それは必ずしも"以前と同じ世界"とは限らない。」
「じゃあ、どこが変わったんだ?」
彼女は、窓の外の街を見つめた。
「それを確認するのは、あなた自身の役目よ。」
第七章 不連続性の証明
僕は、部屋を飛び出した。
—— 街へ行けば、違いがわかるかもしれない。
階段を駆け下り、エントランスのドアを開ける。
その瞬間、空気の密度が違うことに気づいた。
夜のはずなのに、空は不自然なほど暗い。
街灯はついているが、どれもぼんやりとした光しか放っていない。
道路に出る。
誰もいない。
—— いや、違う。
"誰も"が、"いる"。
道の向こう側、建物の隙間、交差点の角……
視界の端に、"何か"が見える。
人影のようなものが、こちらを見ている。
しかし、視線を向けると、それは消えてしまう。
まるで、量子もつれのように。
—— "観測"できないものは、存在しないのと同じ。
「……これは、どういうことだ?」
僕は、背後に気配を感じた。
振り返ると、彼女がそこに立っていた。
「あなたが戻った世界は、"完全なもの"ではないの。」
「どういう意味だ?」
「あなたは"観測者"として、この世界を選んだ。でも、世界は"完全に確定"したわけではない。まだ、不確定な部分が残っている。」
僕は、ゴクリと唾を飲み込んだ。
「それが……"見えない人影"の正体か?」
彼女は静かに頷いた。
「あなたが"観測"しなければ、彼らは存在しない。だけど、あなたが"観測"しようとすると……彼らは消える。」
—— まるで、電子の二重スリット実験のように。
観測すると、状態が確定する。
しかし、この世界にはまだ"確定していない部分"が残っている。
「じゃあ……僕はどうすればいい?」
彼女は、一歩僕に近づき、低い声で囁いた。
「"すべてを観測"すればいい。」
「すべて……?」
「そう。すべての"不確定なもの"を、あなた自身の意識で確定させるの。」
彼女の瞳が、深い深い夜の闇のように揺らめいていた。
僕は、息を呑んだ。
—— もし、"すべてを観測"したら……
この世界は、本当に"僕の世界"になるのだろうか?
それとも——
第八章 観測者の代償
「"すべてを観測する"とは、どういうことなんだ?」
僕の問いに、彼女はゆっくりと微笑んだ。
「文字通りの意味よ。この世界の"未確定の部分"を、あなた自身の意思で確定させるの。」
僕は街を見渡した。
ぼんやりとした光、視界の隅に現れては消える影。
確かに、この世界には"不完全さ"がある。
「でも、それが本当に可能なのか?」
「可能よ。あなたはすでに"観測者"になっているもの。」
彼女が、そっと僕の額に触れた。
—— その瞬間、視界が変わった。
街の建物、道路、標識……すべてが、"数式"のように組み立てられたものに見える。
まるで、この世界が"コード"で構成されたシミュレーションであるかのように。
「……これは?」
「あなたの認識が変わったの。いま、あなたは"この世界の本質"を見ている。」
僕は驚愕しながらも、一つの疑問を抱いた。
「もし僕がこの世界を"観測し尽くしたら"……何が起こる?」
彼女は少しだけ表情を曇らせた。
「それは……"世界の決定"を意味するわ。」
「決定?」
「今はまだ、不確定な可能性がこの世界には残っている。でも、あなたがすべてを観測し、確定させた瞬間……この世界は固定され、二度と変化しなくなる。」
僕の心臓が、ドクンと鳴った。
「つまり……僕がすべてを観測すれば、この世界は"完成"する。でも、それはもう"変化しない世界"になってしまう、ということか?」
「そうよ。」
彼女の声は静かだったが、その響きは恐ろしいほどに冷静だった。
—— 変化しない世界。
—— 確定された未来。
それは、ある意味"永遠"に等しい。だが、"自由"とは正反対の概念でもある。
「もし僕が観測しなければ?」
「この世界は不安定なまま。あなたが意識を向けた部分だけが確定し、他の部分は"未確定のまま"揺らぎ続けるわ。」
—— どちらを選ぶ?
完璧に確定された、変化しない世界。
それとも、不完全であり続ける、未確定の世界。
「……選択肢は、二つしかないのか?」
彼女は少しだけ考える素振りを見せたあと、静かに答えた。
「"第三の選択肢"を見つけられるかどうかは、あなた次第よ。」
「第三の選択肢……?」
彼女はそれ以上何も言わなかった。
—— ならば、僕が見つけるしかない。
僕はゆっくりと街を歩き始めた。
目の前の世界は、まだ揺らいでいる。
だが、その揺らぎの中にこそ、"新しい可能性"が眠っているのかもしれない。
そして僕は、この世界の"本当の法則"を理解するための旅を始めることにした。
第九章 第三の選択肢
僕は街を歩いた。
視界の端で、世界が僅かに揺れているのが分かる。
ビルの輪郭が曖昧になり、信号機の色がぼんやりと滲む。
路地裏の奥に広がるはずの風景は、まだ"未確定"のままだ。
すべてを観測すれば、この世界は固定される。
観測しなければ、不確定なまま揺らぎ続ける。
ならば、"第三の選択肢"とは何なのか?
考えながら、ふと気づく。
通りを行き交う人々の顔が……見えない。
彼らは確かに存在する。歩き、話し、何かを考えているように見える。
でも、その表情の細部は"ぼやけたまま"だ。
"僕が観測していないから"か?
