読書メーターあなたの読書量を記録・管理

2023年10月の読書メーターまとめ

てくてく
読んだ本
17
読んだページ
4610ページ
感想・レビュー
17
ナイス
151ナイス

2023年10月に読んだ本
17

2023年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

てくてく
3日に分けて読み終えました。さすがに1日で読み終えるところまで続けられなかったのは自分の目と気力の衰えだなと思った。はりめぐらされた伏線が最後に回収される爽快感がとても楽しかった。昨今の情勢と重ね合わせてしまうところも多々ありそこも良かった。次作予告も出ているので、それが楽しめる様、読書の体力みたいなものを維持しなければ。
が「ナイス!」と言っています。

2023年10月の感想・レビュー一覧
17

てくてく
最近では高齢者の食事関連で名前を目にすることが増えた著者、ご自身が高齢者の年齢ではあるけれど、その若々しさと力強さが魅力的。こちらの本は料理本ではなくタイトルにある通り人生がテーマ。自分が死んだ後のことも考えつつ、しかし単なる「終活」ではなく日々を生き抜くための戦略を考え、かつ実践している人だけあって、やはりその力強さと若々しさに圧倒された。親に送ったら嫌味だと思われそうだけれど、高齢者の年齢の人にお勧めしたい。
が「ナイス!」と言っています。
てくてく
大円団に向かう3冊目だった。度が過ぎるおせっかいもなく、登場人物それぞれが関わる問題に向き合う感じが良かった。双子の名前の由来がなんとも面白かった。料理では「七色お供え」が美味しそう。
が「ナイス!」と言っています。
てくてく
サラダは緑色ベースで眺めていて楽しいので、眺めるために講読。ただ、奇をてらったものはそんなになくて、「まいにち」と書いてあるだけあって気負わずに毎日食べましょうというコンセプトがあるのか、5分から15分でできるものばかりで、これだったら私でもできそうと思わせる、よく考えられた料理本だった。とりあえず蒸し鶏と蒸し茄子のサラダを食べたくなりました。
が「ナイス!」と言っています。
てくてく
著者のことを知らないままタイトル買いしたこともあって、前半のライフスタイルへのこだわり部分が非常に読みづらかく、なんどか挫折した。ただ、一誠堂で働き始めてからはテンポが良く、こだわりを持った古本屋としての自伝みたいな感じでとても面白かった。本好きとして古本屋は憧れの職業の一つということもあって、いいなぁと思って一冊読み終えた。
てくてく
2023/10/19 17:54

すみません、「読みづらかく」→「読みづらく」です。

が「ナイス!」と言っています。
てくてく
高学歴というなら博士課程が分析対象になるかと勝手に思っていたのでちょっと違和感があった。そこそこ有名な大学に進学した発達障害者の生きずらさに関するルポだった。高校までの勉強だと発達の凸凹はあっても力業でどうにかなる場合もあるし、推薦枠が増えているので不注意が致命傷となる試験一発で大学進学をしない人も増えたので、発達障害を持つ大学生は増えていると思う。そして大学の場合は凸凹はマイナス評価されないのである意味ユートピアだと思う。問題はその後の人生で、そのあたりの辛さや支援の必要性には共感した。
てくてく
2023/10/23 17:46

辛いのは、その学部時代の同級生たちが大学卒業後にそこそこ活躍しているのを見て、同じ大学を出たのに何でこんなに違うのかと思うあたりだろう。そのあたりを自分と自分の親たちがどう折り合いをつけていくかが本当に大事なのだと思う。そこそこ有名な大学を卒業できたことを自身のアイデンティティの一つとしつつ、それだけではダメなんだということをとの折り合い。

が「ナイス!」と言っています。
てくてく
タイトルに「シャーロック~」とあったのでタイトル買い。読んでみるとシャーロックものではなく戸惑いながら読み進めた。設定が細かく、登場人物たちもジュブナイル的に個性がしっかりしていて面白い、ただ好みが分かれると思う。こちらはシリーズの2作目だったのでまずは1作目を探して読もうと思った。
が「ナイス!」と言っています。
てくてく
タイトル通り、漱石の旅と当時の交通手段などを関連させたある種の漱石論。文体に慣れるまで少してこずったが、日本、イギリス、満州などの鉄道状況などの蘊蓄、それと漱石の日記や小説を重ね合わせた考察が面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
てくてく
とても楽しく読んだ。確かに分類しがたいタイプの鉄道ファンだが、あえて言えば乗り鉄だろうか。北海道の琺瑯看板の話が好きだが、この本の時から10年以上経過しているのでこれから琺瑯看板を見に行くというのは難しいのだろう。解説も面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
てくてく
カルディ商品を活用した料理が楽しそうなので好きな料理家さんのヤミーさん。こちらは「4コマ」設定がちょっと微妙で、文章ではなく写真でなんとなく作り方を説明する結果確かにわかりやすそうな反面、3stepに慣れた身としては、手順が増えているようでなんだかなぁと思うところもあった。ただ、この料理がこの手順で再現できるんだ、というアイディアと、実際作ると美味しい料理が多いので、ヤミーさんの提案する料理はやはり好きだし料理本は見ていて楽しい。
が「ナイス!」と言っています。
てくてく
物心つく前に親が信仰する宗教が日常生活に大きく影響を及ぼしている宗教2世の問題について、前半は研究者や支援に関わってきた人たちが問題などを指摘し、後半は当事者自らが発言している重厚な一冊。親が信仰や宗教の自由を享受していた、あるいは消極的にではあれその信仰や宗教を受け入れたことと、その子どもの進行や宗教の自由を親とは別のものとして守ることの難しさや宗教2世が親や家族の宗教と決別することがそれまでのコミュニティや世界からの排除を意味する深刻なものであることなど、いろいろ考えさせられた。
てくてく
2023/10/12 22:04

