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2024年3月の読書メーターまとめ

keroppi
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感想・レビュー
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2024年3月に読んだ本
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2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

keroppi
小説や映画は、ある人生の流れの中からある時間を切り取って描いている。その人生には、前もあるし後もある。平行に生きている別の人生もある。そんなことを頭に巡らしながら本書を読んでいた。「汝、星の如く」に描かれた人たちの前と後、それぞれの人生。悲しみ、苦しみ、安らぎ、人への想い、生きていく上で大切なことを見つめていて、描かれる人物たちがとても愛おしくなる。この本の先にも、この人たちは生きていて、やがて死んでいくのだろう。そして、その想いを受け取った人たちは、また生きていく。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

keroppi

おはようございます。2月の読書はあまりはかどりませんでしたが、世田谷美術館の講座で色々とアートに触れることが出来ました。写真は、初めてやってみたテンペラ画です。結構面白かったです。2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:19冊 読んだページ数:3456ページ ナイス数:2069ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/327682/summary/monthly/2024/2

おはようございます。2月の読書はあまりはかどりませんでしたが、世田谷美術館の講座で色々とアートに触れることが出来ました。写真は、初めてやってみたテンペラ画です。結構面白かったです。2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:19冊 読んだページ数:3456ページ ナイス数:2069ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/327682/summary/monthly/2024/2
あっちゃん
2024/03/02 12:07

かぶりつきたくなるような本物のリンゴ🍎みたいですね(ㅅ´∀`*) スゴイ

keroppi
2024/03/02 18:20

あっちゃん、そんなに褒めていただいて、ありがとうございます。テンペラ画って、こんな表現が出来るんですよ。

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2024年3月の感想・レビュー一覧
28

keroppi
映画「PERFECT DAYS」に出て来た本書。木を思い、木を眺め、木に触れる様は、まさにあの映画で描かれた世界に共通する。そこにはしっかりと生命が宿り、静かに時を過ごしている。それを美しい文章で綴る。「幸田文はもっと評価されるべきよね」と映画に登場した古本屋店主は言っていた。まさしくそう思う。明日には東京でも桜が開花しそうである。今年の桜の木は、何を語りかけてくるだろう。
Vakira
2024/03/29 08:11

古本屋の女店主 うんうん。

keroppi
2024/03/29 09:12

Vakiraさん、そうあの女店主。

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keroppi
妄想は妄想を呼び、さらなる妄想を創り上げていく。これは次が楽しみだ。
Vakira
2024/03/27 19:32

keroppiさん お読み頂きありがとうございます m(_ _)m そしてお楽しみ頂きありがとうございます😊

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keroppi
先日、六本木のフジフィルムスクウェアで見た緑川洋一の写真集。何重露光かして撮ったであろう瀬戸内海の写真は、とても幻想的で惹きつけられる。中にはちょっとこれはと思うものもないではないが、海のきらめきは美しい。添えられた詩が説明的で無くてもいいのにと思っていたら、あとがきによると詩の凪三平は緑川洋一の分身だとか。このカメラマン、説明的すぎるところがあるようだ。そうじゃない写真の方が素敵なのに。
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keroppi
映画では圧倒的な映像と音響に酔いしれたが、複雑な人物関係や設定をおさらいする意味でパンフレットを買った。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が原作より強調しているのは宗教と政治だそうだ。確かに、ここで描かれる世界は、今世界で起こっている様々な争い事に共通するものを感じてしまう。だから、純粋に楽しめる映画ではないのだろう。
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keroppi
再読。人間の「こころ」とは、内臓された宇宙のリズムである。子供の成長過程を見つめながら、そこに内臓のこころを感じる。空間も時間も超越し、人間の肉体と心の存在を追求する。何億年の進化の記憶を持つ胎児の成長と内臓は、今、自分の身体の中にもあるのだなと不思議な気持ちになる。また、読み返したくなる本だ。
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keroppi
私もここんとこ安部公房にはまっているので、安部公房の世界観満載で楽しい。プロットと言わず、しっかり長いお話書いてみても面白いかも。
Vakira
2024/03/24 20:58

