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2024年11月の読書メーターまとめ

Tatsuya Hirose
読んだ本
2
読んだページ
557ページ
感想・レビュー
2
ナイス
59ナイス

2024年11月に読んだ本
2

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Tatsuya Hirose
平易なタイトルながら、中身は見事な「論文」だ。本が読めなくなるのは、スマホを手放す意志の力がないからではない。背景には労働と読書の歴史的関係があった。「教養」を身に付けることに憧れる。しかし、やっていることは「情報」の収集。加えて「新自由主義」の時代を会社員として駆け抜けた影響からか、自己決定・自己責任論理が思考に刷り込まれている。そんな自分自身の姿を気づかせてくれた。「社会のルールに問題があるかもしれない」という発想を忘れかけている(口でいうほど気にしていなかった)危うさを自覚できたこともありがかった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
2

Tatsuya Hirose
【ツバキ文具店】(オーディブル) 主人公は祖母からツバキ文具店を継いだ鳩子。ツバキ文具店はただの文房具屋ではなく、依頼を受けて代書も行う代書屋でもある。書士さん代書でなくある意味「ライター」。「書く」ことの意義。そして、紙やペンという文房具らしい領域へのこだわりも興味深い。日本人として身に付けておきたい作法もチラホラ披露されいる点も面白い。今の文字からは想像できないのだが、僕は小学校時代を書道を習っていた(社会人になってからも少し…)。久しぶりに手書きというか、筆書きの世界を体験したくなった。
が「ナイス!」と言っています。
Tatsuya Hirose
平易なタイトルながら、中身は見事な「論文」だ。本が読めなくなるのは、スマホを手放す意志の力がないからではない。背景には労働と読書の歴史的関係があった。「教養」を身に付けることに憧れる。しかし、やっていることは「情報」の収集。加えて「新自由主義」の時代を会社員として駆け抜けた影響からか、自己決定・自己責任論理が思考に刷り込まれている。そんな自分自身の姿を気づかせてくれた。「社会のルールに問題があるかもしれない」という発想を忘れかけている(口でいうほど気にしていなかった)危うさを自覚できたこともありがかった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/01/03(3986日経過)
記録初日
2014/01/01(3988日経過)
読んだ本
349冊(1日平均0.09冊)
読んだページ
99386ページ(1日平均24ページ)
感想・レビュー
348件(投稿率99.7%)
本棚
0棚
性別
URL/ブログ
https://www.facebook.com/tatsuya.hirose
自己紹介

兵庫県の北部、但馬地方にある「読めないまち養父(やぶ)市」出身。大学で東京に出てそのまま就職。約30年の東京(+台北)生活の後、2015年1月に転勤のため神戸へ転居。いわゆるJターン??

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