読書メーター KADOKAWA Group

デビっちんさんのお気に入られ
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  • 学生

      色んな本を読んでいます。特に宇宙の本。

    • 轟直人

        プロフィール上限10240文字で自己紹介いたします。
        (※レビューの方は全て上限255字でまとめました。)

        定年退職した元中学国語教師です。

        校内暴力最盛期に採用され激動の教育界で鬱病で休職した同僚や問題を起こして懲戒免職になった同僚もいた中で40年近

        くを勤めあげました。

        毎年必ず「先生のおかげで国語が大好きになりました。」と言ってもらえたことが誇りです。

        小学4年で偕成社のホームズ全集5年で偕成社のルパン選集中学1年で角川文庫の乱歩全集中学3年で国名シリーズ悲劇シリーズを読破しました。

        高校ではリアルタイムで本格不在の渇きを梶原一騎・牛次郎の謎解き漫画で癒しました。

        「占星術殺人事件」の登場に狂喜乱舞し綾辻行人・有栖川有栖・加納朋子・米澤穂信・東川篤哉・蘇部憲一・金田一少年(青年)・名探偵コナン等等本格ミステリーを愛読しています。

        「謎解きはディナーのあとで」に「こんなのミステリーじゃね~」というレビューが多いのには驚きました。

        本格ミステリーというのは本格的にミステリー(謎)を解くことの面白さを中心にする作品なのに本格的な=大人向けの重厚な物語のことだと勘違いしているんじゃなかろうか?と思えます。

        本格ミステリーなんて探偵小説と呼ばれていた乱歩の時代から「稚気だけの遊戯」と呼ばれてきた「謎解きゲーム」にすぎないんですけれどね・・・。

        古典本格ミステリーを代表するエラリークイーンの国名シリーズは初めて「読者への挑戦」を挿入して作者と読者の謎解きゲームに徹しているのです。当然追求に値するほどの動機もなく動機なんて1行か2行で終わりです。

        乱歩亡き後松本清張の台頭で謎解きの面白さより社会性だの文学性だのリアリティーだの切実な動機だのを重視する社会派ミステリー全盛の時代が長く続いたせいでそういうもののほうが本格ミステリーなのだろうという誤認が浸透してしまった気がします。

        重いほうが本格的で軽いものは本格的ではないという印象を言葉の上からは受けやすいですからね。

        ミステリーという言葉も不可解な重苦しい印象を受けやすいですね。でも。クイーンの国名シリーズは全てタイトルが「〇〇××ミステリー」ですが内容は理屈っぽさ優先で重苦しさはありません。

        本格ミステリーを読んで「動機が物足りない」なんて文句を言うのは中国で餃子を食べて「ニンニクがなくて物足りない」なんて文句を言うのと同じようなもので恥ずかしいと思うのです。そもそも中国では餃子にニンニクはいれません。そもそも本格ミステリーは動機を重んじません。

        重苦しく動機を掘り下げるのは本格ミステリーではありません。社会派ミステリーです。1974年松竹映画「砂の器」は140分中50分が動機の解明です。1975年NHK「遠い接近」は70分中60分が犯行に至る動機の描写です。

        1970年代~1990年代の2時間ドラマの影響も大きい気がします。あの手のドラマはミステリーマニア対象ではありませんからロジックはなるべく排除してしまってハラハラやウルウルやエロエロを前面に出して犯人なんて配役見れば見当がつくようにできているのです。あれがミステリーだと思われたのではたまりません。(>_<)

        2時間ドラマは「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」本格ミステリーは「トリビアの泉」のようなものだと轟直人は考えます。

        2時間ドラマは犯人が分かってあたりまえ。本格ミステリーは予想外の驚きを楽しむものです。本格ミステリーを読んで「騙された!悔し~!」なんて悔しがっている人を見ると『本格ミステリーを2時間ドラマみたいに扱ってんじゃね~!』と無性に腹が立ちます。

        ただ・・・1982年1月2日の「天国と地獄の美女」はジェームズ三木のアレンジと叶和貴子の熱演で本格ミステリー暗黒時代の例外的傑作になっていますが。「大空に裸女千断の花火かな」乱歩。

        同じ2時間ドラマでもアメリカの「刑事コロンボ」はロジック優先で撃ち合いも追いかけっこもありませんが日本での人気1位は論理より感情が優先の「別れのワイン」ですからね。(>_<)

        轟直人の「刑事コロンボ」ベスト8は「殺人処方箋」「二枚のドガの絵」「断たれた音」「野望の果て」「意識の下の映像」「権力の墓穴」「自縛の紐」「5時30分の目撃者」です。犯行の動機は掘り下げるに値しない利己的な保身や営利です。同情の余地などないからロジックで犯人を追い詰める爽快感を堪能できるのです。

        「古畑任三郎」だって謎解きとは無関係な今泉慎太郎が人気を博してしまってスピンオフドラマまでできましたからね。三谷幸喜が自らノベライズするにあたって今泉を登場させなかったのは本格倒叙ミステリーとして工夫しているところを味わってほしいんだというメッセージではないかと解釈しました。

        轟直人は中学の時「刑事コロンボ」にはまって仕草も言葉も完全コピーして級友から「コロンボ」と呼ばれていました。国語の自習中「この問題分かるか?」と尋ねられて「ちょ~っと待ってくださいよ~」というのがコロンボでした。答が配られて全問正解して「すげ~!なんで分かるんだ?」と聞かれて「勘ですよ」というのがコロンボでした。

        が。コロンボの最も有名な言葉「うちのかみさんがね」だけはコピーできませんでした。(>_<)中学生にかみさんはいませんからね。

        教師になって結婚して使えるようになっても「かみさん」ってとしよりくさい感じで嫌なので「うちのグ妻がね」と言っていました。

        同僚に「愛妻弁当ですか?」「グ妻弁当です。」「またまた~。」
        ミスリードにひっかかりましたね!w
        愚妻と謙遜しているんだと思いますよね。じつは・・・
        good妻の意味でグ妻といっているのです♡

        グ妻は編み物に励み轟直人はパソコンに向かっています。
        「何打っているの?」
        「エンディングノート。」
        「何編んでいるの?」
        「エンディングドレス。」
        「ふふふふふ。」
        「ははははは。」

        1965年~1975年生まれのさくらももこ世代をX世代と称するなら
        1955年~1965年生まれの轟直人はW世代で
        1945年~1955年生まれの鈴木一平世代はV世代でいいのでしょうか?