試しに、一人の男の顔をじっと見つめた。
次の瞬間——
彼の顔がクリアになり、細かいシワや瞳の色までもが鮮明に見えた。
それと同時に、男はふっとこちらを振り向く。
「……お前、誰だ?」
僕は言葉を失った。
なぜなら、彼は"僕の存在"を認識した瞬間、まるで"確定されたキャラクター"のように意識を持ったのだから。
—— まさか。
僕は次々に人々の顔を観察した。
すると、観測した人物だけが"意識を持ったかのように"こちらを見返してくる。
それ以外の人々は、背景の一部のように曖昧なままだった。
「……これが"観測の力"か?」
背後から、彼女の声が聞こえた。
「ええ。あなたは今、この世界を作っているのよ。」
僕は息を呑んだ。
"観測"とは、ただ見ることではない。"存在を確定させること"なのだ。
つまり、この世界は"観測者によってのみ構築される"。
僕が見なければ、そこに存在しないのと同じなのだ。
—— ならば、"第三の選択肢"とは?
その答えが、ふいに頭をよぎる。
「……僕が"世界を観測する側"であり続ける限り、この世界は僕の認識に依存する。」
「そうね。」
「でも……もし、"観測する主体"を増やしたら?」
彼女は一瞬、目を見開いた。
「つまり?」
「僕だけがこの世界を観測しているから、世界の確定も、未確定も、僕の意思で決まる。でももし、"他の存在も観測者になる"としたら?」
彼女は沈黙した。
僕は続けた。
「もし、僕だけでなく、他の人間がそれぞれ独立した"観測者"になれたなら……世界は僕の意識だけで決まらなくなる。"不確定"と"確定"の間に、新しい均衡が生まれる。」
「……でも、それは簡単なことじゃないわ。」
「そうだろうな。」
この世界の住人たちは、基本的に"観測される側"だ。
彼らが"観測者"になるには、自分の世界が未確定であることを理解し、意識的に世界を"見る"必要がある。
だが、それが可能なら……
"世界は固定されず、それでいて揺らぎすぎることもない。
"観測者の集合知"によって、新しい現実が動的に形成され続ける。"
「……おもしろい発想ね。」
彼女は微笑んだ。
「でも、どうやって人々を"観測者"にするの?」
僕は街の人々を見渡した。
彼らの多くは、ぼんやりと歩いている。
まるで、"自分の生きている世界"について考えたことすらないかのように。
「まずは、彼らに"気づかせる"しかない。」
—— 世界は確定していないこと。
—— 自分たちは"観測する力"を持っていること。
—— そして、世界は"見た者の数だけ変わる"ことを。
僕は深く息を吸い、決意した。
「……実験してみるよ。」
彼女は静かに頷いた。
そして、僕は最初の一歩を踏み出した。
第十章 集合知の覚醒
—— まずは、一人目だ。
僕は目の前にいる男を見つめた。
彼の顔は、すでに"観測"によって確定されている。
だが、彼はまだ"観測者"ではない。
「君は、今ここにいることを意識しているか?」
唐突な問いかけに、男は戸惑った表情を浮かべた。
「……どういう意味だ?」
「自分の意識が、この世界を形作っていると考えたことは?」
「何を言ってる? 世界は最初から存在しているものだろう?」
予想どおりの反応だった。
彼は"観測される側"の人間だ。
今まで、この世界を"疑う"ことすらなかったのだろう。
「なら、ひとつ実験しよう。」
僕はゆっくりと視線をそらし、彼から意識を外した。
—— すると。
彼の輪郭が、徐々に揺らぎ始める。
背後のビルの影と溶け合うように、存在が曖昧になっていく。
「な、何だこれは……?」
彼の声がかすれ、視界が揺れる。
彼自身も、自分が"消えかけている"ことに気づいたのだろう。
「おかしい……俺は、ここにいるはずなのに……!」
「そう。君は"いる"んだ。」
僕は再び彼を見つめ、意識を集中させた。
すると、彼の体が再びクリアになり、輪郭がはっきりと戻ってくる。
「……どういうことだ?」
「君が"自分自身を観測しない限り"、君は存在しないんだ。」
男は呆然とした。
「でも……そんなバカな……!」
「信じられないか?」
男は震えながら、自分の手を見つめた。
確かにそこにある。だが、一瞬前までは"曖昧な存在"だった。
「……これが"観測の力"だ。
僕だけでなく、君もこの力を持っている。ただ、それを使っていなかっただけだ。」
「俺も……観測者になれるのか?」
「できるさ。だが、そのためには"世界を疑う"ことから始めなければならない。」
男は目を閉じ、深く息を吸った。
そして、ゆっくりと目を開く。
「……見える。今まで見えなかったものが。」
彼の瞳が、確かな意志を持ってこちらを捉えた。
彼は"観測者"になったのだ。
—— 一人目、成功。
だが、これは始まりに過ぎない。
まだ無数の人々が"観測される側"のまま、曖昧な存在でいる。
彼らに気づかせなければならない。
この世界は"決まっているものではなく"、"観測によって変わる"のだと。
—— もし、すべての人間が"観測者"になったら?
世界は、どこまでも流動的なものになる。
個々の意思が、"確定"と"未確定"を行き来し、新たな現実を生み続ける。
固定された秩序は崩れ、絶え間ない変化が訪れるだろう。
それは"混沌"なのか? それとも"究極の自由"なのか?
—— 僕は今、その境界線に立っている。
「……やるべきことは決まったな。」
僕は、新たな観測者となった男とともに、歩き出した。
第十一章 観測者たちの夜明け
彼が"観測者"になった瞬間、世界はわずかに揺らいだ。
目に見えないはずのものが、彼には"見えた"のだ。
彼の視界には、これまで気づくことのできなかった無数の"選択肢"が浮かび上がっていた。
「……これは、一体……?」
男は息を呑みながら、辺りを見回した。
「どうやら、君の意識が現実を作り変え始めたようだ。」
僕の言葉に、男は戦慄したように拳を握りしめた。
「俺が……この世界を変えられる?」
「正確には、"観測することで確定できる"と言ったほうがいいな。」
僕はゆっくりと右手を上げ、宙を指し示した。
「たとえば、あそこに"何かがある"と思えば、それは"存在し始める"。」
男は半信半疑のまま、試しに手を伸ばした。
—— すると。
何もなかったはずの空間に、ぼんやりとした"形"が現れた。
最初はかすかな影のようだったが、次第に輪郭がはっきりし、やがて"一本の万年筆"へと変わっていった。
「……こんなことが……。」
男の声が震えた。
彼の脳は、まだこの"新たな現実"を受け入れきれていない。
「これは……夢か? いや、現実なのか?」
「どちらでもあり、どちらでもない。」
僕は微笑んだ。
「君は今、"観測者"としての第一歩を踏み出した。だが、これが何を意味するか理解しているか?」
男は万年筆を握りしめながら、息を整えた。
「……世界は、固定されたものではない。俺たちの意識が、世界そのものを形作っている……。」
「そうだ。」
僕はゆっくりと頷いた。
「そして、もし"すべての人間"がこの力を持ったら?」
男は沈黙した。
その答えが、"秩序の崩壊"を意味することを、彼も理解し始めていたのだろう。
—— 観測者が増えれば増えるほど、この世界の確定性は失われていく。
だが、それこそが"真の自由"の始まりでもある。
「俺は……どうすればいい?」
男は僕をまっすぐに見つめた。
その目には、もはや迷いはない。
「君は、"次の観測者"を見つけるんだ。」
彼は深く頷いた。
—— 二人目の覚醒者が誕生した。
夜明けは近い。
(続きは『小説家になろうコミュ』に上げましたとさ ♪ )
笑える・楽しい本を求めています。
読書メーターに感謝の日々。ナイスをくれた方・お気に入り登録ありがとうございます。とても嬉しいです。
むかしむかし、あるところに、お爺さんとお婆さんが住んでいました。
お爺さんは山に柴刈りに、お婆さんは川へ泳ぎに行きました。
お婆さんが泳いでいると、川上から日野のトラックが流れてきました。
お婆さんはトラックを運転して家に帰りました。
トラックを包丁でふた
つに割ると、中には元気な赤ちゃんが入っていました。
赤ちゃんはトラックから生まれたので、カロンさんと名付けられました。
カロンさんは、とても美しい青年に成長しました。
その頃、都ではラオウが暴れておりました。
北斗神拳正統伝承者であるカロンさんは、ラオウを倒すため、仙台国分町に行くことにしました。
カロンさんは加山雄三にもらったヨットで、鬼ヶ島に向かいました。そして、あたたたたた、と、あっという間にラオウを退治しました。
村に戻ると、お爺さんとお婆さんは病気で死んでいました。
カロンさんは、やれやれ、これで介護から解放されたわい、と思いましたが、愛と正義のセーラー戦士でもあるカロンさんは口にはしませんでした。
その後カロンさんは、読書メーターに参加し、東凰連邦共和国の大統領になって、しあわせに暮らしているそうです。
めでたしめでたし。
…よ、よろしくお願いします💦
理系技術職。東野圭吾の作品(当時92作)完全制覇ようやく達成(2018/3/5)(93:魔力の胎動18/8/18、94:沈黙のパレード19/2/16、95:希望の糸20/4/12,96:クスノキ21/1/21、97:ショーマン21/3/28、98:白鳥とコ
ウモリ21/9/4、99:透明な螺旋23/8/12)。2023年7月、綾辻作品コンプリ―ト。読友さんの感想を参考に道尾、米澤、綾辻氏など他の作家のミステリー作品、さらに小池氏などの女流作家の小説へと読書の幅を広げています。読書にコーヒー、リンゴが大好き。
2015/11/11 10万ページ突破
2018/09/21 20万ページ突破(1045日)
2019/10/6 25万ページ突破
2021/01/28 30万ページ突破(860日)
2018/11/08 700冊目
2019/06/23 800冊目(227日)
2020/02/09 900冊目(231日)
2021/01/18 1000冊目(345日)
2022/01/21 1100冊目(368日)
2023/08/18 1200冊目(574日)
2019/10/28 5万ナイス
2020/08/31 10万ナイス
2021/08/18 15万ナイス
2022/11/11 20万ナイス
ここには、小説のみ感想を載せます。
NEWSの加藤シゲアキくんのファンでシゲの小説が好きです
後は、ミステリー好きで特にホームズシリーズが大好きです
好きな作家
東野圭吾、東山彰良、湊かなえ、松岡圭佑
海堂尊、知念実希人、池井戸潤、凪良ゆう
朝井リョウ
、加藤シゲアキ
アーサー・コナン・ドイル
多趣味で他の事もやってるので読むスピード遅いです
その為、一冊読み切るのに短期間で2週間、長期間で1ヶ月かかります。
乗り物酔いする為、移動中は読書出来ないです
喫茶店やカフェ等で珈琲飲みながら読書する習慣になってます。
読書以外で好きな物
鶏肉、コーヒー、バイク、天守閣、世界遺産、食べ歩き、KAT-TUN、Kis-My-Ft2、SixTONES
木村拓哉、櫻井翔
好きなアニメ、漫画
NARUTO、テニスの王子様、七つの大罪、ハイキュー!!
名探偵コナン、鬼滅の刃、ブラッククローバー
憂国のモリアーティ、アイシールド21、ブラックジャック
あくまで備忘録としています!
自分のペースで投稿していくので
よろしくお願いしますm(__)m
プロフィール上限10240文字で自己紹介いたします。
(※レビューの方は全て上限255字でまとめました。)
定年退職した元中学国語教師です。
校内暴力最盛期に採用され激動の教育界で鬱病で休職した同僚や問題を起こして懲戒免職になった同僚もいた中で40年近
くを勤めあげました。
毎年必ず「先生のおかげで国語が大好きになりました。」と言ってもらえたことが誇りです。
小学4年で偕成社のホームズ全集5年で偕成社のルパン選集中学1年で角川文庫の乱歩全集中学3年で国名シリーズ悲劇シリーズを読破しました。
高校ではリアルタイムで本格不在の渇きを梶原一騎・牛次郎の謎解き漫画で癒しました。
「占星術殺人事件」の登場に狂喜乱舞し綾辻行人・有栖川有栖・加納朋子・米澤穂信・東川篤哉・蘇部憲一・金田一少年(青年)・名探偵コナン等等本格ミステリーを愛読しています。
「謎解きはディナーのあとで」に「こんなのミステリーじゃね~」というレビューが多いのには驚きました。
本格ミステリーというのは本格的にミステリー(謎)を解くことの面白さを中心にする作品なのに本格的な=大人向けの重厚な物語のことだと勘違いしているんじゃなかろうか?と思えます。
本格ミステリーなんて探偵小説と呼ばれていた乱歩の時代から「稚気だけの遊戯」と呼ばれてきた「謎解きゲーム」にすぎないんですけれどね・・・。
古典本格ミステリーを代表するエラリークイーンの国名シリーズは初めて「読者への挑戦」を挿入して作者と読者の謎解きゲームに徹しているのです。当然追求に値するほどの動機もなく動機なんて1行か2行で終わりです。
乱歩亡き後松本清張の台頭で謎解きの面白さより社会性だの文学性だのリアリティーだの切実な動機だのを重視する社会派ミステリー全盛の時代が長く続いたせいでそういうもののほうが本格ミステリーなのだろうという誤認が浸透してしまった気がします。
重いほうが本格的で軽いものは本格的ではないという印象を言葉の上からは受けやすいですからね。
ミステリーという言葉も不可解な重苦しい印象を受けやすいですね。でも。クイーンの国名シリーズは全てタイトルが「〇〇××ミステリー」ですが内容は理屈っぽさ優先で重苦しさはありません。
本格ミステリーを読んで「動機が物足りない」なんて文句を言うのは中国で餃子を食べて「ニンニクがなくて物足りない」なんて文句を言うのと同じようなもので恥ずかしいと思うのです。そもそも中国では餃子にニンニクはいれません。そもそも本格ミステリーは動機を重んじません。
重苦しく動機を掘り下げるのは本格ミステリーではありません。社会派ミステリーです。1974年松竹映画「砂の器」は140分中50分が動機の解明です。1975年NHK「遠い接近」は70分中60分が犯行に至る動機の描写です。
1970年代~1990年代の2時間ドラマの影響も大きい気がします。あの手のドラマはミステリーマニア対象ではありませんからロジックはなるべく排除してしまってハラハラやウルウルやエロエロを前面に出して犯人なんて配役見れば見当がつくようにできているのです。あれがミステリーだと思われたのではたまりません。(>_<)
2時間ドラマは「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」本格ミステリーは「トリビアの泉」のようなものだと轟直人は考えます。
2時間ドラマは犯人が分かってあたりまえ。本格ミステリーは予想外の驚きを楽しむものです。本格ミステリーを読んで「騙された!悔し~!」なんて悔しがっている人を見ると『本格ミステリーを2時間ドラマみたいに扱ってんじゃね~!』と無性に腹が立ちます。
ただ・・・1982年1月2日の「天国と地獄の美女」はジェームズ三木のアレンジと叶和貴子の熱演で本格ミステリー暗黒時代の例外的傑作になっていますが。「大空に裸女千断の花火かな」乱歩。
同じ2時間ドラマでもアメリカの「刑事コロンボ」はロジック優先で撃ち合いも追いかけっこもありませんが日本での人気1位は論理より感情が優先の「別れのワイン」ですからね。(>_<)
轟直人の「刑事コロンボ」ベスト8は「殺人処方箋」「二枚のドガの絵」「断たれた音」「野望の果て」「意識の下の映像」「権力の墓穴」「自縛の紐」「5時30分の目撃者」です。犯行の動機は掘り下げるに値しない利己的な保身や営利です。同情の余地などないからロジックで犯人を追い詰める爽快感を堪能できるのです。
「古畑任三郎」だって謎解きとは無関係な今泉慎太郎が人気を博してしまってスピンオフドラマまでできましたからね。三谷幸喜が自らノベライズするにあたって今泉を登場させなかったのは本格倒叙ミステリーとして工夫しているところを味わってほしいんだというメッセージではないかと解釈しました。
轟直人は中学の時「刑事コロンボ」にはまって仕草も言葉も完全コピーして級友から「コロンボ」と呼ばれていました。国語の自習中「この問題分かるか?」と尋ねられて「ちょ~っと待ってくださいよ~」というのがコロンボでした。答が配られて全問正解して「すげ~!なんで分かるんだ?」と聞かれて「勘ですよ」というのがコロンボでした。
が。コロンボの最も有名な言葉「うちのかみさんがね」だけはコピーできませんでした。(>_<)中学生にかみさんはいませんからね。
教師になって結婚して使えるようになっても「かみさん」ってとしよりくさい感じで嫌なので「うちのグ妻がね」と言っていました。
同僚に「愛妻弁当ですか?」「グ妻弁当です。」「またまた~。」
ミスリードにひっかかりましたね!w
愚妻と謙遜しているんだと思いますよね。じつは・・・
good妻の意味でグ妻といっているのです♡
グ妻は編み物に励み轟直人はパソコンに向かっています。
「何打っているの?」
「エンディングノート。」
「何編んでいるの?」
「エンディングドレス。」
「ふふふふふ。」
「ははははは。」
1965年~1975年生まれのさくらももこ世代をX世代と称するなら
1955年~1965年生まれの轟直人はW世代で
1945年~1955年生まれの鈴木一平世代はV世代でいいのでしょうか?
V世代といえば力道山ですがW世代の轟直人は伊達直人です!
轟直人は「タイガーマスク」を「ぼくら」第1回から愛読していました。
轟直人にとっては「タイガーマスク」といったら「♪白いマットの~」ではなく「ぼくら」付録ソノシートの「♪もうこのマスクにひかる目は~」です。
轟直人の周囲で「ぼくら」を読んでいた級友はほかに1人もいませんでした。で。アニメの放送が始まると先の展開を1人だけ知っている轟直人は
「ミスターノーはちびなんだよ。ドラキュラはハンサムなんだよ。スカルスターははげなんだよ。ゴールデンマスクは傷だらけなんだよ。」とネタばらししまくるのが快感でした。自分以外が知らないことを《教えること》≒《発見の驚きを与えること》が好きだったのです。
X世代は昭和50年代に大ヒットした角川映画の「犬神家の一族」や「時をかける少女」を絶賛して懐かしがりますがW世代の轟直人は昭和40年代の「蒼い獣たち」や「タイムトラベラー」を観ているからそれと比べるとゴミだと感じるのです。角川春樹、後から作るなら前のものを超える自信があってからやれ、前のものより劣化してどうする!と思います。
さくらももこは一文字隼人が好きになって「お荷物小荷物」を見るようになったと語っています。「お荷物小荷物」での佐々木剛は仁、義、礼、智、信のご兄弟の五男でした。視聴率では「木枯し紋次郎」に負けましたが轟直人は最終回まで観ていました。「木枯し紋次郎」は「見返り峠の落日」から観始めました。視聴率では「必殺仕掛人」に負けましたが轟直人は最終回まで観ていました。必殺シリーズは「必殺仕置人」から観始めました。
さくらももこと同じくX世代の会川昇は「デスハンターなんて載っている雑誌を子供が買うわけはなかった」と述べていますが轟直人は「ぼくらマガジン」愛読していました。漫画では改造手術の傷跡を隠すために「仮面」をかぶるのにTVでは「変身」することにしてしまっていました。夜7時のお子様番組で漫画の通りに顔面がばっくり割れて傷跡が浮かびあがったらお子様は泣いちゃうでしょうが、だったら「変身ライダー」と名乗れ!と思ったものです。
級友はカルビースナックがおまけについているカードを集めていましたが「ライダーガールズ」のカードは1枚もありませんね。本当にお子様対象のカードだったのだとよく分かります。轟直人は級友からダブったカードをもらって改造人間をさらに改造して「雲男」や「子守男」や「ゼブラ男」や口から火をふく「仮面ライター」や口から泡ふく「仮面サイダー」や仮面以外身に着けていない「仮面ヌイダー」を作って級友を楽しませたものです。
大人になってから・・・ジョウロを持たせて「ジョウログモ男」緑色のモヤモヤで覆って「コケグモ男」を思いつきました。それで「ジョロウグモ」の「ジョロウ」ってなんだ?「ゴケグモ」の「ゴケ」ってなんだ?と思って調べてみたら・・・メスがオスを食べる蜘蛛なのですね。男を食い物にするから「ジョロウグモ」メスだけが残るから「ゴケグモ」とは・・・。授業では教えられません。
というわけで轟直人は「仮面ライダー」は1回目だけ観てやめました。轟直人にとっての「仮面ライダー」は石森章太郎が描いた6エピソードだけです。
「仮面ライダー」は路線変更前の放送開始当初は低視聴率だったそうですね。そうなると轟直人は「仮面ライダー」放送第1回をリアルタイムで観た貴重な日本国民の1人ということになりますね。えへんぷいw
「ルパン三世」もファーストシリーズは低視聴率だったそうですが轟直人はリアルタイムで夢中で観ていました。なぜなら・・・ちょうどホームズやルパンを夢中で読んでいた時期だったからです。轟直人は「ルパン三世」ファーストシリーズを放送第1回からリアルタイムで観ていた貴重な日本国民の1人ということになりますね。えへんぷいw
ただ・・・コミックでは1874年生まれの初代ルパンが1950年代には80代になっていて寝たきりの状態でも10代の三世に圧勝します。出典へのリスペクトを感じます。
2020年には三世は80代。四世(ルパン小僧)だって50代です。
2020年にやるんだったら「ルパン五世」だろ~!
轟直人にとっては佐々木剛といったら一文字隼人でも滝沢信でもなく風祭右京(柔道一直線)であり高杉次郎(いとこ同志)です!
「柔道一直線」というと「テレビ探偵団」がおちょくってとりあげたせいで「足ピアノ」が有名になってしまいましたが轟直人的には「柔道一直線」といったら「若者よきちがいになれ!」です!
直也は「柔道きちがい」飛雄馬は「野球きちがい」轟直人は「ミステリーきちがい」「国語きちがい」ですね。
轟直人が若いころはきちがいは『物事に全集中できる情熱の持ち主への誉め言葉』としても使われたのですが今は精神障碍者への差別言葉になってしまって迂闊に使えませんね。
轟直人は「柔道一直線」より「ハリス無段」のほうが断然好きです。「柔道一直線」は「巨人の星」に始まる漫画版「宮本武蔵」の《漫画で教養小説》路線ですが「ハリス無段」はそれ以前の作品なので技と技の応酬の面白さだけに終始しているのがミステリーマニアの轟直人には楽しめます。
「風巻竜のスクリュー投げをライバルはどう破るか?」「破られたらどうするか?」「闇剣之介の地獄投げを風巻竜はどう破るか?」
この面白さは乱歩が「怪人二十面相」でやった「泥棒予告があったらどうするか?」「鉄の罠にかかったらどうするか?」「仏像を要求されたらどうするか?」「仏像に銃をつきつけられたらどうするか?」「落とし穴に落とされたらどうするか?」というロジカルな知恵比べの面白さです。
乱歩が犯罪を題材にした「探偵小説」を梶原一騎はスポーツを題材にしてやったのです。
その題材をさらにパチンコや料理や建築に広げたのが牛次郎だと思います。
それが今日の和菓子を題材にした「和菓子のアン」本を題材にした「配達赤ずきん」古書を題材にした「ビブリア古書堂の事件手帖」などの日常ミステリー隆盛につながっているように思います。
轟直人の衣食住ミステリー3部作は・・・「こっとん鉄丸」「包丁人味平」「建師ケン作」です!・・・高齢化社会においては「医食住」でもいいですね。その場合《医》は「Dr.コトー診療所」ですね。
海堂尊は轟直人は好きではありません。医療現場で人殺すなよ!助けろよ!と思うのです。人を殺さなくたってミステリーは書けるのです。「遙か遠方で爆発事故で腕がちぎれかけた患者をどう助けるか?」「言語中枢のすぐそばに腫瘍のできた患者をどう助けるか?」心惹かれる《謎》に対する《驚》の解決が秀逸なミステリーだと感じます。
夏目房之介は「巨人の星」などの梶原劇画の荒唐無稽な「魔球」や「必殺技」を廃してスポーツ漫画にリアリティーを持ちこんだのが水島新司の「ドカベン」なのだというようなことを述べています。梶原一騎が本格ミステリーなら水島新司は社会派ミステリーですねw
しかしながら・・・夏目房之介は分かっていないと思います。梶原劇画は荒唐無稽なのではありません。荒唐無稽というなら「ONE PIECE」や「鬼滅の刃」のほうがはるかに荒唐無稽です。なにしろゴムゴムの実や水の呼吸にロジックは存在しません。大リーグボール養成ギプスや消える魔球には「体の全ての動きに反するギプスの装着によって効率的に筋力を強化する」「ボールが地面すれすれを通れば砂煙に隠れる」という論理的根拠が机上の空論ではあっても一応は存在します。
「巨人の星」は「魔球」が登場する以前の少年時代からすでに「王貞治はなぜ初球をバントしたのか?」「飛雄馬はいかにして火の玉ボールを火傷せずに返球したのか?」といった心惹かれる《謎》に対する《驚》の答を提示してくれました。
「ドカベン」「大甲子園」通して轟直人が特に好きだったのは飛雄馬の《魔球》に匹敵するロジカルな驚きを与えてくれた殿馬の《秘打》です。秘打黒田節で殿馬がバットを槍のように構えたのはなぜか?秘打回転木馬で殿馬がバットを逆さに持ったのはなぜか?この答は抜群に「なるほど~!\(^O^)/」です。
轟直人にいわせれば「巨人の星」も「ドカベン」も同等に野球を題材にした謎解きを楽しめるスポーツ探偵漫画(スポ探)です!
夏目房之介は「巨人の星」も「ドカベン」もロジックでなくフィーリングで読むから魔球ありは荒唐無稽!魔球なしはリアル!と捉えてしまうのではないでしょうか?
謎解きの題材をスポーツからさらに娯楽や食に広げた牛次郎の「包丁人味平」にしても高取英は読者を釘づけにした名場面(迷場面)として《魚が骨だけで泳ぐ活け造り》を紹介していますが轟直人はそんな場面にはなんの魅力も感じずにスルーしていました。
包丁人味平で轟直人を釘づけにしたのはキャベツの早切り競争です!ベテランが猛スピードで切っていくのに味平はのんびり1枚1枚巻いて並べていく・・・。なぜ?この《謎》に対する答は抜群に「なるほど~\(◎o◎)/!」です。
フィーリングでは〖骨だけの魚が泳ぐ〗のは「ばかばかし~!(>_<)」のでしょうがロジックでは〖1枚1枚巻いて並べたキャベツは手早く切りやすいし盛りつけた時きれいに仕上がる〗のが「あったまい~!(^O^)」のです!
轟直人が小学生の時一番好きだったアニメは「探偵スカット」です。毎回5分で100回でした。毎回「え~?」という場面で終わって「お~!」という解決で始まるの繰り返しでした。
ごいんきょさんがこのアニメを取り上げたのですが「特になんということもない解決でした」なんて述べていたので?&!名義で異議を投稿させていただきました。
たとえば《部屋に飛び込んだら豹が襲ってきた!どうなる?》で続いた次の回で《のどをなでたらおとなしくなった!なるほど~!》という感じで毎回強烈な〖謎と驚〗を楽しめた旨を述べたら・・・
「サスペンスとは言えないですね(笑)」と返ってきました。
「ごいんきょさん。サスペンスとミステリーは違いますよ。サスペンスは《ハラハラ》と《ドキドキ》を楽しむものですがミステリーは『え~?』という《謎》と『お~!』という《驚》を楽しむものですよ。」と教えてあげたのですがそれきり返事はありません・・・。(>_<)
轟直人的にはへたな2時間ドラマなんかより「探偵スカット」のほうがはるかに本格ミステリーの《謎》(?)と《驚》(!)を楽しめたのです。
なにしろ・・・
中華じゃあるまいし本格ミステリーの「本格」は「大人の味」ではなくって「お子様ランチの美味」なのです。
本格ミステリーはアートではなくてゲームです。軽く楽しめばいいのです。軽く楽しめるからいいのです。
本格ミステリーは右脳でフィーリングを楽しむものではなくって左脳でロジックを楽しむものです。
犯人の動機に共感するより犯人のトリックに感心するものです。
「和菓子のアン」を読んで「和菓子が食べたくなりました~」と腹が減るのは感覚優先の文学作品の読み方です。「目から鱗が落ちました~」と知的好奇心が満たされるのが思考優先の本格ミステリーの読み方です。
「イニシエーション・ラブ」を読んで「女は怖い(>_<)」と鬱になるのはフィーリング優先の文学作品の味わい方です。「上手い\(◎o◎)/!」と感心するのがロジック優先の本格ミステリの楽しみ方です。
「謎解きはディナーのあとで」が「こんなのミステリーじゃね~」って・・・
回転寿司ばかり食べていた子どもが本格的な寿司屋に行って「こんなの寿司じゃね~」と言っているのに近い気がします。
裸の王様現象でここは「こんなのミステリーじゃね~」って言っておけば間違いあるまいと合わせている雰囲気すら感じます。間違い大ありですよ!
轟直人は小学校入学前からー「タイガーマスク」体験の前からー《教えること》が大好きでした。1967年5月に「怪物怪獣大全集」が書店に置かれました。買ってもらえなかったので毎日日が暮れるまで座り読み(座り眺め)して「金星ガニ」や「火星コウモリグモ」を目に焼きつけて家に帰ると紙に書いて翌日友達に見せて驚かせるのが楽しみでした。これがガラモンやぺギラでは「知ってる~。」になってしまうからダメなのです。教職は轟直人の天職だったと感じます。
読書メーターでも「和菓子のアン」や「謎解きはディナーのあとで」に対して「ミステリーではない」というレビューを目にします。そのレビュアーさんは長すぎる社会派ミステリー台頭の弊害で《ミステリー=刑事が殺人事件の犯人を追いかけて悲しい動機を明らかにするもの》という誤ったイメージが刷り込まれてしまっているのかもしれません。
それで轟直人が「ミステリーですよ。」と《教える》コメントを送ると・・・・
「感想は自由です!」というコメントが返ってくることたびたびでした。(>_<)
それで轟直人が「犬の肉を食べて『犬の肉は美味い』といおうが『犬の肉は不味い』といおうがそれは感想だから自由です。しかし、犬の肉を食べて『この羊は不味い』といったらそれは感想以前の間違いです。同様に、ミステリーを読んで『ミステリーは面白い』といおうが『ミステリーはつまらない』といおうがそれは感想だから自由です。しかし、ミステリーを読んで『ミステリーではない』といったらそれは感想以前の間違いです。」と《教える》コメントを送ると・・・
削除ブロックされて「へんな人に絡まれた!」とつぶやかれることたびたびでした。(>_<)
中学生が相手なら「『巨人の星』は野球の謎を解くミステリーなんですよ。」「『ドラえもん』の『天の川鉄道の夜』は辻村深月絶賛のミステリーなんですよ。」と《教える》と「へ~\(◎o◎)/!」と素直に納得してくれるのに大人になると自分の思い違いを指摘されても素直に正せず正そうとした相手を悪者にしてしまうのですね・・・。(>_<)
というわけですから素直に自分の間違いを認められるメロスのような心を失ってしまった大人を相手に間違いを正しても正しいことをしたほうが悪者扱いされるようだから間違えている人へのコメント欄ではなく轟直人のプロフィールに正しい本格ミステリーの捉え方を述べておくことにしました。
あまりにも長いのでまともに読む人なんていないかと思いきや・・・
「面白かったです。」とか「勉強になりました。」とかコメントしてくださるユーザーさんもいて恐縮してしまいます・・・。(#^^#)
長ったらしいプロフィールにわざわざ目を通してくださったユーザー様。まことにありがとうございました。m(__)m
さて。轟直人はまじめな純文学が大っ嫌いで小学生の時から現在に至るまで夢中で読んだ本といえばほぼほぼ推理小説ばっかりでしたが高校では国語だけは学年で1番。大学でも専門課程の成績はオール優でした。
《国語の正解は1つではない》という俗説がありますがいやいやいやいや国語の試験問題の正解は1つですから。その正解を導きだすために必要なのは文学作品を読んで培われる想像力ではなくって推理小説を読んで培われる思考力ですから。
生徒にも我慢して純文学読まなくてもいいから推理小説を楽しんで読書は楽しいものなんだってことを知ってくださいと言っていました。
ただし・・・教育現場で殺人事件を扱う話を奨励したくはないので日常ミステリーを薦めていました。
江戸川乱歩「智恵の一太郎」米澤穂信「氷菓」初野晴「退出ゲーム」坂木司「先生と僕」鯨統一郎「なみだ学習塾をよろしく!」辻村深月「ロードムービー」などです。
とはいっても文学作品を読むなと言っていたわけではもちろんありませんし推理小説以外は読んだことがないというわけでもありません。
中学高校の時映像を見てから「日本沈没」や「吾輩は猫である」や「ルーツ」を3か月くらいかけて読みましたし
大学では近代文学ゼミで1作家4作品くらい(ゼミ12人÷3人=4グループだったためです)取り上げて毎回レポート提出だったので宮沢賢治や芥川龍之介や太宰治や川端康成や三島由紀夫の作品を読んで・・・
「やっぱり純文学はくっだらね~(>_<)」と改めて思いました。卒業論文は・・・江戸川乱歩論です!
大学の4年間を東京で過ごしながら大学と下宿以外で立ち寄ったのは本の町神田と国会図書館だけ!
