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12月の読書メーターまとめ

よっち
読んだ本
72
読んだページ
21923ページ
感想・レビュー
72
ナイス
4300ナイス

12月に読んだ本
72

12月のお気に入り登録
2

  • かーず
  • かなた@ラノベ感想&紹介便

12月のお気に入られ登録
4

  • タキ
  • どららら
  • minico
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12月のトップ感想・レビュー!

よっち
閉塞的な家や村から逃げだし、身寄りのない街で一人小説を書き続ける三島天。ある日中学時代の友人のミナから連絡をもらい、藤生を含めた幼馴染三人で久しぶりに再会する物語。強権的な両親に押さえつけられて早く家を出たいと思っていた天、そんな彼女を気にかける藤生の複雑な想い、天と一緒にいて自分というものを持っていないことを痛感していたミナ。それぞれが満たされない想いを抱えていて、自分は自分でしかなくて、大人になって変わったこともあるけれど、けれど変わらないものは変わらない三人のそれぞれのありようが印象的な物語でした。
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12月のトップつぶやき!

よっち

2020年11月の読書メーター 読んだ本の数:70冊 読んだページ数:20556ページ ナイス数:4195ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/385946/summary/monthly

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12月の感想・レビュー一覧
72

よっち
AIが常に寄り添いサポートする時代。生まれた時からAIに囲まれて育ってきた主人公たちの計算不能な現実の恋や夢を描く近未来青春連作短編。AIに不毛な恋愛相談をする浩太、不登校の幼馴染さくらを心配する裕彦が渡されたもの、かなでが自らのAIを世界一可愛くするために必要だったこと、通学し始めたさくらが痛感するリアル、そして小春に藤次がAI初期化を依頼した理由。AIに対する距離感やリアルな人間関係に自信を持てない戸惑いなど、時代が変わってもその本質は変わらない繊細で瑞々しいエピソードにはぐっと来るものがありました。
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よっち
忍者と芭蕉の故郷、三重県伊賀市の高校に通う伊賀ももと上野あおは地元の謎解きイベントで殺人事件に巻き込まれる。 探偵好きの二人はももの直観力とあおの論理力を生かし事件を推理していく青春ミステリ。伊賀の里ミステリツアーでの殺人事件、二人が通う伊賀野高校で起きた殺人事件、ももとあおの出会いと夏合宿で起きた殺人事件。タイプが違う二人を中心に見立て殺人を解き明かしてゆく展開は読みやすいのに意外と本格的で、補い合っていい感じにバランスが取れている二人が出会い、挑戦することになった最初の事件もなかなか効いていましたね。
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よっち
男なのに女性服が好きというだけで傷つけられた過去を持つ芳と、幼い頃のある事件のせいで男性恐怖症を抱えていた纏子。服飾美術館を舞台に洋服の傷みと心の傷みにそっと寄り添うお仕事小説。芳が働くデパートでの特別展示を機に出会った服飾美術館の洋服補修士・纏子。芳は機会あって訪れた服飾美術館でめくるめく服の奥深い世界に魅せられて、美術館の中で働く人たちの雰囲気もなかなか興味深くて、それぞれの過去が繋がってしっかりと向き合い、服だけでなく心もまた少しずつ補修されて、新たな一歩踏み出す展開にはぐっと来るものがありました。
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よっち
高校2年生の文学少女・陸秋槎が自作の推理小説をきっかけに出会った、孤高の天才数学少女・韓采蘆。ふたりが邂逅する様々な謎とともに新たな作中作が提示されていく連作短編ミステリ。作者の秋槎も予想だにしない真相を導き出してみせた采蘆。人間関係の描写自体はやや硬い印象で各話の物語の締め方がやや独特な感じもありましたけど、実際に起きた事件や作中作の犯人当てを、彼女とともに数学的思考もうまく絡めながら解き明かしてゆく展開で、推理小説の謎を解き明かす思考過程や様々な可能性を提示してみせてくれたなかなか興味深い一冊でした。
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よっち
告白を断るため、魔法使いだと嘘をついてしまった女子高生。フリたい私とめげない彼。恋と嘘とが絡みあい、やがて大きな渦となってゆく連作短編集。上京間近で告白されて遠距離恋愛を迷う女子高生、モテすぎて困る男子高生、彼の浮気を疑う彼女、ブラック企業のサラリーマンの恋、盗み癖がなおらない女の子と彼女が気になる小学生。やたらと濃い登場人物たちが日の下町で繰り広げてゆく数々の事件は、意外なところで繋がり絡み合ってかなりカオスな展開でしたけど、そこから伏線が繋がっていい感じにまとまっていく結末はなかなかいい感じでしたね。
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よっち
悠己と唯李、隣の席じゃない2人の夏休みが始まり、ナンパで出会った唯李の姉・真希や、慶太郎の妹で瑞奈の同級生・小夜も登場する第三弾。せっかくの夏休みも唯李の立ち回りの下手さや妹優先な悠己のやる気のなさでは没交渉になるのも必然で、もし真希がいなかったらプールや花火イベントも発生しなかったかな(苦笑)空回る唯李に雑対応な悠己のテンポの良い会話は健在でしたけど、悠己も不器用な唯李の本質を理解してないわけじゃないんですよね。兄妹それぞれの関係性も印象的で、すれ違っていた想いがようやく伝わって良かったなと思いました。
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よっち
田舎町で祖父母と三人暮らしで、詩作を唯一の趣味に平凡な生活を送り、堅実な将来を目指していた水嶋春人。その秘かな趣味を知った同級生・遠坂綾音から一緒に歌を作るように誘われ、その人生が変わり始める青春小説。歌詞が書けない事情を抱える綾音に代わり自分が書く関係。共に時を過ごし想いを積み重ねて彼女が歌う姿に惹かれてゆく春人。綾音の夢を叶えるために背中を押す春人の決意は切なくて、けれど離れ離れになっても変わらない思いがあって、そんな二人が過ごしたかけがえのない日々と、ちょっと粋な結末にはぐっと来るものがありました。
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よっち
高校2年の夏休み。年齢を偽って治験のバイトに潜り込んだ湊が深夜の病棟で出会った、無関心病を患う少女・莉子。そんな彼女とともに過ごしたひと夏の物語。母の影響で「お金は物に使う」スタンスで生きてきた湊と、興味があるものを全力で楽しもうとする余命一ヶ月の莉子が満喫する北海道の夏。彼女の闘病ドキュメンタリーに出演することになったり、突然興味を失う彼女の喪失感に直面したりもしましたけど、その真意に気づいて莉子の複雑な想いにしっかりと向き合い、寄り添って最後まで精一杯過ごした二人の日々がとても印象に残る作品でしたね。
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よっち
悪友に遊ばれた高校生・金井夏彦の悔しさからの魂の叫び。そんな想いに応えてくれた妹の友人・神埼未仔と付き合い始める青春ラブコメディ。思ってもみなかった形で始まった二人の交際。未仔は妹の友人であると同時に夏彦の幼馴染で、昔優しくしてくれた彼を思い続けてきた健気な彼女と一緒に思い出エピを回想したり、お弁当を作ってきてくれたり、背伸びをしない初デートだったり、糖分過多な気味な甘い展開では彼女がわりとぐいぐい来る感じでしたけど、要所では夏彦もしっかりといいところを見せたりで、なかなかお似合いの二人だなと思えました。
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よっち
高時給アルバイトを探していて友人に話を聞き、「恋人代行」登録した金欠大学生の斯波龍馬。そこで周囲には「恋愛に興味ない」と公言する柏木姫乃とたまたまデートの約束をする青春小説。優しい龍馬と緊張しながら手を繋いだり、恋人のような甘い時間を過ごす姫乃。友達に見つかった時の対応もそうですけど、困ったときにきちんと向き合ってくれたらキュンとしちゃいますけよね(苦笑)もうひとりの愛羅もまたなかなか難しい境遇の子でしたけど、そんな二人の拠り所となるような龍馬との関係がこれからどうなるのか、続巻が楽しみなシリーズですね。
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よっち
クリューガー公爵の反乱から始まった南部の騒乱を解決し、フィーネと共に名声を得たレオナルトとアルノルト。王の即位二十五周年を記念して祭りが開かれることになり、帝位争いも一時休戦となる第五弾。200年ぶりに目覚めた強力モンスター討伐のため招かれた最強の結界使い「仙姫」オリヒメ。そんな彼女に気に入られて護衛(接待)役に任命されてしまうアル。最強の矛とされるエルナと最強の盾とされるオリヒメは分かりやすく犬猿の仲で苦笑いでしたけど、そんな彼女たちと力を合わせながら強敵に挑むお約束の熱い展開はなかなか良かったですね。
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よっち
沙優とのほのぼの二人暮らし話に、後藤・三島・神田・あさみたちそれぞれの視点から描かれるエピソードなど、文庫未収録の短編に書き下ろしを加えた短編集。ヒロイン視点で描かれると鈍感な愛される主人公・吉田のダメさ加減や、それでも惹かれてしまう複雑な想いがよく出ていて興味深かったですが、三島や神田を見ていると、いろいろ妄想するもののなかなか行動に移せない後藤さんの一歩引いた立ち位置が浮き彫りになりますね…いろいろ印象的だったり切なくなるエピもありましたが、ここからどういう形で決着するのか最終巻を楽しみにしています。
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よっち
ビッチとして有名な少女・水守結衣と付き合うことになった里久。周囲からの注目を避けるため、相変わらず秘密にする二人の関係が少しずつ変わってゆく第二弾。結衣の家で過ごすことが増える中で突発的に発生したお泊りイベント。里久が結衣に話す苦い過去と、彼の苦しい時を支えた後輩・涼音の存在、そして里久とからかい合って照れたり、少しずつ自らの想いを明かすようになってゆく結衣。二人の過去の因縁エピソードがまとめて暴露される展開にはビックリしましたけど、そんな状況で彼女を守ってビシッと言ってみせる里久はカッコ良かったですね。
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よっち
修学旅行最終日。告白大会の末に転校生・亀島姫乃の想いに応えた相生夏。しかし家には相変わらず幼馴染みヒロイン真形兎和が同居する青春ラブコメディ。家がお隣→世話焼き姉さん→同居ルートに入っていた幼馴染ヒロインまさかの玉砕。そんな想いが簡単に消えるわけもなく、不器用でコミュ障な姫乃と仲良くなろうとする夏を、結果的に邪魔しまくる何ともウザい幼馴染化していて苦笑いでしたが、夏もまた幼馴染に対する複雑な想いを抱えて、姫乃も意識せざるをえなくて、本音でぶつかり合ったこの三角関係…複雑過ぎて容易に答え出そうにないですね。
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よっち
黄金と御用に全国を飛び回る良彦に打診されるバイト先の清掃会社から正社員の話。一方日本各地で頻発する地震に黄金が「気になることがある」と言い残して行方不明になってしまう第九弾。御用人の仕事と正社員の話に悩む良彦と、蝦夷の民を愛した荒脛巾神の目覚めから始まった一連の騒動。キーマンとして坂上田村麻呂も登場する蝦夷絡みのエピソードで、一大事なのに神々だけで対応が協議される状況に、黄金不在の御用人としての無力さを突きつけられた良彦でしたけど、天眼の穂乃香と一緒にどこまで踏ん張れるかですね。次巻最終回期待しています。
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よっち
顔を突き合わせれば毎回喧嘩する天敵のような同級生・桜森朱音。かつて恋人同士だった両祖父母の思いつきで結婚し同居する青春ラブコメディ。何事もアバウトだけれど勉強はできる北条才人と、しっかりしていて努力家の桜森朱音。夢を叶えるために結婚した二人でしたけど、勉強でも勝てない朱音が敵視する関係で、ひとつひとつの考え方の違いもあってことごとく衝突する生活。こういうのは折り合い付けるのこと必要ですよね(苦笑)最初はどうなることかと思いましたけど、歩み寄ることを覚えて少しずつ変わり始めた二人の今後に期待のシリーズです。
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よっち
皇統の奪還をもくろむ嵩那の叔母・入道の女宮の策略で、父・顕充の知るところとなった伊子と嵩那の関係。大晦日から正月にかけて目白押しの儀式に誰もが忙殺されるなか、女宮が参内してくる第五弾。伊予の辞職を認めない帝と、儀式の最中に突然起きたくすぶっていた先帝への不満の爆発、宮中にやってきた嵩那の元恋人の弁の君。女宮の暗躍、新大納言と右大臣の衝突などで不穏な空気の中、嵩那の元カノに心穏やかではいられなかった伊予が印象的でしたけど、思ってもみなかった展開で咄嗟の嘘が今後の展開に波紋を投げかけそうですね…これは強敵だ。
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よっち
明治末期の横濱。まことの恋に憧れる女学生・紅の周りに怪異が起こり、父親の長屋に住みついている青年絵師・時川草介と事件を解決する怪異譚。男爵屋敷の椿によって神隠しにあった紅の許嫁の真相、さまよう女学生の亡霊、古き狗神の祟り。新聞記者の兄の助けも借りながら、怪異を見ることができる草介と好奇心旺盛な紅の二人で事件の真相を調べる展開で、一見ぐうたらに見える草介が抱える訳ありの過去と、そんな彼をいろいろ言いながらも世話を焼く紅の腐れ縁的な関係がなかなか良かったです。草介はもしかしてあの絵師さんの子供なんですかね…?
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よっち
薬師だった父の志を継ぎ、大陸からの先進知識が集まる町を目指して旅する少女アサ。その途中で馬賊と呼ぶ大陸からの侵略者・辰の奴婢狩りに遭い、捕まってしまったアサが皇王の次男・季晨と運命の出会いを果たすファンタジー。宦官と勘違いされ皇女の側で働くアサが巻き込まれてゆく朝児に対する根強い差別と辰の後継者争い。薬師として生きたいと願うアサの願い、それを理解してくれる季晨との出会いと惹かれてゆく想いがあって、数奇な運命が激動の展開に繋がりましたけど、乗り越えた先の信念と想いの末に導き出された結末が印象的な物語でした。
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よっち
校舎の窓から飛び降りた担任教師。遺書は残されていなかった。奇妙な平穏が続いた理系特進クラスに転校生・中西美紀がやってきたことで、教室の贖罪が始まる青春ミステリ。学校側が否定する担任の自殺の原因はこのクラス全員が知っている。死の真相を探り始める美紀が、そしてその後を引き継いだ田嶋春が、目をそらしていたクラスメイトたちに投げかけた波紋。すれ違いの連続が悪意なき残酷さを生んで、その積み重ねによって事態の様相もガラリと構図を変えていって、全てが繋がった末に提示されるその結末にゾクリとさせられる印象的な物語でした。
よっち
2020/12/25 21:31

関連作:田嶋春の物語「田嶋春にはなりたくない」(新潮文庫nex) https://bookmeter.com/books/13362136

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よっち
「人は食べたものと、読んだものでできている」盲目の書評家のよう子と、路地裏でひとり古書店を営む本間。それぞれが見つけた本が繋ぐ奇跡の物語。神楽坂に盲導犬と住み、出版社の担当・希子と隔週木曜日の打ち合わせが楽しみなよう子。神楽坂の路地裏で古書店を経営し、五歳になる息子のふうちゃんと週に一度会えるのが楽しみなバツイチの本間。点字や本を巡るそれぞれの事情も興味深かったですが、よう子の書いた小説をきっかけに物語の構図がガラリと変わっていって、奇跡のように繋がってゆく過去と未来への期待感がとても印象的な物語でした。
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よっち
美音と要が結婚して同居するようになった後日談が描かれる居酒屋ぼったくり番外編。山ちゃんとトモさんの初めてのぼったくりから馨と晢のこと、掃除機の不法投棄、町の寄り合い所のことまで、町で困ったことがあってもみんなで解決していこうという姿勢がいいですけど、要所で鋭い提案をする要さんの問題解決力が半端ないですね。でも別にそれで大きい顔をしたいわけでもなく、「美音の旦那さん」って呼ばれたいとか、ちょっぴり可愛いなと思いました(苦笑)二人の関係もなんかいい感じで、こういうのを読むとまた続きを読みたくなっちゃいますね。
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よっち
生まれながらの不運体質な女子大生・楠城湊が希望を見出した街・神戸。体調が悪く迷い込むように路地裏の料理処を訪れた彼女が、謎めいた美貌の店主・白澤さんに手料理を押し売られる飯テロ小説。白澤の作った肉じゃがを食べたら妖怪が見えるようになってしまった湊。白澤の作る料理にはいろいろ役立ちそうな知識があって、体質改善のためにバイトで白澤が作る美味しいご飯を食べるようになって、良くも悪くも様々な出会いもありましたけど、物語の構図が明らかになっていく中でなかなか業が深そうな因縁が明かされた二人のこれからが楽しみですね。
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よっち
8歳年下の虎太郎から向けられた好意に動揺する小薄れんげ29歳。複雑な感情を整理するため、れんげは虎太郎の町家を出ていこうと決意する第六弾。虎太郎が入院している間に、新居を求めて不動産屋を訪れるれんげ。新居探しで出会った町家で愛しい人を待ち続ける遊女と付喪神。意外な人物が出てくるとは思わなくてちょっと驚きましたけど、いつの間にか自分の道を見定めていた虎太郎の想いともきちんと向き合えて、何だかんだでいい感じに収まったのかな。結果的に転機だったわりとグイグイ来る新キャラ・村田さんも絡めた今後の展開が楽しみです。
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よっち
伝説時代最強騎士と謳われ、野蛮人の異名を持つシド。キャルバニアの若き王子・アルヴィンによって復活を遂げた男が、魔法騎士学校の教官として生きるファンタジー。外部では北の魔国が蠢動し、国内は三公爵家の思惑から不安定な状況。そんな中で王位を継承して斜陽の祖国を救うために、復活したシドに師事することを決意するアルヴィンが抱える秘密。過酷な運命を背負う王子にはえてくれる仲間たちがいて、苦境にも負けずに自ら身体を張って立ち向かう姿は心に響くものがありましたね。主従となった彼らのこれからが楽しみな期待の新シリーズです。
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よっち
海外逃亡した両親の借金の返済を迫られた高校生・吉住勇也。そこで同級生の社長令嬢で全国女子高生ミスコンの1位な憧れの女の子・一葉楓に救われ、なぜか同居することになる青春ラブコメディ。最初の流れはやや強引かなとも感じましたけど、一緒に住むことになった楓はずっと勇也を見てきた健気な子で、外堀を埋めてぐぐいぐい来る彼女を天然の素直さで返り討ちにする甘い展開は、友人のバカップルがたじたじになるのも納得です(苦笑)結婚前提で同棲する二人の甘々な関係もますます盛り上がりそうで、ここからの展開が楽しみな新シリーズですね。
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よっち
予算を使い果たし帝国の美の巨匠の下でアルバイトをすることになった第九〇七小隊の面々、ピーリエと小隊のスパイ潜入訓練対決、帝国の属国潜入任務でコスプレ大会に参加するアリスと燐、星丁王家三姉妹の品格対決、予算獲得を巡って使徒聖たちがニューイヤーレターの配達対決をする短編集第二弾。こういうコミカルな展開になると、活きてくるのはやはりポンコツキャラやだったり、意外な一面を見せてくるキャラだったりするわけですが、どんな展開でも存在感があってじわじわ効いてくるアリスと燐主従は流石ですね(苦笑)最後の話も良かったです。
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よっち
天の智慧研究会が帝国に宣戦布告。フェジテに迫る危機を前に姿を消していた頼みの切り札・セリカ。グレンたちはタウムの天文神殿に向かい、最高指導者・フェロード=ベリフが待ち受ける第十八弾。グレンに突きつけられる究極の選択。過去の因縁にも決着を付けながら、フェロードによって明かされてゆくタウム天文神殿、メルガリウスの謎、ルミアと王家の真相、そして魔王の正体と、ここまで激動な展開が続いてきて、さらにそれを加速させるような怒涛の展開でしたけど、ここからどう決着を付けるのか、結末に向けてますます盛り上がってきましたね。
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よっち
勢いでセドリックに告白してしまった気まずさにいたたまれず、竹善にも顔を出せずにいた紬。そんな時、ネットに竹善の悪評が書かれているのに気づく第四弾。事実に反するその口コミに憤慨し、友人たちと協力して書き込み主を特定するた紬。なんかいろいろぐるぐる考えて顔を出せずにいるのに、中傷に我慢できずにあれこれしちゃう紬がとてもらしくていいなあと思いましたけど、セドリックはなかなか難攻不落っぽいですね(苦笑)でもいつの間にか居場所になっていて、関わる人もどんどん増えていって、そんな優しくて温かい物語がとてもいいですね。
