読書メーター KADOKAWA Group

2024年3月の読書メーターまとめ

しんすけ
読んだ本
3
読んだページ
1021ページ
感想・レビュー
3
ナイス
165ナイス

2024年3月に読んだ本
3

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

しんすけ
カントにとって善とは人間が善を希求することだった。それは個々人の意志の力を礎にするものだ。ここに道徳が確立するには、この個々人の意志を尊重する社会の存在が必要となる。こう書くと、かって道徳が確立した社会は存在しなかったことになる。それは正解である。 かって修身なる学校の科目があったが、これに忠実だった若者の多くが、国に殺された。修身は道徳に反するものだったのだ。ならば道徳は望むべくものではないのか。そうではない、個々人の義務の中で道徳が確立して育まれるのである。
しんすけ
2024/03/27 10:48

カントは言う。「みずからを普遍的な法則とみなすことのできる行動原理だけにしたがって行為せよ」 この行動の中にこそ、道徳が存在する。

しんすけ
2024/03/27 10:54

来月(2024年4月)、岩波文庫から本書の新訳が発刊されることなっている。 それを待ちきれずにこの古典新訳文庫を読んでみた。 本書は、ぼくがカントに感動した最初の書である。 カント生誕300年、それを思いながらも、カントの理想と社会の隔離が大きくなることばかりが観える、今日である。

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

しんすけ

東京の開花宣言はでたのだろうか。 3/25あたりとネットに出ていたが、その後は何も聞こえてこない。 昼に買い物のついでに石神井川まで行ったら、ほとんど蕾だった。 だが写真に観るようなものも数本あった。 これは染井吉野ではないのだろうか? 五日くらい先に、もう一度確認することを予定にしている。

東京の開花宣言はでたのだろうか。 3/25あたりとネットに出ていたが、その後は何も聞こえてこない。 昼に買い物のついでに石神井川まで行ったら、ほとんど蕾だった。 だが写真に観るようなものも数本あった。 これは染井吉野ではないのだろうか? 五日くらい先に、もう一度確認することを予定にしている。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
3

しんすけ
カントにとって善とは人間が善を希求することだった。それは個々人の意志の力を礎にするものだ。ここに道徳が確立するには、この個々人の意志を尊重する社会の存在が必要となる。こう書くと、かって道徳が確立した社会は存在しなかったことになる。それは正解である。 かって修身なる学校の科目があったが、これに忠実だった若者の多くが、国に殺された。修身は道徳に反するものだったのだ。ならば道徳は望むべくものではないのか。そうではない、個々人の義務の中で道徳が確立して育まれるのである。
しんすけ
2024/03/27 10:48

カントは言う。「みずからを普遍的な法則とみなすことのできる行動原理だけにしたがって行為せよ」 この行動の中にこそ、道徳が存在する。

しんすけ
2024/03/27 10:54

来月(2024年4月)、岩波文庫から本書の新訳が発刊されることなっている。 それを待ちきれずにこの古典新訳文庫を読んでみた。 本書は、ぼくがカントに感動した最初の書である。 カント生誕300年、それを思いながらも、カントの理想と社会の隔離が大きくなることばかりが観える、今日である。

が「ナイス!」と言っています。
しんすけ
安倍晋三が殺されて明らかになったのは、自民党が「統一教会」や「生長の家」などの右翼と一心同体だったことだった。それも自民党議員たちの中枢を占めていることに愕然とさせられた。日本が女性蔑視の国と海外から言われても、これでは返す言葉もない。肝心の自民党員たちは屁の河童だろうけど… 彼らには日本をよくするよりも、裏金を積み重ねることのほうが大事なことに違いない。だから未だに家の因習に捕らわれて、夫婦別姓の運動も妨害する妄動を止めもしない。
が「ナイス!」と言っています。
しんすけ
ウーマンリブが登場したのは、ぼくが社会人になったころ(1960年代後半)だった。それはフェミニズムの一形態と言うに相応しいものだった。 言論と行動が過激に観えたこともあって誤解も多かったが、#MeTooの先駆けと言える画期的なものとして観なければならない。 本来的に今でも存在するウーマンリブだが、表面化しなくなって久しい。 それには榎美佐子が率いた似非ウーマンリブが世間の注目を集め、多くの誤解を生んだことも否定できない。 解題で斎藤美奈子も同様のことを書いていた。
しんすけ
2024/03/03 15:34

本書を読みながら伊藤野枝のことを思いだしていた。らいてうのように気品は無くとも、その過激のなかに真摯な思いを観るからに違いない。 民主主義への逆風が強くなった今こそ田中美津の過激に親しむ時ではないか。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/12/15(3776日経過)
記録初日
2005/10/16(6758日経過)
読んだ本
2322冊(1日平均0.34冊)
読んだページ
817364ページ(1日平均120ページ)
感想・レビュー
1464件(投稿率63.0%)
本棚
0棚
性別
年齢
77歳
職業
技術系
現住所
東京都
自己紹介

墓場に縁がない耄碌人間。何故か、読書中だけ生きている。

12歳までは噺家になりたいと思っていたけれど、
なぜか、15歳ころは音楽家を志し
17歳のころは小説家に憧れ
18歳にしてマルクスの衝撃に感電してしまった。
ところが気がついたら電子回路屋になっていた。

ってわけで生涯貧乏、墓を造るような金を残せるわけがない。
遺言書には「死んだら塵箱に捨てもらうように」と書いておいた。建前社会では迷惑な遺言であると思うが、個人は建前のために生きているのではないから、考え方を曲げる訳にも行かない。

面白くない喜劇を演じる役者が人間なのだと、最近強く思うようになってしまった。

2020年2月13日 上記を変更しなければならなくなった。
妻が亡くなり一人暮らしの身になってしまった。こうなればお迎えが来たら自動的に塵回収されるに違いない。

参加コミュニティ1

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう