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2024年2月の読書メーターまとめ

へくとぱすかる
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2024年2月に読んだ本
26

2024年2月のお気に入り登録
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  • はまち
  • FULL2
  • やばとん
  • たくぴー
  • Myoshiki@Infy
  • えふさん
  • yama
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2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

へくとぱすかる
1947年のラジオドラマ「鐘の鳴る丘」に出演することになった、東京のとある学校の小学生たち。本当の戦災孤児に出会ってたじろぐ場面を読むと、ドラマと現実との違い以上に、今でもそうだが、虐げられた人々を知らない甘さ、見る方の立場の身勝手さを指摘される思いがする。演じる側も作る側にも思いは反復され、作中の子どもたちもその経験を抱きつつ、戦後を生きていったのだろう。フィクションだが、実際にこのようなことがあってもおかしくなかっただろうと思わせる。子どもと戦災を描きながら、戦後という時代自体がここに描かれている。
zero1
2024/02/21 01:29

こんばんは。「鐘の鳴る丘」は年代こそ違いますが内容は分かります。ラジオだけでなく映画にもなりました。https://youtu.be/coVFNagR9CI?si=q0mZQf0I7ct4qHdH 📚️原作は菊田一夫なんですね。今では遠くなった戦後の混乱期。多くの浮浪児がいたことを忘れたくはありません。その時代があって、今があるのですから。

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2024年2月にナイスが最も多かったつぶやき

へくとぱすかる

ページは12月の約半分。冊数はかなり少なかった。きびしいスタートでした。でも本来はマイペースで読むものですよね (^_^;)     何だろう、この謎の空白は。というわけで、2024年1月の読書メーター 読んだ本の数:14冊 読んだページ数:3725ページ ナイス数:1204ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/383716/summary/monthly/2024/1

ページは12月の約半分。冊数はかなり少なかった。きびしいスタートでした。でも本来はマイペースで読むものですよね (^_^;)     何だろう、この謎の空白は。というわけで、2024年1月の読書メーター 読んだ本の数:14冊 読んだページ数:3725ページ ナイス数:1204ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/383716/summary/monthly/2024/1
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2024年2月の感想・レビュー一覧
26

へくとぱすかる
1970年。疎開中に両親を空襲で亡くし、故郷の東京に帰れなくなった11歳のミチオは、盗みだけはしない真人間の「マヒト」とあだ名で呼ばれながら、食べ物にも事欠く生活の中、家も学校もなく4年間を過ごした末、ようやく手に入れた米が……戦災孤児として世の中に放り出された子どもに対して、当時の政府は手を差しのべるどころか、やっかい者として扱った。今もって当時の孤児の人数ですら、正確にわかっていない。戦争の悲劇をもっとも体現してしまうのが子どもであることを、今もなお忘れてはいけないことを、この短い物語は語っている。
へくとぱすかる
2024/03/01 00:14

2015年に101歳で亡くなられた作者には、「マヒトよ明日がある」(1973・刊)という作品があり、本作とほぼ同じ内容で、疎開先での描写がややくわしい。本作のミチオの生年は、1933~4年と思われるので、33歳になった「現在」は1966~7年となり、この頃に執筆されたとも考えられる。本作を増補改作したのが3年後の単行本版なのか、「マヒトよ明日がある」を短縮して、本作を先に発表したのかはわからない。いずれにしても、万博まで開かれた70年代に、戦争と子どもたちの悲劇を忘れるなと呼びかけた作品の意義は大きい。

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へくとぱすかる
「焼き鳥、バニー、ロマンチック」 難しい三題噺のような要素が、見事に若い純愛物語として昇華。同じ青騎士コミックスの『音盤紀行』に挟まっていた、8ページのスピンオフ(?)を収録したパンフレットが、なぜか印象に残っていて、とうとう単行本にたどり着く。朗くんと峰香さんの、焼き鳥が結ぶ不思議な出会い。仕事への打ち込み方を、見ている人は見てくれているのだ。炭で焼く場面の描写、熱気と煙と手の表情。これを絵で見せてくれるのだからすごい。純愛はいつもそうだけど、思いだけが走るのになぜか前に進まない。水族館の続きが楽しみ。
へくとぱすかる
2024/02/29 23:16

挟まれたパンフレットがなかったら、おそらく手に取ることはなかった作品。コミックの形にして8ページも載せているのは珍しいが、その効果は抜群だったということ。買ってしまいました。そしてこの本にも挟んでありました。読んでみると、パンフレットの8ページのあとに、本編の物語が続いているように思えます。

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へくとぱすかる
都会に生きる孤独感がパステルカラーのように浮き上がる。そんな人間の姿を横目に猫たちは冷静に、当たり前の日々を生きている。ここでは猫(そういえば犬も一匹、すべての真理を知る賢人のように登場)こそが本当の主人公のような振る舞いをする。人間は猫を飼っているつもりかもしれないけど、猫にしてみれば、うまく人間を利用しているのかも。色の違った糸がうまく絡みあって、精妙な織物になるように、この世界も生きた織物なのだろう。喜怒哀楽のうち、特に哀の色が感じられる詩的物語。それでもみんなの幸せを願わずにはおれない。
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へくとぱすかる
冒頭に出てくる人物関係は、とてもじゃないが覚えきれないが、つながっている人が他の人の知らないところで恋の物語を紡ぎ出していると思えば、この小説中の世界は単発の長編よりもずっと豊かさを感じる。印象的だったのは中盤の「サプライズ」とか「ブルーな恋」とか。一般的な、恋はこうあるべき的な図式では割り切れない面を見せてくれる。世の中はそう簡単に捨てたものではないということだ。現実には自分の想いだけで精一杯だろうし、他人の恋の手助けまではできないかもしれないが、教科書的に読むこともどこかで自分を助けてくれるだろう。
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へくとぱすかる
2年ぶりに再読。賢治が着想して1世紀。「銀河鉄道の夜」が今なお人々を惹きつけるのは、数多くの謎に満ちた作品であることも一因である。しかも謎を解かれても依然として大いに魅力ある作品であり続けている。再読してみても、西洋的・キリスト教的な記述にかかわる謎や、鳥捕り・灯台守が本当はどういう人物なのかを解き明かす点がやはり斬新であると思う。賢治がそこに抱いていたイメージに、一貫したつながり・整合性が見られることについての指摘はやはり鋭いと思う。こうした論考は、読了後の更なる楽しみであるし、思いを新たにしてくれる。
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へくとぱすかる
「おにまい」スピンオフ。65話の文化祭でメイド姿にされてしまった、ゆうたとみなと(「ちょっと男子ぃ~」と言われちゃう二人組)のみなとくんに降りかかった災難? バレるかバレないか、ハラハラさせられるのは、シチュエーションがかなり違うけど、本編と通じるおもしろさだ。お互いの立場は知らないものの、まひろと共通する秘密をもってしまったわけ。結末はナイショだけど、このクラスはどうなってんの?(笑) 本編「おにまい」とは全然別のエピソードだけど、ひょっとしてコミック単行本に番外編として収録してもらえるとうれしい。
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へくとぱすかる
「お兄ちゃんはおしまい!」の本編はまひろ目線だけど、緒山家を実際的に切り盛りしている天才の妹は、ふだん大学で何をしているのだろう。スピンオフではちとせ先輩(なゆたんの姉)をはじめ、院生?の仲間たち(みはりだけが未成年)との、なんやかんやを描く。理系は大変だし、本編にもあった実験のための泊まり込みも、そりゃあるよねの世界。医薬品開発の研究であることは本編でもわかるが、そこはコミック。いろいろトラブルもあるわけだ。進学していない(年齢的にはそうなるだろう)中学生にもどったまひろの知らない世界もおもしろい。
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へくとぱすかる
1947年のラジオドラマ「鐘の鳴る丘」に出演することになった、東京のとある学校の小学生たち。本当の戦災孤児に出会ってたじろぐ場面を読むと、ドラマと現実との違い以上に、今でもそうだが、虐げられた人々を知らない甘さ、見る方の立場の身勝手さを指摘される思いがする。演じる側も作る側にも思いは反復され、作中の子どもたちもその経験を抱きつつ、戦後を生きていったのだろう。フィクションだが、実際にこのようなことがあってもおかしくなかっただろうと思わせる。子どもと戦災を描きながら、戦後という時代自体がここに描かれている。
zero1
2024/02/21 01:29

こんばんは。「鐘の鳴る丘」は年代こそ違いますが内容は分かります。ラジオだけでなく映画にもなりました。https://youtu.be/coVFNagR9CI?si=q0mZQf0I7ct4qHdH 📚️原作は菊田一夫なんですね。今では遠くなった戦後の混乱期。多くの浮浪児がいたことを忘れたくはありません。その時代があって、今があるのですから。

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へくとぱすかる
恋にもいろいろ。しかし共通しているのは、告白するには勇気が必要なこと。昔は手紙、今はメール? いやいやそんな手を使ったら逃げていると思われて、嫌われるだけらしい。3人の高校生から始まるけど、そこから話は家族や友人などに広がっていく。たまには騙したり、騙されることもあるし、どうしてこんなにうまく行かないんだろう、と絶望的になることもあるだろう。偶然の出来事のおかげで失敗することも、なぜかうまく行ってしまうことも。そういえば席替えって、学校の話では定番のトピックなんだろうなぁ。モメる原因にもなるし。
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へくとぱすかる
亡くなる前年のインタビューから。「生きているからかなしい」とは「ぼくらはみんな生きている」の歌詞だが、まさにそのとおり。うれしさもつらさも、生きているからこそ。しかし悲しさのあとにはうれしさがほしい。幸せなときには幸せの価値がわからないとは、耳に痛い。東日本の震災のあと、仙台でアンパンマンのステージに立つやなせさんの写真が収録されている。このとき少なくとも92歳のはずで、自分で病気だらけと言いつつ、それでも活動していたバイタリティーは驚くしかない。子どもに媚びずに一本通した作品を残した強さだったのかも。
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へくとぱすかる
詩とモノクロの線画によるイラストで、戦死した弟を語る。巻末の「僕と弟」は92歳のときに書かれた未発表の一文だという。やなせさんの伝記は今はいくつも出ているが、この本の詩は70年代後半に書かれている原形のような作品。半世紀近い過去の詩と、それから30年あまり過ぎてから書かれた文章のトーンがほとんど変わっていないことが不思議だ。亡くなった弟さんの姿が、いつまでも二十代のままだというのと並行しているのかもしれない。「悲しみは今頃になって深くなってきた」とある通り、いかに年数が過ぎても悲しい死の記憶は残るものだ。
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へくとぱすかる
とうとう最新巻に追いついてしまった。続きは約3か月待ち。クリスマスを前にして俄然はり切る海夢だけど、ごじょーくんは衣装のことで頭がいっぱい。それにしても店員が実に上手。買わされちゃうんだ。薫じいちゃんにはクリスマスもあんまし関係なさそうだけど、でもいいこと言ってくれるんだよなぁ。158ページはひと言のセリフのみだけど、これが万感こもっているんだ。作中作(衣装を作ろうとしている対象作品)がすごくダークなので、くれぐれもそんな雰囲気に呑まれないようにね。93話のあとに94話が続くのがホッとさせられる。
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へくとぱすかる
劇中劇、いや作中作に何だかホラー系が増えているような。ごじょーくんの衣装への入れ込み方が半端なくて、海夢の思いにまで気が回らないのか。告白できるのかな。これで。扱いにくい人のように思っていたアキラさんに、そんな思いがあったんだ。この物語には本当に悪い人、邪険な人は出てこないんだということを実感する。みんなが和気あいあいと、コスプレの花を咲かせている分、作中作がダークな部分を引き受けているようにも見える。ごじょーくんが、うっかり引きずり込まれないように願いたい。ビスクドールの語がここにきて登場するとはね。
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へくとぱすかる
それにしてもこの物語は、自分で作った建前とか思い込みで心にできたしこりを、ストーリーの流れの中で自然に解きほぐしていく。それが読者にも自分自身のことのように、解放感と爽快さを与えてくれるのが人気の秘密なのかもしれない。今回ジュジュがうまく気持ちを解放してくれるといいな。さて、何と電車のトラブルでごじょーくんが海夢の家にお泊り。ここはラブコメらしい勘違いのおもしろさが充満。ますます海夢は新菜が好きになってしまったようだ。近いうちに告白できるかな。おおっ、今までになかったパターンのあとがき! これもいい。
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へくとぱすかる
太った!? 一大事だよ、これ。衣装が入らなくなる危機。後を引かなければいいけれど。その一方で、一眼レフカメラをきっかけに以前の人物も集結。あの超絶美少(青)年も。いやー変わりますね。この物語もどんどんコスプレ度がディープになっていく。教科書だと思っていたら専門書に化けたような。さて70話のトビラはアニメ化告知。自分的にはつい先日視聴したので、時系列のギャップに軽い眩暈のような感覚が。なるほど2年遅れでこの場所にたどり着いたわけだ。あとがきから、アニメ化ってのは、作者にとってこそ感激ものなんだとよくわかる。
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へくとぱすかる
文化祭はやっぱりラブコメとして避けて通れない大イベント。クラスの期待を集めて、何としても1位をとる思いがすごく熱い。ほぼ10ページにわたる、走馬灯のような心の描写が圧巻だ。おそらく経過時間は一瞬のはず。制作困難だった小道具もクラスメートの発案で一気に解決。59話ラストから思うのは、相手の気持ちを勝手に大きく複雑に考えず、少し肩の力をぬくこと、人に頼ることも必要だということ。きっとそれが喜びを分かち合えることになる。新菜も決してクラスで孤立していたのではなかった。少しずつ目の前の壁が消えていくのが見える。
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へくとぱすかる
カゼをひいたら看病に行く。これもラブコメの定番だな。だからその場がどう展開するかが見せ所。久しぶりにクラスメートとの関わりに話が戻ってきた。そろそろ何かないと不自然だよなぁ、とは思っていたけど。そもそもの雫たんのとき以上に、スケジュールがピンチ。しかし新菜はここでクラスメートの心根を見る。薫じいちゃんいわく、「人に頼ることも覚えないとな」。そうなんだ、そっちの方が難しいんだよ。ごじょーくんの128~129ページ見開きアップは、それと悟ってのセリフがうれしい。前向きだなぁ。海夢のがんばりも微笑ましい。うん。
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へくとぱすかる
未アニメ化巻突入。ラブコメと同時に、人間としての成長、苦手意識の克服というドラマも。見事な伏線回収。今回はそこに戻るのか! というエピソードが伏線と化す。新菜の心が一段と強くなっていく。その後にギャグを入れるのが安心感の作者だ。しかし本当に衣装といい化粧といい、詳しくなれるなぁ。レイヤーの苦心がしのばれる。女装男子の心の葛藤がまたドラマ。読み終わったあとに爽やかさを残すエピソードでした。ラスト回はまるで音楽と画面が交差し、もつれあって共鳴する頂上点を見るような効果。うまいっ! で、そこへ……続きが楽しみ。
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へくとぱすかる
店員が似合ってね~というのに、海夢の目には、めっちゃ似合ってるとしか映らない。さすが片想いの真っ最中。サキュバスでコスプレ衣装はいくつ目になるのかな。新菜の前に立ちふさがる壁は、衣装制作の困難さしかない? ひたすら平和だ。2人の間を引き裂くようなライバルはいないが、それでこそ安心して読める。ついに海夢の父ちゃん登場。何と夏休みの課題をやれ、と(笑)。果たして花火大会に行けるのか? アニメ1期はこの巻のラストまで。アニメドラマになりそうな(実際になったんですが)泣けるほど美しい最終ページ。2期が楽しみです。
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へくとぱすかる
こーどーりょくっ! まさに行動力の塊だ。それはさておき、ジュジュ姉妹のエピソードがこんなに感動的な結末になるとは(おっと、まだ終わったとは決まってない?)。この物語は明るい方でシリアスに展開して、悲しい方でシリアスにならないので(今のところ)、安心して読める。そしてギャグも楽しい。コスプレと出会って、ますます技に磨きがかかるから、ちゃんと人形作りの修行になっているのがすごい。今の段階では、新菜は作る役に徹していて、自分はコスプレをしないようだが、この先成り行きがどうなるか。海夢のことだからひょっとして?
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へくとぱすかる
先にアニメを見ているので、原作にしかないディテールが楽しい。これは海夢にライバルの登場かと、ちょっぴり身構えてしまったが、話は意外な方向へ。海夢がひたすら明るくて、何よりコスプレへの愛が真っ当な方向で一途なのが良かった。みんなどこかに弱さを持っているけれど、なぜか一緒に行動していくことで、お互いを救っていることが読んでジワッとくるし、またおもしろいところ。そして巻末。なんだかすごい青春の定番って感じだけど、どこか不器用なんだよね。だって二人とも高一だから15歳か16歳。子どもっぽさがあっても微笑ましい。
へくとぱすかる
2024/02/14 22:05

埼玉から江の島(ここそうだよね?)へ来るのに、電車でどのくらいかかったのだろう。時間もそうだけど切符代。高校生にはサイフが痛い。

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へくとぱすかる
ついに衣装が完成! そして112~113ページの見開きになった海夢の表情が見事。これだけで感動……いやいやそこに至るまでの長いストーリーがあったからこそ。しかしコスプレって大変なんだな。作る方ももちろんだけど、身に着ける方も。たとえそうであっても魅力のある世界だと理解できたのも、この物語が進行と同時に、ごく自然にそれを伝えてくれているからだと思う。そして巻末がまたいい。これは一段落だな。ここから物語は新しくスタートを切るのだろう。実は目立たないが重要な進行役が、新菜のじいちゃん。良い方に舵を切ってくれる。
へくとぱすかる
2024/02/14 21:26

最近のコミックはノンブルを打っているページが少ないので、数えるのが困難。本書はまだ手がかりがある方。まちがっていたら訂正します。ところで106ページもいいな!

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へくとぱすかる
コスプレと雛人形。アニメを見て原作へ。さすがに面白さは期待していた通りで、コミックに来てよかった。同じクラスにいながら、全然別の世界に生きていると思っていたのが、意外すぎる接点で関わりが生まれる物語(のスタート)。海夢の行動力に振り回される新菜だが、自分の能力を信じてくれる嬉しさに、恥ずかしさを乗り越えて全力を発揮していくのが実に微笑ましい。いや、ごじょーくんには悪いけど爆笑。でもその気持ち、わかるわかる。これって、ラブコメではあるけれど、二人の夢を実現させる過程の物語でもあるんだね。続きも読んでみたい。
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へくとぱすかる
文句なくわかりやすい! 普通の「入門書」では、すっ飛ばしてしまう疑問点(理系なら当然の常識として書かれない)も、しっかり解説してくれるので、イメージが取れなかった事柄がやっと腑に落ちた思いがした。なぜクォークという発想が生まれてきたのかとか、ある軌跡が反電子だとなぜわかるのか、とか。しかし最大の収穫は、バットでボールを打つ力を電磁気力で説明した件り。これは手を打ちそうになった。質量の大部分が素粒子でなくエネルギーの現れだとか、ほ~お知らなかった。勉強になります。超ひもの超は「すごい」の意味じゃないとかね。
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へくとぱすかる
「ポップ」な宇宙本。宇宙論や素粒子について、日本の本ならけっこう深遠さたっぷりに書くところを、ここまで易しく軽いノリで書けること自体が奇跡だろう。速く読めて、なおかつよくわかった(ような気がする)。ジョーク満載で、前に出てきたものがどんどんつながっていくのにも笑える。とにかく隕石には気をつけよう(笑)(どうやって!?)。しかし中学生は太陽系の外は学習しないらしいから、宇宙論そのものが何の話なのか理解できるのだろうか。さらに高校で地学を選択しないとなると、日本の天文学が心配。つなぎになる本があったらなぁ。
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へくとぱすかる
8年ぶりの再読。シーナ本のおもしろさは、爆笑できる「コノヤロ」連発的文体(この本に多用されているとは言わないが)にもあるのだが、ミステリにも似た文章の構成にも負っている。初めの方に出てきたクスグリを紆余曲折の末に、ラストでひねってオチに使うというワザが見事に決まるのである。ははぁ、そのためにあの件りを入れておいたのか、と感心することしきり。23年の歴史を誇る赤マント最終巻。最後の方にも書いてあるが、私も多くの読者と同じように、焚火・ビール・探検隊エッセイばかりを好んで読んでおりまして、どうもすみません。
へくとぱすかる
2024/02/10 23:46

今月は10日になって、ようやく初日が出ました(スモウじゃあるまいに)。遅々とした読み方ですが、まぁぼちぼちと読んでいきます。月末にひょっとしたら大逆転が……あったらいいな。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/08/14(3880日経過)
記録初日
2013/08/16(3878日経過)
読んだ本
3454冊(1日平均0.89冊)
読んだページ
863899ページ(1日平均222ページ)
感想・レビュー
3454件(投稿率100.0%)
本棚
5棚
性別
自己紹介

基本的に全方位読書なので、いろんな分野を読みます。とくにミステリや時間SFが好きです。速読ができたらいいだろうな、と思いながら、黙々と活字を追っています。そのうち速くなるかも(笑)。主に電車やバスの中で読む日々です。どうぞよろしく。

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