keroppiさん お読み頂きありがとうございます。シナリオ編 妄想まとめてそのうちアップしてみたいと思います。

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keroppi
神田古本街の春の古本まつりで発掘。小松崎茂と言えば、少年誌やプラモデルのイラストがまず目に浮かぶが、戦前このように東京各所のスケッチをしていたとは知らなかった。この緻密なスケッチが原点なのだそうだ。様々な街並みが、そこに生きる人々の息遣いを感じせるように描かれている。原画は、平成7年の失火で焼失したそうで実に残念だ。原画を見てみたかったなぁ。
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keroppi
「芸術新潮」の安部公房特集を読んだら、安部公房を読みたくなった。「いま読みたい」として挙げられていた「人魚伝」が目当てで読む。昔読んだことがあるようにも思うが、すっかり忘れているので、とても楽しめた。人魚の描写も凄いが、自分の分身が生まれ人魚に食べられ複製し自分を殺し自分を殺人犯として逮捕させ自分の存在が消えてしまうという、自己存在の危うさや、精神的迷宮が見事に描かれていて、やはり安部公房は好きだなぁと思ってしまう。この話、石ノ森章太郎が漫画化しているらしく、これも読みたくなってくる。他の収録作品もいい。
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keroppi
大林監督が亡くなられたのは、4年前の八重桜が満開になった日だそうだ。タイトルの「笑顔と、生きることと、明日を」は、亡くなられる1ヶ月ほど前、恭子さんが入院中の大林監督に「何か持ってくるものある?」と聞かれた時の監督の言葉らしい。全体を通じて伝わってくるお二人の愛と信頼感。恭子さんがいなければ、大林監督の作品たちは生まれなかったのかもしれない。入江若葉さん、山田洋次監督との対談もあり、とにかく映画人たちの交友の素晴らしさが伝わってくる。大林監督の純粋さと優しさが、こういう人たちを繋いでいたのだろう。
kei-zu
2024/03/19 12:14

コメント失礼します。大林映画に憧れて、高校生の頃に尾道を訪れたことがあります。行きつけという喫茶店に行ったらまさかの来訪。握手させていただいた手が大きくて温かったことが印象的でした(^-^)

keroppi
2024/03/19 12:29

kei-zuさん、大林監督と握手出来たなんて素晴らしい思い出ですね。私は、「HOUSE」を始め、大林映画が大好きです。

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keroppi
この巻で映画の最初の頃に繋がる。東京でのスタート。苦しみながらジャズに突き進んでいく。そして、彼を支える人たちも登場してくる。ここまで無料で読めたけど、後も読んでみたいなぁ。
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keroppi
学園祭での演奏シーンがいい。どんどんうまくなっていく。プロになれる人となれない人の違いは何なのだろう。技術もあるが、心の持ち様か。持って生まれた才能か。
bura
2024/03/12 22:41

keroppiさん、今日ネトフリで映画「BLUE GIANT」観ました。以前漫画も何冊か読んでいましたが、映画も素晴らしいですね!感動しました✨

keroppi
2024/03/13 07:14

buraさん、映画は演奏シーンが特にいいですね。この3巻の後書マンガでは、上原ひろみさんのピアノに感動した様子が描かれていて、アニメ映画では、その上原ひろみさんが音楽を担当されて、作者としてはとても嬉しかったでしょうね。