変換ミスがありました。「その子どもの進行や宗教」→「その子どもの信仰や宗教」でした。

が「ナイス!」と言っています。
てくてく
こちらのシリーズは人の悪意などが取り扱われていて必ずしもすっきりしない話ながらも主人公の草さんの気丈さとしたたかさが魅力的なのと様々な家族を描いているところが好きで読んでいる。そして今回はそのシリーズでもサスペンス度が強くて驚いた。
が「ナイス!」と言っています。
てくてく
建築士と大工ペアの軽めのミステリ。タイトルの間取りにひかれてタイトル買い。建物・間取りファンならなんとなく知っているネタが使われていることが楽しく、勢いで読了。主人公ペアのやりとりがちょっと乱暴というか、そのあたりがもうちょっと魅力的だとなお良かった。
が「ナイス!」と言っています。
てくてく
政治行政の場では今もなお「会社員の夫と専業主婦+子どもが2人」といった既に少数派になっている家族像が標準とされ、女性は夫の扶養の範囲内で家計の手助けをする程度の労働で良いというような時代遅れの状態が残っており、それがシングル世帯や働く女性の待遇などの問題が未解決なことにも影響している。既に政治に関心を持つようになった著者がパリテが誕生している大磯市の市議会に注目し、なぜパリテが誕生できたのかを考察しつつ、自らの半生を顧みて戦後の女性の生き方や働き方を考察しており面白かった。
てくてく
2023/10/07 21:45

著者が若いころに秘書として働いていた湯川れい子氏が著者の自由さをうらやむ発言をするくだりが、良い女性、良い娘としてのプレッシャーが強かった自分と重なり、そういうプレッシャーから自由に見える著者を羨ましく思っただろうし、そういう自由さや強さを守りたかったのだろうなと思った。

が「ナイス!」と言っています。
てくてく
「ごもっとも」と全面的に同意するしかない一冊。後半の齋藤圭介氏の本書刊行の背景および解説も非常にわかりやすい。中絶や嬰児遺棄では女性が一方的に責められるが、男性の避妊をしない射精行為がなければそもそも妊娠しないことから、女性よりもコントールしやすく負担の軽い男性が自らの射精行為に責任を持つべきだという指摘は正しい。これは中学生以上の男性にしっかり読んでもらう必要があるのではないか。
が「ナイス!」と言っています。
てくてく
タイトル買いの電子書籍。小説かと思っていたらマンガとレシピ(コミックエッセイ?)でした。ちょっと若者風なのっけ丼みたいなものから手が込んだものまであって、もう何もできないししたくないという時にこういう出前があるといいだろなと眺めました。途中から出てくる黒い子がとても良かったです。
が「ナイス!」と言っています。
てくてく
クリスティーズジャパン社長による日本美術論。海外で評価されているのに日本ではまだ十分に評価されているとは言えない美術などを、既に日本でも評価が確立している美術とともに紹介していて面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
てくてく
3日に分けて読み終えました。さすがに1日で読み終えるところまで続けられなかったのは自分の目と気力の衰えだなと思った。はりめぐらされた伏線が最後に回収される爽快感がとても楽しかった。昨今の情勢と重ね合わせてしまうところも多々ありそこも良かった。次作予告も出ているので、それが楽しめる様、読書の体力みたいなものを維持しなければ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/03/01(3927日経過)
記録初日
2013/02/06(3950日経過)
読んだ本
2376冊(1日平均0.60冊)
読んだページ
567234ページ(1日平均143ページ)
感想・レビュー
2368件(投稿率99.7%)
本棚
6棚
性別
血液型
AB型
現住所
三重県
URL/ブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/hibinoiroiro365/
自己紹介

活字を追うのが好きです。鞄に文庫か新書は常備しています。

社会問題一般を取り扱った本の他、あまり人が死なないミステリ、美味しそうな描写がある本、そして軽めのエッセイが好きです。ミステリは、収納の関係で文庫になるまで購入できません。

読書メーターの投稿から、自分の「次に読みたい本」を見つけることができたらと思っています。

HPは、本を読んでいて気に入った言葉をまとめているブログです。
(HPから独立したブログにまとめなおしているところです)

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう