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2022年4月の読書メーターまとめ

PENGUINDRUM
読んだ本
2
読んだページ
744ページ
感想・レビュー
2
ナイス
24ナイス

2022年4月に読んだ本
2

2022年4月のお気に入り登録
1

  • Ryo

2022年4月のお気に入られ登録
1

  • Ryo

2022年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

PENGUINDRUM
ネタバレねじまき鳥によって毎日ねじが巻かれた世界で、人々はねじまき人形のように変化のない日常を送る。戦後の日本は目覚ましい復興を遂げたが、比例してねじまき人形化も強まった。笠原メイは「暗いところに閉じ込められて、食べるものも飲むものも取り上げられて、だんだんゆっくりと死んでいくもの」と人生を表現し、間宮中尉は抜け殻の人生を過ごし、加納クレタは痛みを喪失したように、どんどん生きているのに死んでいるかのような世界に飲み込まれている。多用される電話のシーンは、そういった過程での身体性の欠如の象徴にも思える。
が「ナイス!」と言っています。

2022年4月の感想・レビュー一覧
2

PENGUINDRUM
ネタバレ他人とコミットできないと自覚しながらも諦めずに待ち続ける決意をする。第2部をまとめると非常に直球なテーマのように思える。現実や他人にコミットできない悩みに対して直球のエールを送るという点で風の歌を聴けに近いものを感じる。自分探しという言葉が流行ったのはゼロ年代以降だろうか。作品の舞台は1984年だがトオルの姿は自分探しの結論が出ずに迷子になった我々に重なる。自分探しは往々して旅に出てここではないどこかを求めるが、トオルはクレタ島には行かずに待ち続ける。善悪はともかく相対する行動であるのは興味深い。【続く】
が「ナイス!」と言っています。
PENGUINDRUM
ネタバレねじまき鳥によって毎日ねじが巻かれた世界で、人々はねじまき人形のように変化のない日常を送る。戦後の日本は目覚ましい復興を遂げたが、比例してねじまき人形化も強まった。笠原メイは「暗いところに閉じ込められて、食べるものも飲むものも取り上げられて、だんだんゆっくりと死んでいくもの」と人生を表現し、間宮中尉は抜け殻の人生を過ごし、加納クレタは痛みを喪失したように、どんどん生きているのに死んでいるかのような世界に飲み込まれている。多用される電話のシーンは、そういった過程での身体性の欠如の象徴にも思える。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/04/25(2956日経過)
記録初日
2020/05/05(754日経過)
読んだ本
67冊(1日平均0.09冊)
読んだページ
19391ページ(1日平均25ページ)
感想・レビュー
67件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

・大した読書家でもないため、レビュー追加は遅めです
・主に小説についてレビューを記載していきます
・作家が物語を描写した意図などを極力汲み取りたいと思っており、そのプロセスで考えた、感じたことを記載する方針です
・そのため拡大解釈や考えすぎによる論理の飛躍なども散見されるかもしれませんが、あらかじめご容赦ください

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