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keroppi
うまいやつはゴマンといるが、泣かせたり圧倒するものは、そうはいない。どの世界もそうだと思う。まっすぐな主人公の思いがいいなぁと思う。
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keroppi
魯珈には、ずいぶん前に行った。大久保の小さいお店で1時間くらい並んで入店しただろうか。スパイスの香りにあふれ、とても美味しかった記憶がある。その店のサクセスストーリー。側から見ると無謀とも思える開店と一人だけでやるオペレーション。これを読むと、しっかりした計算とめちゃくちゃ熱い思いがあることが分かる。これくらいの思いがなきゃ繁盛店は生まれないのだろう。企業とのコラボの裏話や店を出そうと思っている人へのメッセージもあり、じっくり味わえる本だ。また魯珈のカレーが食べたくなってきた。#NetGalleyJP
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keroppi
日本アカデミー賞で最優秀音楽賞を受賞したアニメ映画「BLUE GIANT」を見て、その演奏シーンに魅了された。これ原作漫画ではどう表現しているのだろうと思っていたら、ちょうどネットで無料で読めた。まだまだ序盤ではあるが、なるほどこう表現するか。ジャズへの熱い思いが伝わってくる。
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keroppi
著者が一人称文体の官能小説を書く前の作品群。芥川賞の「鯨神」も収録されているが、人間の根源的な性と生理的な感情の描写に圧倒された。焼肉屋で生肉を食べながらする性と食人の話や、病気の犯罪者が死の直前に語る女学生のズロースへの偏愛や、胎児が体内で石化したり鍾乳洞が胎内化したりする物語や、もうこの設定からして惹き込まれてしまう。人間の生々しい生き様死に様をこのように見せてくれる作品にはなかなか出会えない。
marumo
2024/03/09 20:58

なんて恐ろ面白そうな作品でしょう!ポチりました

keroppi
2024/03/09 21:21

marumoさん、宇能鴻一郎を侮っていました。

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keroppi
2019年に大英博物館で開催されたマンガ展の図録の日本語版。その内容は思っていたより遥かに膨大で深い。漫画家や編集者へのインタビューもあり、様々な分野の漫画が、日本における漫画の歴史や社会背景も踏まえ論考されている。あの漫画家やあの作品に触れていないと思わないでもないが、浮世絵やアニメをはじめ、エロマンガやコミケまで言及しているところはなかなかだなと思った。日本でも見たい展覧会。今日訃報が伝えられた鳥山明さんももちろん触れられているが、日本漫画の底力を感じさせる本だった。鳥山明さんのご冥福をお祈りします。
bura
2024/03/08 17:53

keroppiさん、鳥山明氏は残念でした。まだ早すぎました。合唱。

keroppi
2024/03/08 17:58

buraさん、ほんとに早すぎますよね。悲しいです。

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keroppi
安部公房オマージュのタイトル惹かれます。このシナリオ読んでみたい。それがうまくいったら、次回作は「砂の女と砂男」なんてのはどうでしょう?
Vakira
2024/03/08 21:33

keroppiさん お読み頂きありがとうございますm(_ _)m うひ!「砂の女と砂男」妄想 面白そう〜 アッ その前に「箱入り娘と箱男」のシナリオですよね~

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keroppi
夢は生きるために必要な生命維持装置ってのがいいですね。夢から生命が生まれるんですね。
Vakira
2024/03/08 21:34

keroppiさん お読み頂きありがとうございますm(_ _)m

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keroppi
ハッピーバースデー安部公房㊗️今日は安部公房の生誕100年。記念して、芸術新潮3月号の安部公房特集を読む。私が虜になったのは確か高校時代。教科書で触れたのが初めてだったと思う。人間の心理や世界の不条理をこういう風に小説で表現する作家がいることに驚いた。そして今、なぜ芸術新潮が特集を?文学誌でなくアート誌が?小説だけでなく、フォトエッセイの再録や舞台の話、さらに今年公開予定の映画「箱男」、等、様々な表現世界が語られていく。映画公開、写真集の発売、展覧会の開催と今年は安部公房から目が離せなくなりそうだ。
Vakira
2024/03/08 12:12

オオ~keroppiさん もう読まれたんですね~ 漫画といい、特撮映画といい、安部公房!趣味があいますね~

keroppi
2024/03/08 12:17

Vakiraさん、やっぱ誕生日に読もうと思って読みました。Vakiraさんの好みと私の好み、かなり近いと思います。

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keroppi
テンペラ画の本をもう一冊読んでみた。この本、なんと1400年頃にイタリアで書かれた本をベースに、1935年に書かれた本。それを2005年に日本で監訳し、写真や挿画をプラスしたもののようだ。なるほど、テンペラ画がいかに古典的手法であるかが分かる。そして、今も生きる手法なのだ。
keroppi
2024/03/06 20:02

