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2025年5月の読書メーターまとめ

春風
読んだ本
3
読んだページ
1213ページ
感想・レビュー
3
ナイス
67ナイス

2025年5月に読んだ本
3

2025年5月のお気に入られ登録
1

  • Kircheis

2025年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

春風
『ロング・グッドバイ』『大いなる眠り』に続いて。主人公マーロウのキャラクターがどうも読了作と違うような感じがして違和感。マーロウといえばハードボイルドの代名詞だが、本作ではハードはハードでもどうも軽薄で、共感し難い好奇心で余計な首の突っ込み方をしている。そして、恐ろしいほどのアイロニーの連打。これが好きで読んでいるようなものであるが、本作では辟易するほど。しかしながら、これを喰らっている作中人物は読者にも増して辟易していて救えない空気になっているのが面白い。そんな若いマーロウに出逢えた長編第2作。
が「ナイス!」と言っています。

2025年5月にナイスが最も多かったつぶやき

春風

そういえば先日、前代未聞の巨大なしおりを入手しました。

そういえば先日、前代未聞の巨大なしおりを入手しました。
が「ナイス!」と言っています。

2025年5月の感想・レビュー一覧
3

春風
新耳袋全10巻中でも他を圧するインパクトを残した「山の牧場」の後日譚も収録。「北野誠のおまえら行くな。」で現地を訪れているというので急いでアマプラで視聴したり。山の牧場もいまや発見から40年を経ているらしい。自身のこどもの頃に見かけた怪しげな建物なんかが想起されて、下手な怪談より身近に感じてこれはこれで怖い。山の牧場はなんだか心霊というより新興宗教みが強いけれども。
が「ナイス!」と言っています。
春風
『ロング・グッドバイ』『大いなる眠り』に続いて。主人公マーロウのキャラクターがどうも読了作と違うような感じがして違和感。マーロウといえばハードボイルドの代名詞だが、本作ではハードはハードでもどうも軽薄で、共感し難い好奇心で余計な首の突っ込み方をしている。そして、恐ろしいほどのアイロニーの連打。これが好きで読んでいるようなものであるが、本作では辟易するほど。しかしながら、これを喰らっている作中人物は読者にも増して辟易していて救えない空気になっているのが面白い。そんな若いマーロウに出逢えた長編第2作。
が「ナイス!」と言っています。
春風
角川ソフィア文庫であり犬養毅の評伝と謳われているが、多くの方が指摘されている通り小説の形式を採っている。明治期までを書き上げて逝去された林新氏の遺稿を、遺志に基づき堀川惠子氏が完成させたものという。小説形式であるため一つひとつの事績の信憑性を確認しつつ読み進めるということはできないが、明治から昭和戦前期の時代の空気感がよく活写されており、近代を連続的に追体験できる作品となっている。このような作品こそ中高生の推薦図書とされるべきであろう。「剛毅木訥仁に近し」に由来する木堂の号を全うしたという評に読んだ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/08/02(4344日経過)
記録初日
2013/07/20(4357日経過)
読んだ本
660冊(1日平均0.15冊)
読んだページ
221079ページ(1日平均50ページ)
感想・レビュー
448件(投稿率67.9%)
本棚
8棚
性別
自己紹介

春風です。
カモシーズンが終わって悲しみ中。

コロナ禍で人に会えないなぁ。
そうだ、カモ撮ろう。
【カモですねぇ】

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