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2025年4月の読書メーターまとめ

しぇるぱ
読んだ本
9
読んだページ
2591ページ
感想・レビュー
9
ナイス
125ナイス

2025年4月に読んだ本
9

2025年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

しぇるぱ
どうしちゃったんだろ、月村良衛なのに人が死なない、流血がない。ヒロインは夏芽、大学に入って近くの朧荘に入居した。隣の部屋の住人は老人、鳴滝と言う。連作小説で四話あるが、三話が最重要、全体の7割はある。二話目で明らかになるが、隣の老人は元警視総監なのだ。三話のお話しは三十何年前、警察署内で現金が紛失した。四千万円なのだ。警察の裏金を充当して、取り繕った。老婦人が亡くなって、過去の現金紛失事件の証拠が現れて、とっさに剛田巡査部長は隠した。さぁ、ここから元警視総監の活躍が始まる。サブキャラも豊かで、のんびりと読
が「ナイス!」と言っています。

2025年4月の感想・レビュー一覧
9

しぇるぱ
なんとも面白い役割に着目したもんだ。退職警察官で交番を補助する仕事がある。若い警官には素晴らしい手本になる。交番でそういう人を見たことがある。制服が違っていた。6篇の短編なのだが、最後の篇でこれ以上読めなくなった。三日かけて数行しか進まず、もう読むのを放棄した。イヤミスというのがあって、読むのが嫌になるミステリーなんだそうな。イヤミスのトップランナーだろうな。代表作の教場も嫌いだったが、これはもう長岡弘樹は避けるしかない。doumeki とタイプして、百目鬼と転換する。なんとまぁ転換の学習も進んだもんだ。
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しぇるぱ
井原忠政には有名な別シリーズ「三河雑兵心得」があります。そっちの着地点は明らか、徳川家康です。家康が天下取るまです。このシリーズの着地点が分からない。浅井長政、羽柴秀吉、羽柴長秀、順番に主人が変わって行きます。朋輩に藤堂高虎がいるが、彼を殿と仰ぐのかしら。この巻でのポイントは、秀吉が於市へ惚れ込んで、閨を共にしたいこと。大石与一郎、大殿の色事で災難です。於弦、戦場では弦丸、どうやら夫婦になるような気配あり。秀吉の中国攻めの前に松永久秀が反乱を起こし、鎮圧に加勢するのだ。ショートリリーフの物語。
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しぇるぱ
本来は隠蔽捜査シリーズで、竜崎伸也が主人公です。あまりに出世してしまったので現場との結びつきが薄くなる。これ以上お話を紡ぎ出すのが難しい。後任に藍本小百合、もちろんキャリア、めちゃくちゃ美人。管内で怪盗フェイクが盗みを働いている。署長室の金庫には一億円の現金が収められている。SNSでは、怪盗フェイクが盗み出すと宣言しているのだとか。大森署内、警視庁、警察庁での人事顔ぶれは竜崎伸也時代のままで、なじみやすい。藍本小百合署長になってからは、署長シンドローム、に続く署長サスピション。suspicion で、容疑
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しぇるぱ
歴史を語るのに正史と稗史がある。正史ばっかり語っていては小説にならん。ありそうなことあったかもしれないことを語って小説になるのだ。表紙を見てちょうだい。植田茂兵衛、斬られて血を流している。甲冑姿ではない、平装だ、肩衣姿だ。豊臣秀吉が没して、徳川家康を中心に世は回ろうとしている。大阪城を訪ねて、櫓見物に招かれたところ、そこには討っ手が待ち構えていた。植田茂兵衛、殿の馬廻衆、脇差一本で防戦に努める。顔を斬られ、手のひらを割き、胴体を突き刺されるも、討っ手を倒す。茂兵衛、身を挺して家康を守った。次巻関ケ原の戦に
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しぇるぱ