かたつむりさん、テンペラ画って面白いですよ。でも、この本ほとんど技法の話です。

かたつむり
2024/03/06 21:32

技法の話なんですねw 了解です。図書館にあると良いのですが、なかったら諦めます^^;

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keroppi
怪談えほん最新作の絵は伊藤潤二。これは怖い。絵を見ているだけで怖い。これを読んだ子供は、トラウマになりはしないか。
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keroppi
小説や映画は、ある人生の流れの中からある時間を切り取って描いている。その人生には、前もあるし後もある。平行に生きている別の人生もある。そんなことを頭に巡らしながら本書を読んでいた。「汝、星の如く」に描かれた人たちの前と後、それぞれの人生。悲しみ、苦しみ、安らぎ、人への想い、生きていく上で大切なことを見つめていて、描かれる人物たちがとても愛おしくなる。この本の先にも、この人たちは生きていて、やがて死んでいくのだろう。そして、その想いを受け取った人たちは、また生きていく。
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keroppi
夢枕獏作の怪談えほん。仮面をかぶると人を呪える。人を陥れる。人を傷つけられる。まるで匿名のSNSのように。でもそれは自分に返ってくる。呪いの恐怖。
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keroppi
いただきます。ごちそうさま。と、行儀のよい子供向けの絵本のように始まったかと思うと、あんなものやこんなものまで食べてしまうなんて。こんな世界、絵本で描いていいのと思ってしまう。それでいてそんな世界に惹かれてしまう自分がいる。
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keroppi
久々に怪談えほん。一時期よく読んでいたのだが最近読んでいなかった。電車の乗客が得体の知れないおばけになってしまう恐怖。その電車から降りられない恐怖。このシリーズ、絵本なのに容赦のない怖さ表現がとても魅力的。読んでなかった本がいくつかあったので読んでみよう。
が「ナイス!」と言っています。
keroppi
世田谷文学館での「江口寿史展」で、この本を見たのだが、5500円という価格に恐れんなし買えなかった。でも読みたくて図書館で借りた。展覧会の時に展示されていた原画も多い。これを見ていると、江口寿史がギャグ漫画家から、いかにしてイラストレーターになっていったかが分かる。彼の興味は、ギャグを描くことから絵を描くことに移っていったようだ。特に美少女の絵に。眺めているだけでも魅力的な絵の数々。
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keroppi
世田谷美術館の講座で、テンペラ画を体験し、その魅力に惹かれた。もう少し知りたくて図書館にあった本を借りてみた。様々な表現技法や具体的な描き方、作品が写真を使って詳しく解説してある。もっとテンペラ画の作品を見てみたくなった。
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keroppi
朝ドラ「ブギウギ」の脚本を書いた足立紳の青春小説。青春と言っても30歳くらいだから、普通は青春は過ぎているのかも。しかも、脚本家を目指しながらなかなか書けないし、女性たちとも惚れられているようで振られまくっている。うだつの上がらない仲間たちと飲んで騒いでいる。著者も後書で永島慎二「若者たち」を目指したと書いているが、そんな感じかもしれない。本の中では春は来ないが、現在売れている著者の青春思い出物語ということか。だらしなく優柔不断な主人公の心理描写が何か若かった頃の自分を思い出させてしまう。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/03/03(4065日経過)
記録初日
2011/01/03(4855日経過)
読んだ本
3697冊(1日平均0.76冊)
読んだページ
865117ページ(1日平均178ページ)
感想・レビュー
3475件(投稿率94.0%)
本棚
22棚
性別
現住所
東京都
自己紹介

歳を重ねれば重ねるほど知らないことが増えてきます。読めば読むほど読みたい本が増えてきます。読書メーターから多くの本を知ることが出来ます。新たな発見があります。ミステリー、SF、純文学、歴史、美術、デザイン、映画、料理、怪獣もの、漫画、等々、ジヤンルに関係なく何でも興味有ります。自分の蔵書は、図書館だと思って、日々図書館通いです。皆様から、ぜひ、まだ私の知らない世界を教えて欲しいです。

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