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4月の読書メーターまとめ

ねりま
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4月に読んだ本
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  • De PalmaX

4月のトップ感想・レビュー!

ねりま
アメリカの地方都市を舞台にした雰囲気にどことなく横溝正史風味を感じる。本書が書かれた当時の空気を伝える第二次世界大戦の影が、ある種の好況として描写されるのが興味深い。
が「ナイス!」と言っています。

4月の感想・レビュー一覧
15

ねりま
物事の新しさを殊更に言い立てる書き手は、おおよそ無知ゆえにそのような語りを出力してしまうと思うのだけど、まさにその典型が宇野常寛であって、本書がやたらと言い立てる「現在」の新しさを我々は当然疑うべきなのだが、結部で自身のオンラインサロンへの勧誘を始めるにいたって、本書そのものが本書の疑わしさを明らかにしてくれる。それは良心のなせるわざというよりは単なる厚顔無恥なのだろうが、東浩紀の土俵で縮小再生産を繰り返しやがてはカルトの立ち上げに至った著者のテクストに付き合わされた時間の無為さに怒りが込み上げる。
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ねりま
融通無碍に読まれてきた感のあるマキャヴェリの思想を、当時の時代、書かれた状況に即して丁寧に解説する。『君主論』は君主一般についての書物というよりは、都市国家が並立するなかでの基盤の脆弱な新君主を対象にしたもので、また対象とするメディチ家の人物が変わるにつれ内容も変化したと思われる、というのはにゃるほどにゃんねという感じ。我田引水のマキャヴェリ論への、専門家のカウンターアタックという趣。
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ねりま
明治期から昭和初期までの名建築をたずねる。流石にこのあたりの時期の建築は歴史的遺産の雰囲気を強くまとっているわね。このシリーズでいちばん刺激的だったのは昭和編かもですね。
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ねりま
シェイクスピアの作中に登場する暴君の表象を読み解く。序盤のセクションで、シェイクスピアが実際に生きた時代との緊張関係みたいな挿話があって強く印象に残ったのだが、中盤以降はそうした調子が後退してストイックな読解が前景化する。おそらくある程度独立して発表されたエッセイをまとめた書籍なのではと推察するが、そこらへんの事情を紹介してくれたりはしない不親切さよ。岩波書店、しっかりしやがれですわよ。
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ねりま
寓話というには抽象度が低く、かといってディテールの書き込みも甘く、感傷に寄りかかることでしかドラマを駆動し得ていない。透徹したリアリズムで虚構を書き切る腕力に欠けていることを自覚し寓話的な仕掛けを導入したのかもしれないが、うまくいっていない。山形浩生は本書を評して「市役所の仕事をちゃんとしろ」とくさしていたが、それはほんとうにその通りで、役所勤めなのに役所の書き込みの薄っぺらさは怠惰そのものだと思いますけど。
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ねりま
我々の社会を映す鏡としてのUFO神話。その変遷から、近代というプロジェクトとその放棄をみてとり、さらにその後裔としての疑似科学、テロリズムにかかわる陰謀論まで論じる。大澤真幸や東浩紀の示した大きな見取り図にのりつつ、様々な近代論を援用して議論を進める。我々がいま直面する陰謀論の跋扈するサイバースペースは、エイリアンの残響なのか否か。
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ねりま
語りや比喩の具合がどことなく村上春樹風味なのは時代の空気を強く感じる。デビュー作には作家のすべてがある、というのは陳腐なクリシェだが、法月綸太郎という作家が探偵のありように強く拘っていること、探偵の拠って立つ足場の脆さへの意識は、その後もテクストを規定しているよなと思う。
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ねりま
どことなく吉田篤弘風味な舞台装置…と思ったがだいたい同時代っぽいので、ゼロ年代のある種の時代精神みたいなものを感じます。コミケが注釈なしで出てくる小説を大江健三郎が読んでるってのがちょっとおもしろい。文庫本はその大江が書いてる解説が付されていて大変お得感ありです。
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ねりま
本書が扱うのは1975年から1995年までの20年間。模索期、隆盛期、爛熟期に分節。気になった建築をメモったので、まあすぐなくなるということもないでしょうし、機会をつくって見に行きたいものですわね。
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ねりま
探偵の正しさを保証するのはなにか?探偵が神の如き男と対峙した果てに究極の敗退を喫するこの作品が、法月綸太郎らに与えた影響の大きさを改めて感じました。
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ねりま
地道な過去の掘り返し、ミスリードを露骨に誘う不審人物、そしてラストの急転直下。終盤でよどみなく新たな登場人物を舞台にあげてしまう豪腕ぶりに脱帽ですわよ。
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ねりま
同記念館の前館長が、近年のリニューアルまで含めた平和記念館の整備の道程を語る。特に興味深く読んだのは、一時期、原子力の平和利用も展示内容に含まれていたという点。現在の我々からすると隔世の感ありだが、そうしたある種の科学技術信仰の時代の雰囲気を強く感じる。
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ねりま
『フォースの覚醒』公開後に、アメリカの著名な法学者によって書かれたスターウォーズ大好き本。法学的な知見が全面に展開されているわけではなく(続編がいかに拘束されあるいは自由でありうるかを憲法解釈に擬えて議論したりもするのだけど)、制作過程や成功の要因などをさまざまな学問的知見を引用しつつ自由自在に語る、訳者解説にあるように「ユニーク」としか言いようがない本。わたくしは『スカイウォーカーの夜明け』に本当に失望したんだけど、サンスティーン氏はどうだったんでしょ。
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ねりま
わたくし山形浩生のファンなので本書所収の書評はあらかた読んだことあったんですが、こうして分野ごとにまとまっていると参照しやすくてよいです。ただ目次に書名まで記載してくれると書評集としてのありがたみは増すと思うのですが…。
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ねりま
アメリカの地方都市を舞台にした雰囲気にどことなく横溝正史風味を感じる。本書が書かれた当時の空気を伝える第二次世界大戦の影が、ある種の好況として描写されるのが興味深い。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/12/24(2692日経過)
記録初日
2013/11/07(2739日経過)
読んだ本
1753冊(1日平均0.64冊)
読んだページ
524551ページ(1日平均191ページ)
感想・レビュー
1743件(投稿率99.4%)
本棚
2棚
性別
職業
大学生
外部サイト
URL/ブログ
http://amberfeb.hatenablog.com
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