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2024年2月の読書メーターまとめ

Ikutan
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感想・レビュー
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ナイス
1991ナイス

2024年2月に読んだ本
19

2024年2月のお気に入られ登録
1

  • sawa

2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Ikutan
図書館の予約がすごい数になっていてびっくり‼『イケメン人気画家は誘拐事件の被害者だった!』記者の門田と刑事の中澤が出会うきっかけになった30年前の二児同時誘拐事件。母親からネグレクトを受けていた被害者は、三年後に祖父母の元に帰ってきたが、三年間は空白のまま。中澤亡きあと、門田は独自で調査を始める。緊迫した誘拐事件の描写から始まり、門田の地道な調査や多くの視点から少しずつ真相に近づいていく過程は読み応えあり。そして明らかになった真相に胸が熱くなった。これは、心揺さぶられますね。本屋大賞ノミネートも納得。
はるぱ
2024/02/14 18:08

ホント、傑作でしたー。どうして直木賞候補にならなかったんだろ?

Ikutan
2024/02/14 22:17

はるぱさん、本当に!丁寧な描写で、引き込まれ、最後は心打たれました。塩田さん、『罪の声』以上の大傑作かも。

が「ナイス!」と言っています。

2024年2月にナイスが最も多かったつぶやき

Ikutan

1月は『宙わたる教室』『一億円の犬』『をんごく』がよかった。桂さん、綿矢さんも面白かった。職場のパソコンが変わり、新しいシステムに四苦八苦。帰宅後はどっと疲れて、後半は、読書が捗りませんでした。トールではベビーハンガーが完成!そして少しずつ春の気配が嬉しい😄1月の読書メーター 読んだ本の数:22冊 読んだページ数:5533ページ ナイス数:2250ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/408178/summary/monthly/2024/1

1月は『宙わたる教室』『一億円の犬』『をんごく』がよかった。桂さん、綿矢さんも面白かった。職場のパソコンが変わり、新しいシステムに四苦八苦。帰宅後はどっと疲れて、後半は、読書が捗りませんでした。トールではベビーハンガーが完成!そして少しずつ春の気配が嬉しい😄1月の読書メーター 読んだ本の数:22冊 読んだページ数:5533ページ ナイス数:2250ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/408178/summary/monthly/2024/1
Ikutan
2024/02/10 22:03

ぶちたまちゃん、ありがとう! 今月もよろしくね~💕

Ikutan
2024/02/10 22:10

Tomoちゃん、ありがとう♡9冊も共読!嬉しいな🥰西さんはパワフルだよー。マハさんはいつもと違うテイストでブラックだったよ。Tomoちゃんの感想、楽しみにしているね😊今月もよろしくね💕

