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4月の読書メーターまとめ

紫雲寺 篝
読んだ本
17
読んだページ
3333ページ
感想・レビュー
17
ナイス
942ナイス

4月に読んだ本
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4月のトップ感想・レビュー!

紫雲寺 篝
この作品の中に出てくる名言をこの感想の頭に持ってきてカッコつけた感想書いてやりたい所だが、そんな事したら作者の思い通りになってるみたいでやだなぁ、みたいな(笑)。そういう事を読み終わって考えるくらいには、ド嬢の言いたい事はわかる。「本は読みたいと思った時に読まなくてはならない」といった言葉も本書にあったが、いつか読むリストに入っていたこれを、やっと読む事にしたのは単なる気まぐれ。思ったよりギャグには振り切っていなくて、でも思ったより共感できたなぁ。本はガワだけ見ても楽しいし、読んでも面白いんだよな。
紫雲寺 篝
2018/04/03 00:21

作者のコラムも好きだな。何が好きか嫌いかがちゃんと書いてあって、結局どう思ったのか、とか素直に書いてある。昔は作者と同じように、江戸川乱歩の少年探偵シリーズをワクワクしながら読んだ覚えがあるのだが、やはり同様に内容は覚えていないなぁと。電人Mに、鉄人Q、変な名前だと思ったような覚えがある。

紫雲寺 篝
2018/04/03 00:21

あとは「がらがらどん」の話も好きだな。力こそ正義(笑)。あんだけ強いならなぜ三番目のヤギが最初に渡らなかったのか、とか、その辺りよく覚えていないが、色々とインパクトのある話だなぁ、と確かに思わされた。そして直後に、三暗刻が二飜なのに、四暗刻が役満っていう話に飛躍するセンスも好き。「読者は読書によって初めて作者との間で共有しうるひとつの理解度を認識しそして世界は読者の数だけ果てしなく分岐していく」。

が「ナイス!」と言っています。

4月のトップつぶやき!

紫雲寺 篝

読書メーターやってると、この人はこういう個性でこういう作品が好きで、広い知識の中から作品に向き合う言葉を選んだり、衒わない言葉で感想を書いたり、深く読み込んで物語の外側にも思いを巡らす人がいるんだな、と思う。そういう風に個性が見える人こそ、多分自分が感想を有益に思っている人なんだと思う。正直不特定多数の人間に普遍的に何かを勧めたりする人間って嫌いだから、だからこそ、より主観的な感想を望むのかなって思う。

が「ナイス!」と言っています。

4月の感想・レビュー一覧
17

紫雲寺 篝
疎遠だった祖父が亡くなり、建築科の大学1年生土神(にわ)はかつて祖父が設計した家に住む事となった。友人の卯(あきら)の誘いで取り壊し予定の洋館に訪れた土神だったが、そこで彼は不思議な体験をする。祖父の家で見つけた写真に写る美しい女性と瓜二つの女性に出会った土神は……!?建物の幽霊・記憶を、見る事が出来るようになった土神と幻想的なヒロイン深沢真百合が、その建物の想いを掬い上げ、壊される前に救ってあげようとする物語。特に救う事に意味はないが、そこに永くあった建築物への敬意から行為が生まれている気がする。
紫雲寺 篝
2018/04/27 23:43

絵は完成していて、話もミステリアスな美しい女性が一人ヒロインにいて、また別に一人等身大を絵に描いたような幼馴染的なヒロインもいて、それが本筋にいいアクセントを与えている。物語としては、例えば仮に人間が死ぬ前に何かしてあげられるのなら、後悔や心残りを解消する事を望めばその通りにしてあげたいし、それを叶える手伝いくらいはしてもいいだろうと思うだろう。それが、人間ではなく家だ、という話。取り壊しが決まった家の想いを汲んで、家の持つ記憶の中にある果たされなかった何かを叶える手伝いをする。

紫雲寺 篝
2018/04/27 23:49

そもそもが、古い家がいつの間にか壊されてるのを見て描き出した話みたいだし、これが作者の描きたい事なのだろう。盛り上がりも、スカッとする事もないが、優しさに満ちた物語で、雰囲気も内容もあたたかい。流石の建物の記憶の中の描写は古い時代だと感じさせるような描き方でうまく、これと合わせてこの後の巻の人間関係の変化にも注目したい。

が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
久方ぶりの「セキレイ」。作者曰くファンディスク。ボーナストラックで延長戦な19巻は、最終18巻での結との再会までの1年を描く本当の最終巻。大味なバトルはやっぱり雑な作画に思えるところはあるけれど、この漫画があって自分があるんだなって、面白いとか話が凝ってるとかそんなの抜きにして好きだと思える漫画。誰しもが心に決めた1冊があるなら自分はこれ。「彼女のいない365日のこと」の情報が出た時には雑誌で読んだけれど、ちゃんと単行本になるのか不安だったから、単行本の発売情報出た時から待ち遠しかったな。
紫雲寺 篝
2018/04/25 22:19

彼女のいない1年を描くのだから、必然的に結の登場シーンが少ないのは仕方ない事ではあって、だからこそ最初の扉絵で結以外の5人のセキレイを描いた扉絵が悲しいけど新鮮でよかった。最初は暗い話で始まるのかとも思えた序盤から、月海の調整者とか、1巻から18巻ぶりに登場の矢坂(笑)とか、ギャグが効いてきてうまく話を転調させたな、と思う。

紫雲寺 篝
2018/04/25 22:26

ヒロインの下着とか裸も結構ある漫画だけれども、根底には王道のラブロマンス活劇というメインテーマが流れていて、愛があるからこそ強いし、愛を守るために闘い、愛が奇跡を起こすっていう、これ以上ないくらいのブレなさが心地よい。キャラクターのビジュアルのユニークさ、まだまだ続いていきそうな終わり方には、まだまだバカにできない王道一直線の物語を好きでいられる気にさせられるし、このまま終わるなんて実感できないなぁ。カバー下も相変わらずだった(笑)。読めてよかった。

が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
1970年代。ヨーロッパが2つに分かたれていた頃。3人の姉妹と1人の従者は、逃亡の最中であった。国を追われ、何度も窮地に陥るハイドランカの姉妹には不思議な力が宿っていた。果たして、3人の姫達はどこへ行き着くのか……!?「神様ドォルズ」「天にひびき」などのやまむらはじめの最新作。メインが女性3人で、男は従者が1人なのでいつもの作者の恋愛系のうじうじは無い。が、いつも通り胸の大きな姉さんはいる(笑)。今の所話が全く見えないし、カタルシスもないのでどうなるか不安の方が大きいかな。
紫雲寺 篝
2018/04/23 22:31

不思議な力が宿っている登場人物がいるのでファンタジーっぽく話が作られているわけだが、結構こだわりがあるようで、実在する銃や自動車を登場させては解説で語っている。だから多分時代考証はそれなりに守りつつ、時代背景に合わせてうまく話をまとめる算段なのだろうと思うし、それなりにオチまでの道筋は決めているのだろうと思う。正直、神様ドォルズに感じるワクワク感も、天にひびきにあった青春感も、他の作品から感じるサスペンス感もこれにはなくて結構息苦しかったりする。

紫雲寺 篝
2018/04/23 22:38

まあ作画は好きだし、いつも通り作者が物語の深部を全く明かさずに話を進めているのだろうというのはわかるのでこれからという気持ちもあるけれど、そこそこ興味を惹かせる1話からあまり進展のない数話が続くと焦らされている感じがある。パッとしたわかりやすい展開が売りではないとはいえ、グッとくる展開は早々に見せて欲しい。もしかしたら2巻冒頭にわざと持ってきているのかも知れないが……。なんにせよ、2巻まで読まないと作者の描きたいものが見えない気がするなぁ。

が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
ある日出会った少女は一つ年上なだけで偉そうで、可愛らしくて、重たいブーツを履かないと空に向かって落ちていく女の子だった。アリアドネ皇国皇女レアナ・スクラトフィ・アリアドネ。天空の飛行都市から降りてきた姫様と共に、2人の冒険が始まる……!!「エンジェル伝説」「クレイモア」の八木教広が描くのは、多種族がひしめく世界を舞台に冒険と逃亡が熱い浪漫活劇。文字通りの落ちもの漫画だが冒険は始まったばかり。この人少年サンデーで連載始めてたのかぁ。髪が塗られてないキャラ多いし、マント着てるし、個性が残る。
紫雲寺 篝
2018/04/20 22:10

表紙もそう。仁王立ちして腕を組んでる主人公に、振り向き微笑むお姫様。背景は変なロボット兵隊のシルエットやこれから出てくる敵と思われる戦士達のシルエットがやる気なさそうな感じで描かれているし、背景のでかい城は色が塗られてない上に建造物も簡素な上、地面は平坦。でもわかる。細部まで研ぎ澄まされた絵じゃなくて、こういう構図とこんな顔が出来る主人公、そしてついて行きたくなるようなお姫様と、それを連れて逃げる理由が欲しいんだよな。

紫雲寺 篝
2018/04/20 22:16

重厚な世界観なんてない、牛っぽい種族はシウ族で、ネズミっぽいのはズネ族で。主人公の力は光子エネルギー。そして強い。少年漫画なんだし、こんなもんでしょって妥協じゃない。こういう世界で、強いライバル達とバトルをして、姫様と冒険するなら背景の世界観なんて分かりやすくて悪いわけがないだろ、とそんな感じ。少なくとも嫌味っぽさはないんだよなぁ。後から理由が付いて来いって感じの潔さ。思わぬ作品に出会えた。

が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
純情を拗らせた男、42歳、宍戸岩男。巨体の男は純情であるがゆえに、相手にもそれを求め、自分の欲望が他人のそれと違うと信じ、自分の愛すべき場所を求めていた。執拗に母に心配され、縁談話を持ちかけられるも、しかし岩男が向かった先は海外だった。アイリーンと結婚する事になった岩男だが……!?フィリピン人と結婚する事で波乱が起こる物語、というかその前から波乱はあったが。アイリーン初登場が6話だがそれ以降はもう凄く印象に残る登場人物であって、怒涛と言うに相応しい物語だな、と思う。全然愛し合ってない。
紫雲寺 篝
2018/04/19 23:34

42歳の独身男も人間で、欲はあるけど大切なものもあって、でもやっぱり本性は人間だ。アイリーンも同意の上とはいえ、唐突な結婚、異国の地、言葉の通じない人たち、襲いかかってくる日本人たち、差別、蔑む目、そして信じていたのに急に襲ってくる岩男、と彼女だって困惑するのはわかる。泥臭くて、美しいだけのラブストーリーでもなく、美化もなく、性と暴力が溢れている。

紫雲寺 篝
2018/04/19 23:41

ずっと大切にしていた息子が、どこの誰かもわからぬ異国の女を連れて、結婚したとのたまえば、それはキレる母の気持ちもわからんでもない。正常とは言わないが、そう思う人たちもいただろう。今もいるかもしれない。なんもカッコよくない岩男と、やんちゃが過ぎて落ち着かないアイリーン。それでもこの2人が時折心を通わすと、確かにそこに絆が見える。側から見てもわからない、当事者としての絆があるんだろうな、と思う。うまく言えないような人間の側面を描こうとしてるのかなぁ。

が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
「うーん 必要だったんですよー わたしには」「あのね わたしはじめてなんです こんな気持ちも 誰かに応援されるのも」「知りませんでした 好きな人ができるのって楽しいですね」誰かから好意を向けられる事が怖くて、そんな気持ちが自分の中にも生まれてしまって受け入れられなかった夏目さん。勢いあまってみっちゃんに告白紛いの発言をしてしまった彼女は、シズクとの問答で吹っ切れる。みっちゃんの反応は……!?夏目さんの恋の行方に、ハルの過去、そして雪山でのスキー。ヤマケンまたしても活躍(?)で、盛りだくさん。
紫雲寺 篝
2018/04/16 22:37

夏目さんの物語も一気に動いて、そして案の定なみっちゃんさんが、でも幸せな物語がこの後も続く感じがして好きだな。夏目さんがみっちゃんの事を好きな事もわかるし、みっちゃんがああいう風になるのもわかる。だから、余計に夏目さんは惹かれるんだろうけど。今回はシズクと夏目さんの立場が逆だったけど、それだからこその掛け合いが成されている感じがしてよかったな。恋したら可愛くなるってこういう事でしょ。

