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2024年3月の読書メーターまとめ

さくらこ
読んだ本
13
読んだページ
2725ページ
感想・レビュー
13
ナイス
1191ナイス

2024年3月に読んだ本
13

2024年3月のお気に入り登録
1

  • Aya Murakami

2024年3月のお気に入られ登録
2

  • Aya Murakami
  • タックン

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

さくらこ
ネタバレ芝居に救われた者たちが、芝居で若侍を救うことになる物語。木戸芸者の一八、立師の与三郎、衣裳部屋のほたる、小道具の久蔵、筋書の金治。彼らが、武家の青年・菊之助の仇討ちを目撃するのだが、実は…。▼芝居に関わる者たちの生き様と、菊之助の武士の矜持が見事に絡まり、話の展開が小気味よい。自分ひとりではどうしようもなくなった時に、芝居という「虚構」が、人の心を変え、明日への希望を与えてくれた。▼ドラマ化希望。6幕あるから、6回、連ドラ。金治は、宮藤官九郎さん。【直木賞・山本周五郎賞受賞】
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

さくらこ

2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:14冊 読んだページ数:2439ページ ナイス数:1054ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/361286/summary/monthly/2024/2

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2024年3月の感想・レビュー一覧
13

さくらこ
江國香織さんが、自分自身で愛してやまない絵本を紹介するエッセイ35編。私はこれまであまり絵本を読んでこなかったので、紹介されている絵本の内容はもちろん、タイトルすら知らないものが多いです。これらの絵本は、江國さんを形作る大切な要素なのですね。紹介された絵本を、時間をかけて少しずつ読んでみるつもりです。
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さくらこ
タイトルが「生きる」なのに、死んだセミから始まる。生きることはすばらしい。でも、当たり前ではない。死と無縁ではないからだ。のどが渇いたり、メロディを思い出したり、泣いたり、笑ったり……。何気ない時間の〈いま〉を大切に生きる。それが、「いま生きている」ことなのだろう。谷川俊太郎さんの詩と、岡本よしろうさんの日常の暮らしを描いた挿絵とが見事に絡み合い、今、生きている事の不思議さを感じさせてくれます。
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さくらこ
春きたよ。春きたよ。うれしくなった、てんとうむし。川面に浮かぶ「さくらのふね」に乗って、春を知らせる旅に出かけます。生きものたちが、春の訪れを喜び会います。満開になったふもとの桜は、むしたちを包んでくれます。春きたね。春きたね。▼水彩で描かれたと思われる、優しい色合いに引き込まれました。なかでも、満開の桜を描いた見開きのページは、圧巻。まるで原画を手にしているよう。春到来の喜びに満ちた作品です。
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さくらこ
ネタバレ作品の設定は、携帯もDNA鑑定もない時代。トリックは、実に鮮やかな手法。あの一行にはびっくりしました。▼犯人は、何らかの形で罪を思い知らせてやりたいと考え、復讐という名の裁きを行っています。でも、死んだ者たちが、なぜ殺されたかがわからない状況では、裁きと言えないのではないでしょうか。また、被害者が出た後、メンバーが取り乱さずに話し合いをしているのが不思議。作者は、登場人物の心理状態に、あまり関心がないみたい。▼どうやら、私は、刑事が靴底をすり減らす社会派ミステリが好きなようです。
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さくらこ
今年で刊行51年目のロングセラー。▼子育て・仕事に忙しく、お客さんが減ってしまったからすのパンやさん。売れなかったパンをこどもたちのおやつにしたところ、森のみんなに大評判になって…。▼80以上のおもしろい名前のパンが並ぶページは、見ているだけで楽しくなります。今なら、きっと「スマホパン」や「パソコンパン」もありそう。▼それにしても、夫婦が一緒に子育て・仕事に励んでいるなんて、男女共同参画そのもの。セツルメントや人形劇活動などで社会に目を向けていた、かこさんらしい視点です。
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さくらこ
ネタバレ「こんなやつと会話なんかしたくない」と思わせる、4作品短編集。登場するのは、自分は正しいと思い込んでいる人たちばかり。好き勝手なことを言い放つ輩は、本当に面倒。だから、作者の綿矢さんをモデルにした最終話が、身につまされる。「老害に年齢は関係ない。年老いた結果害でしか無い人間を老害と呼ぶ(p.189)」そうさ、自分がめんどくさいんだよ。
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さくらこ
Sオケ定期公演なのにシュトレーゼマン脱退?、千秋の指揮者デビュー、プリごろ太登場、あのエリ-ゼ出現、新潟での海水浴、ニナ・ルッツ音楽祭…。この巻では、のだめは、あんまりピアノ弾いていないのね。でも、専制君主・千秋様の指揮が見れるようになってしあわせ。
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さくらこ
ネタバレ「うきわねこ」に続く、蜂飼耳さんと牧野千穂さんとの作品。パステルで雪の白色がさまざまに描かれています。▼うさぎのふうちゃんは、雪の日だけに現れる道を通ってふわりころりに会いに行きます。そして、そこにやってきたゆきぐもに、妹のために、家に雪を降らせてほしいとお願いをします。大切なおもちゃと引き換えにしてまで。▼それにしても、お父さんが帰ってこないって、どうしたのかな。ピーターラビットのお父さんみたいに、パイにされたのかな。
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さくらこ
ネタバレ芝居に救われた者たちが、芝居で若侍を救うことになる物語。木戸芸者の一八、立師の与三郎、衣裳部屋のほたる、小道具の久蔵、筋書の金治。彼らが、武家の青年・菊之助の仇討ちを目撃するのだが、実は…。▼芝居に関わる者たちの生き様と、菊之助の武士の矜持が見事に絡まり、話の展開が小気味よい。自分ひとりではどうしようもなくなった時に、芝居という「虚構」が、人の心を変え、明日への希望を与えてくれた。▼ドラマ化希望。6幕あるから、6回、連ドラ。金治は、宮藤官九郎さん。【直木賞・山本周五郎賞受賞】
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さくらこ
ネタバレ作家:白木篤郎(あつろう)とその妻・笙子(しょうこ)。篤郎の不倫相手、長内(おさない)みはる。ドロドロした愛憎劇にはならなかった。▼笙子は、篤郎の不倫をわかっているのに、静かに受け入れ、日々の生活を続ける。彼女にあるのは、篤郎に対する深い愛。同様に、篤郎に抱くみはるの愛を架橋にして、笙子は、みはるとの信頼関係を築いてしまう。▼それにしても、笙子の感情は、私の理解を超えている。愛したら独占したいし、恨み辛みも強烈に抱く。愛した人の、愛した人と仲良くするなんて、とても無理。
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さくらこ
のだめがマンションの廊下で千秋を拾ってしまう、運命の出会い。そして、編成されたばかりのSオケで、千秋が初めて指揮をするまでを収録。実は、ドラマは見ていたけれど、原作は初めて。今更だけど、カンタービレって、「歌うように」なんだね。知らなかった。これからが楽しみ。
さくらこ
2024/03/03 12:26

