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2024年3月の読書メーターまとめ

おにく
読んだ本
6
読んだページ
1815ページ
感想・レビュー
6
ナイス
253ナイス

2024年3月に読んだ本
6

2024年3月のお気に入り登録
1

  • さゆ@俳句集販売中

2024年3月のお気に入られ登録
2

  • さゆ@俳句集販売中
  • 轟直人

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

おにく
冒頭、女子高生の家出調査を解決した際のゴタゴタで重症を負った女性探偵、葉村アキラが、病み上がりでリハビリが必要な中、女子高生の連続失踪事件に絡んでゆく。このシリーズ最初の長編で、捜査中に完治したての足の甲を、事ある毎に踏まれ悶絶したりと、“不運すぎる女探偵”の要素は、ここから始まったようです。この頃はまだガラゲーなのですが、読んでる間はそうと気づかず。若い女性を狙った犯行は、スマホでも起こりうるイヤな事件でした。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

おにく

司馬遼太郎氏の"坂ノ上の雲"が途中から読めなくなってひと月あまり。当初は多くの人の死に触れたからかと思っていましたが、どうも色々と情報を詰め込みすぎて、頭がパンクしてしまったようです。今は別な本を読んで、空気抜きしています。2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:0冊 読んだページ数:0ページ ナイス数:46ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/425523/summary/monthly/2024/2

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2024年3月の感想・レビュー一覧
6

おにく
世界の未来を見通すことができる予知能力者ジョーンズと、彼を危険分子として拘束しようとする政府との攻防。物語としては“長官”などの肩書きがあっても、部下がいるような描写もなく、舞台劇を観ているようなスケールですが、ジョーンズの思惑が分かる終盤は見事です。ジョーンズは“殉教の聖者”になることで自身の責任を逃れつつ、人々の心の拠り所になるという、考えうる最良の方法を選び取る。ジョーンズは本物の予知能力者というSF設定ではありますが、必要な情報を誰よりも速く得ることは、現実の世界でも有効と言えるでしょう。
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おにく
冒頭、女子高生の家出調査を解決した際のゴタゴタで重症を負った女性探偵、葉村アキラが、病み上がりでリハビリが必要な中、女子高生の連続失踪事件に絡んでゆく。このシリーズ最初の長編で、捜査中に完治したての足の甲を、事ある毎に踏まれ悶絶したりと、“不運すぎる女探偵”の要素は、ここから始まったようです。この頃はまだガラゲーなのですが、読んでる間はそうと気づかず。若い女性を狙った犯行は、スマホでも起こりうるイヤな事件でした。
が「ナイス!」と言っています。
おにく
城田家は事業に失敗して、今では2階建ての母屋に、離婚した妹家族たちを含めた大家族で、そこに父親が以前、口約束をしたハンガリーの留学生ボラージュを3年間、受け入れる。一家は、彼の国の内情や考えの違いに戸惑いながら、こうした異国の考えに触れることで、家族それぞれが抱える問題を、より広い視野で捉えることができるようになっていく。当初は自分本位だったボラージュも、日本人の持つ思いやりや奥ゆかしさを知ることで、言葉だけでなく心で言葉の意味を理解する。異文化と家族同士が理解することを、同じ目線で語った良い作品でした。
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おにく
今作はジョディの親友だったサリーが、ジョディの資金援助の元、孤児院の運営に携わるようになります。あの頑張り屋さんが自分の力を試すことなく、結婚や社交界で満足するとは思えなかったし、サリーの活躍はジュディの手紙の中で、あしながおじさんであるジャーヴィスさんにも伝わっていたと思うので「孤児院の経営はサリーに任せましょ。」とトントン拍子に決めていった雰囲気が伝わってくるようで、人気作の続編に相応しいと思います。(続く↓)
おにく
2024/03/18 18:56

(続き)孤児院の運営に正解はなく、今では前任者のリペット女史の苦悩も察することができます。物語の中心は孤児院の子供たちの幸せであり、物語の結末はその点も含めて、微笑ましいものでした。

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おにく
ある夏の深夜、月明かりに照らされた人間そっくりの物体を見た3人の男女。ある男は自分の心の中にしまっておくことにした。不眠症の男は、飛ぶ男の申し出に戸惑い、男性不信の女は、白馬に乗った王子様とばかりに猛然と奪いにやって来る。この状況は、事件や殺害現場を目撃した人達が動揺したり、相手を強請ったりと、三者三様の感情を表すのと似ていて、とても面白い実験小説だと思いました。未完なのが残念です。
おにく
2024/03/12 16:48

今回は作品世界にぐっと入り込む事ができました。安部氏の作品はこれまで、主人公の内面や人間性が好きになれず〝カンガルーノート〟などは、ひどい感想を書いてしまいましたけれど、この作品を読んで、目まぐるしく変わる人の内面をうまく表現してると、肯定的な気持ちになりました。

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おにく
バブルの頃の喧騒も今は昔。今ではすっかり寂れてしまったベッドタウンが舞台。のどかで事件らしい事件も起こらないこの地区の警察署は、様々な理由から左遷された者たちの、いわば体のいい左遷先だった。若竹さんの作品は探偵、葉村晶(世界一運の悪い探偵)シリーズが好きで何冊か読んでいましたけど、こちらの砂井三琴も、キレる頭を持て余して不正も厭わない、不敵なキャラです。住宅街がまるでムラ社会のように、いびつな関係を築いており、穏やかな雰囲気とは裏腹に真相はとてもブラック。同じシリーズがあれば読みたいですね。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/01/15(3754日経過)
記録初日
2014/01/15(3754日経過)
読んだ本
454冊(1日平均0.12冊)
読んだページ
156565ページ(1日平均41ページ)
感想・レビュー
453件(投稿率99.8%)
本棚
0棚
性別
血液型
AB型
現住所
福島県
自己紹介

令和6年現在 今年は、まだ読んだことのない作家さんの作品を読んでいきたいですね。

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