        V世代といえば力道山ですがW世代の轟直人は伊達直人です!
        轟直人は「タイガーマスク」を「ぼくら」第1回から愛読していました。
        轟直人にとっては「タイガーマスク」といったら「♪白いマットの~」ではなく「ぼくら」付録ソノシートの「♪もうこのマスクにひかる目は~」です。

        轟直人の周囲で「ぼくら」を読んでいた級友はほかに1人もいませんでした。で。アニメの放送が始まると先の展開を1人だけ知っている轟直人は
        「ミスターノーはちびなんだよ。ドラキュラはハンサムなんだよ。スカルスターははげなんだよ。ゴールデンマスクは傷だらけなんだよ。」とネタばらししまくるのが快感でした。自分以外が知らないことを《教えること》≒《発見の驚きを与えること》が好きだったのです。

        X世代は昭和50年代に大ヒットした角川映画の「犬神家の一族」や「時をかける少女」を絶賛して懐かしがりますがW世代の轟直人は昭和40年代の「蒼い獣たち」や「タイムトラベラー」を観ているからそれと比べるとゴミだと感じるのです。角川春樹、後から作るなら前のものを超える自信があってからやれ、前のものより劣化してどうする!と思います。

        さくらももこは一文字隼人が好きになって「お荷物小荷物」を見るようになったと語っています。「お荷物小荷物」での佐々木剛は仁、義、礼、智、信のご兄弟の五男でした。視聴率では「木枯し紋次郎」に負けましたが轟直人は最終回まで観ていました。「木枯し紋次郎」は「見返り峠の落日」から観始めました。視聴率では「必殺仕掛人」に負けましたが轟直人は最終回まで観ていました。必殺シリーズは「必殺仕置人」から観始めました。

        さくらももこと同じくX世代の会川昇は「デスハンターなんて載っている雑誌を子供が買うわけはなかった」と述べていますが轟直人は「ぼくらマガジン」愛読していました。漫画では改造手術の傷跡を隠すために「仮面」をかぶるのにTVでは「変身」することにしてしまっていました。夜7時のお子様番組で漫画の通りに顔面がばっくり割れて傷跡が浮かびあがったらお子様は泣いちゃうでしょうが、だったら「変身ライダー」と名乗れ!と思ったものです。

        級友はカルビースナックがおまけについているカードを集めていましたが「ライダーガールズ」のカードは1枚もありませんね。本当にお子様対象のカードだったのだとよく分かります。轟直人は級友からダブったカードをもらって改造人間をさらに改造して「雲男」や「子守男」や「ゼブラ男」や口から火をふく「仮面ライター」や口から泡ふく「仮面サイダー」や仮面以外身に着けていない「仮面ヌイダー」を作って級友を楽しませたものです。

        大人になってから・・・ジョウロを持たせて「ジョウログモ男」緑色のモヤモヤで覆って「コケグモ男」を思いつきました。それで「ジョロウグモ」の「ジョロウ」ってなんだ?「ゴケグモ」の「ゴケ」ってなんだ?と思って調べてみたら・・・メスがオスを食べる蜘蛛なのですね。男を食い物にするから「ジョロウグモ」メスだけが残るから「ゴケグモ」とは・・・。授業では教えられません。

        というわけで轟直人は「仮面ライダー」は1回目だけ観てやめました。轟直人にとっての「仮面ライダー」は石森章太郎が描いた6エピソードだけです。

        「仮面ライダー」は路線変更前の放送開始当初は低視聴率だったそうですね。そうなると轟直人は「仮面ライダー」放送第1回をリアルタイムで観た貴重な日本国民の1人ということになりますね。えへんぷいw

        「ルパン三世」もファーストシリーズは低視聴率だったそうですが轟直人はリアルタイムで夢中で観ていました。なぜなら・・・ちょうどホームズやルパンを夢中で読んでいた時期だったからです。轟直人は「ルパン三世」ファーストシリーズを放送第1回からリアルタイムで観ていた貴重な日本国民の1人ということになりますね。えへんぷいw

        ただ・・・コミックでは1874年生まれの初代ルパンが1950年代には80代になっていて寝たきりの状態でも10代の三世に圧勝します。出典へのリスペクトを感じます。

        2020年には三世は80代。四世(ルパン小僧)だって50代です。

        2020年にやるんだったら「ルパン五世」だろ~!

        轟直人にとっては佐々木剛といったら一文字隼人でも滝沢信でもなく風祭右京(柔道一直線)であり高杉次郎(いとこ同志)です!

        「柔道一直線」というと「テレビ探偵団」がおちょくってとりあげたせいで「足ピアノ」が有名になってしまいましたが轟直人的には「柔道一直線」といったら「若者よきちがいになれ!」です!

        直也は「柔道きちがい」飛雄馬は「野球きちがい」轟直人は「ミステリーきちがい」「国語きちがい」ですね。

        轟直人が若いころはきちがいは『物事に全集中できる情熱の持ち主への誉め言葉』としても使われたのですが今は精神障碍者への差別言葉になってしまって迂闊に使えませんね。

        轟直人は「柔道一直線」より「ハリス無段」のほうが断然好きです。「柔道一直線」は「巨人の星」に始まる漫画版「宮本武蔵」の《漫画で教養小説》路線ですが「ハリス無段」はそれ以前の作品なので技と技の応酬の面白さだけに終始しているのがミステリーマニアの轟直人には楽しめます。

        「風巻竜のスクリュー投げをライバルはどう破るか?」「破られたらどうするか?」「闇剣之介の地獄投げを風巻竜はどう破るか?」

        この面白さは乱歩が「怪人二十面相」でやった「泥棒予告があったらどうするか?」「鉄の罠にかかったらどうするか?」「仏像を要求されたらどうするか?」「仏像に銃をつきつけられたらどうするか?」「落とし穴に落とされたらどうするか?」というロジカルな知恵比べの面白さです。

        乱歩が犯罪を題材にした「探偵小説」を梶原一騎はスポーツを題材にしてやったのです。

        その題材をさらにパチンコや料理や建築に広げたのが牛次郎だと思います。

        それが今日の和菓子を題材にした「和菓子のアン」本を題材にした「配達赤ずきん」古書を題材にした「ビブリア古書堂の事件手帖」などの日常ミステリー隆盛につながっているように思います。

        轟直人の衣食住ミステリー3部作は・・・「こっとん鉄丸」「包丁人味平」「建師ケン作」です!・・・高齢化社会においては「医食住」でもいいですね。その場合《医》は「Dr.コトー診療所」ですね。

        海堂尊は轟直人は好きではありません。医療現場で人殺すなよ!助けろよ!と思うのです。人を殺さなくたってミステリーは書けるのです。「遙か遠方で爆発事故で腕がちぎれかけた患者をどう助けるか?」「言語中枢のすぐそばに腫瘍のできた患者をどう助けるか?」心惹かれる《謎》に対する《驚》の解決が秀逸なミステリーだと感じます。

        夏目房之介は「巨人の星」などの梶原劇画の荒唐無稽な「魔球」や「必殺技」を廃してスポーツ漫画にリアリティーを持ちこんだのが水島新司の「ドカベン」なのだというようなことを述べています。梶原一騎が本格ミステリーなら水島新司は社会派ミステリーですねw

        しかしながら・・・夏目房之介は分かっていないと思います。梶原劇画は荒唐無稽なのではありません。荒唐無稽というなら「ONE PIECE」や「鬼滅の刃」のほうがはるかに荒唐無稽です。なにしろゴムゴムの実や水の呼吸にロジックは存在しません。大リーグボール養成ギプスや消える魔球には「体の全ての動きに反するギプスの装着によって効率的に筋力を強化する」「ボールが地面すれすれを通れば砂煙に隠れる」という論理的根拠が机上の空論ではあっても一応は存在します。

        「巨人の星」は「魔球」が登場する以前の少年時代からすでに「王貞治はなぜ初球をバントしたのか?」「飛雄馬はいかにして火の玉ボールを火傷せずに返球したのか?」といった心惹かれる《謎》に対する《驚》の答を提示してくれました。

        「ドカベン」「大甲子園」通して轟直人が特に好きだったのは飛雄馬の《魔球》に匹敵するロジカルな驚きを与えてくれた殿馬の《秘打》です。秘打黒田節で殿馬がバットを槍のように構えたのはなぜか?秘打回転木馬で殿馬がバットを逆さに持ったのはなぜか?この答は抜群に「なるほど~!\(^O^)/」です。

        轟直人にいわせれば「巨人の星」も「ドカベン」も同等に野球を題材にした謎解きを楽しめるスポーツ探偵漫画(スポ探)です!

        夏目房之介は「巨人の星」も「ドカベン」もロジックでなくフィーリングで読むから魔球ありは荒唐無稽!魔球なしはリアル!と捉えてしまうのではないでしょうか?

        謎解きの題材をスポーツからさらに娯楽や食に広げた牛次郎の「包丁人味平」にしても高取英は読者を釘づけにした名場面(迷場面)として《魚が骨だけで泳ぐ活け造り》を紹介していますが轟直人はそんな場面にはなんの魅力も感じずにスルーしていました。

        包丁人味平で轟直人を釘づけにしたのはキャベツの早切り競争です!ベテランが猛スピードで切っていくのに味平はのんびり1枚1枚巻いて並べていく・・・。なぜ?この《謎》に対する答は抜群に「なるほど~\(◎o◎)/!」です。

        フィーリングでは〖骨だけの魚が泳ぐ〗のは「ばかばかし~!(>_<)」のでしょうがロジックでは〖1枚1枚巻いて並べたキャベツは手早く切りやすいし盛りつけた時きれいに仕上がる〗のが「あったまい~!(^O^)」のです!

        轟直人が小学生の時一番好きだったアニメは「探偵スカット」です。毎回5分で100回でした。毎回「え~?」という場面で終わって「お~!」という解決で始まるの繰り返しでした。

        ごいんきょさんがこのアニメを取り上げたのですが「特になんということもない解決でした」なんて述べていたので?&!名義で異議を投稿させていただきました。

        たとえば《部屋に飛び込んだら豹が襲ってきた!どうなる?》で続いた次の回で《のどをなでたらおとなしくなった!なるほど~!》という感じで毎回強烈な〖謎と驚〗を楽しめた旨を述べたら・・・

        「サスペンスとは言えないですね(笑)」と返ってきました。

        「ごいんきょさん。サスペンスとミステリーは違いますよ。サスペンスは《ハラハラ》と《ドキドキ》を楽しむものですがミステリーは『え~?』という《謎》と『お~!』という《驚》を楽しむものですよ。」と教えてあげたのですがそれきり返事はありません・・・。(>_<)

        轟直人的にはへたな2時間ドラマなんかより「探偵スカット」のほうがはるかに本格ミステリーの《謎》(?)と《驚》(!)を楽しめたのです。

        なにしろ・・・

        中華じゃあるまいし本格ミステリーの「本格」は「大人の味」ではなくって「お子様ランチの美味」なのです。

        本格ミステリーはアートではなくてゲームです。軽く楽しめばいいのです。軽く楽しめるからいいのです。

        本格ミステリーは右脳でフィーリングを楽しむものではなくって左脳でロジックを楽しむものです。

        犯人の動機に共感するより犯人のトリックに感心するものです。

        「和菓子のアン」を読んで「和菓子が食べたくなりました~」と腹が減るのは感覚優先の文学作品の読み方です。「目から鱗が落ちました~」と知的好奇心が満たされるのが思考優先の本格ミステリーの読み方です。

        「イニシエーション・ラブ」を読んで「女は怖い(>_<)」と鬱になるのはフィーリング優先の文学作品の味わい方です。「上手い\(◎o◎)/!」と感心するのがロジック優先の本格ミステリの楽しみ方です。

        「謎解きはディナーのあとで」が「こんなのミステリーじゃね~」って・・・

        回転寿司ばかり食べていた子どもが本格的な寿司屋に行って「こんなの寿司じゃね~」と言っているのに近い気がします。

        裸の王様現象でここは「こんなのミステリーじゃね~」って言っておけば間違いあるまいと合わせている雰囲気すら感じます。間違い大ありですよ!