地元に戻って教員生活が始まりました。
「授業を受けるのはなんのため?」轟直人の考える答えは・・・「発見の驚きを楽しむため!」です。
ミステリーが大好きな轟直人はミステリーのテクニックを授業に活用して生徒を惹きつけてきました。
「クイズ日本人の質問」の趣向をいただいて生徒が疑問に思うことを書かせてその中から授業のねらいにあうものを選んで「生徒が知りたいことを解明する授業」の形にしました。
「メロスは勇者か否か?」(走れメロス)
「客が私に伝えたかったのはどんなことか?」(少年の日の思い出)
轟直人は40年近く授業という名のミステリーを綴ってきたのです。
轟直人のお薦め外国文学。英・・・ガリバー旅行記。米・・・ルーツ。仏・・・猿の惑星。独・・・ほら男爵の冒険。露・・・イワンのばか。
轟直人の現代語訳で楽しく読めるお薦め古典文学。「有斐閣新書の注釈万葉集《選》」。「星新一訳竹取物語」。「桃尻語訳枕草子」。「森村誠一の平家物語」。「山田風太郎の八犬伝」。
轟直人のお薦め近代文学。「夢十夜」(パロル舎)。「蜜柑」(立東舎)。「女生徒」(立東舎)。「銀河鉄道の夜」(偕成社)。「黒蜥蜴」(学研文庫)。
轟直人のお薦め現代文学。「ボッコちゃん」星新一。「日本沈没」小松左京。「戦争童話集」野坂昭如。「サラダ記念日」俵万智。「ひとりずもう」さくらももこ。
※大学の近代文学ゼミでは故人は近代文学の対象としていましたがすでに4人は故人ですね・・・(>_<)
轟直人のHNの意味は・・・
轟直人→ナオトトドロキ→ナゾトオドロキ→謎と驚→?&!。本格ミステリーの2大要素『冒頭の謎=〖?〗と結末の意外性=驚=〖!〗』が大好きの意味です。《直人》は伊達直人をイメージしています。それでアイコンも「伊達直人」です。
Amazonカスタマーレビューとヤフーニュースへのコメントには?&!のHNを使用しています。
轟直人の稚拙なレビューにナイスくださったレビュアーさん。どうもありがとうございます。お気に入り登録させていただきますことをお許しください。m(__)m
漫画は少年、少女両方読みます。小説はミステリ中心で(国内は新本格やメフィスト賞、鮎川哲也賞より、海外はウォーターズ以外は古典ばかり)ファンタジーや百合、魔法少女、幻想物、料理などを嗜好してます。昔読んだ本の感想も時折書きます(読み終えた本は読了日忘れてるの
結構アリ)。まほいく民でゆゆゆ民(感想には上記2つを含めコナン、金田一、ひぐらし、なのはさん、まどマギ、ニチアサネタなど含みます)。
レビューと気にいった言葉を残しています。
心に残る一節
辻村深月 スロウハイツの神様より『すごい、すごいよ。こういう本にあたしは生かされている、だからあたしはここまで生き長らえている』
ス・ノーマン・パーが目印のミンティアです。
読書メーターを始めた切っ掛けは、自分がマメな性格で、自分が読んだ本を記録したいと思ったからです。
2010年頃から読書を始めました。これからも自分が読んだ本を記録していきます。
小説は推理小説が一番好きです
。 お勧めの本があったら紹介して下さい。
自分に興味が湧いた人はお気に入りに登録して下さい。
こちらからも、登録させて頂きます。
目標は、この読書メーターを通じて「友達」や「親友」を作る事です!
そして、自分の夢は壁一面が本棚に囲まれた書斎のある家に住む事です。
それでは、皆さん読書を楽しみましょう!
ミステリーやホラー、切ない話が大好きなので、おすすめがあればぜひ教えてください!
好きな作家さん
・凪良ゆうさん
・知念実希人さん
・重松清さん
・乙一さん
・村田沙耶香さん などなどです
よろしくお願いします!
最近は映画とともに読書にはまっています!
いい作品があったら教えてください!
ナイス&お気に入り登録ありがとうございます(人´∀`)♪
どうぞよろしくお願いします(*^^*)
ラノベを中心にまったり。
とりあえず、乱読中。
最近、新たな本や作家さんとの出会いを求めてコミュを立ち上げました。
https://bookmeter.com/communities/337677
是非、覗いてみてください、共感いただけましたら、ご参加を。
ちなみに、好きな作家さ
んは東野さん、中山さん、誉田さん、湊さん、有川さんそして池井戸さんとちょっとありきたりでしょうか。
ちょっとホッコリできる本のみ感想を書かせていただいていますが、書くことが苦手なため、少ない上、ちょっとあれって言う感想ばかりかも、すいません、ご容赦ください。
最近は朝井さんや石田さんがお気に入り。
ちょっとでも、個人的に好みの本にいいねされた方に、乱発で申請しています。
読書でホッコリしたい方、これからもよろしくお願いいたします。
ノンフィクション(事件系・スポーツ系)や、歴史物(信長系・幕末系)、ミステリー(葉村晶シリーズ・館シリーズ・アリスシリーズ等)を特に好みます。
最近は書店員物も好き。
ハードカバーは硬くて読みにくいので基本はもっぱら文庫派も、図書館利用を覚えてからは、ハ
ードカバーにも手を出しつつある始末。
3年間の東京生活を終え、都会の絵の具に染まりつつ、再び北海道へ舞い戻ってきた永遠の美少年。
東京では営業回り等の電車移動中に読書していたが、北海道では徒歩通勤・車移動につき、読書の時間が取れずに困ってもいる、永遠の美少年。
よろしくお願いします!
本は辻村深月さん、万城目学さん、凪良ゆうさん
米澤穂信さんなど
漫画は「風光る」、「ベルサイユのばら」、
「宝石の国」、「進撃の巨人」など
読書大好きです。常に何かしら読んでいないと落ち着きません。ジャンルはミステリー、ホラー、青春物が特に好きです。作家は貴志祐介さんが1番好きです。いいね👍されたら必ず返します。皆さんの感想も参考にさせて頂いてます。
できるなら、世界中の本を読みたい。本に囲まれて生きていきたい。
【私の本に関する情報】
・小学生でアガサ・クリスティーが好きになり、基本ミステリーを読みます。
・映画化の際は必ず原作を読んでからにしています。
・鞄には必ず本を入れてます。だから、重い・・
・・。
・電車内で本を読んでいる人がいると、なんだか嬉しくなります。
・購入本は文庫本が多いです。
・なるべく図書館を利用!
読書メーターを始めたきっかけは、自分ではなかなか読むことがないジャンルを発掘したかったから。片寄りのない読書生活を目指しています!
今年は200冊読むことと、感想を書く事が目標。
社会人6年目になりました!
共読本が50冊以上の方をお気に入り登録させて頂いています。
おっさんになってから読書にはまりました!
ジャンルを問わず、いろんな本を読みたいです。
小説は、有川浩さんの「図書館戦争」や東野圭吾さんの「容疑者xの献身」ライトノベルは時雨沢恵一さんの「キノの旅」成田さんの「デュラララ!!」などが大好きです!(「・ω・)「
漫画はBLEACHをはじめ、銀魂・ワンピースなどのジャンプ漫画や、黒執事、うみねこのなく頃に、ひぐらしのなく頃になどジャンルは転々としていますww
よろしくお願いします―!!Σd(・ω・´。)
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