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2024年6月の読書メーターまとめ

へい
読んだ本
10
読んだページ
3202ページ
感想・レビュー
10
ナイス
191ナイス

2024年6月に読んだ本
10

2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

へい
帯文を久米宏さんが書かれていて、久米さんが書かれているの珍しいし、塩田さんの本だったので気になって購入。内容的にまさに久米さんが帯文を書くべき作品だなと思った。前半の門田のパートは横山秀夫さんのような作風でこのまま骨太なままいくのかなと思っていたけれど、7章以降から急に作風が東野圭吾さんのようになってきてシフトチェンジしてきて一冊の本なのに2作読んだような満足感があった。作中でも言及があったように山崎豊子さんや松本清張さんのような部分もあり、社会派の集大成のような作品だと思った。すごく面白かった。
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2024年6月にナイスが最も多かったつぶやき

へい

2024年5月の読書メーター 読んだ本の数:10冊 読んだページ数:2895ページ ナイス数:248ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/427866/summary/monthly/2024/5 どれも面白く読めました

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2024年6月の感想・レビュー一覧
10

へい
映画のタイトルはディア・ファミリー、書籍版のタイトルはアトムの心臓。映画を見ていないため、断定はできないけれど、映画版は家族の絆みたいなものに重きを置いた作りになっているからこそのタイトルなのかなと思う。一方書籍版は人工心臓からバルーンカテーテルの製作の方に重きをおいているように感じた。バルーンカテーテルへ製作目標を変更したところが、結構あっさり書かれているように感じたが、もちろん葛藤はすごかったのだろう。変に小説にしていたら、佳美さんに失礼だったと思うから、ノンフィクションとして出版でよかったように思う
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へい
前作は直木賞向けの万城目作品らしさを控えめにしていたように思っていたので、このシリーズではそういうのは封印するのかな?と思っていたけれど、それを覆して今作は振り切ってくれ、とても面白かった。帯にも書かれているように静と動の二作であり、表題作は藤吉郎が出てきたこともあり、そうだよ万城目作品はこういうのだよと喝采をあげたくなった。が、私の好みは三月の局騒ぎの方である。壺と局みたいな突拍子のないように思える設定を落とし込んでいるのが、万城目さんらしいし、そこからの話の展開も面白かった。このシリーズは続いてほしい
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へい
この内容が真実だった場合にこれがフィクションですと発表してもそんなことあるかどんな陰謀説だよと突き返されてしまうだろうと思うこと自体が正常性バイアスだろうか。山上被告の生い立ちや文鮮明が統一教会を立ち上げるまでの部分は分かりやすかったのだけれど、そこから統一教会の拡大に関しては、教会自体が手広くやっていったからか問題が様々に分散している感じがした。安倍三代と中曽根ラインを強調していたのだけれど、この分散の仕方だとたぶん日本の政財界にはかなり食い込んでいるだろうな。そしてそれは統一教会だけではないだろう。
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へい
ネタバレマニュピュレーターという言葉を初めて知った。今までもある概念だったし、ファムファタルなんかはこんな感じだと思うけれど、果たして現在どれくらいいるだろうか。割となりたがる人はいるんだけれど、得てして能力が足りない感じはするが。ただ思う通りにいかないからこそ人間関係というのは面白いのだろうと思う。在日の方たちの苦労はやはり筆舌に尽くしがたいものがあると思う。表紙のデザインがこの本のことを端的に表していて、秀逸だと思う。近く選挙もあるので、このタイミングで読めたのはとてもよかった。実写化でどうなるだろうか。
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へい
安定のシリーズなので安定して読むことができた。連載当初よりも食と旅の要素がさらに強くなっているように感じた。中国の歴史や逸話に関してはこのエッセイで得た知識がほとんどなのだが、やはり長い歴史のある国には、長く続く理由があるのだな。シリーズを続けて読んでいるのでどこかで読んだことのあるような話もあったけれど、面白い話は何度読んでも面白いなと思った。ハゲとデブのネタが浅田先生の鉄板ネタなのは承知していてもどうしても笑ってしまう。作家になっても好きなところに行ったり、好きな本ばかりを読むことはだくないんだな。
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へい
前回読んだのが、2015年ということで、ほぼ10年弱の間に起きたことを思い出すと、現在の社会で徳江さんに合わせる顔がないと思ってしまう。現在でも徳江さんとは違う病を持っている人に、同じような差別を強いているということが非常に申し訳ないなと思う。きっと徳江さんなら励ましてくれるんだろうなとは思うけれど。優性思想という言葉も10年前には知らなかったけれど、逆に言えば知りたくない言葉だったし、それが一定数の支持を集めているというのもしりたくなかった。徳江さんが残してくれた言葉をしっかりと噛み締めていきたい。
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へい
とても印象的な作品だったからこそ覚えている場面がいくつもあったのに、最後まで読み切ったところであまりの出来の良さに天を仰いでしまった。角田さんはがらんどうという表現をよく使うなと思いつつ、この言葉にかわる表現が角田さんの描く人物にあるかと言われると他が出てこない。森絵都さんの解説も見事で、文庫版は頭からしっぽまでしっかりとあんが入っているたい焼きのように感じた。最後の選択が角田さんの作品らしくないと言えばそうなのだけれど、直木賞の受賞昨にするにはやはりこうするしかなかったのかなとも思う。それにしても見事だ
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へい
シリーズついに本編完結ということで、ここまで刊行に時間がかかったということもあり。ちゃんとグランドフィナーレを迎えたことに安心やら何やら分からないけれどそんな話でもないけれど温かい気持ちになった。今まで語られなかった小鳩君と小山内さんの出会いの話でもあり、最終巻にして前日譚という面白い展開だった。中学生男子という人種が嫌いだからこそ、中学生の小鳩君が深入りしてきたら私だったらたぶん手を挙げていただろうから、関わりがなくてよかった。何者かになりたいという描写がさよなら妖精っぽさがあり米澤作品だなと思った。
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へい
ほぼ毎年このシリーズを追うようになったけれど、4年前は人類VSウイルスで、この争いの後には平和が訪れるだろうとかなり甘い見込みをしていたらまさか人類VS人類の構図に戻るということに絶句する。ましてや日本国内でもこれだけ争っていてこれは人類が人類である限り解決できない問題なのかと思ってしまう。そんな中で、ジャニーズ問題に関しての池上さんが見過ごしていたと反省されていることを書かれていて、やはり池上さんは信頼に値するジャーナリストだなと思った。来年のこのシリーズが刊行されている時に一つでも好転しているといいな
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へい
帯文を久米宏さんが書かれていて、久米さんが書かれているの珍しいし、塩田さんの本だったので気になって購入。内容的にまさに久米さんが帯文を書くべき作品だなと思った。前半の門田のパートは横山秀夫さんのような作風でこのまま骨太なままいくのかなと思っていたけれど、7章以降から急に作風が東野圭吾さんのようになってきてシフトチェンジしてきて一冊の本なのに2作読んだような満足感があった。作中でも言及があったように山崎豊子さんや松本清張さんのような部分もあり、社会派の集大成のような作品だと思った。すごく面白かった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/01/23(3965日経過)
記録初日
2013/10/10(4070日経過)
読んだ本
1793冊(1日平均0.44冊)
読んだページ
552437ページ(1日平均135ページ)
感想・レビュー
1261件(投稿率70.3%)
本棚
10棚
性別
年齢
38歳
血液型
A型
職業
事務系
現住所
東京都
外部サイト
自己紹介

文芸、ミステリ、ラノベのようなジャンルや男性・女性など性別を問わず読んでいます。

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