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2024年2月の感想・レビュー一覧
18

Ikutan
黒字で書かれたくどうれいんさんの短歌と散文、青字で書かれた東直子さんの短歌と散文、そしてその2色で描かれた植松しんこさんのイラスト。洗練されたデザインと言葉が心を浄化してくれる素敵な一冊。若いくどうさんの言葉は、真っ直ぐで瑞々しい感性が溢れていて、日々の小さな気付きを掬いとった東さんの言葉は、絶妙で味わい深い。おふたりが淡いやり取りで交信された短歌に散文が添えられることで、内容がより身近に感じられて新鮮だった。表紙は東さん。″分離するくらげのように考えがとぎれとぎれてハクタカになる″。
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Ikutan
岩井さん、短編も巧いね。闇に引き込まれていく感覚が堪らない六つのお話。養子の息子に出生の秘密を打ち明けた父親。身に覚えがないのに離婚を突き付けられた夫。実体のない会社を設立して融資を受ける男たち。借金苦から認知症のふりをする老女。告発された不正を必死に揉み消す会社幹部。名声が欲しいキュレーター。彼らは自己を正当化し自分は悪くないと思い込む。何処にでもありそうな内容でリアリティ満点。後半に意外な展開で逆転していくストーリーは、どのお話も長編で読んでみたいくらい完成度が高かった。読みやすくて濃厚。面白かった!
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Ikutan
読友さんの感想で、どういうことかと読んでみた。いやいや、子どもの頃に遊んだ『じゃんけんグリコ』や『だるまさんが転んだ』『坊主めくり』が、アレンジすることでこんな難しい頭脳ゲームになっちゃうとは。都立頬白高校で文化祭の前に行われる恒例の〈愚煙試合〉で、連勝の生徒会メンバーに挑戦するのは脱力系一年生女子。キャラとゲーム内容のギャップが楽しい。相手の作戦の裏をかき、そのまた裏をかき…と。後半はちょっとやり過ぎでしょ(笑)。心理戦の応酬に最後まで翻弄されたよ。ただ、人物の名前が凝り過ぎてちょっと読みにくかったな。
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Ikutan
シリーズ三作目。なんだかいきなりおかしな情況。ジョーは9ヶ月間の結婚していた記憶がすっ飛んでいて、謎を解くためエイレネが主催する『マッチング·キャンプ』に現地潜入したシャーリーが、エイレネと結婚!?外部からの情報をシャットアウトしたこのセレブのためのキャンプ。ミセス·ハドソンの力も借りれず..。いつもながらのお洒落な装丁にワクワク読み始めたが、愛を求めて、魔法にかかって..。イギリス王室スキャンダル、EU離脱に仮想通貨、経頭蓋直流電気刺激法..ページ数も多く、思っていたより複雑な内容で消化不良。疲れた~。
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Ikutan
いやぁ、命の力強さに圧倒された。明治後期、北海道で生きるマタギの熊爪。養父から山で生きる術を学んだ彼は、山奥でたったひとり、犬一匹と暮らす。己れの嗅覚や聴覚、五感を研ぎ澄まして、獲物と対峙する日々。優れた熊撃ちとしての誇りを胸に、変わらぬ毎日を望む彼がある日、穴持たずの熊から酷い怪我をおった猟師に遭遇したことから、彼と熊との命の応酬が始まる。凍てつく北の大地。張り詰めた緊張感。むき出しの生と死。生々しい容赦ない描写に息をのむ。犬の存在は大きかったな。タイトルに繋がる後半も衝撃的で、強く心に残る作品だった。
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Ikutan
ネタバレマンションの一室で男の首吊り死体が発見される。品川署の兄妹刑事が臨場。自殺と思われた事件だったが、男の勤務先の建設会社に違和感が。その事に気付いた妹が轢き逃げで殺される。身内の事件に暴走して自宅謹慎になった兄は殺人事件に遭遇。犯人として追われる立場に。殺人事件に誘拐事件。この建設会社の目的は?逃走する兄と彼を助ける法務省の入国警備官。会社を乗っ取られたヤクザ。後半はスピード溢れるアクションシーンに息つく間もなし。最後はそういう繋がりだったのかと。こんなスケールの大きな国家犯罪は小説の中だけにして欲しいよ。
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Ikutan
楽しみにしていた一穂さんの短編集。読みやすくて、バラエティに富んでいて、ほんと上手いなぁと感心頻り。ベースはパンデミックによって引き起こされた心の変化。失業、自粛生活..。先の見えない不安と閉塞感から危うい道に逸れてしまった人たち。誰もがきっと抱いたであろう感情が、心をざわつかせ、どうなるどうなると読む手が止まらず。そして、ゾクリとしたり、ホロリとしたり。どのお話もよかったけれど、特に面白かったのは『特別縁故者』と『祝福の歌』ですね。意外な流れにグッと引き込まれ、切れのあるオチで最後まで楽しめた。
Tomo
2024/02/21 22:17

この本でますます一穂さんが好きになったよ🥰いい話が上手い作家さん、怖い話が上手い作家さん、それぞれいるけれど、一穂さんはどちらも上手いのがいいよね〜。

Ikutan
2024/02/22 07:27

うんうん。どのお話も完成度高くて、一冊で色んなテイストが味わえるのがいいよね😊

が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
シリーズ第四弾。迷えるお客さんだけがたどり着く居酒屋『米屋』。今は亡き女将の秋穂と常連さんたちが、さりげない助言で背中を押してくれる。もちろん今回もレンチンで簡単にできる美味しそうなお料理の数々。ただ、今回は第二話で、秋穂さんが処方薬の抗生剤を演歌歌手にあげるところでびっくり。抗生剤は解熱剤ではないし、ウイルス感染である流感には効きません。医師の処方薬を気軽に他人にあげることは、副作用のリスクもあるのでおすすめできません。これは、読者が誤解してしまうのではと気になり、今回は、今一つ入り込めませんでした。
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Ikutan
『デフ·ヴォイス』の児童書スピンオフ第二弾。訳あって手話で会話する小学四年生の美和と英知。すっかり意気投合したふたりだったのに、英知が引越したことで離れ離れになってしまった。そこで美和は英知に手紙を書くことに。そんな美和に大ニュースが。お母さんが妊娠し、お姉ちゃんになったのだ。嬉しいけれど、美和には悩みが。これからアラチャンのことをなんて呼んだらいいのかな。そして、気になるのは本当のお父さんのこと。美和の視点で彼女の揺れ動く心が描かれ、少しずつ成長していく姿が微笑ましい。もちろん手話の良さも伝わってくる。
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
『アミの会』のアンソロジーには、はずれなし。しかも、今回はテーマが″グルメ″と"旅″だもの。のっけの『もしも神様に会えたら』では少年の友情に爽やかな読み心地。『失われた甘い時を求めて』は期待が膨らむラストがいい。『夕日と奥さんのお話』では「えっ!そういうことかぁ」と。『夢より甘く』の出だしは、どうなることかと思ったけれど、ラストにほっこり。松村さんの『旅の理由』と近藤さんの『オーロラが見られなくても』もそれぞれ個性が光って楽しい。そして、『美味しいということは』いつまでも、その味を忘れないことなんだね。
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
いつも心揺さぶられる佐々さんのノンフィクション。ここ10年に書き溜めてきた作品の中から、厳選して集めたエッセイとルポルタージュ。今回も、生と死に真摯に向き合う佐々さんの言葉は深く心に響いた。「今を生きなさい。自分の内側に戻りなさい」 生きている限り、誰も死などわからないのだ。また、日本語教師の経験から描かれた外国人技能実習生の実態は、知らなかったことも多く、考えさせられる内容だった。今まで『紙つなげ!』から『ボーダー』までの作品を読み、その内容にいつも感銘を受けてきたので、あとがきは衝撃で言葉を失った。
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
図書館の予約がすごい数になっていてびっくり‼『イケメン人気画家は誘拐事件の被害者だった!』記者の門田と刑事の中澤が出会うきっかけになった30年前の二児同時誘拐事件。母親からネグレクトを受けていた被害者は、三年後に祖父母の元に帰ってきたが、三年間は空白のまま。中澤亡きあと、門田は独自で調査を始める。緊迫した誘拐事件の描写から始まり、門田の地道な調査や多くの視点から少しずつ真相に近づいていく過程は読み応えあり。そして明らかになった真相に胸が熱くなった。これは、心揺さぶられますね。本屋大賞ノミネートも納得。
はるぱ
2024/02/14 18:08

ホント、傑作でしたー。どうして直木賞候補にならなかったんだろ?