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よっち
寿雪を救い出すため、高峻は初代烏妃・香薔が烏妃の中に閉じ込めた烏漣娘娘を解放する道を選ぶ第五弾。秋、宮中が慶事に沸く一方で、先の騒動の影響でひっそりと静まり返る夜明宮。「烏妃はひとりで在るもの」先代烏妃の戒めを思い出す寿雪。それでも周囲には九九や温螢、淡海たちがいて、妃たちとの関係も良好で、想いに自覚なかったからこそ相手にも伝わりようもなかったですけど、すれ違いかけていた高峻とも想いを通わせつつあっただけに、どうなるか知らなかったとはいえこの状況はなかなか厳しいですね…何とか窮地を脱して欲しいものですが。
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よっち
トンデモ理論で共犯者・彩乃を『幼馴染』にでっち上げ何とか危機を乗り切った耕平。作り上げた友達グループとの親交も順調と思える彼と勝沼あゆみの衝突が顕在化する第二弾。グループ化するクラス内をイベントを駆使して絆を作り上げてゆく耕平、それに何かと突っかかりついには衝突してしまうあゆみ。ツンデレ彩乃も要所でいい感じに効いていて、あゆみに真正面からぶつかって何とかしようとする耕平の奮闘はカッコ良かったのに、それがトンデモ理論で台無しになってしまう展開には苦笑いでしたが、暗躍する清里さんとはこれ対決不可避ですかね…。
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よっち
艦隊再編で第一飛行艦隊旗艦「村雨」艦長への就任することになったリオ。一方、錬金術で空を埋め尽くす艦隊作り上げたカイルが、次期大統領の座を射程に捉える第三弾。リオとの別れを惜しむ船員たちの馬鹿騒ぎだったり、ノセられてでコスプレしてしまうイザヤさんや閣下が見せる内心の葛藤は微笑ましかったですけど、イザヤを手に入れるためにあそこまでやるカイルの思考もヤバいし、真っ向からでは勝てない相手にどう戦争を終わらせるのか…いやこれは辛い戦いですね(先生信じてますよ!)。そしてユーリはどうなってしまうのか…続巻楽しみです。
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よっち
閉塞的な家や村から逃げだし、身寄りのない街で一人小説を書き続ける三島天。ある日中学時代の友人のミナから連絡をもらい、藤生を含めた幼馴染三人で久しぶりに再会する物語。強権的な両親に押さえつけられて早く家を出たいと思っていた天、そんな彼女を気にかける藤生の複雑な想い、天と一緒にいて自分というものを持っていないことを痛感していたミナ。それぞれが満たされない想いを抱えていて、自分は自分でしかなくて、大人になって変わったこともあるけれど、けれど変わらないものは変わらない三人のそれぞれのありようが印象的な物語でした。
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よっち
物静かな高校の先生が連れて行ってくれたスタジアムの思い出。予備校に通う女子高生と青年の出会い。家業の電気店を継いだ若者の好きなもの。洋食店のシェフの父で応援団長だった祖父と初めて出会う少年野球でピッチャーの息子。ベイスターズを愛する登場人物たちの連作短編集。そのまんま全てホエールズ、ベイスターズを巡るエピソードで綴られる構成で、自分はファンではなかったですけど当時は父親の影響でよく観てましたし、低迷期とか関係なく応援し続ける複雑な気持ちとか、それでも心から好きなんだと思う気持ちが心に響くそんな物語でした。
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よっち
直木賞作家の知られざる傑作からマニアックな逸品まで「少女小説」179作品をレビューする一冊。津原泰水さん、若木未生さんの独占インタビューに始まりコラムも充実、妖・宮廷・仕事・謎解き・SF・青春・恋愛・歴史・異世界と各テーマごとに新旧作品織り交ぜながら、ライトノベルやライト文芸などからの紹介もあって、少女小説の歴史や網羅性を期待すると少し違うのかなと感じるかもしれないですが、こんな作品もあったなとか、今あれを書いている作家さんは昔こんな作品も書いていたのかとか、なかなか楽しめる一冊になっていると思いました。
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よっち
都立高校に通いダンス部では中心的存在の原田由香。しかし帰宅途中に接触事故に遭い、その外傷が原因で感音性難聴となってしまい、耳が聞こえなくなってしまう葛藤と再生の青春群像劇。絶望し友達や恋人と連絡も取れなくなってふさぎ込み、家族の関係もぎくしゃくしてしまう由香。当たり前だったはずの日常を全て失ってしまう絶望感は半端なかったですが、こういう時必要なのは寄り添ってくれる理解者と、これからの未来に向き合う勇気なんですよね。苦しい状況を乗り越えて夢に向かってチャレンジする由香たちの姿にはぐっと来るものがありました。
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よっち
この大陸の在り方にまつわる秘匿された真実をファルサス王から知らされた雫とエリク。しかし雫は突如現れた使者に選択を突きつけられ、一人で大国キスクを訪れることを決断する第三弾。成り行きから残忍で知られる王妹オルティア相手に、言語障害の対処法確立という大役を負う雫。誰が相手でも言うべきことは言う雫らしさが今回も全開でしたけど、孤独なオルティアに向き合い、キスクを巡る複雑な構図や相変わらずなファルサス王たちに振り回されながら、苦境を乗り越え解決してみせた雫の頑張りには称賛を送りたいですね。本当に濃厚な一冊でした。
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よっち
仙娥によって皇后の地位を剥奪され、後宮の最下層・冷宮に落とされた小玉。粗末な衣で下働きに従事する一方、支持者たちは復帰に向けて動き出す第十二弾。表紙の文林のヒゲ…後の展開を思うとつい笑ってしまいましたが、悲惨なはずの冷宮暮らしもどこまでもついてくる清喜たちの存在が効いていて、むしろ小玉が不在だった後宮の動きの方が今後に影響してきそうな…顛末としてはどうにかこうにか無難なところに落ち着きそうですけど、年月の経過を痛感する描写もあって、一度気づいてしまったこと、変わってしまったものはもう元に戻れないですね…。
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よっち
同盟国が集い帝国の脅威に備えるなか、今度は救世主アイリが失踪し、マキアに魔法学校の期末試験が目前に迫る第四弾。各班にそれぞれの見せ場があった期末試験、先に備えて特訓するトールやマキア、変わりつつあるギルバートとの関係、すれ違いかけていた想いをようやく確認し合うマキアとトールと見どころの多い展開でしたけど、班のメンバーがそれぞれ抱えいた事情も明らかになってゆく中、思ってもみなかった急展開で一気に緊迫感が増してきましたね。複雑な因縁も絡み合うこの状況をどう乗り越えて決着を付けるのか、今から続巻が楽しみですね。
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よっち
隠世をめぐる激動の日々を乗り越え、あやかしお宿「天神屋」の大旦那に嫁入りした葵は大女将見習いとなり活躍する毎日。周囲の後日談も描かれる十二の短編集。祖父が隠したらしいお宝を探したり、ライバルお宿「折尾屋」とコラボをしたり、大旦那が現世に出張したり、春日やキヨの夫婦のことだったり、二人のその後や天神屋の人々、結婚した夫婦たちのエピソード、など気になっていたその後のエピソードが満載で、葵たちはもう少し進展してるかなと思ってましたけど、やる気のある葵をイキイキと応援する大旦那はこれはこれでいい夫婦関係でしたね。
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よっち
一晩眠ると消し去りたいと願う記憶が消える部屋があるという噂の湖畔のペンション「レテ」。そこに噂を聞きつけた人々がやってくる連作短編集。寡黙なオーナーの遠野愛文としっかりものの少女・多希、常連客で女流ミステリー作家の丸川千歳。離婚した幼馴染、姉に劣等感を抱く妹、ペットの死を悔やむ少女、明らかになってゆく愛文の過去、そして引き継いだ記憶の結末。確かな愛があったからこそ苦しむそれぞれのエピソードは読んでいて切なくなりましたが、けれどその先に再び紡がれてゆく関係には新たな希望が感じられるとても優しい物語でしたね。
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よっち
トラブルやたくらみに巻き込まれて、お人好しが右往左往。助けを求められたなら放っておくことはできない。誤解も悪意も呑み込んでに6つの奇妙な謎を解き明かす短編ミステリ。電車で聞いたおばあちゃんの話から気づいたこと、体育館でバスケ部が険悪になっていた真相、家政婦さんが突如辞めた理由、猫を預けられた同級生を巡る騒動、娘に絵本を読んでいて思い出した昔の同僚、そして伯母からの依頼で遭遇した殺人事件。ふとしたきっかけから気づくそれぞれの真相がなかなか効いていて、個人的な好みでは体育館フォーメーションが一番良かったです。
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よっち
味岡市立図書館を舞台として司書として働く稲嶺双葉を主人公に、彼女の成長する姿を描きながら司書のお仕事を紹介する第二弾。今回は特別整理期間中の仕事だったり、カウンター業務を委託する会社との関係、会計年度任用職員のこと、図書館とデータベース、バリアフリー、ゲーム、地域連携、寄贈図書の扱いや生涯学習、資料保存についてなど、前回とはまた違ったテーマを扱っていて興味深かったです。麻美さんとの距離感もいい感じにこなれてきて、後輩キャラもできましたけど、謎に包まれていた智香さんの私生活は…やっぱりな感じでしたね(苦笑)
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よっち
イケメンすぎて無自覚に敵味方関係なく女性を誑かし、組織崩壊の危機からスパイとして解雇されてしまった野宮クロウが、次の仕事して野宮三姉妹の家政夫になるラブコメディ。これまで散々厳しい面接から、あっさり顔か?と突っ込みたくなる採用でしたけど、偽彼氏周知作戦、友達五人できるかな作戦、一緒に温泉に行くことになったり、三姉妹のために奮闘するクロウはやっぱりどこかズレていて、それでもイケメンで危機に颯爽と駆けつけるから、好感度も上がっちゃうんですよね(苦笑)そんなドタバタっぷりを楽しめる人なら面白い作品で続巻も期待。
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よっち
新皇帝・天暘によって、半ば無理やり後宮に入れたもののしきたりに嫌気がさした小鈴の前に、自分こそ本物の『鳳凰の巫女』だと名乗る瑶舜が現れる第二弾。新皇帝となって多忙を極めてなかなか会えない天暘を尻目に、皇后候補としての勤めも放棄してぐうたらを決め込む小鈴。そんな状況で現れたもうひとりの鳳凰の巫女との対峙に弱気になる彼女の姿が印象的でしたが、それでも天暘の執着っぷりは相変わらずで、雨降って地固まるというか、深刻すぎないドタバタ感がなかなかいい感じに展開されていて、キャラたちの掛け合いもなかなか良かったですね。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
真史が奇妙な事件に遭遇して困っていると、引きこもりでちょっと素直じゃない幼馴染の歩が話を聞くだけで解決してくれる関係。ささやかな日常を解き明かしてゆくシリーズ第二弾。友人との苦い思い出、洋菓子店の暗号クイズ、美術室での奇妙な出来事、渡したお土産の真相など、日常の謎解きが興味深かったですが、歩の友人の妹で真史の後輩でもある彩香が歩に興味を持って、これまで周囲があまり踏み込まなかった二人だけの関係に様々な角度から意味深な波紋を投げかけることで、このままではいられない変化の予感がありました。続巻も期待してます。
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よっち
一学期最終日。日常に飽きてただ毎日を消化する高校生・加嶋颯。しかしクラスのアイドル・藤ノ宮白雪からまさかの告白をされ、なぜか次の瞬間9月1日へとタイムリープし、夏休みが始まる前に終わってしまうSFラブコメディ。謎の砂時計で相手の時間を奪う時間泥棒・白雪から時間争奪ゲームを持ちかけられる颯。ドキドキした方が時間を奪われるため、ベタな展開からの駆け引きが繰り広げられて、白雪の思わぬ事情が明らかになっていく中でその真意も垣間見えて、彼女に何度も騙されてしまう颯の心境の変化と、二人の今後に期待の新シリーズですね。
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よっち
