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2024年3月の読書メーターまとめ

羊山羊
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2024年3月に読んだ本
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2024年3月のお気に入られ登録
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  • toshi
  • ブロッコ・リー

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

羊山羊
優莉凛香を主人公に新章スタート!同学年の杠葉瑠那の謎を追う、という形で陰惨極まりない女子高生の連続失踪事件に関わることに。事件の醜悪さは高校 6巻の沖縄編を更新している。異次元の少子化対策をそう繁げてくるとは。登場人物もゴッソリと更新さ れて、割と凜香を守ってくれるタイプの人物で脇が固まった。凛香自身、結衣よりも相当に直情的なキャラクターなので、やはり脇は凜香をキチンと律せる人を辺に置かないといけないのだろう。何はともあれ、凜香がどう突っ走るのかこれから楽しみ。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

羊山羊

2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:15冊 読んだページ数:4288ページ ナイス数:427ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/305754/summary/monthly/2024/2 2月は日経平均最高値更新とか結婚とか、ちょっと前向きなニュースが多い月でしたね。ついでにもうちょっと平和にな〜れ!3月もよろしくです。

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2024年3月の感想・レビュー一覧
14

羊山羊
優莉凛香を主人公に新章スタート!同学年の杠葉瑠那の謎を追う、という形で陰惨極まりない女子高生の連続失踪事件に関わることに。事件の醜悪さは高校 6巻の沖縄編を更新している。異次元の少子化対策をそう繁げてくるとは。登場人物もゴッソリと更新さ れて、割と凜香を守ってくれるタイプの人物で脇が固まった。凛香自身、結衣よりも相当に直情的なキャラクターなので、やはり脇は凜香をキチンと律せる人を辺に置かないといけないのだろう。何はともあれ、凜香がどう突っ走るのかこれから楽しみ。
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羊山羊
大体、本著も、巷の自己啓発本の中身が想像できる位 似通った内容。ただし本著は、その内容を変に賢しらげに書かずに、ごくごく普通のビジネスパーソンが興味を持てる内容になるようにやや意識低め、というか俗物的に書いてある点がとてもいい。PDCAサイクル、と書くとさも賢しらげに聞こえるが、「苦労が自分の精神的キャパシティを大きくしてくれるんだと考えればいい」なんて書いちゃうと、成程ちょっと位頑張ってみようか、ってなる。→
羊山羊
2024/03/31 07:00

そんな、面白い言い変えに膝を打った1冊。只そろそろこのテの本は卒業して、本格的にもっと成長するためのステップに行きたい。

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羊山羊
お清掃の勉強のために読んだ。汚れと洗剤の関係を 前半で解説して、後半で具体的な活かし方を書いてくれる。前半は化学知識の学び直し+身近な事での化学の応用の勉強ができる。また、特に一番助かったのは、漂白剤の種別の表。漂白剤は種類がとても多い上に間違ったものを使うと漂白してはいけないものまで漂白してしまうのでその勉強にはとても参考になる。只、清掃の現場知識と要点のみを知りたい場合だと、美装屋さんの動画とかのが参考になるかな、といった感じの1冊。切実な実用性にはやや欠けると思う。
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羊山羊
そこそこガチの任侠・マフィアもの+サイバーパンク+学園ラブコメ!久々にド王道ながら珍しい組み合わせで満足!「フルメタル・パニック」に任侠ものの忠義と裏切り、サイバーパンクを仕込んだといったテイの作風で、戦闘最強、日常生活ではポンコツのヒロインマーリアと利害関係にある主人公日野ナオトのラブコメが実に初々しい。そんな2人がゲスい大人の都合で振り回されながらも、足りないものを補い合いながら一歩ずつ真実に迫る姿が尊い1冊。バトルシーンはVR空間という設定を使った戦闘シーンが盛り盛り。→
羊山羊
2024/03/24 06:41

めっちゃくちゃ生真面目に戦うので、そこはもう少しネット空間であることを活かしたサイバーな戦い方が見たかった。相手の視覚や感覚をハックするとかあっても良かったんやで、 総じて、登場人物達の絆がキラキラと輝く1冊でした。 納得だらけの運命的なラストも結構大好きです。

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羊山羊
無頼派の世界の見方ってまぁ意地の悪いこと!太宰治が著した、富士山をめぐる随筆なんだけど、富士山なんて大したことねえや、と斜に構えた様な筆致がとても可笑しい。三島由紀夫氏とか読んだあとだと、三島氏の様なロマン派の世界の描写の美しさと対比してカゼを引きそうになる位対照的だ。そんな太宰氏でも、さすがに雪の降った富士山は感動したらしく、バカにできないぞ、と内心感心しているのが面白い。文学の為に御坂という場所にこもりながら結局筆が進まないと苦悩していたり、→
羊山羊
2024/03/24 06:40

太宰らしさ、無頼派らしさ漂う随筆。つーかこんだけ富士山をバカにしていて、タイトルが「富嶽百景」なの性根ねじ曲がりすぎである。

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羊山羊
現実世界のハズなのに、気付けば幻想的で妖しい雰囲気 に呑みこまれてしまう。女性への劣情を上手く処理 できない内に、そろりと幻影が主人公の心の狭間に入り 込んでくる。女性への劣情を抑え込んでいる最中はまるで永井荷風なのに、気を少し抜いたら泉鏡花的になる雰囲気の移ろいが凄かった。読み返していて思ったのは、著者が、主人公の劣情を煽る者としての女性を都市に溶け込ませることで、都会が、人の劣情を惹起する存在であり、同時に人を呑み込む、「都会という異界」をうまく表現していることだ。→
羊山羊
2024/03/20 06:00

都会を異界として描いたが故のタイトル「幻影の都市」なのではないだろうか。 ある種の怪異譚の様な1冊。雰囲気バツグンで面白かった。

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羊山羊
精神病にかかった、1人の魔性めいた女と、その主治医たる精神科医との奇妙な攻防を巡る1冊。兄との近親相姦によってねじれてしまった彼女の心のねじれと一挙一投足のなんとも妖艶なことか。自ら、近親相姦という禁忌にいつしか魅了されて、満たされない願望の為に周囲の男を巻き込み続ける麗子の牽引力が、物語を乱し続ける1冊。ちょうど昔の王道ハードボイルドの登場人物にいそうな、面白い女性でした。
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羊山羊
とある1人の少女に拉致監禁された青年との10日間を描く・・・が、ただそれだけなのが、西尾氏の手によって何とも怪しく謎めいた世界に変貌を遂げた。青年が謎めいた女児に組み敷かれて支配される様は、サイコホラー風味でありながら、青年が少女の魔性に魅入られていくという点でいっそ田山花袋を思い出した。又、謎めいて相手の心情が読めないという点もあってか、本著の少女、U.U.は、主人公・読者の一切の感情移入を拒んで、ある種の超越性を持って傲然と立ちはだかる。→
羊山羊
2024/03/20 05:55

その超越性が又、サイコホラーというかモンスター味を演出してより一層怪しい雰囲気をかもし出すのだった。少女と主人公しか出ないがゆえの少女の魅力的な描写、唐突であっけないラストまで含めて中々に形容し難い1冊。

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羊山羊
非合理的な論理展開と、1ページ内で矛盾が発生する トンデモぶりに脳を焼かれながら読了。一方でコロナ関連の陰謀論を万遍なく網羅しており、ソッチ系の主張を知るには実に有用な1冊。何が凄まじいって、「コロナワクチンの中に入ってる重金属や化学物質が抗体の力を弱める」とか平気で書いている。1ページで予盾が発生しているのである。又、日本で30万人を超える医師の中の537人が(日本有志師の会)なる名で反ワク活動を行っているのは興味深い。→
ばたやん@かみがた
2024/03/11 07:16

トランプさん、マスクなんてオレは着けないなんてやってましたけど、ワクチン開発だけについては湯水の如く金を投じてそれが結果的に早期開発・量産につながったんですがね。そこのところは、リベラルメディアさん達もちゃんと報じるべきだと思います。

羊山羊
2024/03/11 08:08

言われてみるとそうですね。トランプさんフォロワーに変な人がいたりするので、やっぱりそういうフィルターを外して報道するのも大事ですね。

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羊山羊
こんなコッテコテの平成伝奇、令和の時代なんかに良くも貫き通すもんだ。とうとう最終戦!鈴音とマガツメとの死闘と、十代目秋津染吾郎こと萌の死闘でテンションの全くダレない1冊。そして、マガツメの兄妹愛、怪異の時代の終焉に抗おうとする者達の想いまで重なって、激情だらけで大満足でした。個人的に地味に好きだったのはやっぱり岡田貴一。どんだけ生き方不器用やねんお前という。微かな登場シーンながら、余りにスマートな剣戟のシーンが印象的でした。→
羊山羊
2024/03/11 06:39

妹とのラストバトルは、こういう〆でないと感な良いラストシーンだったと思う。兄妹で家族なのだから。そういう意味で、まさしく兄妹愛がまぶしいラストだったと思う。

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羊山羊
科学技術はいかに国家の発展と共にあったのかを、ルネサンス期から近現代の欧米諸国、特に英国、ドイツ、米国を例にとり探求する。流石に1989年刊だけあって古さは否めない。グローバルヒストリーどこ吹く風である。しかし、本著内の学際的な内容と着眼点は要注目。本著中では、複製技術とその拡散に対するオリジナル技術を持つ国家との戦いに的を絞る。読めば面白いのが、技術と法やルール整備の終わりなき戦いの凄まじさだ。一度広まり、自国より高品質なものを他国が作り出すと自国の優位性は崩れてしまう。→
羊山羊
2024/03/11 06:37

が、技術というのは囲い込みでもしないと自然と広がろうとするもので、自国の利益の為に技術を利用しようとする国VSそれに抗う技術という粋組みは、ルネサンス以降の近代的、科学的思考が続く限り終わることはないだろうとつくづく思わされる。それこそ、昨今のLLMの開発争いやファーウェイをめぐる戦いも、テクノヘゲモニーの衝突として位置付られるのではないだろうか。色々示唆に富む面白い 1冊でした。古いけど!

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羊山羊
ライトノベルに自己啓発×コンサル×バトルの要素を盛り込んだ1冊!着眼点が凄すぎる。自己啓発やコンサルって、成功請負人としての立位置上、競争は実際の経営者が行う故、どうしても戦いってあまり描かれないのだけど、本著はそこに上手いこと、大金の争奪戦をそえることでコンサル同士のガチバトルの舞台を作り上げてしまった。その中で主人公真琴と、ゼロスタートのヒロイン環は勝てるのか、というのが世界観。環自身は、人を見抜くのが才能の他はポンコツに描かれているが、「島興しをしたい」というPDCAのPが揺るぎないのが、→
羊山羊
2024/03/04 06:27

登場人物、又自己啓発目線での最大のポイント。環をどう成功させるのかが、真琴の腕の見せ所であり、また環のPをどう揺さぶって物語に読みどころを作るかが、これからの本著のポイントになる。続刊も楽しみ。

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羊山羊
環境犯罪学の入門書。犯罪が発生しやすくなる要素を 3つに分け(ルーティン・アクティビティ・セオリー)、その3要素を発生させない方法を豊富な実例をまじえて説明していく。後半では更に環境犯罪学史を説明してくれるのだけど、非常に学際的な学問で、何とも捉えどころのないジャンルである。仕事で、クレーマー低減の為に活かせる内容を期待して読んだけど、面白い内容が多かった。特に有名な割れ窓理論と、社会的コントロール理論はしっかり勉強したい。→
羊山羊
2024/03/04 06:25

それぞれ、「ゴミを放置するとゴミが増えていく」論と「社会的・心理的ルール作りをすることで犯罪を防ぐ」論である。この2つの論の実践と、『守りやすい空間」論は、クレーマー対策に有効だと思う。活かしがいのある1冊で満足満足。

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羊山羊
昔から議論の絶えない「科学的とはどういうことか」これに森氏が答える。やや文系ディスの味がするけど、言い方の違いってだけで、本質を突いた良い1冊と思う。文系を「科学を敬遠しようとする人」とし、それ以外を理系とし、ムリに理数的にならなくても科学的に生きることはできることを、文系にはやや辛辣に書く。正直、文系であろうが理系であろうが、科学的に生きるために「方法」をみんなで考え、再現して検証できる様にするというのは、近代以降の人間に要求される必須の思考だ。→
羊山羊
2024/03/04 06:24

ここに文系も理系もない。そこにもう少し肉薄してくれると、もっと魅力のある1冊になったんじゃないかな、と思う。

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/01/13(4121日経過)
記録初日
2012/10/14(4212日経過)
読んだ本
1392冊(1日平均0.33冊)
読んだページ
468902ページ(1日平均111ページ)
感想・レビュー
1356件(投稿率97.4%)
本棚
9棚
性別
血液型
B型
職業
サービス業
現住所
香川県
外部サイト
URL/ブログ
https://twitter.com/camel0110
自己紹介


最近よく読むジャンルは、冒険小説、ライトノベル、海外文学、日本の明治〜昭和初期文学。

あと経済関係、政治哲学の人文書が多いです。

よろしくおねがいします。

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