世の中の移ろいと共に男達の姿がどんどん悪くなっていく。というか浮き彫りにされていく。男からしたら何でそうなるのって感じだけど法律はそうなっている。制約が無くなっていくと役割も無くなって、じゃあ何で婚姻関係を続けるのって感じになる。聡美が東急ホテルで思いついたセリフが辛いなあ。

表紙の印象そのままになんともフワッとした人を食ったような進展がここちよい。裏の「料金不足」には思わずニヤリ。茶目っ気たっぷりですな。木島君、これからも頑張って。

ポップな表紙とは違って恨みつらみや複雑な血縁、因縁。なるほどそうなるかという謎解きのユニークさはあるけど雨の日の午後に読んでいると気分もドヨーンとしたままになりましたとさ。

他のミステリーに登場した本をたどって読んでみた。これはいい！こういうのもっと読みたい。1922年に書籍化されたとのこと。昨今のひねりまくった小説にはない、素朴さと味わい。読み易くて味のある本。名作ってこうだよね。

世の中の移ろいと共に男達の姿がどんどん悪くなっていく。というか浮き彫りにされていく。男からしたら何でそうなるのって感じだけど法律はそうなっている。制約が無くなっていくと役割も無くなって、じゃあ何で婚姻関係を続けるのって感じになる。聡美が東急ホテルで思いついたセリフが辛いなあ。

ヤバイ、やばい。うちは最初から手段が目的になってる。ＮＲＩアンケートとかに「はい」って記入するためだけのアリバイ作りだよね、多分。言い過ぎか？でもそれが現場からの印象。システムの中で人事のやつが一番使い難くて改善されないままだしぃ。

会社生活も終盤に差し掛かると、就職で悩む若い人の話はひときわ瑞々しく感じる。シニア雇用にもそれを求めて良いものか。ひねくれ具合はスーパー級だぞ。部下にネクタイを引っ張られるドキドキはありえんけど。ありえんけど。