一人暮らし二年目の高校生・片桐夏臣の隣室に引っ越してきた黒髪碧眼の美少女・ユイ。学校ではクーデレラでそっけない彼女をふとしたきっかけで助けた夏臣が、彼女を手助けしていくことを決意する青春小説。家に複雑な事情を抱えるイギリスからの留学生で、日本語は堪能でも細かい部分はいろいろ疎いユイ。不器用で不安を抱える彼女をしっかりフォローする彼の優しさに感化されて、少しずつ笑顔を取り戻してゆくユイは可愛くて、いい感じに焦らずしっかり絆を深めてゆく二人の距離感がここからどう変わってゆくのか、とても楽しみな新シリーズです。
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よっち
クリスマス・イヴ当日。待ち合わせの場所に現われたのはパンジーを名乗る中学校時代のクラスメイト・虹彩寺菫。周囲も彼女たちに協力して、三色院董子は姿を消してしまう第十三弾。全く状況を飲み込めないジョーロをよそに、大晦日までの連日デートを宣言する「パンジー」。ヒロインたちも協力しながら彼女と一緒に振り返る過去の追体験、それと並行して明らかになってゆくパンジーとビオラたちの過去があって、これまでの積み重ねがあるからこそいろいろ効いてくる展開もあったりで、ここからジョーロが何を見せてくれるのか最終巻も期待してます。
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よっち
突如咲太の目の前に現れた霧島透子を名乗るミニスカサンタ。彼女が「思春期症候群をプレゼントした」という学生たちの中に咲太の中学時代の同級生・赤城郁実がいることが判明する第十弾。書き込んだ夢が正夢になる、と学生たちのSNSで話題の都市伝説『#夢見る』。それを利用し「正義の味方」として人助けを続ける郁実。麻衣さんとの関係は安定で、周囲の変化してゆく近況も明らかになっていきましたけど、散りばめられた伏線を上手く回収しながら結末へと導いていく展開は今回もお見事でした。思春期症候群の正体も気になるところではあります。
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よっち
かつて竜歌の巫女が幼き騎士ギルバートと誓った約束。それは裏切りから呪いへと変わり、世界を呪った少女と英雄となった騎士、かつて誓い合った二人が輪廻を超えて再び巡り合うファンタジー。人々が飢え苦しむ前領主の悪政を覆した革命。苦しい過去の記憶を持ったまま転生してルゼと名乗った少女とギルバートの邂逅。彼女と呪われたギルバートの関係は複雑で、けれど温かい人達との触れ合いが少しずつその想いを変えていって、過去の苦しみはそう簡単に忘れられなくとも、それでも未来に希望を見出そうとする結末にはぐっと来るものがありましたね。
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よっち
七月の修学旅行まで残り一か月。相変わらず高森諒が幼馴染・伏見姫奈から積極的にアプローチされる状況で、彼らの高校にもう一人の幼馴染・姫嶋藍が転校してくる第三弾。予期せぬ強力なライバルの出現に焦りを隠せない姫奈と、そんな気持ちを知ってか知らずか鈍感な態度をとり続ける高森。修学旅行の班決めは自分なら絶対そこに入りたくないと思う波乱必至の構成でしたけど、それぞれヒロインたちに見せ場も作りつつ、まあ友人もできて良かったねというか、なかなかいい感じに青春してましたね。過去の約束の真相もまた気になるところではあります。
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よっち
とある事情から従姉妹で編集者の白川京のもとに身を寄せた家出少女の白川愛結。そんな彼女が、京の紹介で人気作家・海老ヒカリの世話係&監視役のバイトをする日常系ガールズラブコメディ。学校という狭い社会から排斥された少女と、容姿才能家柄全てに恵まれながら自堕落に生きる小説家。二人で始めた共同生活はヒカリがいろんな意味で斜め上で、刺激的な毎日が続けは監視も緩むよな…と苦笑いでしたけど、ワケアリな彼女たちが一緒に過ごす中でお互い少しずつかけがえのない存在になってゆく、そんな二人の行く末をまた読んでみたいと思いました。
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よっち
花火大会で急接近した明照と真白。それにショックを受けた彩羽は、ウザさに代わる自分の魅力を探りはじめ、な彩羽をなんとか元に戻そうとした明照は、なぜか文化祭のミスコンで彩羽と戦うハメになる第六弾。今回は文化祭回で、周囲のヒロインたちの模倣をしながら試行錯誤を続ける彩羽と、ウザ可愛い彩羽をもっとみんなに知ってもらいたい明照が、なぜかミスコンで勝負するとかいう斜め上の展開でしたけど、彩羽の周辺もいろいろ変化があって、自らの想いにも覚悟を決めて、いよいよ真っ向勝負の展開ですかね。さっそくの急展開に続刊も楽しみです。
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よっち
新婚なのに相手への気遣いが裏目に出る、一番わかってほしい相手に限って自分の努力が伝わらない…そんな迷宮に迷いこんでしまった夫婦の物語。きっかけはまさかの食の好みや食習慣の違い。しっかりと二人の食卓を一緒に作りたい妻・泉と、ほどほどでいいじゃないかと思うアバウトな夫・旺介。育った文化が違えばすり合わせが必要なのに、この想いをなぜ相手は分かってくれないのか?と頑なになっていく二人のすれ違いが切なくて、お互いもう少し歩み寄れれば良かったですけど、もうダメだと思ってしまうとそこからの修復はなかなか難しいですね…。
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よっち
辛い過去から平穏無事を意識するミュージシャン志望の青年・守生光星。彼がある日、夜の墓地で一人の少女・紫織と運命的な出会いを果たす純愛ミステリ。エアガンで撃たれたハトを助けたことから仲良くなった二人。職を失って怪しい仕事で食いつなぐ守生の忘れられない苦い過去、紫織が抱える複雑な事情と、意外な形で繋がってゆく過去との巡り合わせ。彼らが陥った状況は何とも不運だったようにも感じましたけど、彼女のために覚悟を決める守生の優しく不器用な決断は切なくて、だからこそお互いを理解する二人が迎えた結末には救われる思いでした。
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よっち
