辛いのは、その学部時代の同級生たちが大学卒業後にそこそこ活躍しているのを見て、同じ大学を出たのに何でこんなに違うのかと思うあたりだろう。そのあたりを自分と自分の親たちがどう折り合いをつけていくかが本当に大事なのだと思う。そこそこ有名な大学を卒業できたことを自身のアイデンティティの一つとしつつ、それだけではダメなんだということをとの折り合い。
著者が若いころに秘書として働いていた湯川れい子氏が著者の自由さをうらやむ発言をするくだりが、良い女性、良い娘としてのプレッシャーが強かった自分と重なり、そういうプレッシャーから自由に見える著者を羨ましく思っただろうし、そういう自由さや強さを守りたかったのだろうなと思った。
活字を追うのが好きです。鞄に文庫か新書は常備しています。
社会問題一般を取り扱った本の他、あまり人が死なないミステリ、美味しそうな描写がある本、そして軽めのエッセイが好きです。ミステリは、収納の関係で文庫になるまで購入できません。
読書メーターの投稿から、自分の「次に読みたい本」を見つけることができたらと思っています。
HPは、本を読んでいて気に入った言葉をまとめているブログです。
(HPから独立したブログにまとめなおしているところです)
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます