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2024年3月の読書メーターまとめ

ブロッコ・リー
読んだ本
7
読んだページ
1740ページ
感想・レビュー
7
ナイス
165ナイス

2024年3月に読んだ本
7

2024年3月のお気に入り登録
2

  • 中玉ケビン砂糖
  • 羊山羊

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • 中玉ケビン砂糖

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ブロッコ・リー
構成に既視感があるなぁと考えてたら鬼滅の刃が思い当たった。本書の舞台は北海道開拓使の明治時代に遡りアイヌ語の悪い神ウェンカムイ(山と人里の境界線を越えて人肉を食べたヒグマでアイヌはそれを総力戦で狩り、その肉は食べないらしい)と、開拓開発の人側が境界線を越えて神域に侵攻することで神側(ヨモツイクサ)から狩られる様子、人身御供の話、腐乱し蛆わき雷神がいたという黄泉のイザナミの様相と重厚な設定。境界を侵犯した工事関係者が惨殺され土饅頭にされるまではウェンカムイのお話、以降は黄泉の世界と内科医である著者の本領発揮
ブロッコ・リー
2024/03/15 13:08

の近代医療、法医学で畳みかけるように神話の世界を拒否しようとする医師、警察、猟友会の人々が登場。主人公の外科医茜の神隠しに遭った家族、目前で生きながらヒグマに食われる妻になす術のない樋熊猟師、等各人の執念がドロドロに溶けて遺伝情報として吸い上げられ最強の生物に進化する、とここまで書いてもう一つ類似のモチーフに思い至った。シドニアの騎士に登場する最凶の生命体ガウナだ。う~ん感想が纏まらない。サクサク読めてどんでん返しも予想範囲だが、舞台装置と結末がうまく連結できない。読者の勝手な妄想を煽る仕掛けなのか?

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

ブロッコ・リー

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2024年3月の感想・レビュー一覧
7

ブロッコ・リー
昨年11月から待ってた図書館本。今日借り出して図書館内で読了してポイしてきた。う~んこ れのどこがどう面白いのか、はたまた怖いのか、まぁ~っっったくわからんかった。描かれた場面と我が周囲の現実との交錯は微塵もなく、背後に忍び寄る闇とか気配とかも全く感じられず、つまらない1時間だった。
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ブロッコ・リー
テンポが痛快に良い。1冊に2ネタ(アクロバティックサラサラとセルポ星人、シャコギグワーカー、ネッシートリオ)をてんこ盛りにしてダンダダン!と進む。絵がきれいかつ緻密で可愛い。おまけのターボババアの馴染み具合がまたほっこりする。作者の頭ん中には次々と書きたいストーリーが詰まってるんだろうな。次巻も楽しみ!
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ブロッコ・リー
構成に既視感があるなぁと考えてたら鬼滅の刃が思い当たった。本書の舞台は北海道開拓使の明治時代に遡りアイヌ語の悪い神ウェンカムイ(山と人里の境界線を越えて人肉を食べたヒグマでアイヌはそれを総力戦で狩り、その肉は食べないらしい)と、開拓開発の人側が境界線を越えて神域に侵攻することで神側(ヨモツイクサ)から狩られる様子、人身御供の話、腐乱し蛆わき雷神がいたという黄泉のイザナミの様相と重厚な設定。境界を侵犯した工事関係者が惨殺され土饅頭にされるまではウェンカムイのお話、以降は黄泉の世界と内科医である著者の本領発揮
ブロッコ・リー
2024/03/15 13:08

の近代医療、法医学で畳みかけるように神話の世界を拒否しようとする医師、警察、猟友会の人々が登場。主人公の外科医茜の神隠しに遭った家族、目前で生きながらヒグマに食われる妻になす術のない樋熊猟師、等各人の執念がドロドロに溶けて遺伝情報として吸い上げられ最強の生物に進化する、とここまで書いてもう一つ類似のモチーフに思い至った。シドニアの騎士に登場する最凶の生命体ガウナだ。う~ん感想が纏まらない。サクサク読めてどんでん返しも予想範囲だが、舞台装置と結末がうまく連結できない。読者の勝手な妄想を煽る仕掛けなのか?

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ブロッコ・リー
相変わらずのスピード感、ターボババアと蟹の地縛霊融合帯との追いかけっこ、地域の神様の影響範囲が行政区画とがおんなじってのも面白い。巫女ばあちゃんによるターボババアと地縛霊との関係や役割解説にちょっとホロっと来る。そういう場所を生者は興味本位に侵犯しちゃならねーんだという発言は、妖怪たちなどの異形のものへの敬意と彼らの居場所確保にもつながり、ひとえにそれは精神世界の豊饒さにもつながるのかなと、漫画を読んでマジレス。
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ブロッコ・リー
安全装置(アシモフ回路)が壊れたAI搭載のロボットの暴走との触れ込みでiRobot(映画)みたいな展開を期待していたら、殺害した盲目の少女の血液を使った壁画!(後でじわじわとわかるんだが)、雇い主を連続殺傷、ロボットに賃金を!の大学支援団体の車いすの学生を二重らせん階段からけり落として殺傷、しまいには完全自動化高級堆肥工場を稼働させ、飢え死に、ギャングに殺害、とにかくやましい理由で殺された人をリサイクル!人間を糞袋と一緒くたにするチクタクと我々が今家電を一緒くたにするのは同じじゃんと。今に廃家電から復讐が
ブロッコ・リー
2024/03/12 09:33

始まるっちゅうか、様々な希少資源を浪費して(酸化チタンを歯磨きの研磨剤に入れちゃうのってどうなん?)エントロピー増大させてゴミの山にしてるからもうリベンジされてるわね?劣化した電解コンデンサーから火を噴いて一家丸ごと惨殺とか、アシモフ回路って言ってみりゃぁ安全設計部分なんだろうから、充電中に良く火を噴く某国製の充電器やバッテリーなんかアシモフ無いわね?そういやギル博士も笛吹いてキカイダーの不完全な良心回路をバチバチ短絡させてたなぁ。にしてもこの著者も石森章太郎も天才なんだなぁ。オラの理解を越えてるわ。

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ブロッコ・リー
タイトルはストーリー展開の凄まじさを表すのか、日常からオカルト、UFO超常現象、セルポ星人とターボババアなど目くるめくスピードで進む。追いかけ追われるデフォルメされた絵の躍動感、ヒーローヒロインの普通の顔、ちょいエロかつ初々しい表情と、はぁ?の顔つきで中指立てた風のもろ漫画風の描き方の大ギャップも楽しい。巫女さんの婆ちゃん、肝っ玉座っててめっちゃカッコいい。
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ブロッコ・リー
つまらない本だった。「タイパ」が最悪なのだ。そう感じた自分は読後に「タイパ」が何か理解でき、それによる思考の広がりの獲得を期待したのだ。コスパは対価が貨幣尺度で計測できるから、各人の「パ」の捉え方はそれぞれだが、同じ千円でも半値に感じた、1万円に感じたなどとイメージが沸く。同じ1時間でもタイパは楽しく過ぎる短い時とつまらぬ飲み会に付き合わされる長い時、素早く知識の断片をつぎ込んだ1時間と漫然とYoutubeを視聴した1時間を比べても主観と主観の比べっこなので比較不能だ。素早く知識を詰め込んだ1時間を
ブロッコ・リー
2024/03/05 19:30

著者は「少しでも社会学を齧ったことがあればジークムント・バウマンの「リキッド・モダニティ」を想起するのではないだろうか」等と「知らぬことは恥」とでも言わんばかりの知識開陳を多くするが、これこそググってwikiって知ったかのマウント取りを強要するタイパの煽りに直結する。タイパを求める人々には消費による失敗を回避したい欲求があるとも著者は言うが、失敗を前提に大量の情報を効率的に?無差別に消費することは本当にタイパ的に正しい行為なのか、そもそもそれがタイパなのかはわからずじまいだ。

ブロッコ・リー
2024/03/05 19:37

既にAIによる要約サービスがあるので、更に洗練されたタイパ実現が可能になる。しかしそれが叡智に繋がるかと言えば、そんな気は全くしない。年々楽曲のイントロは短くなりサビだけ歌えるカラオケ機能もあるそうな。音楽、映像や大事にしてきたリベラルな価値観でさえも、1分で教えてくれないとスキップする世の中になりそうで恐ろしい。様々な知恵のコンテンツは「サビ」のパッケージに纏められて消費され、烏合の衆はタイパの良い政治家を選択するのかもしれない。試行錯誤と失敗の「歴史」から学ぶことはタイパが悪いのだろう。恐ろしい。

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/10/15(5306日経過)
記録初日
2008/01/15(5945日経過)
読んだ本
1309冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
299098ページ(1日平均50ページ)
感想・レビュー
655件(投稿率50.0%)
本棚
1棚
性別
血液型
A型
外部サイト
自己紹介

いつの日か専門家然として、自分も理解できないような小難しい物言いができるようになりたい!!と思って濫読中(あ、でもマンガ多いなぁ)

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