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2024年3月の読書メーターまとめ

KEI
読んだ本
12
読んだページ
3551ページ
感想・レビュー
12
ナイス
671ナイス

2024年3月に読んだ本
12

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

KEI
ネタバレ婿さんが面白いと言って貸してくれた本。山奥の地下建築物に興味半分で出かけた大学時代の友人7名が道に迷っていた3人家族と共に地下施設で泊まる事になるが、翌朝、地震が起き出入口は土砂に埋まってしまう。地盤の変化で水が流れ込み、いずれば水没する。誰かが残り犠牲となれば、残る者は脱出出来る。密室とタイムリミットの極限状態の中で連続殺人が起きた。犯人は?残って犠牲となる者は誰か?読んでいて、タイムリミットまで待たずに脱出する方法を考えられなかったのか?などと思っていたが、どんでん返しにはなるほど。イヤミスだった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

KEI

最近は平日に1キロを泳ぐ事をノルマとしているので、本を読む時間が少なくなってしまいました。2月は「とびきり屋」シリーズ、「二人キリ」が印象的でした。 今月もよろしくお願いします。 2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:3539ページ ナイス数:702ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/37919/summary/monthly/2024/2 写真は義母宅から帰る中央道から見えた富士山です。

最近は平日に1キロを泳ぐ事をノルマとしているので、本を読む時間が少なくなってしまいました。2月は「とびきり屋」シリーズ、「二人キリ」が印象的でした。
今月もよろしくお願いします。
2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:3539ページ ナイス数:702ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/37919/summary/monthly/2024/2
写真は義母宅から帰る中央道から見えた富士山です。
ミカママ
2024/03/01 22:21

白雪ちゃんの設定が現実的過ぎて(笑)(笑)

ミカママ
2024/03/01 22:22

あ、『二人キリ』評判いいですよね。読むのが楽しみです\(^o^)/

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
12

KEI
2006年に亡くなった著者の遺作だそうな。日常の何気ない事や生まれ故郷の日暮里、よく通った上野、鈴本などのエッセイや取材の裏話もあり読みたい本が増えた。長崎には107回も通ったそうだが、戦艦武蔵の取材だけではなく、他の歴史小説を書くにも長崎が唯一の外に開いた地であるからそこに行き取材する。そして本来の地へも取材するなどたった2行の文章を書く為に取材した事に氏らしいと思った。またお茶目な面や取材先で警察官が土木関係かと思われていたとか、ひとりで取材するので、騙りではないか?と疑われていたなど、興味深かった。
が「ナイス!」と言っています。
KEI
この本が中国人が書いたとは思えないほど自然な日本語だった。日本人と結婚した姉を頼って日本に留学した虹智の目を通して語られる。大学生活、バイト先の高級すき焼き店での常連客や店の仲間、彼らを通して日本に馴染んでいく様や心惹かれる店長、虹智にアタックをかける柳との狭間で揺れる恋心など、読んでいてもほっこりしてしまう。特に柳とのチョゴリ、チョコと漫才の様な会話には笑えた。お勧め本です。
KEI
2024/03/27 13:06