紫雲寺 篝
2018/04/16 22:42

ハルの空っぽの話は置いといて、今巻で特に触れたいのはもう一人、ヤマケン。彼の、プライドに揺られて、見栄と本音と自分でも認めたくない感情に振り回される感じが、結構ギャグっぽく描かれながらも一番等身大してるんじゃないかと思う。不遇で、スカして、時に大胆になるのに周りの目と自分の外面を天秤にかけて切り返してしまうところが、ちょっと可哀想でもあり愛しいところ。完成された個性がありながら、登場キャラみんな、ちゃんと成長してるんだなぁ。

が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
「え だってそりゃ 好きだからでしょ?」季節は冬へ。シズクとヤマケンが同じ冬期講習に行くことにハルはヤキモチを焼くなどする一方、ヤマケンもきっかけはどうあれシズクを気にする事態に。両思いのハル・シズクに、片想いの大島さんとヤマケン。さらに、夏目さんにも恋の転機が訪れて……!?他人の恋愛事情は詮索する一方で、自分は男は嫌いだとし自分に決して靡かないだろうハルとだけ近い距離で接する夏目さんが一番自分の心に鈍感だ。そりゃ年上で余裕があっていつも優しくてカッコいいあの人に、惚れてもおかしくない。
紫雲寺 篝
2018/04/15 22:25

自分の心に真っ直ぐ正直だった今までの登場人物達とは違って、ヤマケンと夏目さんはそうでもない。そもそもヤマケンは、ハルが大切に思ってるものを取り上げたりしておちょくろう、みたいな魂胆でシズクに近づいたはずだ。それもこれもプライドが邪魔しているからで。シズクにとってはどうでもいい一人かも知れないが、ヤマケンにとっては結構ちゃんと接した人間だろうから必死ではなくとも今はシズクしか見えてないのかも知れないなと思う。みっちゃんの「恋は人を変える・変わるチャンス」ってのは今のところヤマケンが一番該当するじゃないかな。

紫雲寺 篝
2018/04/15 22:30

そのみっちゃんに恋を自覚した夏目さんも、男子のワイワイが苦手な事を男全体を嫌いなものとして自分に刷り込まそうとしているような、ちょっと自分の心に嘘をついちゃってる感じがするのが今までのキャラと違うところ。これまでは嘘じゃなかったのかもしれないけど、ササヤンとは普通に接しているし、みっちゃんは完全な例外になってしまった。四苦八苦しながら自分とハルの心に向き合おうとしているシズクだが、一方で夏目さんがどう自分の心に折り合いをつけるかも、単なるサブキャラではなく物語の核となる物語として読んでいきたい。

が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
「1人が嫌だなんて誰だって同じです」「一番近くにいてくれる人を特別だと思うのだって当たり前です」「ミッティはハルくんのことをそういうふうには思えませんか?」前巻終わりに気持ちを封じたシズクだったが、タイミングの悪い事に今度はハルがシズクへの想いを再燃させる。戸惑うシズク、そして近づく文化祭。メインキャラ勢揃いの文化祭には、ヤマケンも優山もやってくる。どうなる……!?それぞれ相手への気持ちを持ってない時に惹かれ合ってるけれど、それぞれ互いに相手に真剣な事が伝わり合って一歩前進かな。ヤマケン大活躍の巻だった。
紫雲寺 篝
2018/04/15 21:03

「好きだ」という心に真剣に向き合う事は難しいと思う。「嫌い」もだけど。あれも好きこれも好き、あれは嫌いこれも嫌い。それはそれで間違いないと思うけれど、特に人に向けるような、あるいは人以外でも大切なものに向けるような、特別な「好き」は、大切に思えば思うほど、うまく表現するのが難しいし、自分の中に発言した事に対する責任が生まれてしまう、というような気がする。だから、この物語は、2人がそれぞれ思い合っていても付き合っていない事に説得力がある。