Ikutan
2024/02/14 22:17

はるぱさん、本当に!丁寧な描写で、引き込まれ、最後は心打たれました。塩田さん、『罪の声』以上の大傑作かも。

が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
読み出してからあれっ?と思うところあり。どうも7巻を読み飛ばしていたみたい。それでも、いつもながらの『もも吉庵』に今回も教えられること多し。『先義後利』 空豆の食べ方から人となりが分かるという話や、人を恨んだり憎んだりするほど、自分の心が傷つくというのになるほどなぁと。朱音ちゃんは今回も活躍だったけれど、このパターンに慣れてきたので、あまり感動できず。後半、もも吉母さんの過去や美都子の出生の秘密がおジャコちゃん視点で明かされるところは変化があってよかった。
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
夫と死別し流産した秋夜は、悲しみを絶つため再婚したが、同居の義母と義妹からこきつかわれ、日々嫌がらせを受けている。ある日、通学路の旗降りボランティアで危うく車に轢かれそうになり、小学生の優真に助けられた。この少年も、継父から虐待を受けていた。前半は、姑のえげつない苛めや継父の狡猾な虐待描写が凄まじくて不快感ばかり。それでも、幾つかの謎が気になり読む手が止まりません。後半、少しずつ謎が解けて明らかになった真相は想像以上。イヤミス感ある意味深なタイトルは柿の花言葉から。少年ふたりの友情だけが唯一の救いだった。
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
新平さん、90歳過ぎても元気、元気。朝起きてから、1時間以上のオリジナル運動コースをこなし、パワーアップした健康食を毎朝食べる健康オタクぶり。車イスで胃瘻の妻·英子さんの介護をしつつ、散歩も楽しむ。で、三人の息子は相変わらず。長男·孝史は引きこもりで、三男·雄三は借金まみれでお金の無心ばかり。頼りになるのは、自称長女、次男の健二だけ。倒れてからはいつもニコニコと穏やかな英子さんとできる限り妻のために心を砕く新平さん。微笑ましくいい夫婦だなぁと。だからタイトルが不思議だったけれど、えっ そういうことですか。
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
毎朝、美味しくいただいている、あのヨーグルト。その秘密を乳酸菌自らが、語ってくれる。ヨーグルトの歴史や様々な知識は中々興味深い。物語は、メーカーに就職した岩手出身の新人社員が、大阪支店量販部を経て、東京本社広報部に異動となり、都会とのギャップに驚きつつ、少しずつ成長していくという内容で、それなりに面白く読んだのですが、彼女が嵌まったというネット投稿小説は、予め皆さんの感想を読んで想像していた通り、全然入り込めず、早々から流し読み。そこが残念でした。
よこたん
2024/02/10 22:44

そうそう!乳酸菌の壮大な歴史語りが、長くて長くて、おまけにカタカナ名もややこしくて覚えられない(笑) 今私は何の本を読んでるんだろう?って思っちゃいました(゚∀゚)

Ikutan
2024/02/11 08:43

そうなんです。私は早々に断念して飛ばし読み(笑)阪神大震災のエピソードとかはよかったですよねー。ほんと、大阪勤務の話をもっと読みたかったです♡

が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
いつもの宇佐美さんとはひと味違ったけれど、今回も面白かった~。平凡な専業主婦·沙代子が、犯罪に巻き込まれてキャバ嬢·紫苑と逃避行する破目に。世間では犯罪集団″鬼炎"が次々事件を起こしている。精神活動を排除するドリンクを飲まされた彼らは、恐れも躊躇も罪悪感もない。彼らの仕業と思われる誘拐事件と、その身代金3000万円が沙代子の運命を変えていく。スピードある展開でどうなることかと一気読み。発酵の知識は興味深く、いつでも強気な紫苑のキャラが際立っていて爽快だ。誰がジョーカーをひくことになるのか。読後感は良好。
が「ナイス!」と言っています。
Ikutan
時は流れ、鳩子は年子の女の子と男の子を出産。ふたりの小学校入学を機に代書屋を再開することに。先代の秘められた恋が明らかになったり、反抗期真っ只中のQPちゃんとの関係に悩んだり、隣人とのトラブルに見舞われたりと色々心休まらない毎日。そして今回も様々な代書の依頼が。嫁ぐ娘に宛てた余命僅かな母からの手紙や認知症の自分に宛てた手紙、高齢の夫に運転免許返納を迫る妻からの手紙等。どの手紙も代書屋ならではの内容に唸ったが、一番胸が熱くなったのは、QPちゃんからの手紙だった。そして、バーバラ婦人の言葉は今回も心に響いた。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/11/15(3787日経過)
記録初日
2013/11/07(3795日経過)
読んだ本
3114冊(1日平均0.82冊)
読んだページ
889767ページ(1日平均234ページ)
感想・レビュー
3022件(投稿率97.0%)
本棚
10棚
性別
血液型
A型
職業
専門職
現住所
大阪府
自己紹介

本を読んでいると本当に知らないことばかりだなと思います。知識はもちろん 考え方、価値観、言葉、表現・・・
読書を通じて、無限の世界を彷徨いながら、新しい何かに出会えるのは素敵なことですね。
そして、そんな楽しみを皆さんと共有できるのは読メのおかげです。
ナイスやお気に入り登録ありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします(^_^ゞ
2014 8 31

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