読書メーターあなたの読書量を記録・管理

2月の読書メーターまとめ

よっち
読んだ本
82
読んだページ
22219ページ
感想・レビュー
82
ナイス
5133ナイス

2月に読んだ本
82

2月のお気に入られ登録
9

  • キカゼ
  • 荒川叶
  • 茜
  • Liuche
  • アヴィス
  • 翔
  • くろこ
  • FMY
  • ストレイト八郎太

2月のトップ感想・レビュー!

よっち
今回は「杉村vs.ちょっと困った女たち」。自殺未遂をし消息を絶った主婦、訳あり家庭の訳あり新婦、自己中なシングルマザーを相手に杉村が奮闘するシリーズ第五弾。どの話も終わってみたらまた違った視点での哀しい真実があったりで切なくなりましたが、身近にどうしようもない人がいるために、ささやかに生きたいという人生すら歪められ、台無しにされてしまうのはやりきれないですね…。それでも真摯に向き合い自分にできる範囲で何とかしようとする杉村さんの姿勢は心に響くものがありました。元家族との距離感も気になりながら読んでます…。
が「ナイス!」と言っています。

2月のトップつぶやき!

よっち

2019年1月の読書メーター 読んだ本の数:93冊 読んだページ数:23893ページ ナイス数:5990ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/385946/summary/monthly

が「ナイス!」と言っています。

2月の感想・レビュー一覧
82

よっち
好きな人と永遠に結ばれる。そんな噂があるスノーランタンフェスに参加することになった修たちが、フェスを企画した正清の妹分でもある三雲雛子と出会う第二弾。鞘音を共にあるために自分の病と向き合うことを選んだ修と、生き急ぐ彼を心配しつつも寄り添うことを決めた鞘音。そして雛子が未だ抱え続ける消えない想い。一緒にいられる幸せを実感するからこその焦燥があって、彼らを支えてくれるたくさんの故郷の人たちがいて。何度も心を揺さぶられる展開でしたが、彼らのささやかな願いは叶うのか、期待と不安を感じつつ続刊を楽しみにしています。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
学年一のギャル・橘かれんとテストの点数勝負で負けた一条純。「一日彼氏」として彼女の水着選びに付き合わされて夏休みにクラスの海合宿に参加する第二弾。初めて恋に落ちて積極的なかれんと彼女に押されっぱなしの一条。今回開始時の段階ですでに何で付き合ってないの?状態なイチャイチャっぷりでしたが、海合宿で一瞬周囲の男どもに期待を抱かせる展開から、でも実はすっかりラブラブでしたとかどん底に突き落とす展開が何気に酷い(苦笑)純の家族にもすっかり好感触で、どこまでも甘い二人がこれからどんな思い出を作ってゆくのか続巻に期待。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
出された課題をこなすべく、それぞれ得意な事を見つけて仕事を開始する特別実習生の面々。しかしホルトとクドーを補佐する魔力屋を始めたセービルが、それは魔法使いとしての活動ではないと言われてしまう第二弾。記憶喪失で感情の機微に疎く、自分の進む道について思い悩むセービル。魔法学校から魔女の村に視察に来たホルデムと彼らに忍び寄る陰謀。進度や方向性は違えど成長する三人の試行錯誤やもどかしいやり取りは微笑ましいですが、何だかんだ言いながらも確かな絆を感じさせるゼロや傭兵、神父やリーリの関係も良かったですね。続巻も期待。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
絹を撃破して降伏させたものの、糧秣不足で動けないと思われていた信長率いる炎が再度侵攻を開始。勇斗不在の中、ラスムス率いる角軍が炎の先陣を迎え撃つ第十七弾。ユグドラシル脱出に向けて絹が持つ港を確保した勇斗、糧秣不足を思わぬ方法で解決した炎の大軍での再侵攻。ジークルーネの意外な過去も明らかになりましたけど、厳しい状況でも転んでもただでは起きないあたり流石は勇斗というか。苦境をチートで解決した信長は戦う気満々ですし、次巻あたり一大決戦ありそうですかね。ちょこちょこ出てきた伏線がどう効いてくるのか気になるところ。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
隣のクラスの無口な森田麻友と一緒に図書館で職場体験をすることになった鈴川有季。一方、年の離れた友だちである七曲老人がトラブルから引き籠もりになってしまう第二弾。保健室登校だった繊細な麻友と本を通じて始まる交流、図書館に蔵書寄贈を企む七曲老人と司書のバトル、七曲老人の苦い過去と自宅を無料休憩所やまちライブラリーにする試行錯誤。そういえば尾道はまちライブラリーありましたよね。著者さんの本に対する思いが随所に感じられて、相変わらず偏屈な七曲老人や増えてゆく仲間と本を通じて育まれてゆく絆がなかなか良かったですね。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
そんな時代は過ぎ去ったはずなのに、長時間労働を続け、大量のメールやチャットにいら立ち、慢性的な寝不足を抱えて働く人たち。そんな人たちに向けて「クレイジー」に頑張るのをやめて「穏やかに」働くことを説く著者。頭では分かっていても何となくそうしてしまうことに対してそれでいいのか、本当に必要なのか、どうするのがいいのか、シンプルに向き合ってもう一度考えてみるきっかけを与えてくれる一冊ですね。きちんと本質を見極めて優先順位をつけたり大切にすることや、仕事のしやすさとは何かのヒントを教えてもらったような気がしました。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
羅漢から猫猫のもとに届いた大量の碁の教本。その本をきっかけに宮中では碁が流行し、多忙を極めていた壬氏は宮廷内で碁の大会が企画されていることを知り、羅漢のもとに直接交渉に赴く第八弾。毒白粉事件によって市中にまで波及した思わぬ影響と蝗害の兆し、玉葉后周辺の不穏な空気、碁大会で羅漢に挑んだ壬氏の決意。相変わらず周囲に振り回されてばかりの猫猫でしたけど、何よりも壬氏がまた思い切ったことをやってのけましたね(正直ビックリしました)。これが今後に向けた転機となるのか、その影響も含めて続巻が俄然楽しみになってきました。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
いろいろな思惑も絡み合っての芸華祭の結末はなかなか興味深かったですけど、それぞれが前に進んで新章突入しましたけど、いやほんと展開早いですね、これw 他の人たちは一歩前に進んでますけど育人も負けてられないですよね。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
デートに誘っても断られ続け、付き合いだしたのに大神との距離が縮まらないことに悩む狩生。そういう家庭の事情だとなかなか話しづらいはありますよね。大人組二人の思いやる気持ちが心に染みましたが、二人の進展にも期待したいところですね。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
義妹から日々結婚を迫られていた藍原優斗が咄嗟に彼女がいると嘘をついてしまい、三人の女の子に偽恋人関係を頼み込んだらみんな偽彼女になってしまう間違いだらけのラブコメ。幼馴染の蛍、リア充の桜井、完璧主義な千本木と利害関係が一致しての三股関係。優斗のターニングポイントにおける行きあたりばったりな対応のまずさが、ことごとく裏目に出てドツボにはまっていくのに、なぜか男らしさを見せて彼女たちの好感度を上げてしまう泥沼っぷりで、幼馴染一択で良かったんじゃ…と思わなくもないですが、ここからどうまとめあげるのか続巻に期待。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
札幌にあるホームズ超常科学研究所長の河邊鐡臣の助手となったアフリカ帰りの医師・和戸一郎。ある事故をきっかけに16歳の可憐な少女の魂が乗り移っていた河邊はホームズを名乗り、二人で北海道の怪事件に挑むミステリ。オカルト好きな見た目青年の少女・ホームズとワトソンが羊の吸血事件、花婿の失踪、議員の醜聞といった風変わりな事件を解決していく展開で、何とも形容するのが難しい奇妙な二人の関係と、ほろ苦くもそれだけで終わらない事件の結末はなかなか良かったですね。ホームズは元の身体に戻れるのか続巻に期待したい新シリーズです。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
もう一人の慧眼児との勝負に敗れ、慧眼を制御する力を付けるため王都を離れた天青。男装の姫君・櫻嵐とともに旅芸人の一座に紛れ故郷の村へと向かう第五弾。政敵への毒殺未遂という濡れ衣を着せられ、投獄されてしまう世継ぎの王子・藍晶。旅の出来事から自らの優先順位を自覚し、修行でまた少し慧眼の力を使えるようになって宮廷に復帰した天青でしたけど、さすが大臣たちは切り抜け方が上手いというか、追い詰めるには決め手に欠けましたかね。一難去ってまた一難というか、肝心の王があんな煮え切らない感じだとまだしばらく振り回されそうです。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
記憶喪失の露壬雄に対してフェアだった蓮季、真正面からぶつかったペルシア、そしてようやくお互い名前呼びですか。選挙の立候補者はそれぞれ印象的でしたけど、玲音の生い立ちは難しいですね…手を取り合えそうな気もしましたが、窮地に陥った二人がここからどうするか難しい局面ですね…。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
学芸員志望も果たせず、地元の市立美術館の警備員となった神戸静河。そんな彼女が京都の町と美術館を舞台に地道な警備のお仕事事情だったり、美術にまつわるに謎に挑むミステリ。深夜に美術館前庭園で遭遇した不審な男の正体、展示室の浮世絵は写楽か?騒動、展示物紹介が縁で見つかった神社の失われた刀剣など、美術館の中の人と一緒に挑む謎解きはなかなか興味深いお話もありましたが、学芸員志望の人が警備員になるのかなとか女性だらけの警備員とか、設定の方が気になってしまった感。話がこなれてきたらもう少し面白くなるかもしれないですね。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
同棲相手に浮気されて飛び出したあやめが向かったのは館山。そこで紅茶専門の喫茶店『Tea Room 渚』を営む秀二と出会い、偽装夫婦として助け合いながら店を営むことになる紅茶と家族の物語。途方に暮れていたあやめを拾った秀二と、クールなのに残念な部分も多い秀二を放っておけないお節介なあやめが始めた共同生活。補いあえる関係でも不安定な距離感の二人が、訪れた客との関係から時には揺らぎならも自らの家族関係にも向き合い、お互いの存在を必要と自覚するようになってゆく家族をテーマとしたエピソードはなかなか良かったですね。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
京の街が紅葉に彩られる秋。お隣に住む晴明さんは桃花に「秋は植物の実りに感謝し祝福する季節」と教えてくれる第四弾。文化祭に紛れこむ子狸と晴明さん、祇園に住む伝説の猫又、蚕の精霊を癒す月の女神、晴明さんに化けた結界の石、秋の女神・龍田姫と平安京の雅を作ったある帝。晴明さんを慕う桃花が素直ないい子だなと毎回思うこの作品ですが、時子様愛がダダ漏れな篁卿や茜さん、今回はムスルも登場したりで、各話で登場するキャラたちがいい感じに効いていて、けれど桃花と晴明さんの不思議で素敵な関係がこれからどうなるのか気になりますね。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
不治の病「発光病」の渡良瀬まみずと岡田卓也に託された「最期の願い」の代行。少しだけ大人になった卓也と、卓也の友人・香山のその後が描かれた短編集。彼女の死後、最後までその願いを果たした卓也。運命的な出会いから彼女を気にかけながらも、何もできなかった香山。そんな彼女を忘れられない彼らのその後は対照的で、卓也とまみずの断片的なエピソードは切なく甘酸っぱかったですが、一方で香山が出会った侑季・声親子とのエピソードはうまく気持ちを切り替えられない、それでも生きていくしかない残された人たちの複雑な想いが印象的でした。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
宇野宙海がアイドルを夢見ていることを偶然に知ってしまった大地。失敗が確定した夢は果たして夢と呼べるのか。大地が苦悩する中、アパート上空に謎のドローンが出現し星乃を監視し始める第三弾。自分の知る未来では公務員だったはずの宙海と対立するその母親にかつての自分の姿を見る大地。一方で星乃に対する六星の動きが活発化していて、さらに思わぬ急展開におおぅ…と絶望的な気分にもなりましたが、二周目での彼は確実に変わりつつあるということなんですかね。いろいろ構図が変わってきた状況での転校生…またひと騒動ありそうですね(苦笑)
が「ナイス!」と言っています。
よっち
魔浪(まなみ)の対処にあたるため東方諸国連合の激戦地のチマ公国へ東進を決めるたソーマたち。戦況が膠着状態に陥っているチマ公国で遊牧国家マルムキタンの王フウガと出会う第九弾。東方諸国連合の統一を目指すフウガの志とその驚異的な武力。優秀な六人の兄弟姉妹を家臣として供出する約束で援軍を集めていたチマ公国の話はソーマらしい結末でしたけど、ようやく子供が生まれた一方で、周辺地域にもいろいろな動きが出てきていて、ポイントとなりそうなフウガとの関係が今後協力関係となるのか、敵対関係となるのか気になるところではあります。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
クロイツでの平穏な日常を取り戻したラティナのもとに、お忍びで訪問中な一の魔王フリソス。そんな彼女が人間族側との正式な外交にラティナを巻き込んでゆく後日談的第八弾。人間族側との通訳として同行させられた妖精姫・ラティナの困惑、幼馴染・クロエの結婚式、二人の結婚式を巡る常連客たちとのクロイツでの一騒動と、彼らの幸せに満ちた素敵な結婚式。庶民感覚な妖精姫・ラティナと相変わらず親バカでデレデレなデイルの甘々な関係には苦笑いでしたけど、みんなに愛されて祝福される彼らの結婚式エピソードがじっくりと読めて良かったです。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
失敗に終わったブリューヌ・ジスタート連合軍によるムオジネル侵攻。アルサスに帰還したティグルが国王からの密命を受けてジスタートへ向かう第二弾。オルミュッツを訪れてミラと再会したティグルと、彼女と険悪な戦姫・エレンとの新たな出会い。公国の境界線に位置する不気味な森とアスヴァール王国の野望。やはりエレンはミラのライバルらしいインパクトがありましたけど、浮気には厳しそうなミラへの一途な想いを語ったティグルがどこまで頑張れるのか、戦姫は今後も増えそうですし、前作とまた違った展開がどうなってゆくのかも楽しみですね。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
調停者の一族の青年リュザールと出会い、思いがけない新婚生活が始まった不遇な羊飼いの少女アユ。そんな彼女がユルドゥスの温かい人々との遊牧暮らしのなかで生きる希望を取り戻し、リュザールとの絆も深めてゆく第二弾。働きものなのに自己評価の低かったアユを変えていった、ユルドゥスでの暮らしやリュザールの存在。危機的状況に遭遇したりでハラハラしましたが、自らの過去にもきちんと向き合って決着をつけられて良かったですね。様々なエピソードが綴られた番外編も興味深くて、特にイミカンにもいい出会いがあったことにはほっとしました。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
おかあさん似の容姿と西片くんみたいな性格を併せ持ったちーがなかなか可愛いですけど、お母さんはちょっと一枚上手な感じですね。大人になっても西片くんは彼女に勝てそうにありませんw
が「ナイス!」と言っています。
よっち
次代女王を決める先触れとして儀礼の場として選ばれたクルッシュ魔法学園。現女王エレノアがカリーナ姫を餌に、戦争を起こさんと逃げ出した魔女を誘きよせようとする作戦にスロウが立ち上がる第七弾。過酷な筋トレで豚公爵かからすっかりマッチョさんになってて驚きましたが、シャーロットの関係にもとうとう転機が訪れそうですね。その上で王女と女王の不器用な関係のために立ち上がって、難局を乗り越えてみせるスロウがカッコよかったです。でも頑張ってしまったからこそ平穏無事に甘々な日々を過ごせるのか、今後の展開が気になりますね(苦笑)
が「ナイス!」と言っています。
よっち
雨野景太断ちを決めた女子大生ゲーム実況者の霧夜歩。新たな相方を探していた彼女の前に、雨野を彷彿とさせるワカメ系女子と出会う外伝第二弾。女子大生が高校男子を家に連れ込むまずさから景太と距離を置いたはずなのに、新那とオフ会するついでに花憐やゲーム部の仲間、さらには千秋に心春、亜久里まで芋づる式に遭遇してそれが全て気になる景太に繋がっていくとか、流石に偶然にもほどがありますね(苦笑)本編の大勢に影響するわけでもなくて、スタンスもそれそれ違うけれど、ゲームを楽しもうという気持ちが十分に感じられた楽しい外伝でした。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
公女殿下ティナとエリーの才能を十二分に引き出し、王立学校へ見事合格させたアレン。そんな彼がかつて魔法を教えた腐れ縁で、今は王国にその名を轟かせる『剣姫』リディヤと再会する第二弾。自分の実力や魅力に無自覚なまま、登場するヒロインたちを次々と魅了していくアレンというお約束展開の中、魅力的な年下ヒロインたちをものともせずに隣をしっかり確保してみせるリディヤの抜群の存在感は現段階では一歩抜け出てますかね。わかりやすいゲス王子は当然の結末でしたけど、いろいろ出てきた伏線をどう活かしてくるのか続巻に期待ということで。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
かつて魔王戦役にて魔王軍に与した灰エルフの子孫たちが、魔王の左腕を奪還すべく五芒国へ再侵略を開始。フライスラントなどで敗北を重ねる戦況にカレルが、ヴェッセルが動き出す第三弾。カレル、ヴェッセルに続く灰エルフの英雄・ギルセリオンがなかなか魅力的なキャラで、複雑な思惑が絡み合う灰エルフの中で冷徹にしたたかに動くことで、なかなか面白い局面を作り出していますね。魅力的なヒロインたちもまたいい感じに物語に絡む存在感があって、難局続きの生き残りを賭けた戦いはますます盛り上がりそうです。これは続刊が早く読みたいですね。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
経理部に配属された真夕、実はわりといい加減な営業部のエース山崎、思わぬ一面を見せた総務の由香利、男っぽい女と称する希梨香、案外周囲に振り回されている田倉勇太郎の複雑な想いが語られてゆく連作短編集の第五弾。視点が変わることで様々なことがまた違って見える会社の諸事情や人間関係、そしていろんな人から見た森若さんの印象をとても興味深く読みましたけど、何より田倉がのめり込んでいった意外な関係のその後が気になりますね…。こういう流れでさらっと描かれた描写が後々効いてきそうな展開で、続巻で何か起きるのか気になります。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
ワケあって結婚した仲良しだけど「偽夫婦」の香澄と柊一。晶紀も頻繁に訪れるようになり、二人の間に偽とも言い切れない感情が育まれていく第四弾。夕立のたび夏椿をもらいに現れる老婦人、旧友が持ち込んだ椿の絵、柊一と担当編集・二本松、晶紀、男三人の一夜、そしてすみれ荘での思わぬ急展開。晶紀も何だか柊一とも仲良しな感じになりつつありますが、話に出てきた二本松の初恋の相手は…。転機を迎えそうな二人の今後に期待が高まりますね。何よりすみれ荘での茶番劇がもたらした思わぬ結末には驚かされました。いやこれは次巻が楽しみですね。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
長野県諏訪地方の御座遺跡で発掘を行うことになった若き天才発掘師・無量が、遺物捏造事件の関係者で初恋の相手だった理恵と再会する第九弾。今回は諏訪大社近辺の縄文文化事情に新興宗教や忍の旧友、三十年前の小学生連続失踪事件など複雑な要素が絡み合う展開でしたけど、過去の捏造事件は無量やその家族だけでなく様々な人たちの人生を歪めてしまっていたんですね…。新興宗教の後継者争いに巻き込まれてゆく無量でしたけど、頑張ろうとして毎度空回りする萌絵が相変わらずで微笑ましかったですが、そのライバル・忍の立ち位置は今後が心配です。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
一話目はちょっと構図が変わってましたかね。相変わらず高木さんに振り回される西片はそれはそれでいいんですが、一生からかうとか言っちゃう高木さん発言は突っ込まなくていいんでしょうか?(苦笑)二人の関係のターニングポイントはどの辺にあるんでしょうかね…。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
真冬の卒業が近づく中、すれ違った関係を修復するきっかけを掴めないでいた啓介。そんな彼が未だ登校できないままのユリに連れられ、とある教会を訪れる第五弾。亡くなった神父が残した小説と1枚の写真の真実、突然退学すると言い出した良太郎のために奔走する啓介と大地、卒業式を間近に控えた追い出し祭の日に啓介と真冬が遭遇した最後の事件。印象的な事件を経てようやく自分のありようを見出した啓介は最後にもうひと頑張り欲しかったですが、それでも未来に期待したくなる結末はこの作品らしいのかなとも思いました。次回作も期待しています。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
突然行方不明になった町の人気娘・佐織が、数年後に遺体となって発見された。容疑者はかつて草薙が担当した少女殺害事件で無罪となった男。パレード当日、復讐劇はいかにして遂げられたか。アメリカ帰りの湯川が挑むシリーズ第九弾。黙秘権行使で二度の逮捕を切り抜けてきた蓮沼には驚かされましたが、だからこそ今回の展開はなかなか皮肉が効いていましたね…。あんな傍若無人ぶりに遭遇したら町の人たちが憤るのも当然で、だからこそ明らかになってゆくやりきれない真相に、少しばかりの救いを見出した湯川教授の優しさがとても心に染みました…。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
商店街の抽選に当たった家族旅行先で、五つ子+その父と祖父に遭遇。二乃が最初に告白したのはちょっと意外でしたけど、五つ子が同じ髪型して見分けつかない展開もあったりで、姉妹同士のやりとりは興味深かったです。実はここで決定的なターニングポイントがあったようなんですが、現時点で明確に意識してないとそうならないですよね…うーん。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
両親の離婚で引っ越してきた高校一年生の舞奈。地元の川でカヌーを操る少女・恵梨香に出会った彼女が、一緒にながとろ高校カヌー部に入部する青春部活小説。長年コンビを組むも少しずつ想いがすれ違ってきた先輩の希衣と千帆。実力者恵梨香の出現による希衣の決意。初心者の舞奈は今後に期待ですけど、過去に執着していたり今の自分を見て欲しいと願う、それぞれの繊細で複雑な心情を巧みに描きつつ、ずっともやもやしていた思いをぶつけ合って、前に進む力に昇華させてゆく展開にはぐっと来るものがありますね。これは続巻に期待の新シリーズです。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
家を飛び出したミューリが心配で憔悴するロレンス。それを見かねたホロが、湯屋をセリムたちに任せ娘を訪ねて一緒に十数年ぶりの旅に出る第二十一弾。以前旅していたようにはいかない、けれどそれはそれで楽しいたくさんの頼まれごとと思いを乗せたふたり旅。ホロのために頑張ろうとしたロレンスが空回りし、思わぬ騒動に巻き込まれる展開はお約束なんですが、今回は娘たちの尻拭い的な意味合いもあって、それを周囲とも協力して鮮やかに収束させつつ、それでいて十数年一緒にいたんだなあということを改めて感じさせる二人の関係が良かったですね。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
平和の裏で『大聖域』を操り支配を目論むラフィ女王の陰謀を止めるため、『蒼穹師団』の指導者となったルクス。その正体を皆に隠し『新王国崩し』を開始する第十七弾。表向きは気心の知れた騎士団の少女たちと癒やしの日々を過ごす裏で、夜架やエーリル、アルマらを指揮し、『大聖域』の捜索と『聖蝕』の秘密に切り込んでいくルクス。ラフィが差し向けてきた彼に想いを寄せる騎士団のヒロインたちと対決する展開には何とも複雑な気持ちになりましたけど、何より難しい立ち位置にあるリーファとの邂逅が悪い方向に向かわないことを祈るばかりです…。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
最愛の女性を目の前で喪い、彼女の命と引き替えに生き延びて「しまった」救世の騎士ラミ。エイネと同じ「神子」の資格を持つキトリーと出会った彼が、師匠として再び彼女と旅に出るもうひとつの物語。常に明るく世界を救うことを信じて疑わない天真爛漫なキトリーと、時には優しく厳しく先輩として導くラミ。短い間にも育まれてゆく彼らの絆があって、救星の真実を知ってしまったがゆえにどうするべきか葛藤し続けるラミがいて。だからこそ希望を信じ続けるキトリーや彼らに向き合ってくれる存在と、彼らが迎えた結末には救いがあったと思いました。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
歴代の神子にのみ完遂することが出来ると言われる救星のための試練「十の天命」。幼馴染みの騎士ラミと神子エイネが滅びゆく世界を救うための旅に出る物語。神子として選ばれたエイネと彼女に並び立つために十三騎士まで登りつめたラミ。数百年かけて未だ六つしか達成されていない十の天命を残り全て二人で成し遂げるため、二人はお互いさえいれば何もいらなくて、一緒にいれば運命に抗えると信じていて。けれどそれは神子の命を犠牲にすることでしかなくて、突きつけられる残酷な事実に精一杯立ち向かった二人の結末には切ない気持ちになりました。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
宰相ジストリエの反乱を鎮圧し、王女リーゼロッテからの宰相代行に任命されたど田舎貴族のアルト。そんな中、イリスガルド王国の腐敗を憂いた第二王子ルディアードが王国に反旗を翻す第二弾。課題を解決するために辺境貴族の元を訪れたアルトたちが直面する第二王子の挙兵。その上さらに混迷を極めてゆく王国を取り巻く状況。『未来の歴史書』の存在が大きいとはいえ、今回も限られた手段・人材を駆使して絶体絶命の局面をギリギリで打開していく冷静なアルトの着眼点は面白かったです。ヒロインたちの存在感も効いていて続巻でさらなる飛躍を期待。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
王国の姫君・リィンの裏切りによって魔族の手に堕ちた世界。王国騎士にして不世出の魔術師・クロウが時を超え十年前に遡り、最悪の未来を避けるため、彼女を暗殺する使命を本人から託されるヒロイック・ファンタジー。遡った世界で再会するクロウの裏切りを阻止するためもうひとつの十年後からやってきたリィン。裏切り者としてお互い疑いつつも、かつて恋人だった相手を信じたい複雑な想いもあって、何者かの企みによって心揺れる二人の絆が試される展開にはぐっと来るものがありましたね。空気だった幼馴染も今後キーマンになりそうで続巻に期待。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
敵対する司馬氏は消えたものの、梅花がいなくなったことで後宮の規律は乱れ増大する小玉の負担。そんな状況で鴻が立太子され、反小玉の動きも出てきて、死んだはずの鳳に関するある噂も届く第九弾。長期的に小玉を守る体制づくりの布石として鴻の立太子を決断した文林。鴻との別居に伴う小玉の喪失感、空気が変わり騒動が頻発する後宮。いつまでもそのままではいられなくて、変化に適応していく必要もあって、それぞれの立場や背景から複雑な想いが絡む不安定な状況の中、それでも小玉のために懸命に奔走する李真桂のありようがとても印象的でした。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
マンション改装も終わりスミレをベランダ菜園にお迎えしたまもり。バレンタインにこの花を活躍させる計画でわくわくする一方、友人の湊と周の間には不協和音が訪れる第六弾。湊と周の趣味と恋人のどっちが大事なの問題の意外な結末だったり、成人式に絡めた幼馴染とのわだかまりやまもり母と葉二の関係、葉二の仕事絡みのトラブルなど、周囲で起きる出来事に対応していくうちに見えてくるものがあって、二人の揺るぎない絆みたいなものも周囲に認知されつつあるのかなとも感じましたけど、葉二の決断によって訪れそうな転機が今から気になります…。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
小学生の将棋大会『なにわ王将戦』で優勝を目指すJS研。しかしあいの新担任にJSとの同居を問題視された八一は、自らの潔白を証明するため小学校で将棋の授業を受け持つことになる第十弾。序盤戦の弱さから疑問視されていたあいに対する指導法の真相、JS研メンバーそれぞれの想いと激闘、そして地獄の三段リーグで孤独に戦う銀子の苦闘…。いや新キャラも登場したり天衣もさりげなくデレたり、今回も相変わらず密度の濃いそれぞれの生き様が描かれる熱く盛りだくさんな展開でしたけど、それにしても銀子がこれからどうなるのか気になりますね。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
致命的な代償を負ってでも親友・カジカを救おうとした氷室。彼の願いを叶えるべく、澪音たちは仲間たちと協力して《夜の世界》に消えたカジカを探す第三弾。昨日の敵は今日の味方というか、氷室の想いを知った澪音たちが協力してカジカ救出に動き、澪音自身もまた仲間たちの協力を得て自らの夜の世界を攻略する展開でしたが、強敵だった氷室は味方になってみると何とも頼もしい存在でしたね(正直そんなに年上だったの?とも思いましたがw)。著者さんらしい幻想的な世界で、真摯な思いのこもったひとつひとつの言葉がとても印象的な物語でした。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
仮面を被った仕事ぶりに限界が来て退職し、譲り受けた古民家で趣味のアクセサリーづくりをして暮らす涼子。そんな家に店子として宝飾職人「希美」さん住むことになるあたたかな再生の物語。趣味も合い配慮が行き届いていて、欲しい時に欲しい言葉をくれる希美に惹かれていく涼子。一方で未だに引きずる複雑な過去の想いや、容易に解けない呪いから素直に心を開けない状況にもどかしくもなりましたが、そんな彼女を尊重しつつ粘り強く向き合って、様々な過去のわだかまりを解きほぐすのを手伝ってくれた彼に出会えてほんとに良かったなと思えました。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
都市庁舎奪還作戦が失敗に終わり、一時は濁流に呑まれる水門都市プリステラ。手痛い敗北を味わい、大罪司教の魔の手は都市の混迷をより深く悪辣に増大させていく第十八弾。要求を突きつける大罪司教たちと、その一人レグルスに結婚を迫られるエミリア。何一つ譲れない状況で、都市の人々を救うために演説を行うスバル。彼らしい見事な演説をかましたスバルもつくづく成長したなと思う一方で、剣鬼さんの業がどこまでも深過ぎて何ともあれな感じですが、次巻では大罪司教たちを相手にそれぞれ華々しい戦いが展開される感じですかね。オットー大丈夫?
が「ナイス!」と言っています。
よっち
都内の高校に通う希美が出会った、ロボットのような受け答えをする風変わりな同級生・佐野良子。のちの天才ハッカーがいかに誕生したか、そして彼女と次世代の天才の邂逅と活躍を描く青春サイバーサスペンス。のちの天才ハッカー安部響子がどのようにして生まるまでの前日譚と、次世代の天才である女子高生・鈴木沙穂梨がどのように彼女と邂逅したのかが描かれる展開で、今回も貴重な知見がいくつもありましたが、安部響子が生まれるまでにはいくつもの貴重な出会いがあって、肇との出会いもそこまで用意周到に準備してたのかと感心しました(苦笑)
が「ナイス!」と言っています。
よっち
就職に失敗しフリーター生活を続けていた森野一樹(28歳)が、VRMMOを手がける大手ゲーム会社の緊急オファーで正社員として採用されゲームの中でNPCを演じる物語。NPCを演じながらゲームの不具合や問題を解決するお仕事で正社員になれるのか(先行きが不安…)とも思いましたが、重要キャラな位置づけのマッチョなエルフ「オリジン・エルフ」やギルマスなどを演じ分けつつ、ブラコン気味の妹やその友人と出会ったりしながら(業務時間はわりとブラック)お仕事してる感じは何だかんだで楽しそうで、続巻出るならまた読んでみたいです。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
巌が危篤状況に陥る中で始まった銀河鉄道の夜。間近で見てきた景だけでなく、それぞれが感じるものがあって劇の中に落とし込まれてゆく中、未だ答えを見いだせないアキラが一皮むけるか期待というところですか。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
今回は「杉村vs.ちょっと困った女たち」。自殺未遂をし消息を絶った主婦、訳あり家庭の訳あり新婦、自己中なシングルマザーを相手に杉村が奮闘するシリーズ第五弾。どの話も終わってみたらまた違った視点での哀しい真実があったりで切なくなりましたが、身近にどうしようもない人がいるために、ささやかに生きたいという人生すら歪められ、台無しにされてしまうのはやりきれないですね…。それでも真摯に向き合い自分にできる範囲で何とかしようとする杉村さんの姿勢は心に響くものがありました。元家族との距離感も気になりながら読んでます…。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
ショタ好きでなくなったエウリノームとかもはやアイデンティティ崩壊なのでは…とか思ったりもしましたが、さっちゃんとアスタロトの無人島漂流話だったり、頑張ったごっちんのエピや、ミュリンとベルの流しそうめんエピだったり、今回もほのぼのエピソードが良かったです。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
告白し開き直った志紅に押されっぱなしの雛花。一方、知れば命がない皇室の秘密を知ってしまった雛花が己に宿ったものと命を賭けた謎解きに挑む第三弾。お互い相手のことが大切なのは分かっていて、志紅もわりと怒涛の勢いで攻めてるのに、それでも変わらない雛花の頑なさというか志紅の報われなさっぷりに切なくなりました。一方で暗躍してるお人もいたり、今回物語をめぐる背景もいろいろ明らかになってきて、思わぬ急展開もありましたけどどういつもこいつも自己犠牲なひとばかりで、みんな幸せになれる終わりを迎えられるといいんですけどね…。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
ここに来て上野や五反田と同中出身の転校・ギャル大塚が登場。文化祭やら弟・圭介の運動会やらを通じてようやく自分の田端に対する想いを自覚してきた上野の今後が楽しみです。悪い子じゃないけどどうにも巡り合わせが悪かった鶯谷も五反田との関係が気になるところではあります。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
榛有希が司波達也に敗北をしてから約二年の月日が流れた二〇九六年、黒羽文弥直轄の暗殺者として日々依頼される仕事をこなす彼女の元に、暗殺者見習いの少女・桜崎奈穂が派遣されてくる第二弾。普段は家政婦として生活指導をしてくる奈穂との生活と、『人間主義』を掲げ司波達也暗殺を目論むとある教団。達也に対するフォローなんていらないんじゃないかとも思いつつも、自らの持てる力を使って戦う有希と自分のありように自信を持ちたい菜穂の関係だったり、女装させられて複雑な文哉と亜夜子の姉弟関係だったり、これはこれで面白いシリーズです。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
吸血鬼と戦う中で戦闘用絡繰騎士《白檀式》が暴走し、結果的に人間と吸血鬼が平等に暮らす共和国へと変貌を遂げたヘルヴァイツ公国。そこに十年ぶりに白檀式の失敗作・水無月が目覚めるバトルファンタジー。亡き博士の娘でマスターのカノンとの不本意な関係と、偏見を持たない吸血鬼王女・リタとの出会い。世間知らずな自覚がない水無月とヒロインたちのズレた会話のやりとりは微笑ましくて、一方で巻き込まれてゆく争いの中で過去の真実と向き合うことにもなって、葛藤しながらも自分のありようを見出していく王道展開はなかなか良かったですね。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
高二の春に藤宮高校に転校してきた水上悠。そんな彼が負けず嫌いな新入生・深瀬史織と出会い、一緒に剣道部に入部する青春小説。昔、剣道で最強と呼ばれながら一度はその座を降りた悠を少しずつ変えていった剣道部の仲間たちとの出会い、剣姫と呼ばれる吹雪との運命的な邂逅と、かつての約束に妄執する吹雪の兄で高校剣道界最強の男・快晴。複雑に絡み合う因縁と剣道に賭ける想いをぶつけ合う熱い戦いがあって、不器用なヒロインたちも自分の想いにまっすぐで、荒削りなところも散見されましたが、それでも十分に魅力的な物語に仕上がっていました。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
空間が意思と魔力を持ち、様々な魔物が息づく世界・パライナ。その北端に誰も訪れない「最果て図書館」の記憶のない館長ウォレスが、鏡越しに《はじまりの町》の少女・ルチアと出会うファンタジー。勇者様の魔王討伐を手伝いたいというルチアと、魔王討伐はどこか他人事のウォレス。けれどそんなウォルスも積み重ねてゆくルチアとのかげがえのないやりとりやメイド・リィリの変化、勇者一行らとの出会いを通じて少しずつ心境の変化があって、封じられていた過去の因縁にも向き合いつつ、しっかりと決着をつけてみせた結末はなかなか良かったですね。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
完結。中学生・高校生・大学生と成長していくつむぎ、自らが決めた道を進む小鳥、そして時にはつむぎの反抗期に頭を悩ませながらもきちんと向き合って育ててきた先生。実際にこうなったら大変だろうなという思いで読んでいたので、成長しても三人の絆が失われずこれからも続いていきそうな予感がした番外編にほっとする思いでした。あえて言えば小鳥の思いや八木ちゃんたちの関係がどうなったのか、もう少し先まで読めると良かったですかね。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
小さい頃から親友と約束していたハワイ旅行、長い片想い相手との冬の千葉の動物園、失恋を慰めてくれた香港の喧噪と担担麺、婚約破棄の姉との奇妙な里帰り、密かな思いを打ち明けると決めていた伊豆への旅、密かな想いを長らく抱えたまま向かったニュージーランドなど、旅をテーマに主人公たちの揺れ動く繊細な気持ちが描かれた8つの連作短編集で、悩める主人公たちの憂いは容易には晴れませんが、大切な人と作るかけがえのない旅の思い出がひとつの転機となって、彼女たちにとって忘れられない特別な旅となってゆくそれぞれの結末は印象的でした。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
ロシアのアニマ達との共同ミッションを終え、調整のために小松にやってきたパクファ。彼女が行方不明になって基地内が騒然とし、ザイへの大反抗が始まる第十弾。パクファに振り回されたりしながらも、千年前のF15やグリペンの記憶などからループを断ち切るための突破口を見出す慧。ここで慧との関係にひとつの決着をつけることになった明華でしたけど、結局蚊帳の外のままでこれはちょっと切なかったですね...。しかも慧は決断を迫られることになりそうで、話をどうまとめ上げるのか気になるところではあります。巻末パクファの短編は癒やし。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
王宮から千歳にもたらされた「第三王子・透李に嫁ぐ西国の王女を世話せよ」との命。複雑な想いを抱きながらも王女を支える千歳が、流行している危険な「惚れ薬」を調べる第三弾。透李の政略結婚の相手・大エグレスのジゼル王女。彼女に献身的に寄り添い二人を応援したいと思いつつも、自分の気持ちを押し殺すこともできなくて深く思い悩む彼女でしたけど、それでも危険な惚れ薬による暴走を阻止するため、危険を顧みずに奔走した千歳の想いをみんなわかってくれてたんですよね。終わってみればいい感じにまとまって覚悟を決めた透李の頑張りに期待。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
前任者の指示で県内に住む凄腕の女職人・彬のもとへ向かった県庁職員・浩己。納品する代わりにあらゆる雑用を命じられ、いじられるのに彼女が気になってゆく年上美女×年下ヘタレの不器用な恋と仕事の物語。真面目で融通が効かず垢抜けない浩己と、彼をいじることが楽しそうな彬の面倒くさい距離感が絶妙で、強烈なインパクトがあった浩己の忘れられない過去や、彬にもいろいろ複雑そうな事情もあったりで、読んでいる方がもどかしくなる展開でしたけど、だからこそ遠回りしながらもいろいろなものが繋がった結末がかけがえのないものに思えました。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
超記憶を持ち壮絶な半生を送ってきた少女ナノ。一人でひっそりと生きていくためのどんでもない計画を実行した彼女が、宅配ドライバーのソライと運命の出会いを果たす物語。自身の寿命が長くないと悟った彼女が実行する普通なら考えもつかない二億円強奪計画。巻き込まれて口座の金を奪われたソライが偶然発見したナノ、お金を取り戻すために彼女と一緒に向かう香港。そこからのトラブル続きの状況を二人で乗り越えるうちに育まれた想いがあって、なのに相手を思う気持ちがなかなか上手く噛み合わない不器用な二人が迎えた結末はとても印象的でした。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
就職先が決まらないまま大学を卒業してしまった羽山健太が、「よろず美術探偵」という風変わりな看板を掲げた店と店主・南雲に出会い働き始めるミステリ。健太は就活上手くいかないのも仕方ないと思うような空気読めない/活字読めないタイプで、そんな彼に美術館に勤める貴和子さんの絵を探す依頼を店主が丸投げした時にはびっくりしましたが、最初やらかしまくっていた健太にもそうなるだけの理由があったんですね…彼の成長とシリアスになってゆく展開の中で話をうまくまとめ上げていくところは流石で、読み応えがある話に仕上がっていました。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
急な両親の海外赴任で高三の春から一人暮らしを始めた黒塚誠一郎。マンションの同じフロアに住む女子大生の神田すず・野花茜と出会う青春小説。タイプの違う二人のお姉さんと手料理をおすそ分けしたり、家で一緒にご飯を食べたりと友人たちに羨ましがられる日々。かわいい系男子として扱われがちでどこか自信がない誠一郎と、彼を気に掛けるようになっていったすずの距離感がもどかしかったですが、そんな二人にもお互いを意識し始める転機があって、そんな積み重ねから想いが育まれてかけがえのない存在となってゆく展開はなかなか良かったですね。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
全土は砂漠化し、人々は神である「言鯨」の遺骸周辺に鯨骨街を造って暮らす世界。街々を渡る骨摘みとして働く旗魚は、旅の途中で裏の運び屋・鯱と憧れの歴史学者・浅蜊に出会い物語が動き出すファンタジー。内密に十五番鯨骨街へ奇病の調査に行った浅蜊が引き起こした言鯨の覚醒と仲間の消失。もたらされた旗魚の劇的な変化と、鯱や蟲使いの珊瑚との逃亡劇、そして言鯨と世界の核心に迫ってゆく展開で、明らかになってゆくこの世界の哀しい真実と登場人物たちそれぞれの熱い想い、そしてそれらに向き合ってゆく旗魚の姿がとても印象的な物語でした。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
新規開店のマッサージ店に母の代わりに手伝いにいったら、成幸がなぜかヒロインたちのマッサージをすることになるとかいうお約束展開(しかもなぜか上手いw)今回もそれぞれのヒロインとのエピソードがありましたけど、真冬先生は相変わらずインパクトありますねえ…文乃も要所要所でいい感じに絡んでた感。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
まつりたちも高校三年生ということでそろそろ進路が気になるところですが、あやめさんが撮影した写真エピソードだったり、バイトのエピソードだったり、ひまわりさんの過去の掘り下げが進んでいて、彼女の誕生日で一緒に過ごせたのもひとつの転機となりそうですね。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
あやめさんがひまわりさんにプレゼントしたワンピースを借りたまつりが着ていくエピソードやひまわりさんとの電話エピソードは微笑ましかったですね。この作品で海エピソードがあるとは思いませんでした(何となくw)
が「ナイス!」と言っています。
よっち
今回はルカが振り込め詐欺を阻止したおばあちゃんの心残り、榊の姉が働く水族館へ遊びに行った先で彼女を粘着質に見つめる不穏な女、都市伝説「テケテケ」に怯える同級生といった事件を仲間たちと解決してゆく第二弾で、突き放せず少しずつ受け入れつつある冥婚相手の千代子さんとの距離感が興味深いですが、一緒に事件を解決したあやかしの仲間たちとは何だかんだでいい関係を構築しつつありますね。事件の結末はどこか切なかったりもしますけど、状況を前向きに受け入れつつあるルカが今後どんな事件に巻き込まれるのか、続巻に期待ということで。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
