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1月の読書メーターまとめ

紫雲寺 篝
読んだ本
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感想・レビュー
34
ナイス
591ナイス

1月に読んだ本
34

1月のお気に入られ登録
3

  • あーさん
  • ライマウ・フレツリー
  • 田中太郎

1月のトップ感想・レビュー!

紫雲寺 篝
水上悟志短編集。ヤングキングコミックスと合わせて4冊目の短編集。双子の姉妹が登場する「竹屋敷姉妹、みやぶられる」、頭の上に変な生き物が見える主人公が頭上のみそ田楽(抹茶プリン)と語らう「まつりコネクション」、手に入れた魔法のランプで37歳のおっさんになった今さらに中二の頃の願いを叶える「今更ファンタジー」、ゲテモノ(妖怪みたいなの)を食らう商売をする男と行動を共にする少女の旅を描く「エニグマバイキング」、宇宙を行く巨大ロボットで広大な世界と苛酷な使命のプレッシャーに苦しむ「虚無をゆく」を収録。
紫雲寺 篝
2018/01/11 23:48

竹屋敷姉妹の何が好きかと言えば、誰もが抱える劣等感みたいなものを描く所で、それが陰鬱にならずにさらっと描かれている所かなと思う。青春という舞台によって、暗い学校生活とか辛い現実を感じさせないコンプレックスの描き方をしていて、最後まで明るい作品として仕上げている所が好きだなぁと思う。最後にさり気なく、目玉焼きにかけるものを変えている所とか、何も言わずに日常が続いていく感じも好きだな。もっと読みたい、と思わされてるところがちょうどいいのかなぁ。でももっと読みたい。

紫雲寺 篝
2018/01/11 23:54

「虚無をゆく」に関しては読切にしては最初から最後までよく伏線が張られて丁寧な作品だったな、と思う。もっと勢い重視の話も多かった印象があったので。こういった作品を描いた経緯もまた、短編をいくつも描く、という意志のもとに生まれたのかな。作品としての起承転結を目指してかわからないけれど、何処からが人間で何処からが人間でないか、というのが本作ではあまり深く触れられていなかったが、読み終わるとそれも考えてしまう所。天才とか、大人とか、人間とか。そういった事の考えに至らせるのも作者らしいなと思う。完成度は高かった。

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1月のトップつぶやき!

紫雲寺 篝

漫画の管理をきちんと整理しようと先週からやり始めた漫画管理のページ作りは概ね完成しているのですが、作ったページで扱うための所持漫画の登録作業がいつまで経っても終わらず、漫画のタイトルは沢山目にしているのに全く読めてない状態に。隙を見て登録してるのにまだ半分以下しか登録できていないなんて……。というか、出版社やレーベル名が色々とややこしくてそれを調べるのにも時間がかかって……。出版業界も色々継ぎ足しで出来上がってるんだなぁと思ったり。

紫雲寺 篝
2018/01/28 23:23

持っている漫画の表示順を、出版社順、レーベル順、作者が違う(スピンオフなどの)シリーズ順、作者名順、作者の同じ人の中での(短編集などの)シリーズ順、タイトル名順、の優先度で表示しているのですが、レーベルを超えたシリーズをどう扱おうか困っています。どうしようかなぁ。あと同じ漫画のタイトルなのにレーベル名が違うのは本当にやめて欲しいなぁ。少年サンデーコミックス スペシャルとかもややこしい事この上ない。まあ楽しんで調べてますが(笑)。一番ややこしくてよくわからないのはKADOKAWAなんですがね。

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1月の感想・レビュー一覧
34

紫雲寺 篝
諸星大二郎特選集第2集。いきなり第2集を読んだのは単純に「子供の王国」を読みたかったから。収録作は巻頭巻末の書き下ろし「彼方より」「クーリング・オフ」、大人に成長せず子供の姿のまま生きることが流行りとなった世界を描く「子供の王国」、周りの親しい人々がロボットと入れ替わっている事に気付く「夢みる機械」、猫の行動を深読みしてパニックが起こる「猫パニック」、地下街から抜け出せなくなる「地下鉄を降りて…」、アメリカ版開国パロディ「マンハッタンの黒船」、人間を模す人形(ダミー)のいる世界を描く「地獄の戦士」。
紫雲寺 篝
2018/01/30 23:38

明らかに異常な人々に対し反逆し、最後には平穏な世界を勝ち得た主人公の活劇という見方も出来るけれど、この今生きている世界が誰かにとっての異常ではないという保証はどこかにあるだろうかと思えば、特にそんなものがあるはずもなく、そういった警鐘の漫画だと思えなくもない。ただ、価値観の相異なる人々との間に生まれた溝というものは、単純に互いが歩み寄るだけで埋められるものばかりではないのだろうな、と思う。

紫雲寺 篝
2018/01/30 23:43

時に異質で、時に憧憬の対象で、特に嫌悪し、時に模倣する。異なる何かに思うことは様々であっても、その興味の中心にあるのは自分とは異なるものだ、という自分と他人の境界の意識であって。わからないから恐ろしいし、そのどうにかしたくても出来ない溝から生まれる恐怖を描くのが作者の強みなのかな、と思った。他の作品に関しては「猫パニック」が人が死に過ぎていて気になった。これも自分と他人がはっきり区別されてるからこそ、なのだろうか。

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紫雲寺 篝
「私は海からの使者 イカ娘でゲソ!!」ある日海の家れもんにやって来た少女・イカ娘。常識外れなイカ娘の特徴は、〜(じゃな)イカ、〜(で)ゲソ、という独特の語尾と、頭から生える青くて強い触手、そして口から出るイカスミ。人類を侵略するために来たと豪語したイカ娘だが……!?久々に再読。安部真弘の出世作にして代表作。特徴的な喋りと愛くるしさは出オチ感こそあるものの大きな魅力であり強みとなっている。話は数ページでサクサク進むものの読みやすく、絵も可愛らしくデフォルメがうまいのでストレスなく読める。ポンコツ萌えかな。
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紫雲寺 篝
モテたい一心でカッコつけるも、想定外のモテ方で女性と距離を縮めることの出来ない保安官エヴァンスと、素直な気持ちを押し隠してしまうオークレイを中心とした西部ラブコメ2巻。バリエーションは豊富だが1巻から変わる事のない面白さが続いていて、相変わらず読んでいて楽しい。作品の根っこの思いつきも凄いと思ったが一つ一つのネタが小粒ながらによく仕上がっていて、それぞれがただ連載を続けるためだけの話になっていないのがとても良い。2人の恋路の進展も近づいているかわからない程度に続いていて良い。ナレーションで何度も笑えた。
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紫雲寺 篝
「ようこそ 『死んでたまるか戦線』へ 唐突だけど入隊してくれないかしら?」Heaven's DoorでAngel Beats!の前日譚を描いて来た浅見百合子が、ついに本編のコミカライズに突入。物語はアニメ本編の第1話から始まっていく。アニメ本編ははるか昔に観たので内容は忘れかけているが、ガルデモメンバーの掘り下げが多いのは再構成の部分なのかな、と思う。しかしアニメのコミカライズで前日譚を描き、何年もかけて完結させたそれの続きである本編をまたコミカライズしていくとは気の遠くなる話だなぁと思う。
紫雲寺 篝
2018/01/25 22:51

作画レベルはかなり上がって来ているが、作画の浅見百合子は別にコミカライズが特別うまいわけではない。それでも6年以上一つの作品のコミカライズを続けている、という事実がもう凄いなって思う。そしてここまで来たら他の人には任せないで欲しいと思う。基本のあらすじは概ねなぞるだろうから、あのキャラの登場はいつなのかとか、あの事件はいつ始まるのかとか、音無の記憶はいつ戻るのかとか、最後どんな終わり方をするのかとか、凄く気になるし楽しみだが、まだまだ知らない世界を見せてくれそうな気配もする。

紫雲寺 篝
2018/01/25 22:55

もう作品がコンテンツとして大きくなり過ぎてるような気もしないでもないが、そんな事に気負いせずに作品を描き続けて欲しいと思う。他の長々と続くコンテンツと違って、本編はきちんとケリがついてる作品ではあるので、そういった意味でも今後のコミカライズを含めた、作品の展開の仕方に期待してしまうなぁ。

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紫雲寺 篝
完結巻。2巻で終わるのは残念だと思ったが、読んでみれば描くこと全部描き切っての円満終了だったように思う。大概1巻の勢いのある話運びから微妙にズレたテーマになりつつある感じはしたので良い終わり方かな。ただ超スキルのエンさんの物語という趣が薄まったのは少し勿体無かったかな。代わりにシュウさんの株は上がったが。2巻は女子トークを見守るイケメン2人みたいな構図になりつつあったがそれはそれで物語として面白かったし、もし作者が新作を描く事があれば本作のキャラを再登場させて欲しいと思えるくらいに愛着の湧いた漫画だった。
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紫雲寺 篝
本編から遡って中学生の頃の話。この頃は3人仲良く、という感じでぼっち感はないけれど、痛々しさは今と変わらず中二心全開だなと思う。てかこんなに関わってるなら小宮山の事忘れるなよ……。中二の頃からもこっちと小宮山は変態なんだな。変態3人組。この巻はほとんど4コマ形式だったから、あんまりストーリーとかはなくて単発のネタの連作という感じだったが、その分作者がもこっちの口を借りて色々と好きな事を言っていた気もする。ゆうちゃんは成績本当に悪いのだろうか。そこだけ凄く気になる。1人だけ別の高校だしなぁ。
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紫雲寺 篝
2年の冬。友達の友達や顔文字などの勘違いですれ違いが加速、智貴を想う2人の女子の変態認定も加速する。102話でコタツ入ってゆっくりしながら消失観てるのは贅沢だな。ちょっと羨ましい。正月も過ぎいよいよ3学期。2年生もそろそろ終わりかぁ。今巻でベストヒットは「何わろとんねん!!」の所かな。あと小宮山が智貴に挨拶返す所か。なんだかんだでみんなと上手くやれていて良かったね、と思う。しかし記念すべき100話はあんな話で良かったのか?なんで男目線なんだよ。こみなんとかさんって呼び方はインなんとかさんから来てるのか?
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紫雲寺 篝
小宮山の話と、もこっちの人間関係の変化の話。あと、ちょこっとネモの話。修学旅行編でも思ったけど、小宮山も相当やばい私服なんだよなぁ。そんな小宮山の変態エピソードに、智貴に片思いの女子生徒を交えての下ネタエピソード。小宮山がテーブルの下の智貴の下半身確認する所とか頭おかしい。ネモの話はいい話風だったけど、微妙な終わり方だったな。それでも2人の距離は縮まって来たのかな。でもちょっと居た堪れなかった。相変わらずヤンキーは可愛らしいな。ヤンキーだけがこの漫画の救い。あ、ゆうちゃんもか。ロッテ回も好き。俺ガイル!
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紫雲寺 篝
修学旅行編終了。少しの思い出と少しの人間関係の変化を得てもこっちが次に臨むのは体育祭。イケメン男子との接触イベントがあったのに、他の女子にするような変態行為は全く出来ずただただメンタルブレイクするもこっちは、普段調子乗り過ぎだと思ってしまう。修学旅行編での自由行動で、仲良くなれたのに自分の思い違いかと思い直して1人で出発してしまうシーンは久々に読んでいて辛い話だった。オチで多少救われたけど。騎馬戦の時も同じだし。うっちーはどうしてそんな勘違いするんだ?頭ポンポンの話は急にやられたら絶対ビビるだろ。
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紫雲寺 篝
修学旅行編。イベントまでの準備やワクワク感が、もこっちにとっては全て居た堪れない辛い時間。友達いないのに、先生は班決めで一緒に組んでくれる人がいないか無神経にクラスに聞いちゃうし。みんなゴロゴロのバッグ(スーツケース)で私服のジャージ着て来ていて、ぼっちだと周りの子と示し合わせる事も出来なくて、その辛さがわかってしまう。なんだかんだもこっちがネモの事を好意的に思ってるのはいいな。ヤンキーは可愛い。弟はいつも通りかわいそう。特殊なシチュエーションだけあって、笑える箇所は多かった。最寄り海浜幕張駅かぁ。
紫雲寺 篝
2018/01/22 20:03

71話のサブタイトル、「喪71:モテないし出発する」の謎の哲学感好き。

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紫雲寺 篝
女子高生になって2回目の夏休みが到来。もこっち、ゆうちゃん、こみなんとかさんとの夏休み、そして久々のきーちゃんとの再会。何かを変えたいと思うもこっちは、男と関わる事のない展開続きに少々不満を漏らすが、圧倒的に1年の頃より今回の夏休みの方が充実していると思うのだがどうだろうか。それにしてもゆうちゃんが優しくて、ちょっと不憫に思える事が多いなぁ。てか、ゆうちゃんに貰った香水をそういう風に使うなよ(笑)。怖い話の回で出てきた幽霊をきーちゃんが案山子で再現してもこっちがビビる回は流石に酷過ぎる。容赦なし(笑)。
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紫雲寺 篝
前巻登場小宮山琴美と急接近の巻。というか、互いに自分の身を切り刻んでるようにしか見えない(笑)。物語は図書委員の小宮山に出会うもまだ夏に至る前の七夕で、ここに来てゆったりとした進み具合になって来た。最初の話から既に小宮山にはめちゃくちゃ流暢に喋って台詞を吐き捨てるもこっちを見ると、緊張しなければ普通に喋れるのかよ……、となる。相変わらず先輩はいい人だけど、先輩にもゆうちゃんにも酷い態度なのはどうなのか……。しかしわたモテってタイトルでも大して人のせいにしてないが、モテてないとも思ってないのが……(笑)。
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紫雲寺 篝
卒業式に出席し、もこっちも2年生。再起を図り自己紹介をしようとするも1年の時の悲惨な自己紹介を覚えているやつがクラスにいてまた悲惨な展開に。でも弟も同じ学校だし、いろんな人と話す機会が増えちょっとずつ会話時のテンパり具合も緩和されてきているような。しかし先生は辛辣だな。悪意がない分余計に辛い。卒業式回は悪くなかったな。しんみりした感じで。もこっちが気づくのはいつも後になってから。テスト勉強中にカフェで隣のおっさんとアニメ見る話も好き。喪40の台詞のないラストページみたいな、シュールな終わらせ方も割と好き。
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紫雲寺 篝
クリスマス頃から弟の受験シーズンを経てもこっちの誕生日まで。クリスマスのぼっちネタは定番だけど辛い。クラス会に参加する気があったのに、ついにみんなに声かけられなくて、でもそのまま家に帰るのも親にあわせる顔がなくて、ただただ無駄に時間を潰して帰る。これより痛々しい事はあっても悲しい事はそうそうない。あと願書出し忘れて平謝りするもこっちが弟の態度にケチをつける所で「前からこんなもんだったろ…」と弟に思われるのは好き。もこっちは巻を追うごとにゆうちゃんを性的な目で見始めちゃってるな。2回も乳袋って言うな(笑)。
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紫雲寺 篝
夏休みが終わり2学期が始まり季節は冬へ。ぼっち飯に文化祭、プリクラに痴漢されたい願望に、風邪ひいてお見舞いされたくなったり何にもしない部活を作りたくなったり。全くブレない所が凄い。でももこっちってなんだかんだツッコミのセンスはあると思う。口に出せないのがダメだが。文化祭で仕事を回してくれないのに何もしてないと文句言われるのとか、叱られても仕方ない所で叱られないのに他の所で理不尽に叱られるのがムカつくのとか。しかし弟の持ち物に自分のプリクラ貼るって凄いセンスだわ(笑)。実行委員長の優しさに気づくのはまだ先。
が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
1巻よりもさらに読んでいて感じる居たたまれなさが加速した2巻。1学期が終わり夏休みの話がメイン。誰かと一緒に何かをしたいのに周りの人は他の人と楽しそうにしていて入る隙がない。それに歳下のいとこに見栄を張って彼氏がいるとか言っちゃうし。思考が完全にダメな方向に向かってる自覚があるのに変な所でポジティブで、失敗がすべてもこっちにちゃんと帰ってきているので憎めない、けど応援もできない。1番最初の無表情キャラの話が一番穏やかでスリル感が薄くて安心して読めたな。途中からきーちゃんの目の色が反転するの好き。
が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
実在するパフェを扱うお店にパフェを食べに行く漫画。主人公は女子サッカーのキャプテンで、強気な性格から恐れられていながらも趣味はパフェを食べるという一面を持っていて。安定の1話完結で盛り上がりもないが話が盛り下がる事もない。いちいちサッカーに例えるのは良いとして、顔とパフェのアップばかりで食漫画なのに作画のクオリティに凝ってないのはどういう事なのか、と思う。作者の作品は初なので作風と言われれば仕方ないが、ちょっと内容が薄かったな。あとなぜかカバー絵にはトレードマークの泣きぼくろがないのだが……。
が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
通称「わたモテ」。ぐうの音も出ない程の残念で拗らせた女子高生の悲しい悲しい直視に耐えない日常を描く作品。1巻時点だとひたすらに孤独で、名前がある他のキャラクターは中学の頃の友人のゆうちゃんと弟くらいしかいない。本当に哀れで悲しい日々だがある程度作品として認められているのは、その自意識過剰な思春期が誰にでも起こる事だからかも知れない。読むのが辛くてもなんだかんだ話の最後まで見続けちゃうのも何が起こるか気になるからで。応援してる訳でも蔑んで嘲笑ってる訳でもなく、潔いもこっちの空回り振りがなんだか楽しい。
が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
2冊同時刊行、「からかい上手の高木さん」の山本崇一朗の初短編集。死のうとした所にうるさく聞こえる上階の太鼓の音。文句を言いに行ったら……「ロマンチック」。好きな女の子のため努力して宿題も頑張る少年とその兄の結末は……「この夏」。偶然出会った上から降ってきた女になぜか惹かれて……「歯は上に投げるもの」。テストの点が悪く塾に行かされそうになった悪ガキ達の悪アガキ……「ボクらの友情戦記」。大根と足の速さとドロボーと。少女が少年にする仕返しは……「スズキと大山」。双子の兄に嫉妬する弟は……「ボクとボクの兄キ」。
紫雲寺 篝
2018/01/13 15:07

「ボクらの友情戦記」は「この夏は」と同じく小学生の馬鹿げた世界を描いた話。些細な事で盛り上がり、喧嘩し、怒って、叱られて、すぐ立ち直る。その馬鹿さ加減がコミカルな感じで描かれていて良かった。これはもっと読んでいたかったな。「スズキと大山」は、この巻収録では一番最近の作風に近い。好きと嫌いが度々入れ替わって、恋とかじゃないかもしれないけれど、これが青春、みたいな感じがして好き。でもこれも男子がバカっぽい。基本男子はバカだしな(笑)。

紫雲寺 篝
2018/01/13 15:13

最後の収録「ボクとボクの兄キ」は劣等感の話。人の見えない所でみんな誰かを想ってるし、誰かに劣等感を抱えていて、それが見えるのにちょっと時間がかかっちゃうんだよな。展開の読めるベタな話だけど、これもなかなかに読ませて悪くなかった。らくがきおまけまんがはそれなりに最近描いたやつかな。これは最近の作風にかなり寄せているので良い出来。全体を通して、絵柄と作風が不定なのは否めないが、今の作者の作品がどういう変遷を辿って出来上がったのかを見る事が出来てなかなか興味深かった。

が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
「からかい上手の高木さん」で人気を博す山本崇一朗の初短編集。意中の相手から別の人宛の恋文を渡され動揺する「恋文」、ふだつきのキョーコちゃんのプロトタイプ「まちにまったおとなりさん」、なぜか自分にしか正体がわからない「ネコのオッサン」、なぜか関西弁のお姉ちゃん「ササに願いを★」、山で出会ったトカゲ(トカゲなんかといっしょにすんな)の怪獣を連れ帰る「怪獣のトカゲ」、普通の女の子を描く「松本エーコは普通の子」、魔女の掟で独り立ちしたポンコツ魔女を描く「みならいウィッチ」、を収録。どれも好きだな。
紫雲寺 篝
2018/01/13 13:54

「松本エーコは普通の子」は、普通の女の子と思われている女の子が、意中の男の子に振り向いてもらいたいがために「普通」からの脱却を目指す、という普通の、現実だとありがちな話。ザ・普通を意識した話運びで特別面白くないわけでも、可愛らしくないわけでもないがインパクトは薄い。あまりオデコを強調した髪型でもないしね。

紫雲寺 篝
2018/01/13 13:59

作者に関しては、「侵略!イカ娘」の安部真弘、「それでも町は廻っている」の石黒正数のような系譜の方なのかな、と常々思っている。今巻の中にも少年チャンピオン掲載の話もあったし、テイストが似てるのは間違いないと思う。絵柄といい、雰囲気といい、話作りのポンコツ感やキャラクターの嫌味のなさ、そしてどの話を読む時もまるでストレスなく新キャラの心情に寄り添っていける所とか。どんどん(趣味全開の)新作を描いてもらいたいし、キョーコちゃんの続編とか読みたいなぁと思っています。

が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
里中の周りでは成毛川をはじめ様々な女子が迫る事態になっていた。本気の恋愛戦がついにはじまった最終巻。それぞれの想いの行方は……!?妖怪ちんげちらし(笑)の成毛川さんの純情ラブコメディ完結巻。自分の苗字が意中の相手の苗字に変わるのを想像してドキドキしたり、何気ない一言に右往左往したり、攻めてたのに急に攻められてドキッとしたり。そういうのがちゃんと描かれていて好き。変態チックな所も多々あるけれど誰でも多少はおかしなもので。題材が題材だけに人には薦めにくいけれど好きな漫画だな。まあまあ円満終了していて良かった。
が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
水上悟志短編集。ヤングキングコミックスと合わせて4冊目の短編集。双子の姉妹が登場する「竹屋敷姉妹、みやぶられる」、頭の上に変な生き物が見える主人公が頭上のみそ田楽(抹茶プリン)と語らう「まつりコネクション」、手に入れた魔法のランプで37歳のおっさんになった今さらに中二の頃の願いを叶える「今更ファンタジー」、ゲテモノ(妖怪みたいなの)を食らう商売をする男と行動を共にする少女の旅を描く「エニグマバイキング」、宇宙を行く巨大ロボットで広大な世界と苛酷な使命のプレッシャーに苦しむ「虚無をゆく」を収録。
紫雲寺 篝
2018/01/11 23:48

竹屋敷姉妹の何が好きかと言えば、誰もが抱える劣等感みたいなものを描く所で、それが陰鬱にならずにさらっと描かれている所かなと思う。青春という舞台によって、暗い学校生活とか辛い現実を感じさせないコンプレックスの描き方をしていて、最後まで明るい作品として仕上げている所が好きだなぁと思う。最後にさり気なく、目玉焼きにかけるものを変えている所とか、何も言わずに日常が続いていく感じも好きだな。もっと読みたい、と思わされてるところがちょうどいいのかなぁ。でももっと読みたい。

紫雲寺 篝
2018/01/11 23:54

「虚無をゆく」に関しては読切にしては最初から最後までよく伏線が張られて丁寧な作品だったな、と思う。もっと勢い重視の話も多かった印象があったので。こういった作品を描いた経緯もまた、短編をいくつも描く、という意志のもとに生まれたのかな。作品としての起承転結を目指してかわからないけれど、何処からが人間で何処からが人間でないか、というのが本作ではあまり深く触れられていなかったが、読み終わるとそれも考えてしまう所。天才とか、大人とか、人間とか。そういった事の考えに至らせるのも作者らしいなと思う。完成度は高かった。

が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
火精と氷精の二本松 朱彦&雪緒兄弟。2人のもとに何やら追われている様子でやって来たのは座敷童の女の子ねりね。護衛と故郷への道を探す手伝いを依頼するねりねだったが、そこに県内最強、名門の零堂が襲いかかってきて……!?水上悟志の新連載・1巻完結漫画。1巻完結だが1話完結型ではなく、シリーズにしたいという目論見もあるとかないとか。「超人ロック」の影響を語っていた事もあったし、手塚治虫などのように長編よりも短編を沢山描きたい、みたいな事も言っていたし、作者・水上悟志の一種の挑戦のはじまりなのかな、と思う。
紫雲寺 篝
2018/01/11 22:38

ストーリーは、同じ作者のサイコスタッフなどと比べても登場人物がそれなりに多く、掘り下げの少ない主人公達+ゲストキャラ的な構成になっているので、主人公達を知るにはちょっと物足りない。しかし、長期連載作品の新連載第1話分の内容をより濃くしたものが本作だと思えば、この宙ぶらりんな設定と、二本松兄弟やゲストキャラの様々な姿が見れた本作はなかなか面白い構成だとは思う。ただ作者買いの補正がかかってるからなぁ。今後続くようであれば、という風に思わせてしまうのがちょっと勿体無い。まあ、作者の雰囲気はそれだけで好きですが。

紫雲寺 篝
2018/01/11 22:41

しかし、こうファンをしていて、新作が発表されて嬉しくて心待ちにして、単行本がやっと発売したらワクワクしながら書店で購入し、家に帰ってドキドキしながら漫画を読めるなんて幸せだなぁと思う。こんな気持ちにさせて貰えるだけでありがたい。最近はこういう気持ちをすっかり忘れていた気がする。まあそうでもないか。でも数多くの作品で、これだけは!、と思える作品を読めるのは嬉しい。作者得意の世界観共有型の話だったし、これからも水上悟志ワールドに広がりを持たせていってもらいたいな。

が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
「大丈夫…… 君がいるよ 米炊君がいれば 僕達の勝ちだ…」ビリイナとの激戦。米炊おかかの前に現れた「ヴェクター」が呼びかけに応えた時、新太の力の真価が発揮される……!!今巻もギャグとバトルが作者らしさ全開で熱いなぁ。変なキャラクターばかりだから余計に落差が大きいんだろうな。しかしこれ読んでると、連載終了の事ばかり思い出してしまう。話自体は連載が楽しみで毎週読んでいたのだが。熱い約束に新たな仲間と来て、全力の少年漫画なんだよなぁ。あと前巻のおまけでしばらくブスしか出ないって言ってたけど、もう可愛い子出てる。
が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
矢射子の告白。ジョジョ部の勧誘。一気に駆け抜け最終回。登場人物紹介で温子がジョセフの別れのセリフ言ってるのは笑う。他にはグラスの底のチョコとか、5部のギャングダンスとか、「コールと言うぞォォ」とか、スパイス・ガールとか、アンジェロ岩とか……。パロディが大小様々(もちろんジョジョ以外も)扱っていてやっぱこれだな、という感じ。でも第85章のジョジョ部勧誘が一番ジョジョパロしてたな。アヴドゥルネタとパンツー丸見えネタ好き。最後までノリが良いし愛がある。読むたびに発見できる。話もなんとかまとまっていて良かった。
紫雲寺 篝
2018/01/07 12:21

連載続いてドラゴンガールネタ拾えるところまで来たら、やっぱり「ギャルのパンティおくれ───っ!!!!!」だったのだろうか。

が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
修学旅行で京都、玲夜と紋の性別入れ替わり、クリスマス、正月、受験、節分、など。初っ端から王子の顔の形のネタで元太出してきたり、いつも通りの自由さ。でもジョジョネタが良いよなぁ。あとDBネタ。ギャングのボスと6部3巻カバー絵のネタは好き。あととうとう石仮面出してきたな……。最後の大亜門の実話のトカゲの話がインパクトあった。サブタイトルがパロディになってるのも良いけど、太臓召喚契約者ファイルもジョジョのスタンドのデータに似せてるんだよな。案の定次巻予告はジョジョに寄せてるけど、色々混ざり過ぎ。
が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
コミカライズの完結2巻。1巻も駆け足だったが2巻も怒涛の超展開。結局主人公はなんだったのか…。というか意味深な2人の関係もあまりカタルシスを感じることもなく。しかしこのコミカライズの発売10年前かぁ。キャラデザとかは古き良きって感じで嫌いではないのだが…。所々でアニメで言う所の「作画崩壊」的なシーンがあるのだが、これはもう仕方ないのだろうか。連載スケジュールが決まっていて、消化しなければならない伏線もあって、設定を盛り込まなければならないのだろうな。こういう漫画は、"時"と"場所"が飛び飛びで読みづらい。
が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
森宮依人の前に現れた少女は夜禍という不死者だった。空の写真を撮るのを楽しみにしている依人、入院している姉の蒼乃、そして日光に当たる事のできない夜禍の四方茉莉。3人の出会いは偶然か、必然か……!?同名アニメのコミカライズだが細かい違いがある様子。メインストーリーだけを抽出して一気に進んでいるので細かい所は考えてはいけないが、王道一直線な感じがする。この絵柄といい設定といい、古き懐かしき、という感じがひしひしとする。これが萌え絵、これが古典。おじさんの頭の硬さといい、登場人物の女性率といい。アニメは声優豪華。
が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
釣りの話、コンジュの隣人ライカの話、司書の話、緑尾老に会いに行く話2編、暗森の声の話、スベリ屋敷の話、都会に憧れるコハルの話、ナライとハクヨの仲直りの話、を収録。緑尾老達の話が興味深かったな。ハクメイが昔は髪長かったのも良いエピソード。あの性格ならみんなから好かれるんだろうなぁとは思うけど、ちゃんとそれが描かれていて良かった。それにしても巻を追うごとにハクメイとミコチのハイスペックさが目立つようになってきたな。何にでも興味を持って楽しんで取り組んでいるからなんだろうな。2人の出会いの話もいずれ読みたい。
が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
水底に4人で行く話2編、イワシとジャダの話、屋台祭に初参加で大忙しする話、回らなくなったミルの話、露天風呂と竹の話、ミコチの姉のアユネの話、汽車に乗る話、を収録。水底に行くのも手段。改築も住むための手段。買い物するのも売り物を作るための手段。目的は温泉だったり釣りだったり。手段と目的が入れ替わるのは良くないけれど、手段だって楽しい。それに生きる事は手段の連続。価値観が違う者のぶつかり合いも面白いが「本当に◯◯だったんだ」という台詞も好き。肩書きだけじゃなくて、みんな何かしらホンモノを持ってるのがいいね。
が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
蜂蜜館での出来事の話5編、改築後のハクメイとミコチの家の上の話、イワシとの休日の話、カヌレの交渉にケイトの家に行く話、カメラマンの話、を収録。「なるほど面白い 釣りみたいだ」「分かる!?嬉しいなー」こういうやり取りが好き。押し付けじゃなくて、自分の理解できる楽しみを通して理解して、互いにそれらを認め合う事が出来るのは良いなぁと思う。5編使った蜂蜜館の話も勿論良かったが、イワシの休日の話が特に好きだなぁ。何が楽しいかは本人が決めれば良いとは思うけど、楽しみを共有したいっていう気持ちも大切。みんな仲良し。
が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
ミミズクの縄張りで遭難する話、センの服を作る話、ハクメイが組合会長ナライに出会い大岩と格闘する話2編、卵の美容室に行く話、持ち寄り喫茶店に行く話、桑酒を作る話、を収録。何か生活に纏わる事をした時に、結果ではなく過程の楽しみが描かれる作品。自分とは異なる価値観を受け入れて、自分の楽しみを共有して、生きる為に何かするんじゃなくて、生きていく道中が生きていくことの楽しさなんだよ、みたいな事を感じられる。あと、会長のナライに「良い仕事だ 感謝する」とハクメイが言われた所が好きだな。嬉しいと泣きそうになる。
が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
森に住む男勝りな職人気質のハクメイと料理と歌が得意なミコチの2人の物語。登場するハクメイとミコチをはじめとする者達はみな小人サイズ。虫と目線を同じくし、木の実を抱きかかえ、魚やイタチを見上げ、鳥に乗ることの出来る大きさ。実生活で役立つかと問われれば首をひねる所だが、物語に強い説得力を与える豆知識があり、また1話完結を基本とする物語はどれも心温まる物語になっている。第6話のぎっしりとした建築物の書き込みが凄くて、それをきっかけに読んだ気がする。久々の再読になったが、いつ読んでもこの雰囲気は好きだと思える。
が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
小学校で一緒だったかずきに再会したカナエ。仕事に疲れたカナエにかずきが見せたのはロケットの燃焼実験だった。小学生の頃、2人が出会ったUFOに、かずきはあの頃好きだった映画を見せたくて。映写機を載せ、太陽系の外まで飛んでいくロケット。初めは金のなる木と近づいたカナエの心は徐々にその夢を本気で目指すようになり……!?1巻完結漫画。金を手に入れたい自信家のカナエ、お金をはじめ何かを燃やして気を晴らす女梨穂子、梨穂子につきまとうかずきの兄のテッペイ。それぞれの全てが描かれた訳ではないが、よくまとまってはいる。
紫雲寺 篝
2018/01/02 22:33

表紙の色使いはうまいけれど、中の絵柄は好みが分かれそう。自分的には好きな絵柄だが、決して上手いとは言えない、どちらかと言えば味があるというタイプの作画。初連載という事で、今後どう伸びるのかが楽しみな漫画家だなぁと思う。作者は映画が好きで、映画を宇宙に逃す漫画を描きたかったとの事だが、そういった熱意は伝わって来たし、キャラクターからもそれぞれの個性がうかがえて良かった。初めてなりに全力で熱意を込めたんだと思う。こういう情熱の塊みたいな熱意がこの漫画の良いところかなぁ。理屈とかはどうでもよくなった。

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読書データ

プロフィール

登録日
2014/06/05(1358日経過)
記録初日
2014/06/06(1357日経過)
読んだ本
2461冊(1日平均1.81冊)
読んだページ
441253ページ(1日平均325ページ)
感想・レビュー
2462件(投稿率100.0%)
本棚
8棚
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自己紹介

漫画が大好き。

基本的に漫画ばっかりですがたまに漫画以外も申し訳程度に読みます。

好きな漫画家は
「石川雅之」
「石黒正数」
「伊藤悠」
「大暮維人」
「岡本倫」
「沙村広明」
「田中モトユキ」
「弐瓶勉」
「日本橋ヨヲコ」
「水上悟志」
「やまむらはじめ」
「山本崇一朗」
など。

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