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2025年10月の読書メーターまとめ

セイタ
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感想・レビュー
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2025年10月に読んだ本
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2025年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

セイタ
『進化論』の礎となったダーウィンの大著の下巻!地理学にまで言及されており少し読みにくかったため、7時間強で読了。『進化論』への難題として挙げられる「中間的種の不在」に対する考える反論をメインに論拠が展開されている。化石や堆積層の不完全さや種が広まっていくと仮定の推察など非常に面白く、ワクワクする。実際に読んでみると、ダーウィンが「人間は猿から進化した」「デザイナーなしの進化」そして、「民族浄化」などの『進化論』から派生したと言われている考えと本書の間に大きなギャップがあることが分かる。
セイタ
2025/11/04 01:50

今後は、種と明確な変種のあいだの区別はただ一つで済むようになる。変種の場合は、現時点で細かい中間段階によって結ばれていることが判明しているか、結ばれていると考えてよければ、変種とみなしてよい。それに対し、過去においてそのように結ばれていたのが種である。化石を含む地殻は標本が完備した博物館などではなく、偶然にまれな間隔で集められた貧弱なコレクションと見なされるべきだ。最終的に繫栄して新しい優勢な種を生み出せるのは、大きくて優勢なグループに属し、個体数が多く分布も広い種だろう。

セイタ
2025/11/04 01:54

「成長」して「繁殖」すること、繁殖とさして違わない意味での「遺伝」、生物を取り巻く条件の間接的および直接的な作用と用不用による「変異性」、「生存競争」を引き起こし、その結果として「自然淘汰」を作用させ、「形質の分岐」と改良面で劣る種類の「絶滅」を強いる高い「増加率」などである。生命は、もろもろの力と共に数種類あるいは一種類に吹き込まれたことに端を発し、重力の不変の法則にしたがって地球が循環する間に、じつに単純なものからきわめて美しくきわめてすばらしい生物種が際限なく発展し、なおも発展しつつあるのだ。

が「ナイス!」と言っています。

2025年10月の感想・レビュー一覧
1

セイタ
『進化論』の礎となったダーウィンの大著の下巻!地理学にまで言及されており少し読みにくかったため、7時間強で読了。『進化論』への難題として挙げられる「中間的種の不在」に対する考える反論をメインに論拠が展開されている。化石や堆積層の不完全さや種が広まっていくと仮定の推察など非常に面白く、ワクワクする。実際に読んでみると、ダーウィンが「人間は猿から進化した」「デザイナーなしの進化」そして、「民族浄化」などの『進化論』から派生したと言われている考えと本書の間に大きなギャップがあることが分かる。
セイタ
2025/11/04 01:50

今後は、種と明確な変種のあいだの区別はただ一つで済むようになる。変種の場合は、現時点で細かい中間段階によって結ばれていることが判明しているか、結ばれていると考えてよければ、変種とみなしてよい。それに対し、過去においてそのように結ばれていたのが種である。化石を含む地殻は標本が完備した博物館などではなく、偶然にまれな間隔で集められた貧弱なコレクションと見なされるべきだ。最終的に繫栄して新しい優勢な種を生み出せるのは、大きくて優勢なグループに属し、個体数が多く分布も広い種だろう。

セイタ
2025/11/04 01:54

「成長」して「繁殖」すること、繁殖とさして違わない意味での「遺伝」、生物を取り巻く条件の間接的および直接的な作用と用不用による「変異性」、「生存競争」を引き起こし、その結果として「自然淘汰」を作用させ、「形質の分岐」と改良面で劣る種類の「絶滅」を強いる高い「増加率」などである。生命は、もろもろの力と共に数種類あるいは一種類に吹き込まれたことに端を発し、重力の不変の法則にしたがって地球が循環する間に、じつに単純なものからきわめて美しくきわめてすばらしい生物種が際限なく発展し、なおも発展しつつあるのだ。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/11/21(4377日経過)
記録初日
2013/04/10(4602日経過)
読んだ本
572冊(1日平均0.12冊)
読んだページ
149078ページ(1日平均32ページ)
感想・レビュー
564件(投稿率98.6%)
本棚
12棚
性別
年齢
30歳
血液型
A型
職業
大学生
現住所
大阪府
自己紹介

大阪生まれ大阪育ちです。東京で働いたあとに、北京大学にて社会学を学んでいる博士の学生です。

分野を問わず、なんでも読みます。ただ、博士の学生なので、本を読める時間がそこまでありません。

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