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2024年3月の読書メーターまとめ

レコバ
読んだ本
10
読んだページ
3105ページ
感想・レビュー
10
ナイス
245ナイス

2024年3月に読んだ本
10

2024年3月のお気に入り登録
1

  • さゆ@俳句集販売中

2024年3月のお気に入られ登録
3

  • おはぎ
  • sekaisi
  • さゆ@俳句集販売中

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

レコバ
古文書の記載や歴史家の考えを取捨し、現代人に理解できる人物像として3人(尊氏、直義、師直)を再建したというのが小説としての価値だと理解した。観応の擾乱という結末が前提知識としてあるので、「ここでこうしておけば」という悔恨を3人に先んじて味わうことになる。この時代についての解像度が上がる、例えば、足利一門を理解しておくとこれより先の歴史小説を読むに当たっても、一段深く読み込めるというのもこの小説を読む利点の一つだろう。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
10

レコバ
食品ロスの問題は倫理的・道義的な問題に過ぎず、SDGs的な観点でも企業および社会に利益をもたらさないこの問題は、日本が豊かさを失い食べ物を捨てる余裕がなくなるまで解決しないと思う。個人の振る舞いという意味で言うと、この本を読もうとするくらい「意識が高い」時点で、相当程度実践している人が多いんじゃないか思う。
が「ナイス!」と言っています。
レコバ
著者は科学者としては稀な筆が走るタイプで、婉曲的な導入、シニカルなジョークに紙幅が割かれ、終章では発電方法にまで言及している。WHOや厚労省の「説明方針」と本書の内容で乖離について、研究になんらかの疑義があるのか推測していたが、そういうことではなく、説明のわかりやすさを重視するものと理解した。内容に当てられて後半はステッパーに乗りながら読書をしたが、出来ればEMS機器を利用し読書中に運動不足を解消することが出来ればいいのにと考えてしまう。
が「ナイス!」と言っています。
レコバ
意識的に取り組んでいる睡眠や運動だけでなく、スマホについても本書の推奨する生き方が出来ているようだ。ただ、集中している気になっている可能性については、日頃の振る舞いを見直してみようかと思う。 本筋とはそれるが。「先史時代に殺人が死因の10~15%を占める」というデータは腹落ちしない。出典が明示されていないのでモヤモヤするばかりだが、私の理解する通りだとすると「だから噂話が好き」とは別のベクトルのとんでもないことを示唆しているように感じる。
が「ナイス!」と言っています。
レコバ
大著に相応しく手元のメモも長大なものになった。実検設計に関する大部分をオミットした結果なのだから、簡潔にしてくれたことに謝意を示すべきなのだろう。LLM以前のAI研究にて論じられていたフレーム問題に対して、脳は怠惰で「克服」していたと実検結果が示している。翻って、ブラックボックス化したAIの認知バイアスについても、このような実検にて明らかにしていく必要があるんだろう。
が「ナイス!」と言っています。
レコバ
対話した内容を対話相手にひとり語りの形式に構成してもらい、それを自らの文体に「訂正」するという執筆スタイルによって、多角的な視座と分析の深さを両立しえたのだろう。人文系の思いに立脚したネチネチとした話と、IT系の実用に基づいたカラッカラの話を接続する試みは非常に興味深い。
が「ナイス!」と言っています。
レコバ
負の功績については解像度があがり、彼の原動力となった思想面については知見が得られた。雑駁にいうと自然=真実という論旨で説明する流れにおいて、「恐れの克服」を自然とする論旨には到達できない気がする。彼がその思想を手段としてとらえていたのかについてはわからないが、動員のための強力な手段として利用され続けていることは間違いない。
が「ナイス!」と言っています。
レコバ
本編をオーディオブックで読むに当たり、ヴィジュアルイメージがあった方が登場人物を記憶し易いかと思い読んでみた。著者のQAで作品や執筆について言及しており一応目を通したが、私としては、本編に書かれていることだけで評価したい。
が「ナイス!」と言っています。
レコバ
古文書の記載や歴史家の考えを取捨し、現代人に理解できる人物像として3人(尊氏、直義、師直)を再建したというのが小説としての価値だと理解した。観応の擾乱という結末が前提知識としてあるので、「ここでこうしておけば」という悔恨を3人に先んじて味わうことになる。この時代についての解像度が上がる、例えば、足利一門を理解しておくとこれより先の歴史小説を読むに当たっても、一段深く読み込めるというのもこの小説を読む利点の一つだろう。
が「ナイス!」と言っています。
レコバ
離別という体裁を取りつつ、互いの愛を確かめ合う主人公の婚約者はどういう気持で見ているんだろう。(1)気付いてない(2)器が急成長していて受け入れている(3)導火線に火がついている。(3)かなとは思いつつもお兄ちゃんとして弟妹たちにいい所を見せようとする様をもう少し見ていたい気がする。 リヒャルダの悔恨にも見えるように、持って生まれた気質よりもその人を取り巻く環境が人格に強く影響し、人は良くも悪くもなるということをくどいほど繰り返している。 つまり(3)となっても無理からぬ環境に追い込まれいるように感じる。
が「ナイス!」と言っています。
レコバ
優秀さが知れ渡っているだけに想定すべき自体なのだろうけど、当人が籠絡されるというのが領主の誤算だったのかな。大領地の領主候補生とはいえ魔力量が釣り合うのだろうか。託卵前提なのでむしろ好都合という話? そもそも、魔力量が釣り合わないと生殖ができないというのは、定義上、別の「種」ということになる。物語の筋よりも世界の設定の方が気になってしまう。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/08/26(3897日経過)
記録初日
2013/07/26(3928日経過)
読んだ本
1799冊(1日平均0.46冊)
読んだページ
529440ページ(1日平均134ページ)
感想・レビュー
1498件(投稿率83.3%)
本棚
2棚
性別
外部サイト
自己紹介

読書メーターは、読書家さんの感想を読むため、何年か後に再読した際に自分の変化に気づくために使っています。
マイルール:あらすじ/要約を書かない。極力褒める。字数に収める。

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