どうしたボクは。どうにもクセになったのかまたもや村上龍。このところのバッドトリップムービー感は鳴りを顰めつつ、若干村上春樹を意識したのかな？なんて思わせつつ、裏切らない村上龍。小説を読みながら知らない街で迷子になるという稀有な体験。迷子になって少し戻って迷い道くねくね。やっぱり今回も「Don’t think feel」

どうしたボクは。どうにもクセになったのかまたもや村上龍。このところのバッドトリップムービー感は鳴りを顰めつつ、若干村上春樹を意識したのかな？なんて思わせつつ、裏切らない村上龍。小説を読みながら知らない街で迷子になるという稀有な体験。迷子になって少し戻って迷い道くねくね。やっぱり今回も「Don’t think feel」

秋の夜長にはなぜか読みたくなる、湿度と濃厚な匂いが漂う、苦痛と快楽と焦ると後悔と喪失と希望に満ちた村上龍。ここからトパーズ、ラブ&ポップ、5分後の世界、寂しい国の殺人と怒涛のラッシュとなるであろうそのスタートとなる一冊なのだろう。村上春樹氏と村上龍氏でダブル村上なんだが、春樹氏はドライ、龍氏はウェット。夏の暑さと湿度が去った秋口だから手に取りたくなるのか。また時間をおいて再読したいが、家人に中身を知られたくないのが困った困った。