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2024年3月の読書メーターまとめ

いりあ
読んだ本
10
読んだページ
2214ページ
感想・レビュー
10
ナイス
94ナイス

2024年3月に読んだ本
10

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

いりあ
宮木あや子が2007年に発表した長編小説の文庫版。最初期の作品の一つです。資産家の娘だけが入れる全寮制の女子大に「捨てられた」4人の少女の出会いと別れを描いた物語です。学校の敷地内、登場人物は4人という限られた舞台の中で濃密な時間が流れます。物語自体は淡々と進みますが、全体の雰囲気が素晴らしいです。ただし悲劇的な結末が苦手な人はご注意を。4人の行動や心情がかなり細かく描写されていて分かりやすいはずなのですが、誰が誰か分からなくなる瞬間があります。あえて人物の認識がしにくく書かれているのかな?
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

いりあ

2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:2冊 読んだページ数:992ページ ナイス数:58ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/44155/summary/monthly/2024/2

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2024年3月の感想・レビュー一覧
10

いりあ
Webサイト「COMIC FUZ」で連載中の得能正太郎の「IDOL×IDOL STORY!」の第3巻です。かつてアイドル活動をしていた渚ミミとミミが推すアイドルの七種イブキが出会い、大規模アイドルオーディションに挑戦するお話です。アイドル候補が多すぎて、区別がつかなくなったり、話が分かりにくくなるのではと思っていましたが杞憂でした。キャラの深堀りが凄くて、どの娘も推したくなってしまいます。一般客前でのパフォーマンス、どのチームもかっこよかった。でも、脱落者は出てしまう。オーディションの結果はいかに…。
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いりあ
ひのひまりさんの「四つ子ぐらし」の第17巻。別々の境遇で育った四つ子が共同生活を送るお話。撫子ちゃんのお話が決着し、本編は今回お休み。あの時、実は…という裏話的な中短編集になっています。最初のペットのお話は飼う、飼わないという決断をきちんとしていて安易な方向に流れず偉いなと思いました。2つめの観覧車のお話は短いけど、四月の成長を感じられる小品でした。最後の宝さがしはわちゃわちゃしてて、いつもの面々が楽しそうで良かったです。次回はバレンタインの話らしいけど、発売日ずれたのかな。
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いりあ
佐藤友哉が2002年に発表した長編小説。鏡家サーガと共有の登場人物がいるため関連作品に挙げられます。「フリッカー式」の2年前を描いた小林冬子を主人公にした作品です。普通の青春小説のような導入、密室から人が消える辺りまではちゃんと作品として成立していた気がしますが、それ以降は破綻しています。読んでも何も残りません。いや作者の愚痴は残るか。鏡家サーガは壊れた人物を使ったミステリだったはずですが、物語、そして作者が壊れてしまっています。万が一、本作が初佐藤友哉作品だった人がいたらご愁傷様としか言いようがない。
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いりあ
雑誌「まんがタイムきららキャラット」で連載中の得能正太郎「NEW GAME!」の第11巻です。シリアスな展開が続いていたので、久しぶりに楽しい雰囲気で幕を開けました。今年のイーグルジャンプの社員旅行は沖縄です。みんなで楽しく水着祭りです。お仕事もみんなが戻ってきて再スタートです。なんだかんだで、このメンバーが一番落ち着く。とはいえ、初めの頃から考えると一回りも二回りも成長しているので、どんな困難にも打ち勝てそうです。
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いりあ
Webサイト「COMIC FUZ」で連載中の得能正太郎の「IDOL×IDOL STORY!」の第2巻です。かつてアイドル活動をしていた渚ミミとミミが推すアイドルの七種イブキが出会い、大規模アイドルオーディションに挑戦するお話です。ついにライバルたちとの直接対決が始まりました。ミミ助とブッキー以外のキャラクターたちについても、アイドルを目指した動機やここまでの道のりなど様々な背景が丁寧に描かれていて、推しを作りたくなります。本当にアイドルオーディション番組を観ている気になります。
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いりあ
Webサイト「COMIC FUZ」で連載中の得能正太郎の「IDOL×IDOL STORY!」の第1巻です。かつてアイドル活動をしていた渚ミミとミミが推すアイドルの七種イブキが出会い、大規模アイドルオーディションに挑戦するお話です。前作「NEW GAME!」のように前向きなキャラクターばかりで、読むと元気がもらえます。物語が始まったばかりなので数多くのアイドル作品がある中で、本作の売りがまだ見えてはいないのですが、オーディションのライバルも個性的な面々が集まっているようで、三次審査の行方が気になります。
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いりあ
Webサイト「COMIC FUZ」で連載中の原悠衣の「魔女は満月に咲く」の第1巻です。ちょっとコジラセ気味な中学2年生 帆高航一が、魔女を名乗る少女 紫麻と出会うことから始まるボーイ・ミーツ・ガール作品です。ヒロインの紫麻がとにかく可愛すぎる。みんな大好きになること請け合いです。また読者と同じ目線のお姉ちゃんのツッコミも面白いです。テンポが良く読んでいて楽しいです。今のところ王道展開を進みそうな感じですが、まだまだ2人が出会ったばかりなので、これからどんな展開が待っているか楽しみでしかたない。
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いりあ
雑誌「月刊コミックフラッパー」に連載されていたろここの「保健室はふたりきり」の第1巻です。保健室を舞台にした百合オムニバス作品です。世話焼き学級委員長とサボり魔の不良生徒、やさしい教育実習生と一途な保健委員、真面目な生徒会長と小悪魔な副会長、バスケ部のエースと、幼なじみのマネージャーの4組が登場します。作品自体はどこかで見たような設定だったり、展開だったりします。一方で外れることはないと思います。またデビュー作で、ここまで安定した作画というのは凄いことだと思います。1話が短いのがちょっと残念。
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いりあ
佐藤友哉が2002年に発表した鏡家サーガの3作目。前々作フリッカー式の5年前を描いた作品です。鏡家の次男、鏡創士が関わった殺人事件を中心にした作品です。過去2作品に比べて作品自体の質は上がっているように思いますが、基本的には過去作と同じ叙述トリックを用いており、さすがに荒唐無稽な世界が展開しても衝撃を受けるようなことはありませんでした。また作品全体に漂っていたアングラ感も薄れてしまったと思います。とはいえミステリーとして考えれば、一番まともだと思います。シリーズとしては一旦終了。
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いりあ
宮木あや子が2007年に発表した長編小説の文庫版。最初期の作品の一つです。資産家の娘だけが入れる全寮制の女子大に「捨てられた」4人の少女の出会いと別れを描いた物語です。学校の敷地内、登場人物は4人という限られた舞台の中で濃密な時間が流れます。物語自体は淡々と進みますが、全体の雰囲気が素晴らしいです。ただし悲劇的な結末が苦手な人はご注意を。4人の行動や心情がかなり細かく描写されていて分かりやすいはずなのですが、誰が誰か分からなくなる瞬間があります。あえて人物の認識がしにくく書かれているのかな?
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/12/22(5457日経過)
記録初日
2007/09/20(6281日経過)
読んだ本
2674冊(1日平均0.43冊)
読んだページ
469334ページ(1日平均74ページ)
感想・レビュー
2434件(投稿率91.0%)
本棚
61棚
性別
血液型
A型
職業
事務系
外部サイト
URL/ブログ
https://twitter.com/aoi1981jp
自己紹介

ありとあらゆるジャンルの本を読むことにしています。
とは言うものの、最近はラノベ中心になってますけどw

あと、コメントとかナイスをいただくと、嬉しさのあまりお気に入りに登録させて頂く癖があります。
うざくても許してください♪

本以外にも音楽や映画などを記録中!
ブクログ:http://booklog.jp/users/aoi1981jp

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