長野県筑摩野に信濃山病院がある。コロナ患者を収容する病院に指定される。同じ設定で「臨床の砦」がある。出版は臨床の砦が先でレッドゾーンが後だが、時間軸の後先はよく分からない。この本では、内科部長の三笠が率先して、中堅の敷島が加わり、50代の日進も参加を要請された。敷島は臨床の砦での主人公なのだ。この話では、日進が主人公になって話が進んで行く。若年層は人事権が大学病院にあるし、幼児を抱えている医師は家庭感染を恐れる。老年の医師は基礎体力が弱くコロナ感染に弱い。子供が成人している医師が協力を申し出てくる。若手も
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しぇるぱ
これは、言っときますが、大寺のお話しです。野辺の寺や街角の寺を対象にしているわけではありません。将軍家の信仰を集める寺、大奥に食い込んで繫栄する寺。東大寺の大仏殿再建などで、勧進について、御免勧化、幕府の後ろ盾を得た勧進。後ろ盾のない勧進は勝手勧進と称しました。これは効率が悪かった。富興行、乱立した。最後は儲からなくなった。寺の境内に茶店を開いた。現在も続く成功例は浅草浅草寺。御開帳を盛んに行った。成田山新勝寺、川崎大師など。講は重要、檀家以上に講を編成するのが重要だった。講とは、現代のファンクラブに等し
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しぇるぱ
百ページの本で、紙が分厚い本です。挿絵も多いのです。たちまち読めます。五十九彦(ごじゅうくひこ)三瑚嬢(さんごじょう)蝶八隗(ちょうはっかい)、三人は探しに出る。人工知能の天軸が天変地異を引き起こした可能性が高い。三人は天軸を探しているのだ。深い森の中で巨大な巨木を発見した。二本の巨木が絡まっているのだ。この結末は語りません。小説ではないな。詩編だな。叙事詩だな。起承転結、あるいは、序破急、転の部分、破の部分を語っているのだ。三人以外に登場人物はいない。起こりの部分も語っていないし、結びの部分も語っていな
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しぇるぱ
どうしちゃったんだろ、月村良衛なのに人が死なない、流血がない。ヒロインは夏芽、大学に入って近くの朧荘に入居した。隣の部屋の住人は老人、鳴滝と言う。連作小説で四話あるが、三話が最重要、全体の7割はある。二話目で明らかになるが、隣の老人は元警視総監なのだ。三話のお話しは三十何年前、警察署内で現金が紛失した。四千万円なのだ。警察の裏金を充当して、取り繕った。老婦人が亡くなって、過去の現金紛失事件の証拠が現れて、とっさに剛田巡査部長は隠した。さぁ、ここから元警視総監の活躍が始まる。サブキャラも豊かで、のんびりと読
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しぇるぱ
北越雪譜、この著作が出版されるまでの経緯です。鈴木儀三治(ぎそうじ)、俳句では牧之(ぼくし)と名乗っている。越後のあれこれを紙に書き、絵・図も達者に描いている。つてをたどって山東京伝に版元への繋ぎを依頼した。版元には断られた。50両の版木代を負担するなら出しても良いとの断りだった。山東京伝が亡くなった。曲亭馬琴に依頼した。何十年も棚さらしにされた。京伝の弟の山東京山が仲介しようと申し出た。牧之は馬琴を断って京山を頼ることにした。儀三治として村の暮らしもあるわけです。戯作者の世界もなかなかだ。曲亭馬琴評判が
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/11/02(5680日経過)
記録初日
2009/11/02(5680日経過)
読んだ本
1729冊(1日平均0.30冊)
読んだページ
564451ページ(1日平均99ページ)
感想・レビュー
1700件(投稿率98.3%)
本棚
0棚
性別
URL/ブログ
http://sherpaland.net/
自己紹介

行間の詰まった本は苦手です。
パラパラとページをめくって、ページが白いか黒いかで、その本を読むかパスするかが決まります。
ページが白いか黒いかとは、漢字が多いか少ないかということ、改行せずに、どこまでも続く長いセンテンスも嫌いですね。

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