紫雲寺 篝
2018/04/15 21:11

夏目さんがシズクに問うた質問は、もし他の人と一緒にいたらこの人以外でもいいのかも知れない、と思ってしまうような気持ちに切り込むような質問だった。たとえそうだとしても、その場で同じ時間を共有し、仲良くなった関係ならば特別なんじゃないか、と。そういう風に解釈したくなったな。終始男連中に女性陣が掻き乱される内容だったけれど、委員長こと大島さんのモノローグもいい感じ。ライバルキャラでもないけど、「好き・恋」に対して違うアプローチを見せている。あと、ササヤンってずっといい子だなー。

が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
「……わからない」「あんたのやり方は間違ってないとはいえない」「でも ハルが優しい人間なのを私は知ってる」互いの気持ちを意識しドギマギするシズクとハル。夏休みがあったりしても、シズクは相変わらずで、臆病な2人の距離は縮まる事はないけれど遠のきそうになって戻ったりを繰り返す。ハルの兄・優山、そしてとなりのクラスの委員長・大島。2人の登場はまたしてもシズクとハルの距離に波乱をもたらす……!!ハルは感情が剥き出しで、純粋過ぎるが故に周りとうまく触れ合えないのが今巻でもわかる。それぞれの主張も個性があって好き。
紫雲寺 篝
2018/04/15 16:02

互いが恐れている事があるから、互いに気遣い合う。触れて欲しくないところに触れられて、つい語気が荒くなっても、そのまま去らずに、戻ってきて相手を気遣ってあげられる。あるいは、見栄とか気にしないで自分の思いに素直で、相手の思いも受け止められるし、自分の思いも自身でうまく捉えられるようにしたい。そんなような、関わる人間に対して、慎重でないが軽率過ぎない真摯な付き合い方をしているところは好きだなぁ。すべてのメインキャラが、ちゃんと相手にも自分にも向き合ってる感じがする。

紫雲寺 篝
2018/04/15 16:11

モテ期ではないけれどハルの人気が爆上がりする話だったり、その人気をふいにする話を含む委員長を助ける話だったり、ハルはコントロールの利かない感じが内容と今巻の表紙からもよくわかる一方で、作者の中では一貫性のあるキャラクターとして描かれているだろうと読んでいて思う。ただ、少女漫画のヒーローとしても謎の男子を強調するのは魅力的に映る工夫なんだろうなとも思うし、他キャラからもそんなに容易く察せる分けはないよなぁと思う。互いに相手を慮り過ぎる所もあるから、そろそろ2人の距離感もまた変わってくるのかな。

が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
「となりの席の吉田くんは 入学初日に流血事件を起こして以来 一度も学校に来ていない。」もっぱら勉強にのみ興味を持ち、夢に向かって孤独のまま堂々としている水谷雫。一方、友達がいないけれど常に心の拠り所となる誰かを欲する吉田春。友達づくりや、普通の高校生活に憧れつつも、純粋過ぎる行動と粗暴な態度・噛みつくような表情からハルは危ないやつとして周りから認められてしまった上、ハル自身も登校を拒否してしまう。シズクの取った行動がハルを動かすきっかけとなり……!?パーツはありふれた少女漫画だが、構成が巧みな印象。
紫雲寺 篝
2018/04/15 14:46

恋に興味のない少女、同級生の問題児、クラスの明るい男子に、可愛いけれど問題アリな女子、そしてヒーローと因縁のあるこれまたイケメンな謎の男。このパーツが揃った漫画はそれなりにあると思う。内容自体も王道少女漫画と言っていいし、コメディに寄ってるわけでもない。ヒーローが天然でさらっと恥ずかしい事を言うシーンもある。しかし、これらの塩梅がすべてちょうどよく、それぞれのキャラクターの反応が嫌味なく収まっている作品は少ない気がする。女性読者にマストなパーツを抑えつつも、誰もが楽しめるような展開になっている。

紫雲寺 篝
2018/04/15 14:57

かなり主観的な事を言えば、この作品が他の漫画と一線を画しているのはコメディシーンのデフォルメだと思う。崩し過ぎずに、しかし話の流れ的に完全なギャグ調に合う絵が描けている。話自体も何かに寄り過ぎることはなく、1巻時点はそれぞれの気持ちがふんわりしたものから、それが何であるかを見つけるための「目的」として変わっていくという流れをうまく描けているし、案外淡白に描かれていてそれも良い。王道少女漫画ではなく、少女漫画の王道的な立ち位置である、という印象が強かったが、実際読んでもその印象は変わらなかったな。

が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
可愛い彼女と素敵な時間を過ごしていてた純な高校生男子・小野君。彼女・佐倉さんと学校帰りにデートで少し遠出したところ、佐倉さんのお父さんが心配してやってきた上に、口論に。もめた挙句に崖から落ちてしまった3人が目覚めると、彼女・佐倉さんと、佐倉さんのお父さんは一体化してしまっていた。「彼女」とその「父親」という相性最悪な2人に振り回され……!?変則ラブコメディ。小野君が触れてる間は、彼女はお父さんになってしまう。同居もはじまり2人の距離は近づくのに、決して接触は許されない。間の取り方が巧くて、何度も笑った。
紫雲寺 篝
2018/04/12 22:04

高校生カップルなんだし、いくら健全であっても手くらいは繋ぎたい。もしかしたらキスだってしたい。でも、もし接触した瞬間に彼女が彼女の父親に変わったら、というか、強面のおっさんに変わったら。手だって長時間繋ぎたくないし、キスなんて最悪(笑)。しかも事情をわかってるから、不純だとして絶対離さないぞ、この親父(笑)。ともすれば悲観的になりそうな物語が、彼女の同居、学校でのハプニング、遊園地でのデート、と場所を変え、どれもコメディとしてしっかり成り立っていて面白い。流石にジェットコースターのは可哀想だろ(笑)。

紫雲寺 篝
2018/04/12 22:09

作者は「まかろにスイッチ」の川田大智。ギャグ短編集でインパクトのある作品を出してきた作者が、初の長編連載で生み出したのは、やっぱり顔が変わっちゃうギャグだった。一発ネタといえばそうだけれど、最近流行りのラブコメも踏襲しつつ、さらに笑いに特化させ、主人公も嫌味なくその場に適応するのが読んでいて楽しいし、好きになる。作者ふつう(?)のラブコメも描けるんだなぁってなる。1話完結なのも読みやすくて良い。お母さんは優しいのが唯一の救いかなぁ。これは続きも楽しみ。

が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
書こそがすべて、世界は書であり、書は世界。書は人をつくり、また書は世界をもつくる。「あの花」コミカライズ、「7thGARDEN」、を描いてきた泉光が描くのは、図書館の司書をめぐる王道ファンタジー。「7thGARDEN」は途中で挫折してしまったのでどうかと思ったが、これはなかなか読ませる、かな。good!アフタヌーンの編集者が良い仕事をしているか。しかし、あえてなのか難解な所はあるので油断できないが、滑り出しはまずまず。前作からの作画の細やかさも衰えていないので、作品として推されてるのも頷ける。
紫雲寺 篝
2018/04/08 20:01

補足です。出てくるものはかなり綿密に説明を入れて説得力を与えていますが、どこまでがありなのか全く見せていないので、例えば幻獣みたいなもの何種類か出てきても、読者にはどこまでそういうものがいる世界なのか、っていうのはわからない作風ですね。なまじ説得力が与えられる分、どこまでファンタジー世界なのか判断に困るというか。

さるぞう
2018/04/08 20:28

ありがとうございます。一時期入江亜季チックなものが流行ったりして面白いけど胸焼けするなあと思ってたんですが、ファンタジーは人外獣人鬼魔法使い等似たようなものが多くて手を出しづらくなってたんですよね。もう少し様子見してみます(笑)

が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
斬首、火刑、牛裂き、釜茹で。さまざまな方法で処刑され、それでもなお生き延びるのは、生ける伝説「がらんの画眉丸」。生に執着などないと語る彼は、しかしそれが自分を偽るための虚勢だと、本当に殺されそうになるまで気づかなかった。殺しを数多繰り返し、それでもなお愛した人のもとに戻りたい。その一心で画眉丸は、謎の島へ。数々の大罪人と競いながら、奇妙で奇怪で奇天烈なグロテスクな島から、画眉丸は仙薬を手に入れるため覚悟を決める……!!ダークな世界観、気軽に首がトぶ残虐描写。王道な設定からも、自由に描いてる感じが伝わる。
紫雲寺 篝
2018/04/05 22:44

グロテスクなものが苦手なので、特に2話冒頭の斬首のシーンはこの漫画で一番怖いと感じたシーンだったりする。顔から奇怪な植物が生えたり、人面の動物や、宇宙生物なのかよくわからないキメラのような生物達が、この表紙から感じる色味や度々使われる彼岸などという言葉にマッチして不安を煽る。最強格の主人公に二つ名を持つ強敵達と、話はベタにもベタ過ぎるが、他が濃く、なかなか読ませるので嫌味には感じない。

紫雲寺 篝
2018/04/05 22:50

特殊能力が表層に出てきていないのでどれくらい異能な戦いになるのかわからないが、とりあえず常人以上のバトルが、誰も知らない未開の地で行われる、という出だしはワクワクするのは当然かな。ここからどれだけ設定を生かせるかがキモだろう。度々妻の姿が現れるものの、こちらのエピソードに関してはなんとも一筋縄のハッピーエンドにはなりそうにはまったく見えない。主人公画眉丸もどこか抜けたキャラだから、そちら関係のエピソードにも注視したい。

が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
「帰宅部活動記録」「NEWS×it」などのくろはの待望の新作。単行本になるまで長い事待たされた気がする。アニメ化もした「帰宅部活動記録」だが作者の画力はその頃からあまり変わっていないような。うまくなってない。「有害指定同級生」では下ネタにパワーを振ってるけどやはりあざらしは出てくるのだな。とりあえず一番笑ったのは135ページ3コマ目。「今日これから八橋さんと遊びに行ってプリクラ撮ったりしたいんですがかまいませんね!!」の所。「こいつにスパゲティを食わしてやりたいんですがかまいませんね!!」のパロディかよ。
紫雲寺 篝
2018/04/04 23:13

ネタ的にはニーチェネタとか好きだなぁ。頭の良さそうなフリして頭の悪い話をし始めるところが、この作者のギャグで結構好きな所かも。そういう意味では、最低限用意された、屁理屈をこねるボケキャラに、正統派なツッコミキャラクターのコンビって、動かしやすくて良いのかもな、と思う。カバー下ネタも悪くないけど、表紙白いから透けてないか?(笑)。よく考えたら、くろはにしては結構厚い単行本で読み応えがあった。

紫雲寺 篝
2018/04/04 23:27

感想にうまくまとめられなかったけど、「ドン★」「バン★」とか、「ハッピ バァーーーーーン」「ゴゴ ゴ ゴ ゴ ゴゴ」とかも、ずるいと思う。好き。親指で目を押すのとかももしかしてパロディなのかなぁ(笑)。八橋さんには早く生徒手錠使えるようになって欲しい(使えるようにならない)。あと、ところどころ「君は淫らな僕の女王」っぽいのもなんか腹立つな(笑)。「生徒会役員共」っぽいのよりも、岡本倫系を狙っているのか……?

が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
取り繕う読書スタンスを、みんなそーだからな、と念押しされるような2巻。共感できるのは作者が本心を語ってるからなんだなぁとわかるコラムが多かった。というか、裏話的エピソードというか、登場キャラの台詞とコラムの内容一致し過ぎで(笑)。同ジャンルでこれだと思うものがあったら他を手に取るのに躊躇いが出てしまうの、よくわかったりする。あと、あらすじって確かに内容知ってる本のあらすじ読むのが一番楽しいんだよなぁ。今巻も有名作が多く挙げられていて読みやすかった。
紫雲寺 篝
2018/04/03 23:25

全くの余談だけど、書籍の扱いって自分の中では結構曖昧で、単行本・文庫本・画集なんかは丁寧に扱うのに、雑誌とか学校の教科書とかは結構雑に扱っていた。それは、雑誌は応募用のコピー不可の切り取りマークがあったりポスターが付いてたりして切り取り前提だし、教科書にはマーカーで線を引いたり書き込んだりと教師の指示で汚す前提だったりするからだ。逆に言えば、自分の手の入らない不可侵なものにこそ読書こそかくあれ、という神聖さを感じるのかもしれない。だから、本の中身だけでなく外にも神聖さを余計に求めたくなるのかな、とも思う。

紫雲寺 篝
2018/04/03 23:33

まあ結局、前巻の感想でも引用したけれど、読書した読者の数だけまた、感想の数もあるのだよな、と。だから、どういうスタンスで、どういうきっかけでその本を読んだか、あるいは手に取った(だけ)かにも、それぞれの数だけ状況があるのだろうな、と思う。そういう許容が作者にあるからこそ、こういった話を面白おかしく描けるんだろうな、と思う。話的には母親の誕生日サプライズからの広がりが結構好きだった。

が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
この作品の中に出てくる名言をこの感想の頭に持ってきてカッコつけた感想書いてやりたい所だが、そんな事したら作者の思い通りになってるみたいでやだなぁ、みたいな(笑)。そういう事を読み終わって考えるくらいには、ド嬢の言いたい事はわかる。「本は読みたいと思った時に読まなくてはならない」といった言葉も本書にあったが、いつか読むリストに入っていたこれを、やっと読む事にしたのは単なる気まぐれ。思ったよりギャグには振り切っていなくて、でも思ったより共感できたなぁ。本はガワだけ見ても楽しいし、読んでも面白いんだよな。
紫雲寺 篝
2018/04/03 00:21

作者のコラムも好きだな。何が好きか嫌いかがちゃんと書いてあって、結局どう思ったのか、とか素直に書いてある。昔は作者と同じように、江戸川乱歩の少年探偵シリーズをワクワクしながら読んだ覚えがあるのだが、やはり同様に内容は覚えていないなぁと。電人Mに、鉄人Q、変な名前だと思ったような覚えがある。

紫雲寺 篝
2018/04/03 00:21

あとは「がらがらどん」の話も好きだな。力こそ正義(笑)。あんだけ強いならなぜ三番目のヤギが最初に渡らなかったのか、とか、その辺りよく覚えていないが、色々とインパクトのある話だなぁ、と確かに思わされた。そして直後に、三暗刻が二飜なのに、四暗刻が役満っていう話に飛躍するセンスも好き。「読者は読書によって初めて作者との間で共有しうるひとつの理解度を認識しそして世界は読者の数だけ果てしなく分岐していく」。

が「ナイス!」と言っています。
紫雲寺 篝
眠りの精霊にならないか、とネリムの師匠に直接言われた夜寝子(ヨネコ)。今の生活や愛してくれた人々との時間を大切にしろ、というネリムの気遣いと、ネリムが言ったある言葉の間に、ヨネコは惑っていく。果たしてヨネコは眠りの精霊になるのか……!?完結の2巻。素直で真面目で良い子だけど人を寄せ付けない雰囲気があって寝るのが好きなヨネコと、見た目はおっさんでカッコよくもないけど人の思いを大切にしているネリムの、2人の物語。キャラクターも好きだし、話もゆったりしながら2巻でちゃんとまとまっていて良かった。
紫雲寺 篝
2018/04/01 18:25

宇仁田ゆみと言えばうさぎドロップで、年の差もそうだし、似たような雰囲気があるなぁとは思うけれど、こちらはこちらで話自体は違うよなぁと思う。最後に少しだけアクションシーンがある構成を思うと、結構2冊で1本の映画を見ているような作品だったなと思う。ファンタジー色は強くなく、現実から多少はぐれたような場所で物語が紡がれるスタンスは好き。話に緩急はあまりないのに、それなりに読ませるのは作者の持ち味だよなぁ。大絶賛はしないけど、作者の作品は好きだなぁっていうのが正直なところかな。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/06/05(1449日経過)
記録初日
2014/06/06(1448日経過)
読んだ本
2525冊(1日平均1.74冊)
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自己紹介

漫画が大好き。

基本的に漫画ばっかりですがたまに漫画以外も申し訳程度に読みます。

好きな漫画家は
「石川雅之」
「石黒正数」
「伊藤悠」
「大暮維人」
「岡本倫」
「沙村広明」
「田中モトユキ」
「弐瓶勉」
「日本橋ヨヲコ」
「水上悟志」
「やまむらはじめ」
「山本崇一朗」
など。

よろしくお願いします。

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