2月は、経済5,政治1,小説2,歴史・地理2。大著(特に経済関係)に挑戦し充実を感じた1ヵ月でした。それにしても経済の2極化をひしひしと感じます。株最高値更新、円安で潤う大企業、インバウンド爆発の一方で、日本人の懐はどんどん寂しくなっている気がします。2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:10冊 読んだページ数:3547ページ ナイス数:553ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/44533/summary/monthly/2024/2
(本文からの続き)この辺りの「上から目線」は賛否両論あるでしょが、本書の「有能無能論」(p184~186)にあるように、司馬さんは、有能、無能を書き分けることは神をも怖れぬ仕業としつつも、軍隊幹部の有能・無能が麾下の兵士を大惨禍に追い込む「恐ろしさ」を書くためにその言葉を使用したと言います。司馬さんはエリート主義で、エリート達の責任感の有無が国家の存亡を決し人々の生活を豊かにも貧しくもすることを書く作家です。しかしそれは昭和的な発想で、令和の今でも通じるか。ここを後半4巻の視点の一つに置きたいと思います
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