背番号さん 修正しますね。ありがとうございます。

KEI
2024/03/27 13:06

おかさん 是非❗️

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KEI
ネタバレ新米の音声技師として働く俊太郎はいつの日かキジマを超える音を取る夢がある。彼には高校の時から5年付き合っているピノコという彼女がいて仕事を頑張りながら恋人を大切にしていたはずが、ロケハンで一緒だった女優の耀子を知った事で心が揺れる。不倫をしている耀子の寂しさにほだされる俊太郎と誤送信したメールを読んでしまったピノコ。二人の女性の間で揺れる描写がリアルだった。【お互いの寂しさが僕らを分けてしまわない様に君の為に出来る事を増やしていく】と、すぐ手の届くピノコを大切する事を選んだ俊太郎にやれやれだった。
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KEI
息子のカケルと2人暮らしのチッチこと青山耕平はデビューから10年になり「次にくる小説家」呼ばれ続けている。年に2冊本を出すが初版だけの売れない作家であり万年ブレイク未満と自認していた。彼と息子カケルとの日常や小説家としての悩みや、賞にノミネートされる前後の話にはリアリティがあった。4年前に死んだ妻の謎、事故死なのか自死なのかというミステリの要素もあり最後のビデオレターにはホロリとさせられた。何よりもチッチと呼ぶカケルが可愛すぎる。ハートウォーミングな作品だった。
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KEI
ネタバレ敗戦後まもなくの昭和の時代の風物を舞台に、国粋主義者で亡くなった恋人五郎を何年も思い続る。それ故にアメリカを憎み、仕事に奮闘するジャズマネージャのまゆみを主人公にするラブコメディ。ジャズマネージャの手腕や友人たち、ジャスマンとの交流を横糸にまゆみの恋が成就するのか?を縦糸に彩なす世界。時折、三島ならではの自虐ネタも入り笑わせてもらった。最後の結末までどの様に転ぶかが分からずハラハラさせられる。脇役キャラも際立ち歌手のマリコ、バンドマンの坂口が良い味を出していた。楽しい1冊だった。
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KEI
「守ろうとする猫の話」シリーズ2弾。虚弱体質だか、本を読む事が大好きな13歳のナナミが気が付いた事は図書館から本が少しずつ消えていた。そこに現れる人の言葉を話せる猫が出てくるファンタジー。今の世の中における本の存在意義や、本を読むことの意味を物語として伝えてくれると共に、我々にこの世の中の現状を考えさせてもくれ、【勝者も敗者も数えきれないほど見て来た 略 世の中の成功者を見れば分かるだろう。他者を容赦なく薙ぎ倒す決断力だけだ】には独裁国家の問題をも問いかけている様に感じてしまった。
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KEI
ネタバレ演劇界を舞台にしたサスペンスの本書。突然の有名劇作家の降板、その急場を凌ぐ事になった元夫婦でもある脚本家と演出家を案内人に話は進んでいく。大女優らの名演で大入りが続くが、突然入った怪電話「2億円用意しないと女優八重垣光子を殺すぞ」に騒然となる。さて舞台はどうなるのか。登場人物もキャラが立ち、さすが戯曲や脚本、演出までされた著者ならではの描かれる舞台裏の世界、演劇界でのヒエラルキー最下層で悩む若者の姿はリアリティがあり面白かった。
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KEI
ネタバレ婿さんが面白いと言って貸してくれた本。山奥の地下建築物に興味半分で出かけた大学時代の友人7名が道に迷っていた3人家族と共に地下施設で泊まる事になるが、翌朝、地震が起き出入口は土砂に埋まってしまう。地盤の変化で水が流れ込み、いずれば水没する。誰かが残り犠牲となれば、残る者は脱出出来る。密室とタイムリミットの極限状態の中で連続殺人が起きた。犯人は?残って犠牲となる者は誰か?読んでいて、タイムリミットまで待たずに脱出する方法を考えられなかったのか?などと思っていたが、どんでん返しにはなるほど。イヤミスだった。
が「ナイス!」と言っています。
KEI
辛口のレビューになります。裏表紙に「直木賞受賞した大人の恋愛小説」とあり、冒頭「明け方、夫に抱かれた。」から期待が高まった。舞台は元炭鉱で栄えた離島に暮らす小学校の養護教諭セイと画家の夫。小学校の生徒は9人。噂話はあっという間に広まる。そんな狭い世界に新任の教師が赴任すれば、誰だって意識もするだろう。セイの心が乱されるほどドラマティックな事も殆ど無い。淡々と時が過ぎる中でのセイの心の描写も今ひとつ。先が見えないほどの思いも感じられず、タイトル負けではないかと思った。こちらの感受性の問題か?
が「ナイス!」と言っています。
KEI
老舗の三越デパートを舞台にした6人の作家によるアンソロジー。伊坂幸太郎さん目当てで読んだが、それぞれの作家さんの違う切り口で楽しめた。辻村さんの【思い出エレベーター】は亡くなった祖父の葬儀用の服を買いに出掛けた少年が経験した時空を超えた経験。伊坂さんの【Have a nice day】はライオン像に跨ると願いが叶うと言う。実際に検索したら本当にあった!東野さんのガリレオシリーズもあり、どこに三越が出て来るのかと思ったら被害者が買った手土産だった。「三越」と「時間」でこの様な短編が書けるのかと思った。
ぺぎら
2024/03/09 18:24

昔、横浜にも三越あったのに…今はヨドバシ…なかなかの作家陣ですね!阿川佐和子以外は何冊も読んだことがあります。

KEI
2024/03/09 19:29

横浜の三越は懐かしい!作家陣はなかなかの取り揃えです。

が「ナイス!」と言っています。
KEI
5代将軍綱吉の私の知識は「生類憐みの令」や「犬公方」で悪政の将軍として認識のみだった。しかし朝井まかてさんの筆の力で、父 家光時代に造った安宅丸を打ち壊し、「軍艦の要らぬ安寧の世を創る為には軍艦は要らぬ」と言う例にもある様に、文治に力を入れ天下泰平を願った将軍だったとは。その治世時代は大火、地震、富士山噴火と天変災害に見舞われたが元禄文化の華を咲かせた。それだけ、綱吉の己を律し、文治に励んだ故だろう。【我に邪なし】は正にその心だろう。もし館林藩の藩主で留まったなら正室信子との穏やかな暮らしがあっただろう
が「ナイス!」と言っています。
KEI
ラジオのインタビューで知った本。先ずはイタリア人である著者の文学に対する博識に驚かされた。そして参考文献の多さにも。「舞姫」「不如帰」「金色夜叉」「こころ」「痴人の愛」など明治から昭和にかけての近現代文学において女性がどう描かれているかを紐解いた一冊。男の情けなさや狡さは事細かに描かれているのに対して、女たちの姿はどこか芒洋としていて掴みどころがない。面白かったのは「蒲団」このタイトルが「妄想こそがオジサンの生きる道」などとウィットに富んだ文章を楽しみ、読みたい本が増えてしまった。
おか
2024/03/07 06:53

読みたい本を増やしたい訳ではないが(笑)ポチッ_φ(・_・

KEI
2024/03/07 12:45

おかさん 長生きして下さい🥹

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/11/03(5288日経過)
記録初日
2009/08/01(5382日経過)
読んだ本
2148冊(1日平均0.40冊)
読んだページ
674107ページ(1日平均125ページ)
感想・レビュー
2135件(投稿率99.4%)
本棚
199棚
性別
現住所
神奈川県
自己紹介

好きな事。。。
手元には本(積ん読本が無いと禁断症状が出ます)、そして部屋の内外に緑、草花。
静かに本を読んでいる時間が至福の時間です^ ^
誰か家事を代わって〜!


たまに非日常を味わう旅 があれば言うことなし。
海や山、自然がいっぱいのところ、もしくは歴史ある街並み、人の営みを感じさせる所。
国内外を問わず、何処でも出掛けたい。
そこで美味しいものに出会えればなおさら結構。
国内全県制覇を目指していますが未達成です。

本はフィクション、ノンフィクションを問わず乱読しています。
読書メーターで様々なレビューを拝見して読みたい本が増えるばかりの嬉しい悲鳴。

素晴らしいレビューに出会うとため息をついてしまいます。
読むことは好きでも書くことは苦手、でも頭の体操と自分を励まして文字制限以内に書く事を信条にしています。

宜しくお願いいたします。

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