めっちゃよかった。ケンジのサプライズ、シロさんのためだけどずっと読んできた読者にとってもそうなってるなと思った。シロさんのまわり、ケンジ含めてコミュ力高い人多いな。シロさんもコミュ力はあるけど、お仕事力というか社会人力ってとこあると思うので。

表紙のイラストがすごくぴったりくる物語だった。なんかふわふわしたファンタジーなのか、甘酸っぱい青春小説なのかと思ったし、実際設定はそういう感じだった。なのに、起こっていることの感触がなんとなくシビアだったり自分のイヤな面を思い出したりもする。不思議な小説。

続遠野物語を出してほしい。この濃度の作品をたくさん描くのは大変だろうけど。もっと他の話もこの作者の漫画で読みたいと思った。原作がどうアレンジされているのか読み比べたくなりました。

家族の葬儀でお世話になったし、自分もいずれはという場所ではあるけど、たしかに色々謎な場所でもあり。著者は怪談本も出しているし、タイトルに奇談とあるけれど、職業人として人間として、現実的に火葬場での出来事を語っている本。故人の家族に寄り添いながら、どう安全にミスなく業務をすすめるかという話が多くを占めていた。火葬場のことやお骨のことが気になる人は一読をすすめたい。好奇心から読んだ部分もあるが、真面目な気持ちで読み終えた。

めっちゃよかった。ケンジのサプライズ、シロさんのためだけどずっと読んできた読者にとってもそうなってるなと思った。シロさんのまわり、ケンジ含めてコミュ力高い人多いな。シロさんもコミュ力はあるけど、お仕事力というか社会人力ってとこあると思うので。

Kindle。原作未読なので普通にどうなるんだろうとちょっと怖いし、先が気になる。結婚相談所をやっている女性が鶴谷香央理のいい感じに人生を重ねた感じのキャラクターらしくていいなぁと思う。結婚も恋愛もまぁまぁこんな感じかーという人も、めちゃくちゃ好きになって恋愛や結婚をしても、その先山あり谷ありではある気はするけど。失踪した女性も色々ありそうではあるが、アピールきついみたいなこと言ってくる主人公の友達の女性たちが感じ悪すぎて気の毒になる。いわゆる毒親でなくても親子は難しい…。

吹奏楽部の話がかわいい。一生懸命なんだけど、ムキムキ体育会系っぽさがなくて、楽しそうで好きだった。

めがねさん姉さんの新たな一歩、めっちゃぐっときました。このまんが主人公たちの成長を描きつつもサザエさん的な時間軸だと思ってた時期もあったけど。みんな着実に大人になって行ってるのを感じるし、見た目も大人っぽくなってるなあと思った巻でした。変わらない部分もありつつ、そこも魅力でバランスが絶妙です。

面白かった。食べ物飲み物にまつわる怪談集。コース仕立てになっていて、コラムも挟まっていたり、楽しく読み終える。なんかよくわからない肉とか怪しい魚とか、夢の中の黒いかき氷とか、うすきみの悪い話もあったけど。読み終えてみて強い印象に残るのはおばあちゃんに食べさせてあげたかったばしゅしゅ、あのときのいい匂いのパン（よかったね!）、おまつりに混ざっていたこどもの神様、大好きなスポドリといった優しい話だった。