読書メーター KADOKAWA Group

2025年5月の読書メーターまとめ

garyou
読んだ本
6
読んだページ
1098ページ
感想・レビュー
6
ナイス
33ナイス

2025年5月に読んだ本
6

2025年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

garyou
豆知識のオンパレード。謎解きのないなぞなぞ本のような感じ。巻末にお勧めの書籍や参考文献がたくさんあるので読んでみたい。幸い書店で入手できるものもありそうだし。
garyou
2025/05/07 23:28

まんがでラテン語というと『風と木の詩』に、ラテン語なんて死語で自分は生きた学問を学びたいという旨のことを早口で喋ってラテン語の授業をサボる生徒というのがいたと思うのだが、セリフはラテン語では書いてはなかったのかもしれない。そこのところ記憶が定かでないのが残念。

が「ナイス!」と言っています。

2025年5月の感想・レビュー一覧
6

garyou
ヒトはなぜ性にまつわることを隠すのか。種の存続に必要なことだというのに。というのが、おそらく『後宮小説』の背後にもあって、この作品にもある。この作品の舞台がヴィクトリア朝の英国なのは、「性的なものなんてない」とでも云わんばかりに隠しおおせんとした時代・国だからだろう。だからだろうか、この本を読むとチラリズムといおうか隠すことこそ色気を生む元であり、そういう意欲を生む元なのではあるまいかと思えてくる。
が「ナイス!」と言っています。
garyou
『短歌の友人』の中で穂村弘は歌人の短歌の読み方について「「生のかけがえのなさ」が、一首の中でどのように「かたちを変えて」存在しているかを把握する働きに他ならない。」と書いている。これを読んでからこと穂村弘の短歌はこういう視点で読むようにしているのだが、エッセイはどうなんだろう。この本はどこからどこまで本当で嘘なのかよくわからないが、やはりどこか「生のかけがえのなさ」を描いているように感じられる。
が「ナイス!」と言っています。
garyou
短篇集ながらどれも中篇以上の作品を読んだような気分になる。ものの名前(名詞)がたくさん出てくるからだろうか。この点は古い本格推理小説にちょっと似ている気がする。推理小説では凶器を隠すためにそうすることが多いのだが、こちらは読者にしっかりとしたイメージを持ってもらうためにしている気がする。そうしておいて落とし穴の蓋を取り去る感じ。嫌いじゃない。他の作品も気になるな。
が「ナイス!」と言っています。
garyou
豆知識のオンパレード。謎解きのないなぞなぞ本のような感じ。巻末にお勧めの書籍や参考文献がたくさんあるので読んでみたい。幸い書店で入手できるものもありそうだし。
garyou
2025/05/07 23:28

まんがでラテン語というと『風と木の詩』に、ラテン語なんて死語で自分は生きた学問を学びたいという旨のことを早口で喋ってラテン語の授業をサボる生徒というのがいたと思うのだが、セリフはラテン語では書いてはなかったのかもしれない。そこのところ記憶が定かでないのが残念。

が「ナイス!」と言っています。
garyou
どうやったらこの世から消えることができるのだろうか。ニューヨーク三部作を読んで思うのはそのことだ。この世から消えたい、とか、誰でもない人間になりたい、とか、そんなことを考えている人は思っている以上に多いのかもしれない。三部作のうちこれだけは初めて読む作品だった。翻訳も読んでみたい。
が「ナイス!」と言っています。
garyou
ネタバレ例えば職場にいる時は自分が存在していることに疑問を抱かないが、何かの瞬間にひとりになった或いは自分はひとりだと感じたときに自分は本当に存在するのか定かではない、という感覚に似ているだろうか。物書きは幽霊だという。書くことは孤独な作業で、書き手は自身の人生を生きてはいない。そこにいてもいない幽霊のようなものだ、と。だいぶ前に翻訳で読んだけれど、色に関することばをどのように訳していたか気になる。blue flimとか。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/09/23(5750日経過)
記録初日
2009/08/31(5773日経過)
読んだ本
1114冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
312435ページ(1日平均54ページ)
感想・レビュー
1107件(投稿率99.4%)
本棚
0棚
外部サイト
URL/ブログ
http://garyo.txt-nifty.com
自己紹介

帰りの電車の中で読む程度。「自分は本が好きである」と信じ込んでゐた時期が長いので、それでもつい本を買つてしまふことしばしば。

参加コミュニティ1

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう