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2024年7月の読書メーターまとめ

やまおじさん
読んだ本
2
読んだページ
505ページ
感想・レビュー
2
ナイス
61ナイス

2024年7月に読んだ本
2

2024年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

やまおじさん
シーナさんらしい軽妙なエッセイ集。ナショナルジオグラフィック(通称ナショジオ)の特集をたくさん引いているのも興味深い。「生肉族の誇り」と題された文章で「エスキモー」がけっして蔑称ではないことを知った。エスキモー:生肉を食う人びと――生肉を食らう奴ら、という差別意識に満ちた呼称と思われていた――この呼称の何が悪い、というくだり。彼ら自身、自らをエスキモーと呼ぶ。生肉が本当に好きだし、そのことに誇りさえ持っている、とシーナさんは言う。森林限界を超える地域で植物からのビタミン摂取ができない彼らの知恵なのだった。
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2024年7月にナイスが最も多かったつぶやき

やまおじさん

2024年6月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:2290ページ ナイス数:150ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/466409/summary/monthly/2024/6

が「ナイス!」と言っています。

2024年7月の感想・レビュー一覧
2

やまおじさん
シーナさんらしい軽妙なエッセイ集。ナショナルジオグラフィック(通称ナショジオ)の特集をたくさん引いているのも興味深い。「生肉族の誇り」と題された文章で「エスキモー」がけっして蔑称ではないことを知った。エスキモー:生肉を食う人びと――生肉を食らう奴ら、という差別意識に満ちた呼称と思われていた――この呼称の何が悪い、というくだり。彼ら自身、自らをエスキモーと呼ぶ。生肉が本当に好きだし、そのことに誇りさえ持っている、とシーナさんは言う。森林限界を超える地域で植物からのビタミン摂取ができない彼らの知恵なのだった。
が「ナイス!」と言っています。
やまおじさん
5か月前に読んだばかりだが、わけあって再読。図書館本で読み始め、途中で自腹購入。あらためて面白かったのは、旅の終盤、楽古山荘から襟裳岬までの往復の途中、想定外のカンパ(ファンからの食糧カンパと、謎のおじさんからの少なからぬ現金カンパ)に動揺しながら、それまでの無銭サバイバル旅とのギャップに悩む姿だった。お金の使い道に迷う自分を面白がっているようなところに好感が持てる。服部流サバイバルの集大成ともいえる旅の記録は、貴重だ。旅程の地図が役立つ。惜しむらくはナツとのカラー写真が(カヴァー写真以外に)欲しかった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/05/29(3861日経過)
記録初日
2009/03/26(5751日経過)
読んだ本
999冊(1日平均0.17冊)
読んだページ
288788ページ(1日平均50ページ)
感想・レビュー
667件(投稿率66.8%)
本棚
20棚
性別
現住所
東京都
URL/ブログ
https://www.facebook.com/iriyamah
自己紹介

雑多な読書をしています。年間100冊読破を目指すも、なかなか。とくに好きな作家と作品は、池澤夏樹(静かな大地)、船戸与一(蝦夷地別件)、宮部みゆき(時代小説群)、五木寛之(初期の小説群、エッセイ)など。民俗学、社会学の本もよく読みます。南方熊楠、塩見鮮一郎、赤坂憲雄、内田樹など。エンタメノンフと呼ばれるジャンルも好き。なかでも高野秀行、角幡唯介。関野吉晴、長倉洋海なども好きな書き手です。最近は桐野夏生の小説に嵌っています。

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