うーっ。怖いけど面白くて。前の巻も読み返そう。織座の過去が予想以上につらい。マジで嘘であってほしいと思ってしまう。いや、どうなんだろう。一方で甚八は健やかでいい人なんだけど、怪異に付け込まれがちだし。またあのピザトーストのおみせが出てくるとは思わなくて、ちょっとびっくりした。この漫画、事件の顛末がホッとさせるように見せて怖い後味を残すので、読み終えてもほんのり不穏なものが胸に残る。怪談好きにもすすめたい。

Kindle。怖かったのはお雛様の話と天女の祠の話。言い伝えの話や親子３代の謎の悪夢、酒場の美人姉妹の話も印象的だった。冷蔵庫の自動音声に名前を呼ばれる人の話は映像や音声のイメージが浮かぶ感じが奇妙で印象的だった。高島易断の話はおじさんの恋の顛末が切なくて怖いところの話は忘れてしまった。予言の力、あってもなくてもなんか大変だなと思う。

昆布、めちゃくちゃ手間がかかる食べ物なんだとわかった。種類があるっぽいけど謎だった部分もわかりやすく紹介されていた。他にも昆布の歴史とかレシピとか内容がめちゃくちゃ豊富です。たくさんのふしぎは一応子供向けの雑誌なんだけど、大人にもめちゃくちゃおすすめ。

Kindle。国島さんの恋がどうなるのかも気になるけど。熱海くん周りの女子が家族とモブ以外にも性格や人生をもったキャラクターがちゃんと出てきていて好きだな。超越的でもなく、極端に意地が悪かったり狂気みたいなものに偏ってないのが(行動は結果スレスレであれ)すごくいい。熱海くんもその周囲も意地が悪くないし軽率でもないのに、謎の行動力があって読んでいて面白い。あと学生の時の先輩っていっこ違いがでかかったよなーと思い出すなど。