        轟直人は小学校入学前からー「タイガーマスク」体験の前からー《教えること》が大好きでした。1967年5月に「怪物怪獣大全集」が書店に置かれました。買ってもらえなかったので毎日日が暮れるまで座り読み(座り眺め)して「金星ガニ」や「火星コウモリグモ」を目に焼きつけて家に帰ると紙に書いて翌日友達に見せて驚かせるのが楽しみでした。これがガラモンやぺギラでは「知ってる~。」になってしまうからダメなのです。教職は轟直人の天職だったと感じます。

        読書メーターでも「和菓子のアン」や「謎解きはディナーのあとで」に対して「ミステリーではない」というレビューを目にします。そのレビュアーさんは長すぎる社会派ミステリー台頭の弊害で《ミステリー=刑事が殺人事件の犯人を追いかけて悲しい動機を明らかにするもの》という誤ったイメージが刷り込まれてしまっているのかもしれません。

        それで轟直人が「ミステリーですよ。」と《教える》コメントを送ると・・・・

        「感想は自由です!」というコメントが返ってくることたびたびでした。(>_<)

        それで轟直人が「犬の肉を食べて『犬の肉は美味い』といおうが『犬の肉は不味い』といおうがそれは感想だから自由です。しかし、犬の肉を食べて『この羊は不味い』といったらそれは感想以前の間違いです。同様に、ミステリーを読んで『ミステリーは面白い』といおうが『ミステリーはつまらない』といおうがそれは感想だから自由です。しかし、ミステリーを読んで『ミステリーではない』といったらそれは感想以前の間違いです。」と《教える》コメントを送ると・・・

        削除ブロックされて「へんな人に絡まれた!」とつぶやかれることたびたびでした。(>_<)

        中学生が相手なら「『巨人の星』は野球の謎を解くミステリーなんですよ。」「『ドラえもん』の『天の川鉄道の夜』は辻村深月絶賛のミステリーなんですよ。」と《教える》と「へ~\(◎o◎)/!」と素直に納得してくれるのに大人になると自分の思い違いを指摘されても素直に正せず正そうとした相手を悪者にしてしまうのですね・・・。(>_<)

        というわけですから素直に自分の間違いを認められるメロスのような心を失ってしまった大人を相手に間違いを正しても正しいことをしたほうが悪者扱いされるようだから間違えている人へのコメント欄ではなく轟直人のプロフィールに正しい本格ミステリーの捉え方を述べておくことにしました。

        あまりにも長いのでまともに読む人なんていないかと思いきや・・・
        「面白かったです。」とか「勉強になりました。」とかコメントしてくださるユーザーさんもいて恐縮してしまいます・・・。(#^^#)
        長ったらしいプロフィールにわざわざ目を通してくださったユーザー様。まことにありがとうございました。m(__)m

        さて。轟直人はまじめな純文学が大っ嫌いで小学生の時から現在に至るまで夢中で読んだ本といえばほぼほぼ推理小説ばっかりでしたが高校では国語だけは学年で1番。大学でも専門課程の成績はオール優でした。

        《国語の正解は1つではない》という俗説がありますがいやいやいやいや国語の試験問題の正解は1つですから。その正解を導きだすために必要なのは文学作品を読んで培われる想像力ではなくって推理小説を読んで培われる思考力ですから。

        生徒にも我慢して純文学読まなくてもいいから推理小説を楽しんで読書は楽しいものなんだってことを知ってくださいと言っていました。

        ただし・・・教育現場で殺人事件を扱う話を奨励したくはないので日常ミステリーを薦めていました。

        江戸川乱歩「智恵の一太郎」米澤穂信「氷菓」初野晴「退出ゲーム」坂木司「先生と僕」鯨統一郎「なみだ学習塾をよろしく!」辻村深月「ロードムービー」などです。

        とはいっても文学作品を読むなと言っていたわけではもちろんありませんし推理小説以外は読んだことがないというわけでもありません。

        中学高校の時映像を見てから「日本沈没」や「吾輩は猫である」や「ルーツ」を3か月くらいかけて読みましたし

        大学では近代文学ゼミで1作家4作品くらい(ゼミ12人÷3人=4グループだったためです)取り上げて毎回レポート提出だったので宮沢賢治や芥川龍之介や太宰治や川端康成や三島由紀夫の作品を読んで・・・

        「やっぱり純文学はくっだらね~(>_<)」と改めて思いました。卒業論文は・・・江戸川乱歩論です!

        大学の4年間を東京で過ごしながら大学と下宿以外で立ち寄ったのは本の町神田と国会図書館だけ!

        地元に戻って教員生活が始まりました。

        「授業を受けるのはなんのため?」轟直人の考える答えは・・・「発見の驚きを楽しむため!」です。

        ミステリーが大好きな轟直人はミステリーのテクニックを授業に活用して生徒を惹きつけてきました。

        「クイズ日本人の質問」の趣向をいただいて生徒が疑問に思うことを書かせてその中から授業のねらいにあうものを選んで「生徒が知りたいことを解明する授業」の形にしました。

        「メロスは勇者か否か?」(走れメロス)

        「客が私に伝えたかったのはどんなことか?」(少年の日の思い出)

        轟直人は40年近く授業という名のミステリーを綴ってきたのです。

        轟直人のお薦め外国文学。英・・・ガリバー旅行記。米・・・ルーツ。仏・・・猿の惑星。独・・・ほら男爵の冒険。露・・・イワンのばか。

        轟直人の現代語訳で楽しく読めるお薦め古典文学。「有斐閣新書の注釈万葉集《選》」。「星新一訳竹取物語」。「桃尻語訳枕草子」。「森村誠一の平家物語」。「山田風太郎の八犬伝」。

        轟直人のお薦め近代文学。「夢十夜」(パロル舎)。「蜜柑」(立東舎)。「女生徒」(立東舎)。「銀河鉄道の夜」(偕成社)。「黒蜥蜴」(学研文庫)。

        轟直人のお薦め現代文学。「ボッコちゃん」星新一。「日本沈没」小松左京。「戦争童話集」野坂昭如。「サラダ記念日」俵万智。「ひとりずもう」さくらももこ。
        ※大学の近代文学ゼミでは故人は近代文学の対象としていましたがすでに4人は故人ですね・・・(>_<)

        轟直人のHNの意味は・・・

        轟直人→ナオトトドロキ→ナゾトオドロキ→謎と驚→?&!。本格ミステリーの2大要素『冒頭の謎=〖?〗と結末の意外性=驚=〖!〗』が大好きの意味です。《直人》は伊達直人をイメージしています。それでアイコンも「伊達直人」です。

        Amazonカスタマーレビューとヤフーニュースへのコメントには?&!のHNを使用しています。

        轟直人の稚拙なレビューにナイスくださったレビュアーさん。どうもありがとうございます。お気に入り登録させていただきますことをお許しください。m(__)m

      • なな
        • O型

        ミステリー、健康本、マンガ、絵本と興味があるものなんでも読みます。
        作家さんは東野圭吾さん、奥田 英朗 さん、桐野夏生さん、伊坂幸太郎さん、山崎豊子さんをよく読みます。
        子どもへ読み聞かせに力をいれています。

      • M.O.
        • 東京都

        皆さんの感想をたくさん読んで、未知の世界の分野や作家さんを読みたいと思ってます。

        読書は素晴らしいなと毎日思っていますが、最近集中力が続かなくなってきたのが悲しいです。加齢のせいか... 読みたい本が増える一方ですごい数字になってきた。頑張って読もう!

        ....
        積読本が増えすぎて....部屋がかなりマズイ。(2021)

      • テル35
        • 販売系
        • 愛媛県

        「共感」できることが、生きている実感であり、幸せなんだと思っています。ここでは、共感や共有できる方と出会えて嬉しいです。

      • murarara
        • 無職

        隠れコミュニティ、「エニートたちの読書会」のぬし兼目利き担当候補者。

        攻略中のブックリストがある。

        偏ってます。
        ブッククロッシングとコロプラのような位置ゲーと旅と温泉と史跡散歩あたりを絡めたら楽しそうな気がする。
        読んでみたい本を片手にちょっと遠出し

        て読み終えた本を手放して、縁のある本を連れて帰って…本も人もまた旅に出る。

        どのくらい本読んでるんですか?と聞かれて。

        考え込んでしまった本の数え方について。
        冊数はあてにならないと思ってはみたものの、
        ページ数、
        文字数、
        重ねておいての高さ、
        横に並べておいての長さ、
        ならば重量(10キロとか)、
        ならば体積(2リットルとか段ボール1つとか)…
        本の量り売りは見たことないけど
        本とのかかわりは運ぶことがメインだったような気がする自分にとってはやはり重さだろうか。
        水を吸うと大変だが。
        重さがない電子書籍はどう数えようか。

        プロフ更新20220206
        隠遁者。
        曾て学び働いていた頃は都市にありしが、
        人々の欲望渦巻く濁流に揉まれ、
        己がスペックを鑑みて努めても届かぬ程を知り、
        汚濁の行き着く果てを思い、昇進の望み失せて、
        世俗の穢れを避け、鄙びたる地に向かい、
        深山の奥、幽幻の仙境にて、
        思索と逍遥と鍛錬に愉しみを見出し、
        召喚魔法を得意とし、ネット検索で身につけし知識、技など用ひて、
        雅たる暮らしをなし、10年ほど経つ。
        たまに里に現れ、賢者と呼ばるるも、
        まだその有り難き域に及ばずと自戒す。
        噛めば噛むほどに、とスルメ系哲学者と呼ばるるも、あったりめぇだろ!と自信満々に返す能わず。当たり前を疑い、吟味するゆえに。

        今のところは産まず育てず働かず。
        あとは死ぬだけ。死ぬことだけで大仕事。

        20200519
        きーめた。
        それだったら、幼いころから今まで散々雑食してたけど儂は読むことで邪悪化するようなコンテンツはインプットしない原則にしよう。
        読まない本のジャンルを決めるだけで読みたい本にかけられる時間が増大するわけだから。

        ブクログ(注力してた。2014.05.10~2020.10.25)
        http://booklog.jp/users/murarara

        立ち読みにアクセスしやすい利便性と濃ゆい感想をシェアし合うには読書メーターのほうがコミュニティの雰囲気としては向いている感触を得るので、使い分けで行こうと思う。(ほんとは両方にインポートエクスポートしたかった。)

        20200521(甲子)更新。

        データベース検索技術とコミュニティマネジメントの他流試合でインテリジェンススキルを爆上げ中。

        その高めた登攀スキルで巨人の肩に攀じ登る。
        nani gigantum umeris insidentes

        ゆっくりゆっくり一息つきながら途中の景色も味わって、見渡せるものを海馬に刻む。

        cf.Ulysses Tennyson, Alfred Lord 18 I am a part of all that I have met;

        https://blog.goo.ne.jp/gtgsh/e/890818f504350e50de972a845f49add5

        肩の上に立った時、何を思いながらそこまで辿り着いたのやら走馬灯のように振り返ることになるだろう。

        しみじみと感じ入って、をかしもあはれもないまぜに。

        あくまでも日本人の情緒の立場で、地球文化の現代における後継者という立場から味わえるものを目いっぱい存分に味わって。

        そして、どこまで彼方を見渡せるか。すっかり見てしまって、さあこれから。っていうときに心身が限界で衰えてもはや残り時間が僅かしかないというのは、
        儂なら絶対…
        後悔する。
        これまで地上で繰り広げられてきたどれほどたくさんの人生が、命の灯が尽きそうな終末期の瞬間になってやっと一端でも垣間見て、見えてしまって「あ!」っという間に骨になったのだろう。

        若くてエネルギーのある充実した肉体に鋭敏な精神が保たれているうちに、肩の上まで登ってしまいたい。

        Festina lente!

        数量化して最短効率で一直線という戦略ではかえって見落としが多そうだ。

        寧ろ、大いなる道草を経てきた方がいいとはっきりと直感がふってきた当時、まだ24歳だった。

        そのようなことを予見しながら登っているが、アトラースが肩をすくめてしまったら、転がり落ちてしまうかもしれない。cf.Atlas Shrugged, Ayn Rand

        ここで文法解析。
        gigantumの性数格は男性名詞・複数形・属格。
        よって、巨人は複数形に注意する。

        なんとなく巨人族が組体操して人間ピラミッドしてる様を想像し、てっぺんの巨人が調子こいたのかドドドと崩れて戦場に残された死体の山になってて(cf.ワールシュタットの戦いでワールシュタットがそんな風に訳されてたのを読んだ)
        矮人がうろちょろしてる様まで妄想した。
        スーファミのレディストーカーで寝ている巨人の周囲をちょろちょろするダンジョンを攻略したような遠い記憶。
        https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/274.html

        ”Giants”
        https://www.tamagawa.jp/graduate/educate/column/detail_10588.html

        リヴァイアサン (ホッブズ) の絵の、人々で構成される王冠を被った「リヴァイアサン」も巨人かなと思いが飛んでった。

        学士会会報のデータベース検索。https://www.gakushikai-salon.jp/contents_search/

        ジャパンナレッジは機関で月額330円で利用する裏技発見で東洋文庫シリーズもじっくりと読める。

        大宅壮一文庫は雑誌記事索引検索データベースだけ、いつか入館利用してみる。https://www.oya-bunko.or.jp/guide/tabid/67/Agg551_SelectTab/4/Default.aspx

        国会図書館デジタルコレクションは明治大正昭和初期が充実。https://dl.ndl.go.jp/

        山下泰平の趣味の方法のブログはもちろんチェック。https://cocolog-nifty.hatenablog.com/

        主に西洋古典はインターネットアーカイブに潜る。https://archive.org/

        未体験。ルーラル電子図書館のデータの本体のアクセス・閲覧。

        20200522

        プレイ回数ごとに、
        今まで使い道が思い浮かばなくて捨ててたけど、
        なんか使えないかなと思ってググるターンを重ねる。
        その結果、これやろう!という実験の筋が見えてくる。
        実験して、過程や考察をログに残す。
        書きながらさらにその先を考えるうちに、
        知恵に厚みがでてきたように思う。

        生活体験が万学に通じ、全体を見渡すことができ、真理の知識体系の体現者として生きることができた昔の人を末裔は妄想する。アルス・マグナ、オプス・マグヌムの使い手を。
        学問が細分化され、狭く深くやりこむ専門人となることを求められる末裔たちは随分と矮人化している、というような昔の人と今の人を比べて賢愚をジャッジする議論は色んな場所で色んな人々の間で長年行われてきた。

        主にビジネスの文脈などで、
        ライバルに差をつけて、どんどんスケールし続けるのが目的で、
        そのためには、勝てそうな専門領域をごく狭く限定し、試行錯誤と反復練習を爆速でありえない量を繰り返すことでブレイクスルーが起こって量から質の転換につながるから、あいつらとうちはこんなにも違うと差別化アピールできるようになる。
        そういうメソッドで若い時間、お金、エネルギーといった使えるリソースを集中投下することを勧めている記述を複数回読んだことがある。短く言えば「選択と集中」というフレーズで。

        「ありえない量を繰り返す」という部分において、時間的に継続性がないとこれは成立しないが、繰り返しに飽きるという問題もあって、繰り返すことが苦にならないことが条件になる。

        やや積極的に解釈して、「好きなこと」なら繰り返すのも耐えられるだろうという考えから「好きを仕事に」というフレーズというのが出てきたんだろうけど、「自分の気が変わるので好きなものを死ぬまで好きでい続けるとは限らない」というシビアな命題は見なかったことにしているんだろうか。

        狭隘過ぎる専門人としての知的生活態度に、
        残りの健康寿命を費やすのに気が進まないくらい、
        まだ何にでも興味があって、まだ何にも知らなくて、まだなれるものの選択肢を残しておきたい素養の持ち主は、
        決断を可能な限り先延ばしにするモラトリアムを生きる。
        later specialization
        さっさと専門的職業を決めてしまい、伴侶を決めてしまい、リソース分捕り合戦の金稼ぎに追われるさまを横目に、まだ決めてない自分が置いてけぼりにされたような気持ちで「いいなあ。人生捗ってて」なんてうっかり言ってしまいそうになる唇をきゅっと噛みしめる。けてこー、平常心。(標準語訳:かえってこい、平常心)

        早くから決めてしまう生き方も一長一短なのは、幼少期から訓練を受けてデビューしたタレントやアスリートなど一芸枠を見ればなんとなく分かる。一見有利そうに見えるけど、早くから「お仕事」で忙しくなるわけだから、そのままだと教養を身に着けるには時間がなさすぎる。きっと活動休止期間中か引退後にでもなったら、そういう閑暇を持てるだろう。過度のアウトプットに偏って、過去のインプットで蓄えてきたネタが枯渇したらいったん休止して、その後何か見性悟道して、滾々と湧き出るインスピレーションの泉へのアクセス権を得たら活動再開。なんてパターンをひたすらwikipediaで読み取ってきた。

        泉へのアクセス権がいつまで権限付与してもらえるかはわからない。若くて色々浮かんでくる時代が長続きするかというとそうでもないのかもしれない。若くても何にも浮かばない人もいるかもしれないし、決まった生活に決まった仕事を単調に繰り返す中で鈍感力を求められるのに応えるうちに鋭敏な精神がスポイルされる罠にはまるかもしれない。
        老い衰えて脳が壊れたらアクセス不能になるかもしれないし、精神が肉体を凌駕し続けていて、肉体が限界突破したら、もはや叶わないかもしれない。

        ただ、今からでも色々浮かんだあれこれを書き留めておくことはできる。インスピレーションの泉を味わった残滓を残し、ああ、あの頃はこんなこと考えてたのか、と振り返る未来に手紙を送る。
        そんなことをぼんやりと感じていたけど、あまりはっきりと言語化することはできなくて。
        でも、自分にとっては大事なことだなと直感したから19歳から、儂はブログを書き続けているし、まだまだ書き続けるだろう。ときどき止まることもあったし、これからも止まることは予感しているけど。
        気づいたら15年が経とうとしていて、テキストも膨大だ。
        うら若い広義のJDも羽化が進む。進む先に、魯迅の『故郷』に出てくる五十前後のコンパスみたいな女もありうるかな、なんかやだな。私がオバさんになっても、なんてキャピキャピ歌うことはなかったけれど。
        参考。魯迅『故郷』
        https://www.aozora.gr.jp/cards/001124/files/42939_15330.html

        書くのが好きとか好きじゃないとか、そういう次元じゃない。
        しみっしみに恨みについてるんだと思う。」

        禅僧が語る 篠原大雄老師 「恨みにつく」
        https://www.youtube.com/watch?v=BD9hq1FbnHw

        20190328更新。

        ジャパンナレッジ Personal+Rでデータベースの海をゆらゆらと漂い中。

        みんなで翻刻を眺めながらくずし字(御家流)の手習い。

        文人趣味の世界にも少しずつ足を踏み入れ始めている。

        20180907更新。

        前回更新時と異なるのは、ゆるくだけど決まった時間に仕事していることぐらいだろうか。

        大本に健康があって、生活が土台になって、その一つ上に趣味があって、そのちょこんと小さく上に乗っているのが仕事、みたいな円錐型ワークバランス。

        家族活動はもっぱら孫ちゃん業。地域社会の活動は草刈りとかゴミ拾いとか近所の子供ら(両親共働きが多い)の勉強をそっと隣で見てることとか。

        働き盛りの年代の健康な大人は仕事に時間も身柄も持ってかれて、そばについて目をかけて遣れない。大人の目がない分、地域の防犯力も低下しやすい課題もある。

        少しばかり学問を修めて、図書館とも本とも縁遠くない文化資本の塊みたいな大人がそんなところに飛び込んだらどうなるか?という実験。

        職を投げ打って無位無官の村人Aとして村に紛れ込んで、そこそこ暇で朝もごゆっくりだし、昼間もぶらぶらし、しばしば温泉に浸かる。

        最近、「おぬし、只者じゃないな」と言われてきてしまい、まだまだ村人Aに徹しきれてないな、まだまだ修行が足りんなといったところ。

        趣味は修行。

        20161003更新。

        転勤族で、家の中の言語と地元の言語が違う環境で育つ。小学生の時エスペラント語に触れる。

        高校時代に理系白書を読んで、理系がそれまであまり報われそうにない進路だったように思い、文系を選択。

        黒板にギリシャ語の単語がスラスラ書けて休み時間にラテン語の基礎を教えてくれた高校倫理の先生から勧められて、

        竹内 洋の教養主義の没落―変わりゆくエリート学生文化 (中公新書)を読んだらかぶれて、

        幅広い教養を身につけた高等遊民になるために

        大学ではリベラルアーツをやろう、人格を陶冶しに行こうって入った。

        そんな時代錯誤な大学生、教養部が解体され、職業に役立つ専門教育に重きを置く現代の大学では浮く浮く。自分の中で、学部は哲学部で教養を一通りやったら、院で医・法・神の専門教育をやるという目論みだったのだが。

        祖父母が宮城県なので大学は自分のルーツをたどるには最高の教育環境だったので、

        授業外で趣味で始めた姓名・地名・神社仏閣・聖域を文献調査し、現地にフィールドワーク。

        博物館もチェックし、温泉も入るというのをやっていた。

        出雲や屋久島にも手を広げ、日本国内の土着の聖地巡礼…はまだ今も続いている。

        熊野古道、月山、湯殿山、蔵王山、白山、三輪山、高野山、諏訪など。

        ついでに在学中に関西語学留学をする。水の飲み比べや豆腐文化、蕎麦文化もチェック。

        大学卒業後は、東京で法の分野を少々。法と工学って近いなと思う。

        ギャップイヤーで図書館情報学を独学してみて、

        学問知識全体を見渡せてアクセス可能になる学問ってこれじゃん。と思った。

        今は検索屋さんをやっている。文字による検索のため語学が生きる。

        wikipediaの記事を多言語で読めたら楽しそうだなと、

        西洋哲学やるなら語学は必須だからと古典語にも手を出していたのはよかった。

        印欧祖語に興味があったが、印欧祖語の講義は見つけられなかったので、

        ラテン語、ギリシャ語、サンスクリット語を少々。ドイツ語(第二外国語)、フランス語、中国語、イタリア語を文法だけ少々。スペイン語はさわりだけ。マヤ文字もさわりだけ。朝鮮語は就職してから語学研修(英・中・韓)で。就職したらそれまでノーマークだったアジア系中心に諸言語も触れることに。タイ語、マレー語、インドネシア語、タガログ語、イスラム語、ロシア語、モンゴル語、ポルトガル語、アフリカ諸国…でも、海外旅行したことなくて日本国内から出たことないんですけど。

        石川県西田幾多郎記念哲学館http://www.nishidatetsugakukan.org/に足を運ぶくらいは哲学に興味ああって、鈴木大拙館http://www.kanazawa-museum.jp/daisetz/をぶらぶらするくらいには禅にも興味がある。

        最近は、QOLが上がるかどうかが判断基準で、睡眠覚醒リズムを良好に保つことや運動、環境に配慮した家事スキルの向上、産直所で新鮮でバイタリティ溢れる農産品の吟味と調理、水源調査、山歩きによる自然観察とハーブなど薬草のガーデニング、山に薪を取りに行く薪活や水汲みを優先しているため、余暇にネットをやるのは調べもののためで、ソーシャルには時間を制限気味でたまに見に来るくらい。

      • おのちん
        • B型
        • 役員・管理職
        • 山梨県
      • しばにゃん

        都内在住のサラリーマン。一児の父。
        セールス/経営/マーケティング/戦略論/リーダーシップ論

      • オホーツクのトビウオ
        • 1979年
        • 営業・企画系
        • 北海道

        ノンフィクション(事件系・スポーツ系)や、歴史物(信長系・幕末系)、ミステリー(葉村晶シリーズ・館シリーズ・アリスシリーズ等)を特に好みます。
        最近は書店員物も好き。

        ハードカバーは硬くて読みにくいので基本はもっぱら文庫派も、図書館利用を覚えてからは、ハ

        ードカバーにも手を出しつつある始末。

        3年間の東京生活を終え、都会の絵の具に染まりつつ、再び北海道へ舞い戻ってきた永遠の美少年。

        東京では営業回り等の電車移動中に読書していたが、北海道では徒歩通勤・車移動につき、読書の時間が取れずに困ってもいる、永遠の美少年。

      • 加納恭史
        • 1948年

        高校時代より、読書が始まりました。最初に感動したのヘルマン・ヘッセの作品でした。最初に読んだのは、「郷愁」でした。最初は文学、しだいに歴史、考古学、プラトンの作品とか、スウェデンボルグとか、ギリシャ神話、インド神話、ジュセフ・キァンベルの作品、ユング心理学

        の作品、ルドルフ・シュタイナーの作品、聖書、バガヴァット・ギーターとか、UFOの小説・実録、などなど様々です。頭を柔軟にして、グノーシスとかナグハマディ文書とか最近の新しい発見とか、古代の見解と最新の見解を比較・検討してみたいのです。また最近の潮流のレイチェル・カーソンから始まったエコロジー運動、水や森林や土壌や微生物学の発展も興味深いものです。七十歳を過ぎて、アリストテレスやカントを知り、その博学さに感銘を受けた。ともに「形而上学」に大変に驚かされました。それまでプラトンにも飽き気味でした。ゲーテもとても好きになりました。こんな近況です。

      • りゅうごん
        • A型
        • 営業・企画系
        • 大阪府

        東京都八王子市出身
        大阪府在住 3人の子の父
        子供の模範になろうと、スマホゲームを減らし、読書する姿を見せる。
        自分を高めたいときに、猛烈に読書欲に駆られる。

      • そういちろう

        ・1920~40年代の日記や新聞のようなもの
        ・売買手法に関する技術的な本、統計
        ・唯物論、観念論、唯心論など
        ・因果論
        ・決定論
        ・相対性理論に至るまでの科学史

        読める量は有限なので、一見して調べたいことが書いてなさそうなら、積本にする。

        プロフィー

        ル更新:2024/05/18
        加筆:2024/6/30

      • おかな
        • 1995年
        • A型
        • IT関係
        • 大阪府

        大阪でプログラマーをしている25歳です。

        技術書をいっぱい呼んで、記録しよう!
        と思い、始めましたが、ついつい小説に逃げがちです。

        最近は、ホラー小説にハマっています。
        貴志祐介とか、スティーブン・キングといった、ちょっと後味の悪いのが好物で

        す。

      • わたぼう

        元新聞、雑誌記者。現在はフリーランスとして、オウンドメディアで、ニュースライティングや、SEOライティングの業務に従事。読書は、自己啓発のほかに、業務に活用しています。

        好きなジャンルは、ノウハウ系で、最近読むのは、経済や医学、語学、マーケティングなど。

        難しい本も好みますが、本を精読出来ているかが課題です。また、小説を読む量が少なく、読書量を増やしていければ良いなとも思っています。

        なお、ココナラにて、書評要約のサービスを提供しておりますので、よろしければご覧いただけますと幸いです。
        https://coconala.com/services/2385958

      • ツバサ
        • 1987年
        • 神奈川県

        読書メーター初めてから3〜4年くらいサボって、2016年12月からまた読書にハマってきました。旅エッセイ、生活系エッセイが最近の好み。

      • ポール
        • 1988年
        • A型
        • 自営業
        • 福岡県
      • つかほ
      • たぬき

          色々な本を探したくて始めました。

        • ひろ
          • おおたん
            • O型
            • 専門職
            • 大分県

            2019.5月から、何故だか読書スイッチが入りました(^^;;
            アプリは、2019.11月に知り、アップするようになりました。
            記録用として活用しています。

            本の購入方法
            まずは、職場近所の本屋さんで気になる本を探す。
            ビビッときたら、新書で購入。
            気に

            なるぐらいだったら、一旦、スルー。

            休日に、古本屋で気になっている新書や古本の中から目に留まり、まえがきで気になったら即購入。

            夜の時間にフリマアプリで、記憶がある本を見かけて、安ければ購入。

            このループを繰り返しています(^^;;

            ※基本、批判的なコメントはしません。何かしら一つでも得れるように読書をしています。

            TORINI-TARANAI-孤人
            2017年から下戸。
            2019年から健康を意識。

            そこから、自己投資「読書とお金と健康」が趣味となる。

            2019年から禁煙中。
            2019.4-2019.10の半年で−20kgダイエット成功。

            2024.3時点で
            ・禁煙1550日以上
            ・体重−10kgキープ中
            ・読破1200冊以上
             
            ほぼ毎朝、リンゴを食べます。
            2019-2023年

            2024年からは、黒胡麻ときな粉を入れたヨーグルトを食べてます。
            フルーツは、酸化しやすいので、朝一、もしくは食前しか食べません。

            水は1日1.5Lは飲んでます。
            揚げ物は食べますが「揚げたて」しか食べません。

            仕事については、「今のところ」共感されたことが無い。孤独で理解されない仕事。属人化極まりない仕事。
             
            仕事と関係ない世界の繋がりが欲しい。

            マウントがいらない世界に。

            「毎日、念仏のように唱えている言葉」
            ◆私は健康で、豊かで、お金持ちである
            ◆自由で、自信があり、人格者でもある
            ◆さらには、幸運を常に掴み、幸福な毎日を過ごす
            ◆それは、未来への不安や過去への自責の念に囚われることなく、選択し、生きているからである
            ◆こつこつ勝つコツ、サンクコスト
            ◆損得ではなく、善悪でもなく、大事、大切、何のためにを意識し、反省はするが、後悔はしない
            ◆信じるな!疑うな!確認せよ!
            ◆行動と挑戦
            ◆イマジネーションとリクリエーション
            ◆できることを、できるだけ、やる
            ◆優勝劣敗
            ◆当たり前のことを、馬鹿みたいに、ちゃんとする
            ◆考え、感じ、行動します
            ◆規則ではなく基準を
            自由で変化があり、チャレンジできる環境を
            ◆売るためではなく、買わせるために
            ◆軸「姿勢」
            ◆知ることは、恐怖を克服する、唯一の手段である
            ◆健全な自我と平穏な心
            ◆100度を越して創発せよ
            ◆人は感情で行動する
            それは、快楽を求め、痛みを避けようとする
            ◆優れるな!異なれ!
            ◆夢を見ながら耕す人になれ
            ◆嫌だはNO 怖いはGO
            ◆スモールステップ、小さな一番
            ◆熱意、熱心な行動をする、
            感情は後からついて来る
            ◆自信、勇気、行動
            ◆準備不足か経験不足
            ◆自分がして欲しいことを相手にする
            ◆基本主義者、粘り強さ
            ◆2割の原因で8割の結果に
            ◆とらわれず、こだわらず、かたよらず
            ◆時間×能力×やり方
            ◆診断をせずに薬を出す医者はいない
            ◆泣かせる、笑わせる、ビックリさせる
            ◆モーションがエモーションを生む
            ◆ナッジ理論
            ◆行動は誰にでもできる錬金術
            ◆リカレント教育
            ◆知(とも)覚(かく)動(うご)考(こう)
            ◆ソラ、アメ、カサ、TTP、GNO
            ◆楽感大学、後院失火
            ◆使用価値、付加価値
            ◆無事之名馬
            ◆実績は能力に勝る

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          読書データ

          プロフィール

          登録日
          2014/02/16(3991日経過)
          記録初日
          2014/02/12(3995日経過)
          読んだ本
          2555冊(1日平均0.64冊)
          読んだページ
          668586ページ(1日平均167ページ)
          感想・レビュー
          2554件(投稿率100.0%)
          本棚
          0棚
          性別
          職業
          サービス業
          現住所
          東京都
          外部サイト
          URL/ブログ
          https://www.kousokutairyoinfo.com/
          自己紹介

          2児(男・女の年子)の子育をしているパパリーマンです。
          VBAやGASを中心に、仕事の仕組化・効率化をしている事務屋です。
          実家は農家で、遠い将来は田舎で暮らす予定です。

          読書が好きで、本を読むことで救われ、人生が豊かになりました。
          KTK(高速大量回転)法という本の読み方に出会い人生が好転しました。その習得のコツやヒント、本のレビューを記載しています。

          裏の高速大量回転法
          https://www.kousokutairyoinfo.com/

          メ○カリで読み終わった本を出品しています。
          (同じ、でびっちんという名前です。)

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