人生最後で最上の一冊を選んでくれるという三途の川べりの「おらんだ書房」。生前に大きな未練を残す死者たちが最後の一冊を求めて店を訪れる連作短編集。本が大好きで本で圧死した公務員、先に亡くなった夫が最後に読みたかった本を探す妻、小さな子どもが探していたもの、不倫した夫たちを呪いたい妻、最終回を描かずに亡くなった人気漫画家、つまらない本を所望する高校生など、飄々とした着物姿の店主と彼に振り回されるアルバイトのいばらが、お客さんたちが本を求める真意を読み解いて、彼らのために奔走する姿はとても優しくて印象的でした。
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よっち
耳障りの良い感化され、人事部門や経営企画部門にマル投げする経営陣。若手が提案しても一蹴する中間管理職。古い仕事のやり方に固執し、いつまでたってもアップデートされない組織を、どう変えていくのか考える一冊。より良くなるイメージを共有できなくて、経営陣も人事部も中間管理職も現場も同じ方向を向けないというのはよくある話ですが、何かと旗振り役が多い身としては抵抗勢力とか暗躍する存在はあるある過ぎて泣けますね…まあ根回しして少しでもマシで現実的な落とし所見つけるしかなくて、不毛な労力が減ればだいぶ楽になるんですが…。
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よっち
しがない会社員の狩野忍は世界最大のVR空間サブライム・スフィアで世界最高の美少女シノとなり、VR世界で恋をした高級娼婦ツユソラに会うため、過激で残酷な動画配信で再生数と金を稼ぐことを決意する近未来小説。会社の先輩・斉木みやびと組んで過激な動画配信で注目を集める彼らの舞台裏は何ともシュールで、イメージと現実とのギャップには苦笑いでしたけど、殺伐とした世界観の中で刹那的な恋のために生きるシノが、仲間たちとともにのし上がってゆく過程で見出してゆく確かな絆と、そんな彼らが迎えた結末にはぐっと来るものがありました。
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よっち
日々の生活に疲れ、働く意味を見失ってしまった綾瀬葵。ある日、紅葉の美しい坂の途中にある万年筆などのペンを専門に扱う「紅葉坂萬年堂」と出会い、働くことを志願するお仕事小説。無愛想だけれどペンの知識が豊富な宗方が語る万年筆の世界に魅せられた葵。最初は失敗しながらも真摯な宗方の姿勢に感化されて成長していく葵だったり、万年筆のこと以外では残念で不器用な宗方との関係も含めて王道の展開でしたけど、それ以上に万年筆への愛に溢れていて、自分でも万年筆を使ってみたくなる素敵な物語でした。続刊あったらまた読んでみたいですね。
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よっち
ラジオ新コーナーも存外の好評を博し、晴れておだやかな日常を取り戻した夕陽とやすみ。しかしほかの仕事がなく悩むやすみのもとに夕陽主演・神代アニメの宿敵役の話が舞い込む第三弾。大先輩たちに囲まれる現場で立て続けにリテイクを出してしまうやすみ。でも苦悩する彼女には励ましてくれる人たちがいて、アドバイスしてくれる先輩がいて、何より負けられないライバルの存在が大きですね。声優さんたちそが語るれぞれのスタンスも興味深いですが、なかなか素直になれずにいがみあいながらも、絆を深めて切磋琢磨する二人のこれからが楽しみです。
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よっち
『死神』との戦いも乗り越えて、より一層の愛を深めたシーモアとルーミー。そんな中、シーモアの娘を名乗るサムが現れ新たな波乱が巻きこる第三弾。傍目にも仲睦まじく、明るく素直に愛情を振りまくようになったルーミーとの関係に波紋を投げかけるシーモアの隠し子問題。マフィアなどにサムが追い掛けられる理由。変わりつつあるルーミーと娘を名乗るサムの登場でどうなるかという展開でしたけど、デレたルーミーの提案に簡単に流されないシーモアが健全なんですよね。トンデモ家族がどんどん増えていって、面倒でとても刺激的な二人の今後に期待。
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よっち
探偵の息子戸村と彼を挟んで両隣に座る対照的な双子の山田姉妹。雨恵と雪音の性格もだんだん把握してきた戸村の下に今日も相談事が寄せられる第二弾。同級生から依頼されたネトゲの該当プレイヤー特定、副担任の先生から相談される彼女が高校生のときに起きた原稿消失事件、写真系SNSで危うい写真を投稿し続ける人物の正体。雨恵の着眼点は今回も鋭いものがありましたけど、それがいい感じにまとまるのは残る二人の存在も大きいですね。少しずつ縮まってきているのかなと感じる三人の繊細な距離感もあって、また続巻を読んでみたいと思いました。
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よっち
人知れず悩みを抱える人の希望になればいいと後宮にお手紙箱を設置した莉杏。そんななか莉杏の食べた月餅に皿の欠片が混入し、さらに怪文書が届く第四弾。暁月が迎えた遠縁の暫定皇太子登場、新たに女官採用試験で起きた疑惑、夜中の幽霊騒動など、意外としっかりした莉杏の判断に感心しながら、今回はややのんびりした展開かなと思いながら読んでましたけど、わりと落ち着いたからこそ逆に権力争いも発生するんですよね。不運な偶然が重ねっての窮地もありましたが、傍から見ても付け入る隙がなさそうに見える夫婦の関係がなかなかいい感じですね。
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よっち
分裂の危機にある叉羅国が他国に攻め込まれ、急ぎ帰国命令の出た茉莉花に、ラーナシュは白楼国の皇帝・珀陽の力を借りたいと頼む第九弾。旨みのない同盟は結べないと拒否する珀陽に、文官と個人の間で揺れ動く茉莉花。その内心を見抜きラーナシュと暁月の違いを話す珀陽。同盟を成立させるために必要なこと、窮地に陥った叉羅国でどう局面を打開するのか、考えに考え抜いて活路を見出した茉莉花は見事でしたけど、立て続けに成果を挙げたことで迎える岐路の行方が気になりますね。珀陽はほんとに茉莉花のこと好きなんだなって微笑ましかったですね。
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よっち
中学校の図書室を舞台に、クラスや友人たちとの言動に馴染めない違和感や未来への不安、同級生に対する劣等感など、思春期の少女たちを繊細に描く連作短編集。図書室にやってくる苦手なクラスメイト、新たに赴任した学校司書と見つけた未来への手紙、ゴミ箱に捨てられた課題図書の感想文、変わってしまった友人への複雑な想い、自分を認めてくれた友人、ふとしたきっかけから教室に居場所がなくなる孤独など、教室の中に居場所を見つけられない主人公たちが見出すささやかな繋がりが優しくて、そんな繊細的な描写がとても著者さんらしい物語でした。
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よっち
最高クラスの職業・聖者となりながら一人だけレベルが上がらず、お荷物扱いされて幼馴染の勇者にパーティーを追放されたラセル。生まれ故郷に帰った矢先、魔物に襲われていた謎の美女・シビラと出会うファンタジー。ダンジョンや職業に詳しいシビラと出会ってラセルがメキメキと力を付けていく一方で、回復系不在なままの勇者パーティーは不穏な状況。ラセル不在の大きさに気づいて苦悩する幼馴染ヒロインとは今後のやり直しに期待ですけど、ゲスい勇者のパーティーに残されたジャネットは負担も大きいし、残るメンツもあれで大丈夫なんですかね…。
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よっち
39番浮遊島の〈最後の獣〉を退け、浮遊大陸群の滅びに猶予を勝ち取ったあの日から、五年。最後の決戦を前に、妖精兵たちはつかの間の日常を過ごす第九弾。前回からの後日談的な内容で、すっかり英雄扱いされながら護翼軍として活動するティアット、意外にもデキる人になってしまったマルゴなど、成長した姿を見せてくれた一方で変わらない一面もあって、救いのない展開の中にも何かいい感じにまとまる部分もあって、物語が確実に終わりへと向かいつつあるのをひしひしと感じる中、最終的にどんな結末が待っているのか、続巻を楽しみにしています。
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よっち
死の豪華客船の事故から一命を取り留めた珠子。CIRO-S復帰早々『夢攫い』なる事件が頻出、大きな違和感を抱えながらも調査を続ける珠子の前に、伝説の能力者殺し『白の死神』が現れる第四弾。夢攫いに遭遇し皆一晩の記憶を消失する被害者。能力者の能力も奪われ始め、ついには怪物を呼び醒ましてしまう強すぎる思い。伝説の能力者殺しである白雪もまた特殊な事情を抱えるなかなかぶっ飛んだ存在でしたが、珠子も束と新たなコンビを組み始めたりする中で、前巻のラストからどうなっていたのかと気になっていたので、この結末には納得しました。
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よっち
インターハイが今年も始まり、不安を抱える膝を庇いながら慎重にトレーニングを進める優雅。そんな中、会ったこともない父親が指揮を執る青森市条高校より予期せぬ連絡が入る第五弾。インターハイ制覇に向けて着々と布石を打つ世怜奈。それぞれの恋模様だったり、青森市条高校の監督を務める父・涼雅との再会など、見どころも多い今回の展開でしたけど、レッドスワンの戦術もさることながら、10分程度の出場でここまで分かりやすい結果を残してしまう優雅も凄まじいですね。最後のあれで二人の関係にも変化が起きるのか…その行方も気になります。
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よっち
ウィズが仕入れた魔道具で転移したり、山菜採りを襲うゴースト、預かった白虎の子供、暴走した嵐の大精霊を相手にアクセルの冒険者たちが水着で挑んだり、貴族のパーティーに参加したり、カズマがゆんゆんをプロポーズしたり、本編では明かされなかったダクネスとクリスの出会いなどを描く短編集第二弾。キャラそれぞれの魅力がよく出ていて、こういうゆるいほのぼのとした感じが楽しめるのがこの作品の魅力ですよね。ダクネスの残念なお嬢様っぷりも効いてましたけど、相変わらず友達ができなくて悪い人に騙されそうなゆんゆんが心配ですね(苦笑)
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よっち
リゾート開発を進めている吉原不動産からの依頼で、茨城県の海辺にある民宿に向かった一同に、いつものメンツも集まり泊まり込みで調査をする第八弾。最後に残った民宿の二十年前に亡くなった元サーファーだった息子が幽霊として現れるのを調査する展開で、初の長編ということでしたが、いろいろ大変な目に遭った澪の行動が今回の鍵で、結末はややあっさりめでしたが、お約束展開の中にも少しずつ彼女たちの成長や関係の変化が感じられるのがいいですね。東海林さんの過去エピも切なくて、次回のマメ編も今回ちょっと気になっていたので楽しみです。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/08/23(2711日経過)
記録初日
2013/07/27(2738日経過)
読んだ本
7037冊(1日平均2.57冊)
読んだページ
1967352ページ(1日平均718ページ)
感想・レビュー
6927件(投稿率98.4%)
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60棚
性別
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外部サイト
URL/ブログ
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自己紹介

こんにちは。普段は図書館と書籍仕入れに関わるお仕事をしています(近刊情報収集/出版物流関係/在庫システムなども担当)。仕事のついでに面白そうな本がないか探していて、とりあえず自分が読みたいと思った本さえ読めてさえいればわりと幸せと思える行動原理が少し残念な人。

好きなジャンルはボーイミーツガール、青春小説、部活小説、お仕事小説、ミステリ、冒険・中華ファンタジー、歴史・戦記、SFなど。コメディ調より落ち着いた雰囲気の物語志向。意外な展開や難解さがウリのお話も嫌いではないですが、どちらかというとベタで王道な構図が分かりやすい、最後は良かったなと思えるお話が好みです。

基本的には著者買いが多いですが、興味を持ったらテーマやジャンル・作家などにはあまりこだわらず何でも読みます。人に本を薦めるのが趣味の雑食系読書廃人。

娘(11年4月生まれ)の読書記録用アカウント。
http://bookmeter.com/u/562586

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