ネタバレ（コメンターター）視聴率で負けっぱなしの中央テレビワイドショースタッフは美人精神科医をコメンテーター起用を図るが・・（ラジオ体操第２）過呼吸発作頻発、オフィス機器メーカー社員は、会社提携病院で診察を受けるが・・（新卒業界最大手の生保会社を二年で退職、デイトレーター。資産十億円となった男はパニック障害を起こして・・（ピアノ・レッスン）年に１００回はのステージに立つピアニスト、広場恐怖症・不安障害を発症したが・・他。「いらっしゃーい」甲高い声で患者を迎えるトンデモ精神科医伊良部の奇抜な治療法、面白く読了。

ネタバレ絶海の孤島古志木島診療所、医師はDrコトーこと五島健助。かつて看護師としてDrコトーを支えた星野彩佳は、医学部入学という夢のため本土へ渡っていたが、島へ戻る決意をする。船で志摩へ向かうが、船中で急患が・・シリーズ第２３巻。面白く読了。

ネタバレ「俺はただの旅行者だ」「どっから来た？」「北だ」・・新宿歌舞伎町に謎の男が現れる。背が高く獣のような目をした若者は、十年以上前に潰された暴力団田代組を調べ回る。新宿署マル暴刑事佐江は、「あいつは必ず何かをやる」不穏な気配を感じ監視を続ける・・旧田代組には二人の仲の良い幹部、今は広域暴力団新陽会の大幹部近松と本藤組宮本がいた。ひとりの弟分は十年前秋田営林署員殺害容疑で逮捕、護送の刑事を射殺して逃走行方不明に。もう一人の弟分は組解散後シャブ漬け、殺害。男は刑事の息子だった・・北の狩人は狩を始める・・面白い。

ネタバレ感想・レビューは下巻読了後に起こします。

ネタバレ西新宿、超高層ビルに囲まれた六階建ての小さなホテル「三日月ホテル」、ホテルマンとして働く続力・・ホテル常連客水無瀬源市が死去、奥多摩の豆腐屋から化粧品会社を興し大成功した立志伝中の人物の「お別れ会」、続は招待状の筆耕を遠田書道書家遠田薫に依頼するが・・性格、考え方も全く違う二人、遠田は時として代書屋も行っている、続は、書道教室に通う遥人の手紙代書をきっかけに代書屋を手伝うことになって・・「また来いや」遠田の言葉が心に残る人間模様、面白く読了した。

ネタバレNHK WORLD JAPAN のラジオ番組で朗読された日本の小説短編から八作、シリーズ第四弾・・突然のリストラを契機に長年の父と息子のわだかまりが溶けてゆき・・（出発）奥歯に釘がねじ込まれたような痛み、日本初の緊急事態宣言の中、ようやく歯科医院をを見つけたが・・「代替ペイン」と診断され（太陽）深夜のタクシー乗り場で共に待っていた老人の奇妙な話（決して見えない）突然の娘の離婚、一人娘を預けられて・・（父の背中で見た花火）がよかった。

ネタバレナイジェリアから帰国した商事会社員に感染症、上品川マンション「メゾン・フレール」の各部屋を除染中、一室から男性の首吊り遺体が発見される。遺書もあり自殺として処理されるが・・「自殺じゃない」婚約者の悲痛な叫びに、品川桜署刑事係橋口志郎・紀子兄妹刑事は、捜査を始めるが、勤務先姫原村の片山興産を内偵中、紀子が交通事故死し、婚約者も自室で刺殺死体となって発見される。「通報」により志郎は容疑者に、逃亡者志郎は入国警備官竹内有美と真相を追うが・・陰に潜む某共和国の陰謀、元ヤクザ北島は好人物、面白く読了した。

ネタバレ神奈川県警本部刑事部長竜崎伸也、妻冴子、娘美紀。ポーランド留学中の息子邦彦が帰国するが・・小田原署に行方不明者届が提出される、著名な小説家北上輝記、城山2丁目付近で「無理やり」ワンボックスカーに乗せられたとの目撃証言があった。「世間に誘拐を公表せよ」との要求の後、北上は無事保護、犯人は自首するが・・小田原市内在住の小説家梅林賢の捜査協力。誘拐があった同じ日、警視庁管内杉並区久我山のアパート一室で元小説家男性の刺殺死体が発見されて・・原理原則竜崎刑事部長が活躍するシリーズ第１０弾、サラッと面白く読了。

ネタバレ「普段から製品を安値で買いたたかれているサプライヤーは今回の利益九割減で留飲を下げている。でもサプライヤーはまだいい、どんなに憎んでもトヨトミなしでは生きていけない、用心しなくてはいけないのはむしり社内のほうだ・・」愛知県豊臣市に本社を置く世界的自動車企業「トヨトミ自動車」、三代続いたサラリーマン社長から社長の座を奪還した創業家御曹司豊臣統一、世界的なパンでニックの中、EY（電気自動車）転換、販売ディーラーの不正問題等暗雲が立ち込める。そして「世襲問題」が・・どこまでがフィクションなのか、面白く読了。

ネタバレ名前はヨシト、善人と書いてヨシト。名前とは裏腹に空き巣で前科二犯。懲役二年をしっかり務めて出所、前回出所の時も頼ったスーさんを訪れたが・・本職空き巣、バイトで警備員のスーさんから「期間限定のいい仕事」を紹介され、綾瀬駅近くの豪邸に忍び込むが、そこは昔の恋人マリアの暮らす家。ヨシトは後日偶然を装ってマリアと再会、交際するがマリアはかつての親友タケシと結婚、DVに悩んでいた・・「夫を殺してくれない」とある日、マリアに頼まれてヨシトは・・マリアとタケシの壮大な企て、逆転、すっかり騙されたが、面白く読了した。

ネタバレ株取引の才がありデイトレーダーとして財を成した叔父大室修三が交通事故死し、叔父が所有していた和歌山県白浜沖にある無人島枝内島でリゾート計画が始動する。芸大浪人中の里英は父とともに開発会社、工務店、不動産会社そして伯父の友人らと視察のため島を訪れる・・視察を終えた翌朝、クロスボウさ刺さった不動産会社社員の死体が見つかる、側らには「殺人犯が誰か知ろうとしてはならない」従わなければ島の爆弾が起動爆発すると書かれた紙片。「十戒」に従う３日間が始まるが・・真相、殺人犯は誰なのか、「方舟」の衝撃再び、面白く読了した。

ネタバレ建物に囲まれるようにある小さな公園「日の出公園」、公園には古くからアニマルライドが設置されている。剝げかかったオレンジ色のカバ、人呼んで「リカバリー・カバヒコ」には自分の治したいところに触れると回復するという「都市伝説」があった・・高校入学後成績が急降下して（奏斗の頭）ママ友達との関係修復を（砂羽の口）職場の人間関係から休職中（ちはるの耳）「走るのが嫌」捻挫のふり（勇哉の足）親子関係をリカバリー（和彦の目）・・カバヒコに触れろと、「アドヴァンス・ヒル」の人たちの小さな痛みに温かく寄りそう、暖かい短編５話。

ネタバレ（コメンターター）視聴率で負けっぱなしの中央テレビワイドショースタッフは美人精神科医をコメンテーター起用を図るが・・（ラジオ体操第２）過呼吸発作頻発、オフィス機器メーカー社員は、会社提携病院で診察を受けるが・・（新卒業界最大手の生保会社を二年で退職、デイトレーター。資産十億円となった男はパニック障害を起こして・・（ピアノ・レッスン）年に１００回はのステージに立つピアニスト、広場恐怖症・不安障害を発症したが・・他。「いらっしゃーい」甲高い声で患者を迎えるトンデモ精神科医伊良部の奇抜な治療法、面白く読了。

ネタバレ紀元前１３００年代の古代エジプト。「心臓」が欠けているため冥界マアト審判を受けることができなかったセティは欠けた心臓を求めて現世へ舞い戻る、期限の三日以内に棺に戻らなけらば現世にも冥界にも行けずその魂は永遠に彷徨うことになるという・・半年前、先王アクエンアテンの葬送の儀の準備が進む中、王墓が崩落、胸にナイフが刺さった上級神官書記セティーの死体が見つかった。現世に戻ったセティは、友人ミイラ職人タレク、ハットウシャ人奴隷カリとともに自らの死の真相、心臓の在りかを追うが・・陰に宗教対立が潜み、面白く読了した。

ネタバレ近年東京を中心に全く新しい覚せい剤の密売組織が出現している。厚労省麻薬取締部麻薬取締捜査官加納良は組織潜入に成功したが、一か月前から消息が絶える。二十年ぶりの帰国、米国陸軍レンジャー部隊に所属していた弟加納将は、良と瓜二つ、マトリ菅下からなりすまし潜入捜査を要請されるが・・マトリ良の生死は不明、暴力団北島会と密売組織、良の恋人マイはいじらしく、自転車部隊プッシャーヒデトは哀しい。ベトナム人顔役グエン、謎の組織「クィー」は不気味。米麻薬取締局メイソン、警視庁組対五課大仏刑事の活躍。面白く読了した。

ネタバレ杵坂署シングルマザー刑事羽角啓子と一人娘菜月・・独居老人殺害事件。菜月の小学校教育実習生とヨウ素でんぷん反応の謎（緑色の囁き）「バルーン杵屋店」食品売場スタッフ殺害事件。託児ルーム保育士とドライアイスで膨らましたバルーンの謎（球形能力～）離婚問題のある杵坂署事務職員襲撃事件。犯人の逃走経路の不思議（路地裏の菜園）熊木山崖下での発見死体。他殺の疑いが、老人の証言の不備から無罪に、一事不再理の壁と仕置き人（落ちた焦点）地元新聞社記者菜月と娘彩弓が首に擦過傷の死体を発見、菜月と啓子の筋読み（黄昏の～）面白く読了

ネタバレ巨大自動車メーカー「トヨトミ自動車」は１９９５年、創業以来の危機を迎えるが、会長豊臣新太郎が抜擢したサラリーマン社長武田剛平は世界初のハイブリッドカー「プロメテウス」を投入、トヨトミを世界一の企業に成長させる。武田は、豊臣家の所有と経営の分離「持ち株会社構想」を画策するが、計画は発覚、サラリーマン社長の経営は三代で終わる。創業家御曹司豊臣統一が社長に就任、世界初燃料電池車「ティアラ」を発表するが、世界の趨勢はEV（電気自動車）だった。戦略が外れたトヨトミ自動車の生き残りをかけた戦いが始まる・・面白く読了。

ネタバレ江戸時代の年中行事の紹介本、今とは趣を変えるもの変わらぬものもあって面白い（春）〇禁止令が出るほど大人も熱中した凧揚げ〇獅子舞、万歳、太神楽、大黒舞・・正月は芸人たちが家々を回る・・〇神社は町の美術館、寺社の参拝を名目に遊びに行くのが江戸の流儀（夏）「衣替え」は服の厚みを変えること〇端午の節句の鯉幟、一本の竿に鯉は一匹だけだった（秋）七月十日は浅草寺の功徳日。この日のお参りは、普段の日の四万六千日分に相当するラッキーな参拝日だった（冬）〇油を使い冬は毎日のように火災が起こった、火消しは江戸の心意気。

ネタバレ〇自己紹介　名前　出身　趣味　持病　〇５時起床　７時散歩で　９時昼寝　〇セルフレジ　フリーズしたのは　おじいちゃん　〇孫の名は難解　曾孫は超難解　〇久しぶり　マスクはずせば　孫が泣く　〇妻の名を　呼んだつもりが　ネコが来た　〇我が女房　昔は自慢　今我慢　〇床屋には　何しに行くと　妻が聞く　〇パスワード　メモに残すも　どれがどれ　〇オンチです　「メカ」も「数字」も「方向」も　〇セルフレジ　俺見て　待機する店員　〇いればじゃま　出掛けりゃ徘徊　しかられる　〇気にかける　むかし人脈　今は脈　 第十三弾、面白い

ネタバレ欲望が渦巻く街新宿。新宿署マル暴刑事佐江警部補ははぐれ刑事だが・・新宿歌舞伎町「ニューハヤシビル」、普段はキャバクラ店「キャロライン」で、不動産会社社長が射殺された。「SUF」闇のプロレス試合が行なわれている最中だった。佐江は本庁捜査一課谷上警部補と捜査を始めるが、事件の陰には日本最大の暴力団「高河連合」の影があった・・暴力団の存亡をかけたオレンジタウン「Kプロジェクト」、「高河連合」若頭延井と殺し屋「佐藤」の暗躍、佐江と谷神の矜持をかけての戦いが始まる。谷上は壮絶、「殺し屋」の娘プラムに涙。面白く読了。

ネタバレ感想・レビューは下巻にて。