やはり、ドラマももう一度、見たくなりました。今は、原作と映像での表現の違いが、いろいろと取り沙汰されていますが、この作品では、大きな問題はないようですね。

桜咲
2024/03/03 14:40

DVDとても楽しく観たのですが、今の時代なら大炎上するシーンも多かったです💦。

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さくらこ
ネタバレねこのえびおが、おじいちゃんからもらった誕生日プレゼントは、空を飛ぶうきわ。このうきわは、満月の夜、一度しか飛べない。おじいちゃんと過ごした秘密の空の散歩は、幸せな思い出。パステルで描かれた優しい造形は、どこか幻想的で、まるで夢の中の世界のよう。もしかしたら、空を飛んだのは、えびおの夢なのかな。
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さくらこ
ネタバレかけがえのない人との別れ。心が傷ついても、また、誰かとのかかわりを願う人たちの5編短編集。読み終えると、暗闇に浮かぶ星の光を見たように、ちょっとだけ気持ちが明るくなる。気になる人は、最終話「星の隨(まにま)に」で、小学生の想(そう)君を気にかけてくれた佐喜子さん。空襲を経験している。以前なら、ご近所の他人のことでも親身になってくれる人がいたけれど。施設で穏やかに暮らしているかな。演じるなら草笛光子さん。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/05/30(3983日経過)
記録初日
2009/07/20(5393日経過)
読んだ本
1356冊(1日平均0.25冊)
読んだページ
311422ページ(1日平均57ページ)
感想・レビュー
962件(投稿率70.9%)
本棚
1棚
性別
血液型
O型
職業
事務系
自己紹介

本を読むのが、何よりの幸せ
電車に揺られての読書が、いちばん心地よい
読みふけると、ときどき、乗り過ごします

通勤電車でも、職場でも、自宅以外は
まだ、マスク装着中
花粉の飛散もあるし
当分は、このままになりそうです

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