図書館本だけど、文庫本と題名が違うかったから最初分からなかった。文庫本の題名の方がいい気がする。なんとなく、怖い感じがするから。 助産師さんの話。いろんな出来事があって、ただ新しい命の誕生だけじゃなくて、辛いこともあったり…。大変な仕事だと思う。この病院の院長は終わってると思うけどね！ほんまに腹立つ…。新しい勤務先での活躍に期待。

デフヴォイス4作目。家族なのに孤独を感じる、分かり合えないことの辛さを感じた話だった。難しいなぁ…。家族って、近いようで遠い。家族だから、っていう甘えもあるだろうし。これから荒井家がどうなっていくのかも気になるし、次作も待っています。次は刑事何森シリーズを読んでみたい。

短編集。「Still love me?」が良かった。どの話も切ない感じ。「レモンの目」は怖いー。

本を開いた時に、二段組になっているのを見て「読めるかな」と一瞬思いましたが、杞憂に終わりました。ヤングケアラーと、東日本大震災のことが書かれていて、途中苦しく思いながらも読みました。いろんな意味でショックで…言葉にできない。けど、希望も見えてきた。苦しい思いをしたぶん、3人には幸せになってほしい。

テレビで紹介されて気になったのだけど、本屋にもない、図書館にもない、古本屋にもない、どこにもない。諦めてたところで発見した時は小躍りしたい気分でした。今までの経験からいうと、こんなに期待してから読む本はイマイチだということが多いのですが。昔に書かれた本なので、表現の仕方が独特というか、まどろっこしいというか。面白くないことはないのです。だけど、めちゃくちゃ面白い！ってわけでもなく。それとも私の読解力がないのか。道尾秀介さんがあとがきを書かれているのですが、小泉氏の亡くなった理由の方がびっくりでした💦

以前読んだことがありますが、今続編の「龍の耳を君に」を読んでいて、前回の内容をド忘れしていたので、再度読んでみました。あーそうだった、こんな内容だったわーと思いながら、改めて聴覚障害者の方の苦労やコーダの事を考えさせられました。そういえば、コーダっていう映画がありましたね。一度見てみたいと思いながらそのままになっています。まずは「龍の〜」を読まねば！

獣医になるために北海道の北農大学に行った聡里。前半の馬の出産シーンがあまりにも衝撃的だった。大学生活6年間の間にいろいろな経験をしながら、自分の進路を見つけていく聡里を見ていて、何度も涙ぐんだ。動物が好きという気持ちだけでは獣医師にはなれない。だけど、動物のことを1番に考えられる人でなければこの仕事はできないと思った。人間のように話す言葉をもたない動物相手の仕事は大変で、時に辛い判断をしなければいけない時もある。聡里なら、悩みながらも乗り越えていけるだろうと思った。良き本でした！

3章に分かれていて、湊の母親、担任の先生、湊本人の視点で描かれている。最後の章を読んだ時、そうだったのか…と。それぞれの章によって自分の気持ちも変わるというか…人の気持ちって本当に分からないなぁと思った。その立場によってこんなにも変わるんだと。それが怪物なのかと。是枝作品はやっぱり好きだわ。