同時期に２人から勧められたこともあり読み始めた。まさに「現代の本」という感じ。テンポよく一気に読めるし、何よりタイトルが秀逸。盛りだくさん過ぎてちょっと疲れてしまったので、自分が元気で人に優しくしたいときに読むのがおすすめかも。

どこかのTV番組で、授業内容は２倍速までなら理解度に変化はないということだった。芸術作品も…？通底にある「他者意識の無さ」はとても気になる指摘。作品を「消費」するから、作り手へのリスペクトより、自分の都合が優先になる。作り手ではなく、マジョリティの鑑賞者に合わせないと商業的に成り立たない、ということへの危惧は感じる。誰でもわかる、は自分に分かるものを作れない作り手が悪いということ？新しいものへの抵抗感はいつの時代もあると思うけど、「自分の価値観が第一」という姿勢が当たり前になるのはちょっと怖いと思う。

よもつひらさかは実際近くまで行ったことがあるので興味本意で。展開は読める。しかしそれでも怖いし面白い。

不登校の現代的要因にアプローチした専門的知見が得られる本。「多様性」への違和感は、本書で言う「押し返しの無さ」にあるのだと自分なりに解釈できてスッキリする。私はこうしたい、こう思う、が尊重されすぎて、枠組みの意味もなさないことが多い。学校さえも…。我慢って悪のイメージついているけれど、本来自分と世界を擦り合わせていく中で必須だよね、と。広く教育に携わる身として、押し返しの機能の実行力と、その説明責任を担っていくべきなんだなと強く実感した。全教育関係者と人の親になる人たちに読んでもらいたい。

それぞれ有名どこでないものの、絶妙にタイトルの雰囲気を纏う作品を揃えてきた感じ。

「買うての幸い、売っての幸せ」「笑って勝ちにいく」「万里一空」自分の指針になるステキな言葉をたくさんもらったシリーズでした。そして五鈴屋の百年を支える心ともなる「商い世傳」のタイトル締め。このシリーズを一気読みするのに約半年かかったけど、いつの間にか登場人物たちも年を重ねていて、一緒に戦ってきた戦友、ないし家族のように感じます。

ルールはすでにわかってるんだ。こういうのは片付けのモチベーションを上げる時に読むんだ。

同時期に２人から勧められたこともあり読み始めた。まさに「現代の本」という感じ。テンポよく一気に読めるし、何よりタイトルが秀逸。盛りだくさん過ぎてちょっと疲れてしまったので、自分が元気で人に優しくしたいときに読むのがおすすめかも。

Kindle Unlimited。タイトル買いだけど、終盤もしやこれシリーズなのでは…と思ったらやっぱりそうだった。設定はありそうでなかった感じ。

Kindle Unlimitedにあったので、つい…。タイトルって大事。

延明の密かな苦悩と、桃花を前にしたときの安心と、心の機微が描かれていて何とも切ない。桃花父はまだ謎がありそうで今後の展開が楽しみ。

11巻を読んでいて違和感があると思ったらまさかの読み飛ばし発覚！いつにもましてメタ的な作風で、どこまでがフィクションでどこまでリアル？！というワクワクもある。怪談モチーフの殺人事件も現場のお屋敷を探してみたくなるほどだ。