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2023年11月の読書メーターまとめ

けぴ
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感想・レビュー
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2023年11月に読んだ本
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2023年11月のお気に入られ登録
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  • 岡本正行
  • やまねっと

2023年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

けぴ
ネタバレ第一部は不確かな壁に囲まれた街の図書館で夢読みをする私の話。独特の世界観で読みにくい。第二部は街から元の世界に戻った私が福島の図書館で館長を務める。前館長の子易さんに相談しながら仕事をしていき、司書の添田さんやコーヒーショップの彼女らと交流し充実した生活をしていく。実は子易さんは亡くなっていることが明かされ、イエローサブマリンのパーカーの少年の登場あたりから不穏な空気が忍び寄る。第三部は再び不確かな壁に囲まれた街へ。回収されない伏線や一貫しないストーリー展開でモヤモヤしたまま終わる不思議な物語でした。
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2023年11月にナイスが最も多かったつぶやき

けぴ

2023年10月の読書メーター 読んだ本の数:24冊 読んだページ数:7366ページ ナイス数:1529ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/450155/summary/monthly/2023/10

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2023年11月の感想・レビュー一覧
21

けぴ
『我が友スミス』と比べると主人公が溶接工というマニアックさで物語にイマイチ入り込めず。淡々と重ねる文体は好きですけどね。
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けぴ
川上未映子さんの文章は無駄なく、はっとする表現があり読んでいて楽しい。いやーな気分になる『あなたの鼻がもう少し高ければ』、村上春樹っぽいテイストの『ブルー・インク』、女子の複雑な心理描写が秀逸な『娘について』の3編が印象に残った。
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けぴ
上巻と比べると日帰りコースが少なめ。蓼科山、木曽駒ヶ岳、大山、剣山、霧島山あたりが行くのに良さそう。100名山の選外ながら由布岳は美しい印象で温泉と合わせて行ってみたい。
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けぴ
P278 『与えられた才能は自分のみならず自分以外の人間のために行使するべきだという考えですね。それが正しいかどうかは別として、僕はその考えがとても好きなのですよ』『自分以外の人のためなら、案外頑張れるものです』~岬洋介の素敵なセリフから引用しました。今回の作品も前回の合唱に引き続き友のために岬洋介が駆けつける展開。ラストの謎解きはあっさりとしていましたが、清涼感あふれるストーリーでした。
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けぴ
日本百名山、全て登るのは無理ながら、比較的登りやすそうなところもいくつかあるよう。岩木山、八甲田山、那須岳、谷川岳、日光白根山、赤城山あたりは日帰りで無理なく登れそう。車で行く場合と電車バス利用の場合のコース案が掲載されているところは親切。
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けぴ
タイ奥地に住む森の人を意味するムラブリという民族の言語を研究するために現地に入り込んで生活してきた著書の作品。言語学とはどう言うものなのか少しわかった気がする。関連する映画『森のムラブリ』も観てみたい。
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けぴ
アパート経営と言うと面倒くさくリスク多い印象だが、① 東京23区、横浜以東、大宮以南、柏以西のエリア、② 駅から徒歩15分以内、③魅力的な家賃が設定できる中古物件、であれば成功すると。また、管理会社に家賃保証と管理委託することで煩わしさが無くなる。上記を実践するには2,000万の準備が必要。書いていることはそれなりにシンプルで納得させられる。逆に自己資金が不足しているのにローンを組んでワンルームマンションを買って家賃収入を期待することは避けるべし。不動産経営とは何ぞやをイメージするのに良い本でした。
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けぴ
突然、離婚して一人娘を連れてアメリカ人と再婚した妻。後に残された夫の荒んだ気持ちの描写が秀逸な『湿りの海』が一番良かった。少年が海の近くの祖母の家で過ごす一夏の淡い恋心を描く『銀紙色のアンタレス』も味わい深い。とはいえ窪美澄ファンとしては何故これが直木賞?という気もする。過去にもっと凄い作品が沢山あるので。
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けぴ
「黒猫を飼い始めた」で始まる短編アンソロジー。この出だしを生かしているものもあれば、ほとんど関連無いものまで様々。その中でのお気に入りは『妻の黒猫』『レモンの目』『メールが届いたとき私は』『猫飼人』『ササミ』『キーワードは黒猫』。話の長さも同じ制約があり作家さんの力量が如実に分かる短編集でした。
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けぴ
ネタバレ岬洋介シリーズでありながら埼玉県警の古手川、浦和医大の光崎教授など中山七里作品のオールスターが競演する、デビュー10周年記念作品。300ページ超でそれほどのボリュームではないが内容の濃さは過去最高でした。検事となった天生がまさかの殺人犯として逮捕される。誰も弁護士を引き受けてくれない中、地球の反対からから司法修習生時代の同期の岬洋介が駆けつける場面は涙もの。さらに裁判では弁護士御子柴が負傷を負ったために、弁護士資格を持たない岬洋介が弁護人として父親の岬検事と対決するシーンで再び涙があふれます。最高の作品!
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けぴ
湖上に浮かぶ奥大井湖上駅、ドーム型のガラスで古い駅舎全体を覆うストラスブール駅、地下から地表面へトラムが突き出たかのような出入り口のボッケンハイマー・ヴァルテ駅、深海のようなブルーの空間のトレド駅、古い駅舎を熱帯植物園にしたアトーチャ駅、ギタリストの大きな顔の描かれたパコ・デ・ルシア駅、荒削りの壁面に青と白のアートが描かれるTセントラーレン駅、燃えるような赤のソルナ・セントラム駅、ランプを持つ巨大な石像を持つヘルシンキ中央駅、マンションの中を突っ切る李子八駅、鮮やかなステンドグラスの美麗島駅が印象的でした
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けぴ
気候変動、コロナウィルス、デジタルトランスフォーメーション、米中新冷戦、人種LGBT差別、格差社会の6テーマにつき、池上さんらしく基本から丁寧に解説。米中新冷戦に至る経緯と過去二つの世界大戦時に最も経済格差が縮まった話が興味深かった。
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けぴ
前作と比べると内容が薄まった印象ですが日本の良さを認識するのに良い本です。イタリアは家族を大切にして大家族で住む人が多いのも経済的な理由が多いようです。イギリスの王室は日本の天皇と比べると良い意味では身近、悪い意味では下品なことが分かります。北欧もイメージは良いが意外と殺人事件が多い。
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けぴ
オレンジページに掲載されていた時は1話が完結しない上下だったので読まなかった。今回書籍となり上下でまとまっているだけでなく、3話で1セットになっていることが分かった。角田光代さんらしく読みやすいだけでなく、色々な形態の家族が情感豊かに描かれる。卓ドンごはんなど珍しい食事も紹介されており質の良い短編集でした。『彼女のレシピブック』が一番のお気に入り。
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けぴ
ネタバレ第一部は不確かな壁に囲まれた街の図書館で夢読みをする私の話。独特の世界観で読みにくい。第二部は街から元の世界に戻った私が福島の図書館で館長を務める。前館長の子易さんに相談しながら仕事をしていき、司書の添田さんやコーヒーショップの彼女らと交流し充実した生活をしていく。実は子易さんは亡くなっていることが明かされ、イエローサブマリンのパーカーの少年の登場あたりから不穏な空気が忍び寄る。第三部は再び不確かな壁に囲まれた街へ。回収されない伏線や一貫しないストーリー展開でモヤモヤしたまま終わる不思議な物語でした。
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けぴ
欧米を称賛して自国の日本を卑下しがちな日本人。いくつも例を挙げ、欧米諸国もその国毎に問題は沢山あるが報道されていないだけ、という論旨。ポケモンやキティがある程度人気なのは感じていたがディズニー以上というのは、なるほど、日本は中々やるじゃん!という喜びを感じた。
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けぴ
めんどくさい性格の女子サブレが祖父の家に行くのに同伴することになった同級生男子のめえめえ。三泊四日の旅を通してお互いの気持ちが近づいて行く過程が緻密に描かれる。印象深い一節『私が怖かったり、悲しかったりするのは、死じゃなくて多分、無念の方だ。私はきっと、死にたくないんじゃなくて、まだ死にたくない。だから、大人になって年取って孫も高校生まで元気に育って、奥さんももういなくて、人生を満喫しただろうじいちゃんが死んでも、私はそんなに悲しくない気がする』(P223)。君膵を彷彿させる新しい恋愛世界を提示した快作!
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けぴ
会話力を磨くには聞き上手になること。そのための35のヒントが具体的に述べられる。評論家的なものでなく、実際に800人の著名人にインタビューした経験を基に語られるのでわかりやすい。あらかじめ質問を準備する時は3つが良い。それより多いと次の質問をすることに意識か行ってしまい、質問に対する相手の答えの中身を上滑りして聞くことになる。会話は生物として相手の答えに応じて臨機応変に深掘りする姿勢が大切。相槌として活用したい方法として『オウム返し』。「僕ね、実はものすごく怖がりなんですよ」「怖がり?」という具合。良書!
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けぴ
東大医学部卒ですから頭が良いのは勿論ですが、地頭の良さも感じる和田秀樹さんの著書。理想的な老人として『品のある老人』『賢い老人』『おもしろい老人』の3つをあげ、どうしたら、そうなれるかを分かりやすい論理展開で述べる。文字が大きめなのも読みやすかった。
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けぴ
ネタバレ上巻で提示された誘拐事件を犯人側から描く下巻。偽善に満ちた新聞社やテレビ局を相手に誘拐犯達の仕組んだ展開は… いつのまにか犯人側を応援したくなる。『スティング』のようなどんでん返しの続くあとに待つ結末は流石、百田尚樹さんと唸らされます。架空のJHKの職員は受信料を収入源として平均年収1400万という。モデルと思われる実際の放送局の職員がこの給与を得ているとしたら少し高すぎでしょう。マスコミに対する強烈なアンチテーゼに満ちた快作でした。
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けぴ
ネタバレ百田尚樹作品は概ね読了してますが、今回は推理小説。『犯人に告ぐ』を彷彿する劇場型の展開。ネットにホームレスと思われる男達が誘拐されたことが告知される。新聞社やテレビ局相手に身代金が要求される。一見無理な要求に思えるが… 下巻へ!
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/04/07(3536日経過)
記録初日
2014/04/07(3536日経過)
読んだ本
1838冊(1日平均0.52冊)
読んだページ
546426ページ(1日平均154ページ)
感想・レビュー
1838件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

好きな作家:東野圭吾、宮部みゆき、伊坂幸太郎、村上春樹、吉村昭、原田マハ、久坂部羊、角田光代、高田郁。小説を中心に読みますが、エッセイ、ノンフィクション、旅行記などなど、なるべく色々なジャンルの本を読むようにしています。読書メーターのみんなの感想から本を選ぶことも多いです。2020年4月30日、約6年で1000冊に到達。次は2000冊を目指しますので、面白い本があったら皆さま、教えてください!!

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