相変わらずぶっ飛んでるけど、まんまと高校に戻った響の貯金があれだけ売れてるのに七万円っていうあたりが(苦笑)まあ普通に考えたら今更新文芸誌なんてありえないんだろうけど、幼馴染くんにはやりたいようにやるだけの響のこと止められないでしょ。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
学校の屋上から飛び降りた川崎朱音。自殺現場の動画がネットに流れ、明らかになってゆく自殺の原因。クラスメイトに配られたアンケートから見え隠れする歪められた青春ミステリ。動画撮影者、地味なクラスメイト、対立者、学年一位、恋人、幼馴染、そして本人の視点から浮き彫りになってゆく自殺に至るまでの構図。視点が変わるたびに見えてくるものも変わって、愚直なまでの想いがすれ違いからどんどん歪んでいって、それがどうにもならないところまで行き着いた先にあった真相と、最後に提示されたもうひとつの目次や結末はなかなか衝撃的でした。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
ノーマン出荷・エマ骨折にレイの出荷も近づく絶体絶命の状況。ギリギリまで続く模索とノーマンの葛藤でしたけど、彼はその後も何かありそう?最後も気になる展開でした。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
ドンとギルダの言動から状況を見抜き、ママを蹴落とすために共闘を持ちかけたシスター。それでもママは一枚も二枚も上手だからこそ、平然と対処しちゃうんですよね…シスターに託されるも絶対絶命な状況にどうなるか。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
見返り谷に心を囚われた少女の物語、村で凶兆があるたび若者が捧げられる千年図書館の秘密、地球侵略中の異星人に遭遇した大学生、墓として大きく塔を村のあちこちに建てる男爵の謎、大きく奇怪な墓を村のあちこちに建てる男爵の謎、呪われた曲を奏でた傷心の高校生におこる不可思議。不可思議な出来事をテーマに、何の気なしに読んでいくと最後の最後で物語の見え方がガラリと変わってしまうやられたと思った5つの連作短編集でした。個人的には「見返り谷から呼ぶ声」「千年図書館」「さかさま少女のためのピアノソナタ」あたりが良かったですね。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
巨大小惑星ダイスが接近し人類があと5日で終わりを迎える『裁きの刻』。最愛の姉・圭子を殺された高校生の漆原亮が、自分の手で復讐すべく犯人を調べ始まる青春タイムリミットミステリ。唯一の家族だった圭子の衝撃的な死。ダイス接近により国内が大混乱に陥る中、恋人がいたらしい圭子の背後関係を調べていくうちに判明するダイスを崇拝するオカルト集団「賽の目」の存在。一連の事件を引き起こした妄執の結末を思うと何とも複雑な気持ちになりましたが、残された彼らが『裁きの刻』が迎える時、寄り添える理解者が傍にいてくれて良かったです。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
「絶対にアイドルになる」ため己に4箇条を課して高校生活を送る高校1年生の東ゆうが、東西南北の仲間を集めて高校生活をかけて追いかけた夢を描く青春小説。「SNSはやらない」「彼氏は作らない」「学校では目立たない」「東西南北の美少女を仲間にする」を信条に掲げて、他校の個性的な女の子を仲間にしながら地道に積み上げていったアイドルへの道。したたかにひたすら自らの夢を叶えるため邁進するがゆえに、仲間に助けられることもあればすれ違うこともあって、挫折しながらも夢を諦めなかったゆうが迎えた結末はなかなか悪くなかったです。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
完結。もうひとつの世界で詩帆なしで成立している野方くんたちの関係に詩帆の存在がもたらす波紋と、そんな詩帆とのもう一つの世界での記憶が流れ込む野方くん、そして想いを告げる詩帆。最後はやや駆け足気味でしたけど、それぞれが真摯に向き合ったからこそ迎えられた結末だったのかなと。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
式を挙げないゲーム仲間のドラクエ婚と、結婚に向けてお互いの両親に結婚することを報告するクエストなど。だいぶキャラクターの違う二人なので、対照的な両親の反応が印象的…というか二人の関係は、ゴローさんのあっけらかんとした性格にだいぶ助けられてるなあとしみじみ思いました。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
なぜ企業で働く人は、ミドル・シニア期(40~60代)に入ると、言い知れぬ停滞感を抱くのか?4700人の大規模リサーチで科学のメスを入れた一冊。思うようなキャリアが描けないと気づく40代半ばと、ピークアウトする50代に2つの谷があって、そういう時こそまずやってみて、仕事の意義を再定義したり年下との上手い付き合い方を意識し、居場所を作りつつ学んだことを実践に活かすようにする。漫然と日々を過ごすのではなく、先を見据えて自分がどうすべきか考えることが重要ということですね。客観的に振り返るための参考になりました。
が「ナイス!」と言っています。
よっち
リチャードから母のカトリーヌが正義に会いたがっているとメールが届き、夏の南仏プロヴァンスのヴィラで正義とリチャードの敷地中のどこかある32個の石を探し出す宝探しが始まる第八弾。お兄さんたちとも普通に関わるようになっていた正義が、今度はリチャードの母・カトリーヌと対面。カトリーヌもわりと独特な価値観の持ち主のようで、それでも彼女は何だかんだ言いながらもリチャードの母で、リチャードのことを大切な存在と思っている正義のことを認めてくれたのかな。とはいえ最後にこれからまた何かありそうな結末で続巻が気になりますね。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/08/23(2040日経過)
記録初日
2013/07/27(2067日経過)
読んだ本
5229冊(1日平均2.53冊)
読んだページ
1467402ページ(1日平均709ページ)
感想・レビュー
5123件(投稿率98.0%)
本棚
58棚
性別
血液型
B型
職業
専門職
現住所
埼玉県
外部サイト
URL/ブログ
http://yocchi.hatenablog.com/
自己紹介

こんにちは。普段は図書館と本の仕入れに関わるお仕事をしています。面白そうな本がないかいつも探していて、本さえ読めていればわりと幸せとか思えてしまう行動原理が少し残念な人。

好きなジャンルはボーイミーツガール、青春小説、部活小説、お仕事小説、ミステリ、冒険・中華ファンタジー、歴史・戦記、SFなど。コメディ調より落ち着いた雰囲気の物語志向。意外な展開や難解さがウリのお話も嫌いではないですが、どちらかというとベタで王道な構図が分かりやすい、最後は良かったなと思える展開が好みです。

基本的には著者買いが多いですが、興味を持ったらテーマやジャンル・作家などにはあまりこだわらない雑食系読書人。

娘(11年4月生まれ)の読書記録用アカウント。
http://bookmeter.com/u/562586

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう