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2024年3月の読書メーターまとめ

きさらぎ
読んだ本
7
読んだページ
2479ページ
感想・レビュー
7
ナイス
290ナイス

2024年3月に読んだ本
7

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • 轟直人

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

きさらぎ
少ない登場人物なのに、こんなに二転三転できるなんてすごい!性格が歪んだ人ばっかり出てくる。屈折した心理描写が巧いおかげで、理解できなくもないけど、主人公を取り巻く環境が異常すぎ(笑) 作中「これって明らかに虐待!」っていう行為が出てきて苦しかった。そりゃ、トラウマになって性格歪んじゃうわ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
7

きさらぎ
シリーズ2作目、今回は短編集。つかみどころのない叔父さんマジシャンと建築士の真世とのコンビが良い味出してる。軽快でテンポよく話が進むのでさくさく読める。さすがの筆力!企みのある悪女に見えて実は…な話が多かった。東野さんて女性に優しいなぁ。全体的に女性に対する幻想多め?「マボロシの女」はちょっとできすぎ。「査定する女」は、そこまでの女性がいるわけない!って思ってしまい、少し興ざめ。無名の女性をそこまでして追いかけるかなぁ?「リノベの女」が好み。気になる点が「続〜」で明らかになったのもよかった。
が「ナイス!」と言っています。
きさらぎ
離島の診療所で半年間の勤務をすることになった雨野。専門外の科も診なくてはいけなくて戸惑うことばかり。離島での診療には様々な制限がある。ある外傷患者が「島で事故にあったら死ぬ、と言われていた」と自分の運命を悟っていた。悲しいがそれが現実。 悔しい思い、もどかしい思いをたくさんして、人間的にひと回り大きくなったアメちゃん。 後半、殺人事件という急なミステリ要素が入ってきたが、そんなのいいから、もっと診療の話を読みたかった。 で、凛子先生、まさか本気だったの!? なんか笑ってしまった。
が「ナイス!」と言っています。
きさらぎ
開くと二段組みでギョッ! 好きな作家さんが多かったけどお初の作家が2人いて、真逆の評価となった。良い方は、一穂ミチさん「花うた」。往復書簡なんだけれど、事情があって後半は平仮名ばかりになる。平仮名ばかりの文章って怖いし哀しい。余韻の残る慈愛の話でした。自分にはとてもできない行い!もう一人のお初の作家さん、誰だったかは内緒。どうしても内容が理解できなかった(脳が拒否する)。 バカバカしい話あり、コミカルなのあり、女ってコワイ!の話あり…。降田さんの薔薇の話、既読だけれど好き。知念さんと米澤さんもよかった。
が「ナイス!」と言っています。
きさらぎ
長い!460ページもある。二部構成だから仕方ないかもしれないが。導入部の1部が、とにかく暗くて長く感じる。どう事件に発展するのか、こっちも探り探りだし、なかなか気分が乗らなかった。 2部になると語り手が軽いキャラに交代し、他の登場人物もとっつきやすく読みやすくなった。 年数をかけてたくさんの人が殺される話で壮大な事件だったけど、ラストは何とかまとまってよかった。
が「ナイス!」と言っています。
きさらぎ
毒島さんの知人である宇月が勤める漢方薬局・てんぐさ堂を舞台にした話。これもいいなぁ。 宇月の過去、なかなか衝撃的だけど、今は自分の身体の麻痺を受け入れ、患者さんにできるだけのことをしようとしている。回り道のようでいて、結果的に店にリピーターをもたらしているのは宇月の人柄。 今後奈津美と父の関係にも変化が訪れるかも?シリーズ化しそう。
が「ナイス!」と言っています。
きさらぎ
少ない登場人物なのに、こんなに二転三転できるなんてすごい!性格が歪んだ人ばっかり出てくる。屈折した心理描写が巧いおかげで、理解できなくもないけど、主人公を取り巻く環境が異常すぎ(笑) 作中「これって明らかに虐待!」っていう行為が出てきて苦しかった。そりゃ、トラウマになって性格歪んじゃうわ。
が「ナイス!」と言っています。
きさらぎ
京都の町中の総合病院に勤める哲郎。天才的な内視鏡技術を持つが、今はその腕を振るう機会はほぼない。病気に関して奇跡は起きないが、患者一人一人と向き合い、顔を見ながら寄り添い、時には看取る静かな生活ーーーそういうどこか厭世的な生き方が、タイトルのスピノザにつながるのかなぁ。哲学的なことはよくわからないが、こういうお医者さんは患者にとって理想的。いくつかの患者の「死」が淡々と描かれ、特に最後の患者の話には静かな感動があった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/05/20(3628日経過)
記録初日
2014/03/01(3708日経過)
読んだ本
1564冊(1日平均0.42冊)
読んだページ
518158ページ(1日平均139ページ)
感想・レビュー
1563件(投稿率99.9%)
本棚
12棚
性別
血液型
AB型
職業
主婦
現住所
兵庫県
自己紹介

ミステリーなら、シリアスでもコメディ調でもグロくても何でもOK。
恋愛系と翻訳ものは苦手。

東野圭吾さんを崇拝しています。
全作読んでいる中で「白夜行」が一番好き。

他に好んで読むのは、薬丸岳さん、池井戸潤さん、誉田哲也さん、知念実希人さんなど、男性作家が多いかも。
女性作家だと、福田和代さんとか仙川環さんとか、割合硬めが好き。

話題作やミステリ関連の賞をとった作品は一応チェックします。

たまに辛口レビューの時もありますがお許しを。

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